Walking de Music

2007年02月23日 01:06にアップしたエントリーです。

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ラリー・アンド・リー/リー・リトナー・アンド・ラリー・カールトン
LARRY&LEE/LEE RITENOUR & LARRY CARLTON

ラリー&リー

CD・TOTALTIME:60:32
Walking・消費カロリー:243.3 kcal


今日は、憧れのギタリストの競演で発売当時には胸ときめいたラリー・カールトンさんとリー・リトナーさんのラリー&リーwalkingをしました・・・

どちらのギタリストも本当に良くコピーしました。当然この2人が共同でCDをリリースすると聞けば、ギターバトルみたいなことを期待して、どちらが上手いか!見たいなことに興味が行ったわけです。でも内容はある意味期待はずれだった様な記憶がありました。あらためてじっくり聴いて見ると・・・。

1曲目はリー・リトナーさんのクロスタウンキッズ。いきなり爽やかなリー・リトナーさんらしい曲。walkingには最適なテンポと曲調です。かなりいい感じでスタートしました。
基本的に左チャンネルがラリー・カールトンさんで右がリー・リトナーさん。音の際立ち方は、リー・リトナーさんの方が良い感じですね。この曲で気が付いたのですが、結構フレーズが似ているんです。最初、どちらが、どちら?って一瞬想いました。でも良く聴くと、それぞれの特徴が良く出ています。この曲で、このCDはバトルではなくて会話なんだと改めて想いました。

2曲目はロウ・ステッピン。かなりムーディーな曲。リー・リトナーさんのオクターヴ奏法でテーマが進み、掛け合いの様な感じでソロを取っていくのですが、やっぱりリー・リトナーさんの方が音が際立ているんです・・・。良く聴いてみると音色の差かな?と想いました。リー・リトナーさんの音はディレイで左チャンネルから右チャンネルへと短いタイムで振っています。これはリー・リトナーさんの定番のかけ方なんですが、特に右側のディレイ音が良く聴こえるんです。聴こえすぎて少々気になるくらい・・・だから余計に音が際立っているんですね。

3曲目はL.A.アンダーグラウンド。もうwalkingにはバッチリな少し跳ねたビート。テンポも良いです。ここでもリー・リトナーさんのオクターヴ奏法がかなりカッコ良いです!そしてソロはかなりジャズっぽいソロです。速弾きの粒の揃っていること!相変わらずすごいですね。ラリー・カールトンさんの最後のソロへ入る前のドラムのハービー・メイソンさんのスネアワークがさりげないのですが、すごいです。けっこう、肝!です。
そしてなんと言ってもフェードアウト近くでのラリー・カールトンさんのアウトフレーズはかなり肝!です。

4曲目はクローズド・ドア―・ジャム。前の曲とはうって変わって重めのビート。ちょっとwalkingに変化がでてなかなか良いです。この曲では、2分半から3分にかけての掛け合いのソロの部分ですが、ここでのラリー・カールトンさんのソロがまさに肝!もうカールトン節炸裂です。
そのソロを聴いて気がつきましたが、ラリー・カールトンさんも右チャンネルへディレイで音を振っているんです。2人とも右チャンネルにディレイ音を振っているので、これは結構気になりなす・・・と言うか自然に耳がそこへ行ってしまいます・・・。でも、この曲でようやくラリー・カールトンさんの良いところが出たように想いますね。それまでは少し遠慮していたと言うか、リー・リトナーさんを意識してあえてブルース色を強くした感じでプレイしていた・・・と言う感じがします。でもスタジオですのでこの順番での録音じゃないんですよね。あくまでもここまではそんな感じだったと言うことです。

5曲目はアフター・ザ・レイン。2人ともアコースティックギターです。ラリー・カールトンさんは多分トレードマークのヴァレーアーツのスティールだと想いますが、リー・リトナーさんは、スチールだと想うのですが、なんとなくナイロンの様な感じもあるんですけど・・・。フェードアウト際のラリー・カールトンさんの速弾きはぐっときます。また隠し味的に入るフリュ―ゲルホーンも良いですね。

