Walking de Music

2007年04月のすべてのエントリーです。新しいエントリーから古いエントリーへと順番に並んでいます。

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2007年04月Archives

2007年04月29日

Column:真夜中にひとり興奮・・・

昨夜、NHKBSでレインボーの1977年のライブとレッド・ツェッペリンの映画狂熱のライブをやっていました。

なにを隠そう大のリッチーフリークだったんです。もちろん今でも好きですが・・・。ツェッペリンも良く聴きました。もちろんこの映画も映画館へ観にいきました。

レインボーのライヴはまさにレインボーの黄金時代。丁度バビロンの城門のリリース前のライブと言うことでした。

リッチー・ブラックモアさんのプレイは相変わらずと言う感じでしたが、一番良かったのがドラムのコージー・パウエルさん。むちゃくちゃ上手いですね。特にドラムの単独ソロで、チャイコフスキーさんの名曲序曲「1812年」をバックにしたパフォーマンスはかなり肝!でした!

さらに、ラストでのリッチー・ブラックモアさんの恒例のギター壊し。
パフォーマンスとしてはカッコ良いのですが、冷静に考えてみたらギターを壊すのはやっぱりいかがなものかと・・・。
ギタリストとして風上におけるのか!・・・とも想ったり・・・。

キーボードソロの時にギターの音がしなくなったと想ったら、今まで使用していたサンバーストのストラトキャスターがブラックに・・・。そして破壊!

壊れやすいようにギターのネック部分にのこぎりで切れ目を入れていたとかいないとか・・・。
シールドを持って壊れたボディを振り回すので、シールドが抜けないような細工がされているとかいないとか・・・。
このライヴでもかなり振り回していて、オーディエンスに当たったようにも見えました。

レッド・ツェッペリンの方は、1曲目のロックンロールがなんと言っても肝!ジョン・ボーナムさんのドラムのリフを聴くとなぜか、燃えてくるんです!
そして名曲天国への階段がこれまた肝!
ジミー・ペイジさんは相変わらず手足が長いなあ、と今更ながら想った訳です。

そんな、こんなで夜中に一人興奮して、朝の4時過ぎまで観てしまいました。
寝る前に神経を高ぶらせると眠ることができないのが常で
明るくなってからようやく眠りに付いたのですが
頭の中では今もレインボースティル・アイム・サッドが流れています・・・。

あとがき
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2007年04月27日

Growin’/本田雅人

GROWIN

冬の間はwalkingしてもなかなか体が温かくならないのですが、最近はようやく少し汗ばむようになってきました。しかし、熱くなるにしたがってだんだんとwalkingがハードになってくるのも事実。今ぐらいの気候が本当に丁度良いです。
今日は、本田雅人さんのGrowin'でwalkingをしました・・・。

この作品は本田雅人さんがT-スクエアを脱退してからのソロ作品。事実上のソロデビュー作と言うことでしょうか。

本田雅人さんのほぼノンエフェクトのアルトサックスのフリーソロからwalkingのテンポに丁度良い激しい1曲目はSmack Out
録音の為かけっこうごちゃっとした感じがあります。テーマはサックスとギターのユニゾン。良く聴くとまずリズムが強力!東原力哉さんと清水興さんのコンビ。ピアノが薄っすら聴こえるのですが、クレジットを見るとプログラミングを本田雅人さんがしているとのこと。打ち込みっぽい感じの中にハードなリズムがある感じは、T-スクエアの名曲、メガリスの様な感じです。ソロはアルトサックスと鳥山雄司さんのハードなギターの掛け合いです。本田雅人さんのフレーズはいつもながら良いですね。

2曲目は明るい感じの曲Farmscape
テーマがEWIとギターのユニゾンでかなりT-スクエアっぽい。さらにそれに追い討ちをかけるようにリズム隊が則竹裕之さんと須藤満さんのコンビ。
実は、本田雅人さんのEWIのソロってあまり個人的に好きではないんです。理由は簡単で、サックスのソロの方がはるかに良いからです。しかし、この曲でのEWIのソロはけっこうと言うか、かなり良いです!特にエンディングの部分。
今まで、T-スクエアでのソロをしっかり聴いていなかったのか?
それとも本田雅人さんが脱退してソロになってはじけたのか?

