
CD・TOTALTIME:48:17
Walking・消費カロリー:194.01 kcal
今日はジャズピアニストのオスカー・ピーターソンさんの1986年のライヴCD、タイム・アフター・タイムでwalkingです・・・
オスカー・ピーターソンさんはすでに80歳を超えています。このCDの録音の時にはすでに60歳を超えていたのですが、円熟の演奏を聴かせてくれます。
1曲目はクール・ウォーク。オスカー・ピーターソンさんの曲です。ウォークとありますが、どちらかと言うとお散歩のようなほのぼのとした雰囲気の曲です。これは春めいた陽射しに良く合います。のんびりwalkingって言う感じですね。
相変わらずの指の動き。こまごまとコロコロと速いパッセ―ジでインプロビゼーションを演奏していきます。そしてお得意?のうめき声・・・。右チャンネルから良く聴こえます!とても歌っているようには聴こえなくて、うめきにしか聴こえないんですが・・・。
よくジャズ系のミュージシャンには歌っている人がいますよね。ピアニストで有名な所ではキース・ジャレットさん。名作のスタンダーズ(*)などを聴くと良く解ります。でもギタリストでもけっこういます。リー・リトナーさんなんかもかなり大きい声で歌っていますね。CDや映像作品ではほとんど解らないんですが、以前、丁度アースラン(*)が発売された頃、TVでのライブを見たときに、なにか声が聴こえるなぁ・・・と想っていたら歌っていたんです。それからパット・メセニーさんも歌っています。これは、ファースト作品のブライト・サイズ・ライフ(*)でかすかに聴こえます。
と言うことでギターソロはジャズギターのヴァチュオーゾ、ジョー・パスさんです。なんか、円熟初老?の良いコンビですよね。
2曲目はわたしの好きなラヴ・バラード。この曲もオスカー・ピーターソンさんの曲です。オスカー・ピーターソンさんのピアノってとにかく明るいですね。このようなバラードでもなにか温かくしてくれるような独特の響きがあります。この曲のインプロビゼーションはとても良いです。たとえバラードであっても、多分譜面にするとすごい難曲!みたいな譜割りの速いパッセージがコロコロと続きます。でもこれが良く聴くと実にメロディアスなんです。しかも音が綺麗。キラキラした感じの音です。そのソロを受けてジョー・パスさんのソロ。こちらも速目のパッセージで弾いて行きます。ソロももちろんなんですが、オスカー・ピーターソンさんのソロのバックでさりげなく、でもツボを押さえたバッキングが良いですね。そしてベースのデイヴ・ヤングさんのソロへと続いていきます。
3曲目はソフト・ウィンズ。オスカー・ピーターソンさんのソロのワンコーラス目が地味なんですが、かなり良い感じでスイングしています。そして2コーラス目でビートが4ビートになるところが、かなりわたしには肝!です。そして速弾きのオンパレードになります。でもブルースしているんですよね。
4曲目は約15分のメドレー。フー・キャン・アイ・ターン・トゥ~ウィズ・アウト・ア・ソング~タイム・アフター・タイム。ほとんどがオスカー・ピーターソンさんの単独ソロです。ピアノの音がとにかく綺麗。録音も良いのですが音の定位が丁度ピアノに座っている感じなんです。左チャンネルが低音部で右チャンネルが高音部。良く聴くと左側の、つまり左手のコードヴォイシングやフレーズ、リズムが右手とは別みたいで、まるで2人で弾いている連弾のようにも聴こえます。左手はコロコロとしたパッセージが動き回っているのが良く解ります。そこへあのうめき声・・・。3分半過ぎくらいに右手と左手のかなり速いユニゾンがありますが、ここが肝!です。わたしはピアノを少ししか弾くことが出来ないので、これがテクニック的に難しいのか、簡単なのか解りませんが、ここへこのフレーズを入れると言うセンスはすごいと想います。まさに独壇場!と言う感じです。
最後の曲はオン・ザ・トレイル。けっこうテンポが速いのですがwalkingには丁度良いテンポと雰囲気です。でもwalkingも終盤ですのでちょっと疲れましたが・・・。
この曲でのオスカー・ピーターソンさんは、まさに強烈なドライヴ感でグイグイと演奏を牽引しています。ジョー・パスさんのソロの後、再びオスカー・ピーターソンのソロを挟んで、少し曲調が変わってのベースのデイヴ・ヤングさんのソロ。実は以前このユニットでベースを弾いていたニールス・ペデルセンさんが好きで、このCDの録音の翌年の日本公演を聴きに行った時に、ニールス・ペデルセンさんだったらなぁ・・・と想ったものです。ですから、あまり好きなミュージシャンではないんです。逆恨みみたいですが・・・。でも、ここでのソロはかなり良いです。短いんですけれども・・・。そしてドラムのマーティン・ドリュ―さんとの4バースプレイへ・・・行きそうだったんですけれども、無しでした。
それにしてもオスカー・ピーターソンさんのピアノは明るくて元気です。まあ顔からしても楽しそうですが・・・。そして聴いているわたしも元気になるようなそんな感じのピアノです。ジャケットもなかなかお洒落な服装ですね。
![]() | Time After Time Oscar Peterson 曲名リスト 1. Cool Walk 2. Love Ballade 3. Soft Winds 4. Medley: Who Can I Turn to/Without a Song/Time After Time 5. On the Trail Amazonで詳しく見る by G-Tools |
(*)本文に登場したCD
| スタンダーズ Vol.1 キース・ジャレット・トリオ by G-Tools |
| ブライト・サイズ・ライフ パット・メセニー by G-Tools |
| Earth Run Lee Ritenour by G-Tools |
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