6曲目はリメンバリングJ.P。JPはジャズギタリストのジョー・パスさんのこと。サブタイトルが”ジョー・パスへ捧ぐ”とあります。まずはリー・リトナーさんのソロですが、かなりジャズですね。リー・リトナーさんはジョー・パスさんと言うよりウェス・モンゴメリーさんの影響が強いことが有名なんですが、それでもフレーズを聴くとやっぱり影響を受けているのが解ります。
ラリー・カールトンさんはここでも結構ブルージーに弾いています。まあリー・リトナーさんにこれだけジャズっぽく弾かれたら・・・こうなりますね。それにしても、この曲がなんでジョー・パスさんへ捧げられたのか・・・曲調からは良く解りませんが・・・。

7曲目はファン・イン・ザ・ダーク。かなりメロウでアダルトっぽいですね。フォー・プレイ(*)とか・・・そんな感じです。この曲でのラリー・カールトンさんのソロは上手い!って感じがします。テクニック的なこともですが、曲調に合った、少し跳ねたようなリズムでフレーズを展開しています。コロコロした感じのソロがかなり良いです。

8曲目はロッツ・アバウト・ナッシン。イントロからややラグタイムの様なリズムでギターカッティングがさりげなく入っています。全体にカッティングはけっこうたくさん入っています。どちらが、どれを演奏しているのはわからないのですが、実に的確に入っています。このあたりはかなりクオリティを上げている要素ですね。考えてみてもこの2人がカッティングで参加をするって、まるでスティーリー・ダンエイジャ(*)みたいなわけですから・・・それだけでバックの演奏のクオリティが上がりますよね。

9曲目はテイク・ザット。この曲はテンポがwalking向き。そう言えば、かなり音楽に集中していたけれど、この曲で、あッ、walkingしてたんだっけ?って想い出した次第です・・・。リー・リトナーさんのソロは歪み系の音でロックっぽいけど、あまり良い音ではないですね。その後のラリー・カールトンさんの音の方が良いです。

10曲目はアップ・アンド・アダム。この曲はまた爽やか曲です。もうwalkingと言うよりはドライブのおともに最適!って言う感じです。2人ともアコギなんですが、この曲はテーマ自体が和音を多用したフレーズです。それがさらにハモって左右から聴こえるので、なんとも言えないギターのハーモニーを味わうことができます。これはけっこう肝!です。
またソロも2人ともかなりジャズっぽい。最後が掛け合いになっているのですが、フェードアウト近くでラリー・カールトンさんが速い駆け上がり的なフレーズを弾くとすかさずリー・リトナーさんがそれを追いかけて同じフレーズを・・・ここが肝!です。

11曲目はリフレクション・オヴ・ア・ギター・プレイヤー。これはかなりブルースっぽい。渋いフレーズの掛け合いが連発しています。

どうしても、どっちが良いとか、悪いとか・・・になってしまうので、なるべくそれは避けたかったのですが・・・結局そんな感じのレヴューになってしまいましたね・・・。

ギター的にはリー・リトナーさんの方が自分のフレーズをけっこう弾いていて、ラリー・カールトンさんの方がやや遠慮気味に想えたのですが・・・。

多分このCDがもっと2人が若い頃だったら、バトル的になっていたと想いますが、これはやっぱりバトルではなく会話であって、しかもアダルトな会話で完成した共同作品と言う感じがします。

でも、ちょっと全体的にほめすぎでしたね・・・でもやっぱりラリーさんもリーさんも良いんです!


ラリー&リーラリー&リー
リー・リトナー&ラリー・カールトン リー・リトナー ラリー・カールトン

曲名リスト
1. クロスタウン・キッズ
2. ロウ・ステッピン
3. L.A.アンダーグラウンド
4. クローズド・ドアー・ジャム
5. アフター・ザ・レイン
6. リメンバリング J.P.(ジョー・パスへ捧ぐ)
7. ファン・イン・ザ・ダーク
8. ロッツ・アバウト・ナッシン
9. テイク・ザット
10. アップ・アンド・アダム
11. リフレクション・オブ・ア・ギター・プレイヤー

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(*)本文に登場したCD

X(ten)X(ten)
フォープレイ フォープレイ feat.マイケル・マクドナルド
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彩(エイジャ) [でかジャケCD]彩(エイジャ) [でかジャケCD]
スティーリー・ダン
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