Walking de Music

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2007年03月Archives

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2007年03月07日

タイム・コントロール/上原ひろみ~Hiromi's Sonicbloom

タイム・コントロール

CD・TOTALTIME
:73:53
消費カロリー:297.01 kcal

今日は上原ひろみさんの1年4ヶ月ぶりの新譜、タイム・コントロールwalkingをしました・・・

上原ひろみさんはファーストアルバムのアナザーマインド(*)から一応全て聴いてきました。2枚目のブレイン(*)と3枚目のスパイラル(*)は基本的にピアノトリオ。「3人での演奏の限界を・・・」と言うようなコメントを以前読んだことがあるのですが、今回はギターを加えた新プロジェクト。ピアノトリオはもう極めたのでしょうか・・・。期待を込めてwalkingのスタートです。

1曲目はタイム・ディファレンス。この作品は時間をテーマにしたと言うことで、全ての曲名にタイムが付いています。
ピアノの高音の速いパッセージに綺麗な和音が重なったと想ったら、低音でのフレーズ。でもここでいつもと違うのは歪んだギターがユニゾンをしているところ。ギターはデヴィッド・フュージンスキーさん。そして先ほどの高音の速いパッセージをベースのトニー・グレイさんも加わってお得意のユニゾンが駆け抜けていく・・・。とまぁ前作までの流れそのままと言う感じなんですが、実はギターが入ると言うことでもう少し違うサウンドを期待していたのですが、少々肩透かしと言うか逆にほっとしたと言うか・・・。相変わらずの変拍子とキメなので当然walkingはやり難いのですが・・・。
上原ひろみさんのソロはシンセ。いつものワぉ、ワぉした音(ニュアンス解ります?)。ソロは右チャンネルから聴こえて来るのですが、左チャンネルでなにやら捉えどころのない音がバッキングを・・・。そうギターなんです。そしてギターソロ。アームとボトルネックかなにか良く解りませんが使用しているような、かなりヘン?な感じのソロです。上原ひろみさんの音のイメージに合わせているようですが、なんとなく・・・しくっりしません・・・個人的には。ギターソロの終り部分でトニーグレイさんの粒の揃った高速なダウンフレーズがハッとさせてくれます。

2曲目は少し速めの8ビートタイム・アウト。ギターがワウのカッティングで進んでいくんですが、やっぱり途中のキメと変拍子でせっかく軽快な8ビートだったんですが、またしてもwalkingしにくい!
そしてギターソロは、今度はワウのようなエフェクトが想いッ切りかかっていて、人が話しているような音。これを聴いていて想い出したのがジェフ・ベックさんのお得意だったトーキング・モジュレーター。
それにしても8ビートの部分がけっこうノリが良くてかっこ良いので変拍子とかキメを入れないでまとめた方が良かったように想いますが・・・。上原ひろみさんのソロは今度はピアノ。でもこのソロと言うかピアノの音はかなり粒が揃っていると言うか、1音1音がはっきりしている気がするのですが・・・。これは録音なのか、ピアノの質なのか、またはサスティンペダルの使い方を含めたテクニックなものなのか・・・良く解りませんが、フレーズが流れている感じがあまりしなくて、切れ切れの感じ、実際には出来ないんですが一本指で弾いている感じ・・・なんです。解りますか?

3曲目はタイム・トラヴェル。曲の感じがプリズムと言うかKEEPと言うか、そんな日本のフュージョンの香りを持っている、テンポが速く、ユニゾンの激しい曲です。
ここでもファーストソロはギターですが、フレーズの端々を聴くと上手いのですが、どうしてもアームやヘンな音使いのフレーズが連発しています。ここまで3曲ともそうなので、このCDのコンセプトとしてこの感じのソロをしていると言うことでしょうか・・・。中間部分で歪んだシンセのバックでギターのフレーズが右に行ったり左に行ったりするところはクイーンブライアンメイさんの様な雰囲気。それに続く上原ひろみさんのソロはエレピ。かなり歪ませた音。トニーグレイさんの4ビートのランニングベースが軽快です。