次ぎは3/4/5(ワルツでGO!)
この曲はギターの鳥山雄司さん以外は全て打ち込みの曲です。けっこう複雑な感じのリズムですが、3拍子ですので、まあワルツと言えばそうなんですが・・・。1曲目に雰囲気は近い感じの曲です。

なにやら聴いたことがあるような感じのイントロからクリーントーンのギターがテーマを奏でるCrescent Moon
かなり親しみやすいテーマです。歌謡曲っぽい感じもありますが・・・。ここではテーマのギターに絡んで本田雅人さんはフルートを吹いています。さらにライナーノーツをみるとテーマのギターは本田雅人さん本人。多才ですね。
フルートのソロは可も無く不可もなくと言う感じです。サックス奏者は良くフルートを吹くのですが、節回しがやっぱりサックスのフレーズっぽい。

ノリの良い曲が始まりました。Joyです。
本田雅人さんは所々でバリトンサックスを吹いています。曲の感じはやっぱり1曲目と同じ感じです。
この曲でのソロはアルトですが、ここでも良いフレーズが連発しています。
そしてバリトンサックスとスラップベースのユニゾンが実にいい感じです。これはかなり肝!です。ベースは亡き青木智仁さん。このようなプレイを聴くと本当に残念だなぁ・・・と想います。

6曲目はサックスのソナタ第18番「おはこ」
リズムはスカ。鳥山雄司さんのカッティングはけっこう大変そうです。途中4ビートになりますが、ベースが良いです。これも青木智仁さん。
本田雅人さんがオーバーダブでソプラノとアルトとテナーを吹いています。ソロの部分はそれぞれのサックスが交互にソロを取っているのですが、これはけっこう面白いですね。と言うのは、アルトよりテナーのソロの方が良い感じがしたからです。
本田雅人さんのアルトって高音が綺麗ですよね。あまりフラジオとかも使用していない感じですし。ですから、ソプラノとの違いをあまり感じないんです。ところがテナーの場合、明らかにサックスなんですね。変な言い方ですが。つまり味があると言うか・・・。そんな感じがしました。

7曲目はTurning of the Dream
ピアノとのデュオでバラードです。ピアノは和泉宏隆さん。本田雅人さんのサックスの音の話を前の曲でしましたが、ここでもその高音の綺麗さが良く解ります。
個人的には渡辺貞夫さんのサックスの音が好きで、一番綺麗な音だと想うのですが本田雅人さんもかなり綺麗な音です。

8曲目は暖かな春にピッタリの感じのAfternoon
テーマはソプラノサックスです。ソロもなかなか良い感じです。サックスのソロを受けて、梶原順さんのギターソロです。このソロ良いですね。スケールチェンジの部分のフレーズが絶妙です。雰囲気的にはラリー・カールトンさんのようです。すこしナチュラルに歪んだ音と言い、4:00分過ぎのフレーズと言い、ラリー・カールトンさんにもろ影響を受けたと想わせるフレーズが連発しています。

9曲目はCondolence
EWIのテーマの曲です。ややラテン調でカッコの良い曲です。リズムは則竹さん須藤さんコンビ。森村献さんのピアノソロが渋いです。

10曲目は夏のサンタクロース
非常にバラードが少なく全体に派手な曲が多い中でほっとする感じのバラードです。テーマはEWI。ですから雰囲気はまさにT-スクエアのバラードと言う感じです。良い曲なんですが、ひとつ難を言えば、EWIの音がやっぱり個人的にはあまり・・・と言う感じです。


則竹裕之さんのソロを聴いた時に、T-スクエアの雰囲気を大分感じたのですが、この本田雅人さんの作品はそれ以上にT-スクエアの感じがあります。
変な話ですがT-スクエア名義でリリースしても、多少違和感があるんですが何とか通るかな・・・と言うくらいの感じです。

最初の作品と言うこともあってのことか・・・でもかなり聴きやすい作品に仕上がっています。

この作品ではEWIもけっこういい感じなんですが、それでも絶対サックスの方が良い!
と言うことをまたしても感じてしまった作品です。
(CD TOTALTIME:60:13 / Walking消費カロリー:242.07kcal)

GROWINGROWIN
本田雅人 鳥山雄司 梶原順

曲名リスト
1. Smack Out
2. Farmscape
3. 3/4/5(ワルツでGO!)
4. Crescent Moon
5. Joy
6. サックスのためのソナタ第18番「おはこ」
7. Turning of the Dream
8. Afternoon
9. Condolence
10. 夏のサンタクロース

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あとがき
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2007年04月26日

Column:クラシック道は奥が深い!

