Walking de Music

2007年02月10日 17:57にアップしたエントリーです。

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ノー・サブスティテューションズ/ラリー・カールトン&スティーヴ・ルカサー
NO SUBSTITUTIONS/LARRY CARLTON &STEAVE LUKATHER

ノー・サブスティテューションズCD・TOTALTIME:52:21
消費カロリー:210.48 kcal


このところの冬とは想えない暖かさはなんでしょうか・・・。別に、天候とは関係ないのですが、今日は、ラリー・カールトン&スティーヴ・ルカサーさんのノー・サブスティテューションズwalkingしました・・・

この作品は、1998年の大阪でのライブ録音。ラリー・カールトンさんとスティーヴ・ルカサーさんと言う、考えてみれば夢の様な競演。グラミー賞にもノミネートされました。

1曲目からwalkingには全く合わない重いビートのバンプ。この曲はジェフ・ベックさんのレパートリー。作曲はTOTOの今は亡きジェフ・ポーカロさんの後任として加入したサイモン・フィリップスさん。
まず、ギターの音がそれぞれに振り分けられているのですが、軽くステレオで反対側のチャンネルにも振っているので面白い感じがします。それにしてもスティーヴ・ルカサーさんのプレイはすごい!と言うか、なんと言うか・・・。それに対してラリー・カールトンさんは・・・ちょっと、スティーヴ・ルカサーさんを意識しすぎかと・・・。

2曲目はラリー・カールトンさんの名曲ドント・ギヴ・イット・アップ。この曲もテンポ的に速すぎて全くwalkingには合いません・・・小走りになってしまいました・・・。でも演奏は面白いので、つい聴き込んでしまいました。
ここでもスティーヴ・ルカサーさんはアームをうまく使用しています。そしてソロの2コーラス目の頭の部分の超絶なスピードは結構、肝!なんです。ラリー・カールトンさんのソロはないのですが、ドラムのソロがあります。これが結構良いんです。ドラムはグレッグ・ビソネットさん。ソロだけではなくて、この曲では絶妙なビート感のハイハットワークが冴えています。

そして3曲目は、これまた名曲、ラリー・カールトンさんのオンリー・イエスタデイ。この曲ではラリー・カールトンさんの絶妙なニュアンスのプレイを聴くことができます。エレクトリックの音量とか、音色などを本当に自在に操っていると言う感じの演奏です。サビの盛り上がる部分のテーマをスティーヴ・ルカサーさんが弾いていますが、こちらもフィードバックや音色などのコントロールが抜群です。またソロの組み立てが良くて、なかなかの熱演です。そしてラリー・カールトンさんのソロは、ジャズっぽさを出したソロです。エンディングの部分でコードでの短いリフは見事なコードヴォイシングで締めくくっています。

そして4曲目はマイルス・デイビスさんのオール・ブルース。この曲ではスティーヴ・ルカサーさんがかなり、ジャズ的なフレーズを折りませたソロを弾いています。ソロの始めの部分ではコードをうまく使ってのフレーズ、そして所々でのコードチェンジに対するオルタードスケールの使い方などはまさにジャズっぽい。と言うかラリー・カールトンさんっぽい!影響を受けていると言うことが良く解ります。しかしこのような演奏を聴くと、やっぱりただの早弾きギタリストではない!と想います。この曲がベストテイクかなと想います。
これに対してラリー・カールトンさんはかなり地味目に弾いています。そしてかなりジャージーに弾いています。途中の早弾きはさすがって言う感じです。その後のオクターヴ奏法はまるでウェス・モンゴメリーさんのようです。ちょっと意外な感じがしましたが、それでも見事です。

そして最後が、これぞ名曲、ラリー・カールトンさんのルーム335。掛け合いでスタートしてから、ドラムのカウントからあのリフがながれてくると想わずwalkingが進みます!かなり合います!この曲。テンポが良いんですね。
ここでのスティーヴ・ルカサーさんのソロはまさにフュージョンって言う感じ。これはかなり良いソロ。名演ですね。その後のラリー・カールトンさんのソロを食ってしまっている感じもするくらいです。どうせならフルコーラスソロを弾いて欲しかった!この後のコード進行が実は難しいんです。このあたりをどのように弾ききるか・・・聴いて見たい・・・。また随所に見せるスティーヴ・ルカサーさんのカッティングのなかなかです。さすがスタジオミュージシャンです。

全体的にはスティーヴ・ルカサーさんのよいところが目立ったと言うか気に入ったと言う感じなんですが、決してラリー・カールトンさんのプレイが良くないと言うことではなくて、ラリー・カールトンさんにとってはこのジャンルでのプレイは普通なんです。だから普通に上手いんです。ところがスティーヴ・ルカサーさんはどちらかと言うと畑違い。その中で、明確なストーリをもっったインプロビゼーションをして、さらに自分のジャンルの演奏を中心に個性を出して行くと言うことがすごいと想います。だからスティーヴ・ルカサーさんのプレイがやはりいい!って想うんです。個人的には・・・。

やっとこのジャンルに来てくれたか!って言う歓迎の意味もあるんですけれど・・・。
ちょっとスティーヴ・ルカサーさんのジャズ、フュージョン作品を聴いてみたいって想いませんか?

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あとがき
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ノー・サブスティテューションズノー・サブスティテューションズ
ラリー・カールトン&スティーヴ・ルカサー

曲名リスト
1. パンプ
2. ドント・ギヴ・イット・アップ
3. オンリー・イエスタディ
4. オール・ブルース
5. ルーム335

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