4曲目はディープ・イントゥ・ザ・ナイト。ギターのクリーントーンとピアノのデュオから始まります。今までがけっこう激しい曲だったので少しホッとします・・・と想ったのもつかの間・・・8分の6拍子でちょっとパット・メセニーさん的な雰囲気の曲。上原ひろみさんのピアノソロがやっと落ち着いて聴ける曲です。こうやってピアノをじっくり聴くと上手いですね。でもこの曲でのギターソロもやはり今までと同じようなパターン。またか!って言う感じを覚えました。

そして5曲目はリアル・クロックVSボディ・クロック=ジェット・ラグ。長いタイトルですが、曲はなんとも言いようの無い感じ・・・。ギターのバッキングは相変わらずアームを使ってモニョ、モニョって言う感じです。ソロもやっぱり同じ。

6曲目はタイム・アンド・スペース。この曲では地味なんですがドラムのマーティン・ヴァリホラさんのリムショットが綺麗でまさに時計の針の音のように聴こえます。
ギターは今までよりもさらにモニョ、モニョ言ってます!

7曲目はタイム・コントロール、オア・コントロール・バイ・タイム。ギターとピアノのかなり速いユニゾン。ずっとユニゾンが続いたところでトニーグレイさんのソロがホッとさせてくれる綺麗さがあります。でも後半は速弾き、相変わらず超絶です。

8曲目はタイム・ファイルズ。キメやユニゾンも少なくしっとりとした感じの中にも壮大な感じのある曲です。ここでの上原ひろみさんのソロはピアノでかなり良いですね。個人的にはこのCDでベストプレイだと想います。この曲は全体に落ち着いていて良いですね。

そして9曲目は1曲目のタイム・ディファレンスのリフレイン的な曲タイムズ・アップ
・・・と想ったら突然「I’m STOP!」の声とともに叫び、そしてスタジオのざわめき・・・。45秒、途中で終りです。演出ですね。でもこの意図、良く解りません。遊びか、でも時間をテーマにしているので、1曲目のリフレインから、演奏を間違えて、録音が止まっって現実へ戻ったと言う演出でしょうか。ライナーノーツに上原ひろみさん本人のコメントがあるのですが、この曲では「つづく・・・」と書いてあるだけ・・・。

そしてボーナストラック、ノート・フロム・バースト。この曲も基本的な路線は同じです。最後までギターは相変わらず・・・です。


上原ひろみさんのピアノトリオでの集大成が前作のスパイラルであって、それはもう完成したのだから次のプロジェクトへ・・・と言うことのようです。そこでギターを入れてと言うことになったようです。確かにギター弾きのわたしとしては「ギターが必要なことがわかったか!」と言う感じで嬉しいのですが、どうもこの作品でのギターに必然性を感じないのです・・・。
長くなりましたので、次回へ続く・・・と言うことで。

タイム・コントロールタイム・コントロール
上原ひろみ~Hiromi’s Sonicbloom

曲名リスト
1タイム・ディファレンス
2タイム・アウト
3タイム・トラヴェル
4ディープ・イントゥ・ザ・ナイト
5リアル・クロックVSボディ・クロック=ジェット・ラグ
6タイム・アンド・スペース
7タイム・コントロール、オア・コントロール・バイ・タイム
8タイム・ファイルズ
9タイムズ・アップ
10ノート・フロム・バースト
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(*)本文に登場したCD

アナザー・マインドアナザー・マインド
上原ひろみ
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ブレインブレイン
上原ひろみ トニー・グレイ マーティン・ヴァリホラ
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スパイラル(通常盤)スパイラル(通常盤)
上原ひろみ トニー・グレイ マーティン・ヴァリホラ
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あとがき
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2007年03月04日