一時期クラシックばかり聴いていた時期があります。とは言っても、ここ数年なんですが・・・。
言ってみればクラシックについてはまだ良く解らないと言うのが本音です。

指揮者によっての違いや、演奏家によっての違いを聴き分けるいわば修行中。
ポピュラーなもの、特にジャズやフュージョンは、なまじ演奏をしていたので、どうしても演奏すると言う立場から聴いてしまう部分があります。
ですから、純粋な音楽として聴くことがなかなか出来ないんですね。
つい、
このアレンジは・・・とか
このコード進行は・・・とか
このソロのスケールは・・・とか・・・。

ところがクラシックは全くと言ってよいほどわかりませんので、本当に、ある意味純粋に聴くことが出来るんです。

今日はwalkingをしていないのですが、久しぶりに「ボレロ」を聴きました。超有名でいかにも入門的な楽曲ですが、それでも大好きな曲です。

曲はもちろんご存知の「タン・タタタ・タン・タン・・。」と言うリズムが最大の特徴。そのリズムの上にいろいろな楽器がソロで基本的に2つのメロディを交互に奏でていくという、いたって単純な構造の曲です。
このリズムを称してヴァイオリニストの高嶋ちさ子さんが
「水戸黄門のテーマに似ている。」
と著書の中で言っています。

似ているかどうかは別としても、ラヴェル本人は
「音楽ってものがない唯一の傑作。」
と言っています。この言葉を捉えて
「ヴェートーヴェンからマーラーまでの意味のある音楽が「ボレロ」によって全面否定された・・。」
と解釈する人もいるようです。

ラベル本人はかなり機械的に創ったのでしょうか?
でも、音楽ってものがないと言う割には、演奏家にとっては単純故の難しさがあるようです。
ですから、この曲の指揮者によっての違いが解るようになれば、クラシック道も多少進むことができたかな、と言うところでしょうか。

あとがき
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2007年04月25日

Column:懐古趣味でも楽しんでいるのでOK!

少し前の話題で、宇多田ヒカルさんのFlavor Of Lifeが音楽配信数で558万ダウンロード、CDの出荷枚数で72万枚と言う話を耳にしました。残念ながら、ファーストアルバムこそ聴きましたが、その後は聴いていないので、この曲自体を余りよく知らないのですが、それにしても記録らしいのでそれはそれですごいと想います。

最近の、特に若い方たちはお金が結局あるんですね。私の若い頃はなかなかレコード?など買えなかった記憶があります。若い購買層がたくさん買うので、過去のいろいろな曲とは比較にならない売上枚数だと理解しているのですが・・・。

以前ラジオで赤坂泰彦さんがこんな話をしていました。

アメリカの音楽関係者にJ-POPの売上№1の曲を聴かせたら・・・
「これが売れているのか、この人たちは素人?」と言われ
さらに、歌番組を観せたら、若いシンガー達が皆一様に手を曲にあわせて上下したりしているのを見て
「手を使わないと音程が取れないのか?この人たちは素人だろ?」

確かに良い楽曲もたくさんありますが、必ずしもヒットチャートと楽曲の良さは連動していないと想うのです。でも良い曲、悪い曲って言うのは非常にパーソナルな部分に連動してきますので
『誰がなんと言っても、良い曲なんです!』
と言うのも、もちろんありですね。

特に若いうちはこれでも良いのだと想います。貪欲にいろいろ聴いてみれば・・・。
そう言えば、今日、初任給の話題がTVで在りましたが、私もほとんどの給料をCDに費やしていた時期もありましたっけ・・・。

でも、いろいろな曲を聴いていく中で、自分の本当に好きなもの、そして自分の音楽に対する価値観を高めて欲しい・・・と想ったりもする訳です。
さらには、BGMとしてではなくて、音楽をやっぱりピュアに聴いて欲しいと・・・。

最近のレビューがどうしてもやや古めのものになってしまいます。
もちろん新しい作品も頻繁に買うことが出来ない経済事情もあるのですが・・・。
でも最近の音楽ってやっぱりインパクトにかける部分があるような気がします。

