Walking de Music

walking de music!
このブログは、ウォーキングをしながら聴いたジャズ・フュージョン・CDのレビューを中心としたブログです。個人的に想い付くままに綴っています。

Walking de Music・・・
ベストなCDが見つかりますでしょうか?

Walking de Musicにアクセスしてくださいましてありがとうございます!
管理人のayukiと申します。
簡単な自己紹介はこちらです。
>>>About

★ランキング参加してます♪
にほんブログ村 音楽ブログ ジャズ・フュージョンへ

人気ブログランキングへ

このブログのフィードを取得
[フィードとは]
with Ajax Amazon

【walking de music】サイト内検索



プリズム

          

プリズマニア/プリズム

今日は土曜日ですのでいつものwalkingコースにはたくさんの人がいました。そんな中で黙々と音楽を聴きながらwalkingをした作品はプリズムプリズマニアです・・・。


プリズムの作品はファーストプリズム(*)から5枚目のサプライズ(*)までは本当に良く聴いたのですが、実はそこからは少し疎遠になっているんです。特にサプライズが好きで今でも名盤だと想っているのですが、CDを持っていない上に、持っていたアナログは友人の友人にレンタルしたまま永久レンタル状態になってしまっているし・・・。そんな時にこの作品がリリースされたと言うわけです。サプライズからは4曲ラインナップされています。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★

01:TAKE OFF
プリズムの中では一番メジャーな曲、Dreamin’(*)からのナンバーです。シンセとギターのアルペジオに渡辺建さんのフレットレス・ベースが美しくメロディを奏でます。そのバックでは和田アキラさんのヴォリューム奏法。そして渡辺建さんのメロディを引き継いでメロディを奏でます。サビ部分のメロディをシンセが奏で始めたらもうすぐテイクオフ!ドラムのインで飛び立ちます。計算されたアレンジな中にも大変ドラマティックなイントロです。

テーマに入ると個人的には渡辺建さんのベースラインが肝!です。メロディの隙間を埋めると言う特徴的なベースライン。かなりオーソドックスにコードのスケールを弾いているのですが、すごいと想うのは、これをやりつつ全体のビート感が全く失われていない、と言うことです。ベーシストとしての基本的な役割をおさえつつ、このようなラインをいろいろなところで刻むテクニックが渡辺建さんの偉大なところですね。

02:Morning Light
ファーストアルバムに収録されていた名曲です。この録音はこの作品のためのリメイク録音です。この作品時のプリズムはドラムに木村万作さんを入れた3人のユニットでした。
テーマは和田アキラさんがギターに強めのコンプが効いた音でパーカッシブに奏でます。2コーラス目は渡辺建さんが、フレットレス・ベースで奏でるのですが、この2コーラス目でのコードのリハーモナイズがかなり良いです。原曲に従ってはいるものの、かなり内声音の動きやベースの動きを変えて綺麗なコード進行になっています。

ファーストソロは和田アキラさん。
歪み系の音で奏でます。全体的にフレーズ頭にひと呼吸置く様なタメを創ってこの曲のムードを感情を込めて表現しているソロです。
そして渡辺建さんのソロ。
曲はスローに展開していて、それにあわせて静かにフレットレス・ベースを奏でています。

エンディングはテーマの頭部分を繰り返して終わります。

和田アキラさんのテーマ部分も2コーラス目のコード進行で弾くと良かったなあ、と個人的には想います。ついでにそのコード進行でソロを取ったらもっと面白かったですね。
それにしても元の曲が名曲ですので、リメイクしても名曲です。

03:F.L.B.
イントロ部分の難しいリズムのキメから始まる、これも新録音の曲です。途中4ビートでの渡辺建さんのソロや和田アキラさんのソロではブルージーなシャッフルビートになったりして面白い展開を持った曲です。それにしても複雑な展開とキメをバッチリ合わせるのはさすがです。

04:I NEED YOU
この曲も新録音です。渡辺建さんのフレットレス・ベースと佐山雅弘さんのエレピとのデュオで綺麗なメロディが奏でられていきます。
ファーストソロは和田アキラさん。フロントピックアップの甘い音でジャズ的なラインを奏でます。途中、かなり粒揃いの高速パッセージがありますが、歪んだ音での速いパッセージでは解り難い、和田アキラさんのピッキングの正確さがはっきり解ります。

05:KARMA
サプライズからのナンバーです。マイナーなアルペジオが特徴的な中にも非常に映像が浮かんできそうな劇的な流れをもった曲です。

特に劇的な展開をする中間部分のギターとシンセのユニゾンでのフレーズから、和田アキラさんのソロがそのユニゾンをバックにスタートします。
この部分では、ソロはもちろんなんですが渡辺建さんのバッキングワークが、まるで会話をしていかのように和田アキラさんのラインに絡み、良い味を出しています。