KANZAKI/神崎ひさあき

Noimage:amazonに画像がありません・・・

CD・TOTALTIME:38:32
Walking・消費カロリー:154.9 kcal

今日は知っている人は知っているサックス奏者の神崎ひさあきさんの1988年の作品、KANZAKIでwalkingです・・・

神崎ひさあきさんは、わたしが個人的に伝説のフュージョンバンドだと想っている神崎オンザロードのリーダーでした。当時、よくライヴハウスへ聴きに行ったバンドです。神崎オンザロードは3枚の作品をリリースしましたが、残念なことにCD化されている作品はないんです・・・。解散後、神崎ひさあきさんが単身渡米して、その後リリースしたのがこのCDです。
神崎オンザロードと言うバンドは、メンバーが結構すごかったんです。歴代のメンバーも、キーボードで入江宏さん、福田重雄さん、ベースは樋沢達彦さん、ギターは天野清継さん、堀尾和孝さん、ドラムは小野哲夫さん・・・などなど。またゲストでギターの山岸潤史さんやベースの鳴瀬善博さんなんかも参加したりしていました。そう言えば記憶が曖昧なんですが、ヴァイヴのマイク・マイニエリさんも参加していたような・・・。という訳で懐かしく想い入れたっぷりの作品でwalkingスタートです。

1曲目はAKOGARE。この曲は当時オリンピックのイメージソングにもなっていたようですね。詳しくは解りませんが・・・。確かにそんな感じの元気が出そうな軽快な曲です。もちろんwalkingには最適です。
感じとしてはT-スクエアの様な8ビートを基調とした曲なんですが、もう少しおとなしい感じでしょうか。ソロ前のブレイクでの神崎ひさあきさんのアルトサックスのフラジオのロングトーンが良い感じです。ソロ自体は短いのですが曲はまとまっています。エンディングの部分でのギターソロはラス・フリーマンさん。このCDのプロデューサーでもあります。

2曲目はI WANT YOUR LOVE ~I GOTTA DO!~。テンポがwalking向きです。
ベースにシンセベースのような音をかぶせてあるので、スラップのプルの部分がやけに目立つのですが・・・。神崎ひさあきさんのソロはソプラノサックスでかなり歌っています。

3曲目は当時CMソングに使用されていたり、またマイケル・ホワイトさん(ジョージ・ベンソン、デヴィッド・サンボーンバンド)がレコーディングして、 アルバムタイトル曲としてリリース、全米ジャズチャート(radio&records)第9位にランクインした名曲SO FAR AWAY~ CANT'T SAY GOOD-BYE~。1曲目のAKOGAREもそうでしたが、この曲も当時神崎オンザロードとしてライヴで演奏していました。
この珠玉のバラードはリー・リトナーさんの作品でおなじみのフィル・ペリーさんが見事に歌っていますが、もともとはインストでサビの部分はギターとサックスのユニゾンになっていました。このサビの部分を当時のギタリスト、堀尾和孝さんが延々と弾いて(弾かされて?)神崎ひさあきさんがソロを吹きまくると言う定番の曲でした。
それにしてもフィル・ペリーさんは上手い人です。もっとメジャーになっても良い気がしますが・・・。

4曲目はOVERLAPS。8ビートの少しマイナーなコード進行で勇ましい感じのする曲で、walkingにも・・・まあ合います。
この曲も神崎オンザロードで演奏していました。当時、曲名が”竜馬が行く”と言うような感じの曲名だったような・・・。そんな感じの曲です。雰囲気は解りますよね?ここではラス・フリーマンさんのギターソロが良いです。途中で何回かスケールのチェンジあるんですが、上手く弾ききっています。

5曲目はKANZAKI’S WALK。この曲も当時神崎オンザロードで演奏していました。曲名は”原宿スキップ”だったかと・・・。まさにスキップと言う感じの曲です。テンポの速いレゲエ調です。

6曲目は神崎オンザロードの中でも個人的に一番好きな曲、FALLIN' ON MY STAR神崎オンザロードではソプラノサックスでのテーマだったのですが、ここではアルトサックスで演奏しています。ここではラス・フリーマンさんのかなりフュージョンっぽいギターソロが良いです。エンディング部分でのデヴィッド・ベノワさんのピアノソロも綺麗で良いですね。

7曲目のMIKA'S DREAMもやっぱり神崎オンザロードで演奏していて、たしかMIKAさんって神崎ひさあきさんの娘さんだったような・・・。軽快な曲でwalkingも進みます!