例えば、先日ロックギターの入門雑誌を立ち読みしていたのですが、コピー譜は相変わらず、リッチー・ブラックモアさんのハイウェイ・スターだったり、チャーさんのスモーキーだったり、カルロス・サンタナさんの哀愁のヨーロッパだったり、ジェフ・ベックさんの哀しみの恋人達だったりしてるんですね。新しいギタリストは、イングヴェイ・マルムスティーンさんくらい・・・(新しくもないですが!)
それだけ過去のものが良いのか、今がダメなのかわかりませんが・・・。

それにしても最近のレビューが昔の作品に偏っているのはやっぱり懐古趣味?
『いや、過去聴いて培ってきた中で自分なりの価値感で選択して聴いているのだ!』
と想い
『それではチャーリー・パーカーさんなどを聴くのも懐古趣味か?』
などと自問自答して妙に納得しながらも、経済的なことや懐古趣味も否定できなかったりしている今日この頃です・・・。

でも音楽を聴くのはやはり楽しいので、いろいろ考えなくてもOKと言うことにします!

あとがき
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2007年04月24日

ダイアン・リーヴス/ダイアン・リーヴス
DIANNE REEVES/DIANN REEVES

Dianne Reeves

今日は、それなりに良い天気でした。雲も結構あったのですが、風が強かったために雲の動きを見ているとまるで海に浮かぶ島のよう・・・。
まさにスカイ・アイランド!
と言うわけで、やや強引ですがダイアン・リーヴスさんのダイアン・リーヴスでwalkingです。

1987年の作品、日本でのデビュー作です。アメリカではこの前にすでに2枚ほど作品を出していたようでしたので、この時点ですでに10年近いキャリアがあったとのことです。まあ、新人と想えない歌は長い下積みがあったからこそだったんですね。

テープの逆回しの様な効果のパーカッションからのイントロ。そしてギターのユニゾンとそのロングトーンを引き継いでリズムが入るところがかなりカッコ良いスカイ・アイランドでスタートです。風で動く雲が良く似合います!
昔から好きな曲なんですが、なんと言っても16ビートが強烈です。でも良く聴いてみるとドラムのハイハットワークが良く聴こえないんです。ハイハットで16ビートを刻むと比較的簡単にビート感が出ると想うのですが、この曲で16ビート出しているのは、細かいベースラインとギターのカッティング。これが重く、すこしベッタリ?した16ビートになっているんですね。ノリが良い!って言う感じです。ちなみにベースはフレディー・ワシントンさんでギターはポール・ジャクソンンさん。
肝心のダイアン・リーヴスさんの歌なんですが、ものすごく軽い感じで歌っています。ダイアン・リーヴスさんは3オクターブの声域だそうです。でもそのヴォイスコントロールが絶妙です。この曲では高音の響きが特に良いです。

一転してのややマイナー系のコード進行で、やや陰鬱なムードのアイム・O・K
前の曲のスカイ・アイランドとは違って、今度はもう少しパワフルに歌っています。軽さもなくどちらかと言うと重々しく・・・さらにヴォイスコントロールが炸裂しています。特にロングトーンの歌い方は見事です。

3曲目はベター・デイズ
かなり爽やかな感じの曲です。休日の朝にwalkingをしている錯覚に陥るような曲調です。丁度桜が散っていてwalkingロードが桜の花びらで埋まっていましたが、そんな雰囲気もぴったりの爽やかさと暖かさをもった曲です。
この曲ではサビの部分は、バックが16分音符の裏でユニゾンをしている中で歌うのですが、このユニゾンが結構派手で力強いんです。並みのシンガーだったらかき消されてしまうと想うのですが、しっかりと存在感を出しています。このあたりも上手いですね。

イントロ部分が少し東洋的な感じもするハーヴェスト・タイム
3/4拍子なんですが、この曲も綺麗なメロディで雰囲気はゆったりのんびり休日のムード。ダイアン・リーヴスさんは朗々と歌い上げています。

5曲目はチャンズ・ソング
この曲は名画、ラウンド・ミッドナイトの中の曲ですね。作曲はハービー・ハンコックさん。もちろん参加しています。かなり地味なんですが、ドラムのレオン・チャンクラーさんのリムショットをベースにしたドラミングがけっこう渋いです。

またしても一転してスタンダード、イエスタディズ
ここではかなりフェイクしながら歌っています。このあたりを聴くとやっぱりジャズシンガーと言う感じがしますね。サラ・ボーンさんを少し優しくしたような感じが個人的にはします。途中のフレディ・ハバードさんのフリューゲルがいい感じです。