再びテーマに戻ってから次第に曲が盛り上がっていって、CD Time=5:58からの和田アキラさんの怒涛の速弾きが圧巻です。特にスタート部分の浮遊した感じのパッセージはまさに肝!そしてそのままフェードアウトしていくのですが、最後の方での渡辺建さんの上がって下がるリフが曲の持っている不思議な空間を更に神秘的にしてくれます。

06:OPEN THE OTHER BOX
この曲はコミュニティーイリュージョン(*)からのナンバーですが、個人的にあまり馴染みが無いのは、本当にサプライズでストップしているんだと改めて想いました。
佐山雅弘さんから中村哲さんにキーボードが変わった時の作品ですので、だいぶフューチャーされているようで、シンセの比重の大きな曲です。

07:MEMORY OF THE MOMENT
この曲もコミュニティー・イリュージョンからのナンバーです。
途中サックス?らしき音が聴こえるのですが、ライナーを読むとこれは中村哲さんのサックスプレイのようです。またこの曲と前の曲を聴くと渡辺建さんのフレットレス・ベースの粒が綺麗に聴こえます。どちらかと言うと強めにリヴァーヴなどをかけた音がイメージなんですが、この2曲は非常に聴きやすい音ですね。これはコミュニティー・イリュージョン全体に言える音なんでしょうか。そう言えば和田アキラさんの歪みの音も、鋭さが適度にイコライジングされていて聴き易く、心地の良い音です。
ちなみにライナーを読むと、渡辺建さんが名器YAMAHA BB2000で和田アキラさんが、私が今でも欲しいと想っている名器YAMAHA SF7000を使用しているとのことです。

08:BACK STREET JIVE
プリズムの作品の中でも一番を争うくらい好きな曲です。曲調はやや跳ねたミディアムテンポの曲で、プリズムの楽曲としては”静”の部分になると想うのですが、実にまとまっていてカッコ良い曲です。

イントロの青山純さんのタイトでやや跳ねたドラムのリズムに、渡辺建さんのベースラインと和田アキラさんのカッティング・・・。それを遠くで包むような佐山雅弘さんのピアノ・・・。そこで奏でられる渡辺建さんの4小節目の3拍、4拍に入る”おかず”と”サンプリングではなさそうな生っぽいハンドクラップ”が実に気持ちが良いです。

ファーストソロは和田アキラさん。
和田アキラさんのギターフレーズはそんなにたくさんコピーをしたことが無いのですが、このソロはコピーしました。和田アキラさんのソロとしては速いパッセージも無く比較的おとなしいソロなんですが実に味があって、またメロディアスで好きです。CD Time=1:57から2:04の大きなスライドダウンまでのフレーズは流れるような指さばきで見事です。
和田アキラさんのこのような比較的おとなしいラインのソロは、個人的には超早弾きの連続のソロより魅力を感じます。またこのような部分を聴くと、単なる速弾きギタリストとは一線を引いているのが明確に解りますね。

続いては佐山雅弘さんのアコースティック・ピアノのソロです。ソロの出だしからジャージーで跳ねたビートを上手くフレーズに盛り込んだラインです。後半のややアグレッシブな速弾きも次の青山純さんのドラムソロの布石になっていて効果的です。

09:COME ON
TV番組でも使用されていた(何の番組かは忘れましたが・・・)渡辺建さんのヴォーカルナンバーです。曲調は元気の出そうなロック調とでもいったら良いでしょうか。
渡辺建さんはたまに歌うのですが、歌の上手さ下手さは別としても雰囲気のある歌い方をします。英語は通訳を目指していたと言うことですので発音は良さそうですね。
しかし、歌をもっと全面に出せば良いのに・・・と想ってしまいます。たいぶ声をエフェクトして聴き難く録音されているのが、自信の無さなのか、それともインストバンドなので、そのインスト的な雰囲気を通すように考えた演出なのか・・・。

和田アキラさんのギターソロは曲調からすると16分音符のオンパレード!になりそうなんですが実にチョーキングを上手く利用したゆったりとしたフレーズに、巧みにコード展開に合わせて速弾きを織り込んでいます。このソロはかなりまとまっている中にも、ツボを押さえた見事なラインだと想います。このあたりを聴いても、単なる速弾きギタリストではないことが解ります。