そして最後は、神崎オンザロードでは定番の名曲だった、MY LOVEです。この曲も、もともとはインストですが、ここでは先ほどと同じフィル・ペリーさんが綺麗なファルセットで渋い感じの歌声を聴かせてくれます。神崎ひさあきさんのソロが、サビを歌うフィル・ペリーさんと絡んで行くところがなかなか良い感じです。


神崎オンザロードを懐かしむみたいな感じのレヴューになってしまいましたが、このCDが発売された時には、神崎オンザロードの名曲をCDで聴くことが出来る!と喜んだのを覚えています。でも今冷静に聴いてみるとやっぱり違うんですよね・・・神崎オンザロードとは・・・。

神崎オンザロードはバンドとしての勢いみたいなものがあったので、それがやっぱり音に現れていたように想います。でも、このCDは残念ながらその勢いと言うかパワーを感じることが出来ないんです・・・個人的には。
神崎ひさあきさんは、もしかしたら神崎オンザロードの4枚目の作品と言う意味も含めて創った部分があるのかなと想いますが、それにしてもほとんどの曲がかなり前から演奏していた曲と言うのはいかがなものかと・・・。慣れ親しんだ曲や雰囲気で安全策に走った安直さがあるかなと・・・。その分、クリエイティブな勢いが無い感じ・・・これは、わたしのように発売前から曲を知っているとか、知らないに関わらず、やっぱり演奏に現れて、そしてリスナーに届いてしまうものではないかと想うんです・・・。

もしここで全て新しい曲で、神崎オンザロードから脱却して、新しいチャレンジをしていたらもっと違ったスタイルの活動をしていたかも知れない・・・なんてすごく生意気にも想いました。

だからと言う訳ではないんですが、残念ながらこのCDは一度廃盤になりましたが最近になって神崎ひさあきさんの25周年記念と言うことで再発されています。でもamazonには無いんですよね・・・。店頭にもおそらくほとんど無いと想います・・・残念ながらマーケットには乗っていないんです・・・。

サックスのテクニックと表現力に加えて作曲の力がある方だけに今後の活躍を信じています

かなり生意気にレヴューしてしまいましたが、基本的には好きなアーティストなんですよ。新譜も購入しましたし・・・。
それから、かなり曖昧な記憶を辿って書きましたので、間違えや勘違いがありましたら、ご指摘くださいませ。

KANZAKI
神崎ひさあき

曲目
1.AKOGARE
2.I WANT YOUR LOVE ~I GOTTA DO!~
3.SO FAR AWAY~ CANT'T SAY GOOD-BYE~
4.OVERLAPS
5.KANZAKI’S WALK
6.FALLIN' ON MY STAR
7.MIKA'S DREAM
8.MY LOVE
このCDはタワーレコードのネットで購入できます。

あとがき
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2007年03月01日

タイム・アフター・タイム/オスカー・ピーターソン
TIME AFTER TIME/OSCAR PETERSON

Time After Time

CD・TOTALTIME
:48:17
Walking・消費カロリー:194.01 kcal

今日はジャズピアニストのオスカー・ピーターソンさんの1986年のライヴCD、タイム・アフター・タイムwalkingです・・・

オスカー・ピーターソンさんはすでに80歳を超えています。このCDの録音の時にはすでに60歳を超えていたのですが、円熟の演奏を聴かせてくれます。
1曲目はクール・ウォークオスカー・ピーターソンさんの曲です。ウォークとありますが、どちらかと言うとお散歩のようなほのぼのとした雰囲気の曲です。これは春めいた陽射しに良く合います。のんびりwalkingって言う感じですね。
相変わらずの指の動き。こまごまとコロコロと速いパッセ―ジでインプロビゼーションを演奏していきます。そしてお得意?のうめき声・・・。右チャンネルから良く聴こえます!とても歌っているようには聴こえなくて、うめきにしか聴こえないんですが・・・。
よくジャズ系のミュージシャンには歌っている人がいますよね。ピアニストで有名な所ではキース・ジャレットさん。名作のスタンダーズ(*)などを聴くと良く解ります。でもギタリストでもけっこういます。リー・リトナーさんなんかもかなり大きい声で歌っていますね。CDや映像作品ではほとんど解らないんですが、以前、丁度アースラン(*)が発売された頃、TVでのライブを見たときに、なにか声が聴こえるなぁ・・・と想っていたら歌っていたんです。それからパット・メセニーさんも歌っています。これは、ファースト作品のブライト・サイズ・ライフ(*)でかすかに聴こえます。
と言うことでギターソロはジャズギターのヴァチュオーゾ、ジョー・パスさんです。なんか、円熟初老?の良いコンビですよね。