さらに曲は4ビート、ガッド・イット・バッド
フレディ・ハバードさんのフリュ-ゲルがイントロで良い味を出しています。全体の雰囲気がちょっと違う?と想ったらベースがスタンリー・クラークさん、ドラムがトニー・ウィリアムスさん、そしてピアノがこの作品のプロデューサーでもあるジョージ・デュ-クさん。
この作品全体の中程あたりの”休日の朝のwalking”と言う雰囲気がだんだんと”夜の都会の雑踏”の様な雰囲気に・・・。

最後の曲はぐっとアップテンポでのスタンダード、ザッツ・オール
この曲ではジャズシンガーとしての力を爆発させています。ヴォイスコントロールを含め、フェイクなども含めて、実にスイングしています。特にピアノソロの後のインプロビゼーションはかなりです!曲終りにご愛嬌で笑いが入るのですがこのあたりも実にジャズっぽくて良いです。


ダイアン・リーヴスさんは実に器用な感じがします。フュージョンっぽい曲を歌うときと完全な4ビートを歌うときでは見事に歌い分けています。どちらが良いかは、なんともなんですが・・・。

最後まで通して聴くと1曲目のスカイ・アイランドがかなり浮いて感じます。デビューと言うこともあったのでしょうけれども大変バラエティーに富んではいますが、どっちつかずと言う感じもしないでもないです。
これが並のシンガーだったら、ジャズありフュージョンありでバラエティに富んでるなあ・・・で終りなんでしょうけど、ジャズもフュージョンもかなり歌えるダイアン・リーヴスさんは、どっちの形でもかなり完成度が高いので、より分離されていると言う印象を感じてしまったわけです。
力あるものの宿命的なことだと個人的には解釈しましたが・・・。
(CD TOTALTIME:43:27 / Walking消費カロリー:174.67kcal)

Dianne ReevesDianne Reeves
Dianne Reeves

曲名リスト
1. Sky Islands
2. I'm Okay
3. Better Days
4. Harvest Time
5. Never Said (Chan's Song)
6. Yesterdays
7. I Got It Bad (And That Ain't Good)
8. That's All

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2007年04月20日

ブライト・ザイズ・ライフ/パット・メセニー
BRIGHT SIZE LIFE/PAT METHENY

ブライト・サイズ・ライフ

今日は、パット・メセニーさんのブライト・サイズ・ライフwalkingしました。実は以前にギターのサイトでこの作品についてのレビューをしたのですが、今はお蔵?に入っています。
と言うことでそのレビューを今日はご紹介いたします。


ジャズ・フュージョン界のエレクトリックベースに革命的な奏法をもたらした天才ジャコ・パストリアスさんが亡くなったのが1987年9月21日。没15年の2日前にあたる2002年の9月19日にジャコ・パストリアスさんの面影を観ました・・・。

場所は東京NHKホール。パット・メセニーさんのスピーキング・オヴ・ナウのツアーを聴きに行っていました。そのツアーメンバーに『ジャコの再来』とも言われているリチャード・ボナさんが参加していました。とは言ってもベーシストとしてではなく、ギターやパーカッション、またヴォイスとしてでした。

プログラムがすすんで行くうちに、突然リチャード・ボナさんがベースを持ってフロントへ・・・。そしてあの名曲ブライト・サイズ・ライフのイントロが・・・。何と!トリオで演奏し始めたのです。その時に、『もし今もジャコ・パストリアスさんが生きていたとすれば、きっとこんな感じのブライト・サイズ・ライフを聴くことが出来たかも知れない・・・』と想うと、何とも言えない感じでした・・・。

またこの演奏がすごいのなんのって!本当にそこにジャコ・パストリアスさんが居るのか、と想わせるプレイでした。まさにジャコ・パストリアスさんの面影を観たのです。このツアーはDVDスピーキング・オブ・ナウ ライヴ・イン・ジャパン(*)としてリリースされています。が、残念なことにブライト・サイズ・ライフは収録されていません・・・。

このCDはパット・メセニーさんの初リーダー作です。1975年の作品ですが、今聴いてもあまり古さを感じないのは、録音も含めた作品のクオリティが高いためだと想います。もちろん演奏もですが・・・。