10:UPSIDE DOWN
この曲もサプライズからのナンバーです。非常にリズムが取り難い曲です。ベースとギターのユニゾンの部分がどのような譜割になっているのか・・・聴くたびに分析しようと想っているのですが、無情にも曲は進んでいってしまうのです・・・。
この難しいリズムの中でファーストソロの佐山雅弘さんのエレピソロは珠玉の出来ですね。このソロの部分はバックの演奏も含めて恐ろしいビート感があり、肝!です。

11:UNFORGETTABLE
この曲もサプライズからのナンバーです。渡辺建さんの作曲の美しいバラードです。実はプリズムの楽曲の中でも最も好きな曲です。

イントロは綺麗なフレットレス・ベースでのメロディと佐山雅弘さんのエレピでスタートします。切なさのあるメロディの中にも”これからだ!”見たいな希望を感じるメロディがいいですね。それを受けて和田アキラさんのギターのロングトーンでの短いメロディとともに、ドラムのシンバルロールが絡んできます。そして、そのメロディがオーバーダブでハモるとエレピのやや速いパッセージからテーマです。

渡辺建さんと和田アキラさんのユニゾンでテーマが奏でられていきます。ここではオーバーダブでもうひとりの渡辺建さんがベースラインを奏でます。

そして和田アキラさんのソロです。
多くない私の、和田アキラさんのソロコピーの中で、今でも弾くことが出来る(かも知れない?)くらい聴き込んで、弾き込んだソロです。このソロはメロディラインはもちろん、速弾きも含めて抜群の出来のソロだと想います。
スタートはまるで教科書の様なチョーキングビブラートを絡めたフレーズで入ります。CD TIme=3:02でコードトーンの変化を捉えた音の選択から、今度はチョーキングの微妙なニュアンスのアップやダウンのフレーズを奏でます。CD Time=3:10から極めつけのクオーターチョーキングのアップダウンのフレーズからCD Time=3:13でコードトーンに解決・・・。この流れ、何も言うことがありませんね。
最後のCD Time=4:21からのポリリズム的な速弾きからチョーキングダウンで終わるところもドラマティックで劇的です。

そしてテーマに戻って、エンディングはギターでのユニゾンのエンディングフレーズからヴァイオリン奏法で静かに終わります・・・。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★

私のプリズムサプライズ以降は切れ切れになっていますので、現在までの活動や作品についてはいろいろと書けないところではあるのですが・・・。

それにしてもこの作品が20周年でしかも19枚目の作品と言うことであり、さらに現在も活躍をしていると言うことを考えてもすごいバンドだと想います。

この作品には当時の新しい録音の作品もラインナップされているのですが、音の細かい部分や録音などは違うにせよ、基本的なスタンスが変わっていないため、ベストアルバムに良くある、曲の録音や曲の出来からくる差や演奏の著しい違いなどが無くて、ひとつのトータル作品として十分なクオリティを持ったベストアルバムに仕上がっていると想います。

(CD TOTALTIME:42:42 / Walking消費カロリー:171.65kcal
 walkingには・・・TAKE OFFは曲調は合いますが小走りになってしまいます。でもwalkingをしていて気持ちの良い曲です!)

人気ブログランキングへ  にほんブログ村 音楽ブログ ジャズ・フュージョンへ
PRISMANIAPRISMANIA
プリズム

曲名リスト
1. テイク・オフ
2. モーニング・ライト(リメイク)
3. F.L.B.
4. アイ・ニード・ユー
5. カーマ
6. オープン・ジ・アザー・ボックス
7. メモリー・オブ・ザ・モーメント
8. バック・ストリート・ジャイヴ
9. カム・オン
10. アップサイド・ダウン
11. アンフォゲッタブル

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

(*)本文に登場したCD・DVD

Noimage-amazonに画像がありません・・・サプライズ
プリズム PRISM
by G-Tools

Dreamin’Dreamin’
プリズム
by G-Tools

PRISM(紙)PRISM(紙)
PRISM 吉成伸幸
by G-Tools

Noimage-amazonに画像がありません・・・コミュニティー・イリュージョン
PRISM プリズム
by G-Tools

あとがき
★トラックバック、コメント歓迎いたします。また、このサイトや記事にほとんど関連性の無いコメントやトラックバックは、わたしの判断で削除させていただきますのでお許しください。
★ギター好き・音楽好きの為のサイトも運営しています。お暇なら遊びに来てください。
>>>ギターの響き・ソロギターを中心とした”ギター好き・音楽好き”のサイト




Powered by Movable Type 3.33-ja
文責・著作権者:ayuki:ご意見・ご感想はこちらからどうぞ。
Copyright(C) 2006~2009 ayuki All Rights Reserved.