2曲目はわたしの好きなラヴ・バラード。この曲もオスカー・ピーターソンさんの曲です。オスカー・ピーターソンさんのピアノってとにかく明るいですね。このようなバラードでもなにか温かくしてくれるような独特の響きがあります。この曲のインプロビゼーションはとても良いです。たとえバラードであっても、多分譜面にするとすごい難曲!みたいな譜割りの速いパッセージがコロコロと続きます。でもこれが良く聴くと実にメロディアスなんです。しかも音が綺麗。キラキラした感じの音です。そのソロを受けてジョー・パスさんのソロ。こちらも速目のパッセージで弾いて行きます。ソロももちろんなんですが、オスカー・ピーターソンさんのソロのバックでさりげなく、でもツボを押さえたバッキングが良いですね。そしてベースのデイヴ・ヤングさんのソロへと続いていきます。

3曲目はソフト・ウィンズオスカー・ピーターソンさんのソロのワンコーラス目が地味なんですが、かなり良い感じでスイングしています。そして2コーラス目でビートが4ビートになるところが、かなりわたしには肝!です。そして速弾きのオンパレードになります。でもブルースしているんですよね。

4曲目は約15分のメドレー。フー・キャン・アイ・ターン・トゥ~ウィズ・アウト・ア・ソング~タイム・アフター・タイム。ほとんどがオスカー・ピーターソンさんの単独ソロです。ピアノの音がとにかく綺麗。録音も良いのですが音の定位が丁度ピアノに座っている感じなんです。左チャンネルが低音部で右チャンネルが高音部。良く聴くと左側の、つまり左手のコードヴォイシングやフレーズ、リズムが右手とは別みたいで、まるで2人で弾いている連弾のようにも聴こえます。左手はコロコロとしたパッセージが動き回っているのが良く解ります。そこへあのうめき声・・・。3分半過ぎくらいに右手と左手のかなり速いユニゾンがありますが、ここが肝!です。わたしはピアノを少ししか弾くことが出来ないので、これがテクニック的に難しいのか、簡単なのか解りませんが、ここへこのフレーズを入れると言うセンスはすごいと想います。まさに独壇場!と言う感じです。

最後の曲はオン・ザ・トレイル。けっこうテンポが速いのですがwalkingには丁度良いテンポと雰囲気です。でもwalkingも終盤ですのでちょっと疲れましたが・・・。
この曲でのオスカー・ピーターソンさんは、まさに強烈なドライヴ感でグイグイと演奏を牽引しています。ジョー・パスさんのソロの後、再びオスカー・ピーターソンのソロを挟んで、少し曲調が変わってのベースのデイヴ・ヤングさんのソロ。実は以前このユニットでベースを弾いていたニールス・ペデルセンさんが好きで、このCDの録音の翌年の日本公演を聴きに行った時に、ニールス・ペデルセンさんだったらなぁ・・・と想ったものです。ですから、あまり好きなミュージシャンではないんです。逆恨みみたいですが・・・。でも、ここでのソロはかなり良いです。短いんですけれども・・・。そしてドラムのマーティン・ドリュ―さんとの4バースプレイへ・・・行きそうだったんですけれども、無しでした。

それにしてもオスカー・ピーターソンさんのピアノは明るくて元気です。まあ顔からしても楽しそうですが・・・。そして聴いているわたしも元気になるようなそんな感じのピアノです。ジャケットもなかなかお洒落な服装ですね。

Time After TimeTime After Time
Oscar Peterson

曲名リスト
1. Cool Walk
2. Love Ballade
3. Soft Winds
4. Medley: Who Can I Turn to/Without a Song/Time After Time
5. On the Trail

Amazonで詳しく見る
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(*)本文に登場したCD

スタンダーズ Vol.1スタンダーズ Vol.1
キース・ジャレット・トリオ
by G-Tools
ブライト・サイズ・ライフブライト・サイズ・ライフ
パット・メセニー
by G-Tools
Earth RunEarth Run
Lee Ritenour
by G-Tools

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