ベースはもちろんジャコ・パストリアスさん、そしてドラムが当時ゲーリーバートンさんのグループに居たボブ・モーゼズさん。基本的にトリオ作品ですが一部ギターのオーバーダビングがあります。パット・メセニーさんもジャコ・パストリアスさんももちろん20代前半。ジャコ・パストリアスさんは丁度自分の初リーダー作のジャコパストリアスの肖像(*)の発表前後の録音。

1曲目は名曲ブライト・サイズ・ライフ
パット・メセニーさんが今でもギタートリオの時には好んで演奏するナンバーです。この曲って名曲だと想うのですが・・・。メロディやコード進行は結構シンプルだし、テンポのややゆったり目ですが何とも言えない味があるのです。ここでのパット・メセニーさんのプレイはもちろん怒涛のパット節なんですが、ジャコ・パストリアスさんのバッキングワークがかなり良いです。そしてソロも・・・。これは多くを語れませんので是非聴いてみていただきたいと想います。エンディング前のテーマで、パット・メセニーさんの歌?が入っているのも、きっとあまりの気持ちよさについ叫んでしまった、という感じの演奏です。

4曲目はミズーリ・アンコンプロマイズド
ちょっとアップテンポのパット風のブルースです。浮遊感の漂うコード進行が、ソロを弾くのにとても難しそうです。ここではジャコ・パストリアスさんの独特の良く解らない?理論のプレイが連続しています。また4ビートのランニングベースの部分もかなりスイングしています。もちろんジャコ・パストリアスさんもすごいのですが、これをバックにソロを弾くパット・メセニーさんもすごいですね。

6曲目はアンクウィティ・ロード
調子が複雑で、ユニゾンも結構アルペジオ的で複雑な曲なんですが、ここでのパットメセニーさんとジャコ・パストリアスさんはばっちり合っています。またこの複雑な中で、ある意味淡々とリズムを刻むボブ・モーゼズさんもすごいですね。ここではギターソロがオーバーダブされています。

7曲目はオマハ・セレブレイション
ちょっとレゲエ調のリズムをもった曲です。ここではパット・メセニーさんのソロのバックが2コードの繰り返しなんですが、このあたりはまさにジャコ・パストリアスさんのリズム感とビート感が際立ちます。まさにお得意と言う感じに、淡々弾いているようですが、演奏していることは難易度が高いと言う・・・そして同じようなフレーズを延々と続ける中にも、ものすごいビート感がある、まさにジャコ!と言う感じです。

8曲目はラウンド・トリップ/ブロードウェイ・ブルース
この曲だけはオーネット・コールマンさんの曲。ここでもジャコ・パストリアスさんの4ビートのランニングベースを聴くことが出来ます。こちらは結構オーソドックスな感じ・・・でもないですね。やっぱり・・・。また、ソロも弾いていますが、これもフレーズと言い、そのスピードと言い、これまた脱帽です。さらに二人のユニゾンもばっちり合っています。エンディングにふさわしい演奏です。


このCDは、あまり集中しないでBGM的に聴くと、結構耳障りの良い曲やパット・メセニーさんの独特のカントリーフレーバーや幻想的な楽曲があって心地よいのです。でも、その分少々退屈な感じがしないでもないですが・・・。しかし、これをしっかりと聴き込んでみると、これがすごいんです。ちょっと神ががり的と言うか・・・。

パット・メセニーさんはほとんど今と変わらない感じのプレイやテクニックですし、ジャコ・パストリアスさんも往年のプレイです。これがまだリーダー作をリリースした、あるいはリリース予定の人たち?って純粋に想います。もちろんドラムのボブ・モーゼズさんも負けていなプレイです。

ですから、なおのこと、今の二人のコラボを観たかったです。本当に・・・。

パット・メセニーさんもジャコ・パストリアスさんも好きなので、ファンの欲目みたいなレヴューですが、ひとつだけ言えば、録音がややデッド、つまり生に近いのが好みではありません。パット・メセニーさんのギターとジャコ・パストリアスさんのベースが左右に分かれているのですが、パット・メセニーさんの方は若干リヴァ―ブをかけていますが、ジャコ・パストリアスさんの方は本当にアンプの前に居るような生っぽさがあります。その為か、結構パット・メセニーさんがフレーズを歌っている声やジャコ・パストリアスさんのフィンガーノイズが聴こえます。このあたりの音的なことはお好みと言うことでしょうか・・・。

しかし、このCDは絶対のお薦めCDです・・・と、これもファンの欲目ですね。
(CD TOTALTIME:37:11/ Walking消費カロリー:149.48kcal)

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ブライト・サイズ・ライフブライト・サイズ・ライフ
パット・メセニー ジャコ・パストリアス ボブ・モーゼス

曲名リスト
1. ブライト・サイズ・ライフ
2. シラブホーン
3. ユニティ・ヴィレッジ
4. ミズーリ・アンコンプロマイズド
5. ミッド・ウェスタン・ナイツ・ドリーム
6. アンクウィティ・ロード
7. オマハ・セレブレイション
8. ラウンド・トリップ/ブロードウェイ・ブルース

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(*)本文に登場したCD・DVD

スピーキング・オブ・ナウ ライヴ・イン・ジャパンスピーキング・オブ・ナウ ライヴ・イン・ジャパン
パット・メセニー・グループ
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ジャコ・パストリアスの肖像+2ジャコ・パストリアスの肖像+2
ジャコ・パストリアス ハービー・ハンコック ランディ・ブレッカー
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2007年04月18日

Column:走り出せ・・・中央線・・・

日曜日の朝に放送している経済番組「がっちりマンデー」と言う番組に
カシオペアの向谷実さんが出演していました。

久しぶりにブラウン管を通して観たと言う感じなのですが
音楽的なビジネスの話題?かと想って観ていたら・・・
鉄道の話題でした!
向谷さんは鉄道オタクぶりを爆発させていました。

向谷さんと鉄道と言えば、名作(わたしは名作だと想います!)のゲームソフト、トレインシュミレーターですね。

その中でも、わたしが好きなのは中央線(201系)
ゲームでは中野駅から豊田駅まで。
中央線沿線に縁が深いところに住んでいることもあって好きなんです・・・なぜか。

中央線と言えば、宮沢和史さんの名曲「中央線」を想い出します。日常的でありながらも暖かく、そしてなぜか中央線がピッタリ合うシチュエーション。名曲です!

The BOOMのバージョンも好きですが
わたしは矢野顕子さんのスーパー・フォーク・ソング(*)と言うCDのバーションをおススメ致します。ピアノの弾き語りと言うこともあって、これが実にしんみりしていて良いんです!矢野顕子さんの世界にはまっていく感じがします。

でもさらに良いのは、このCDの録音をドキュメンタリーにした映画SUPER FOLK SONG~ピアノが愛した女~(*)での、途中で失敗してストップしてしまった「中央線」。

これが実に良いんです。多分CDのバージョンよりもはるかに良いと想います!
あと少し!と言うところで間違えてしまったのです。
映像がついているからでしょうか、矢野顕子さんの歌に包まれる感じがものすごくします。

(*)本文に登場したCD

SUPER FOLK SONGSUPER FOLK SONG
矢野顕子
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SUPER FOLK SONG~ピアノが愛した女~
SUPER FOLK SONG~ピアノが愛した女~
矢野顕子
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アライヴ・イン・アメリカ/スティーリー・ダン
ALIVE IN AMERICA/STEELY DAN

Alive in America


先日、お気に入りブログサウンドエクスプローラー♪今日のBGM♪さんでドナルド・フェイゲンさんの名盤ナイト・フライ(*)を取り上げていました。どうもスティーリー・ダンの音楽は、連鎖的に聴きたくなる!と言う不思議なマジックがあるようで・・・。
と言うわけで今日はスティーリー・ダンアライヴ・イン・アメリカwalkingをしました・・・

この作品のリリースは1995年。名作ガウチョ(*)以来15年ぶりにリリースした作品です。スティーリー・ダンはリユニオンツアーを1993年、そして日本にも来日した1994年と連続して行っていて、復活は一応していたのですが、これがイコール活動再開に即つながると想っていなかったファンも多かったようです。(実は、わたしもそう想っていた一人です・・・。)そのツアーをライヴアルバムと言う形でリリースして見事復活!したと言うわけです。

会場のざわめきからカウントが入ってバビロン・シスターズが始まると同時にオーディエンスの大歓声!ほぼスタジオバージョンと同じ感じなんですが、幾分かラフな感じがあって、ライヴ感が十分の演奏です。

2曲目は印象深いエレピのバッキングで始まる緑のイヤリング。スタジオより少しテンポアップしていてやや早歩きになってwalkingには丁度良いテンポです。またそのテンポのためにグイグイと迫ってくる感じがあります。その肝!はリズム隊。ドラムはピーター・アースキンさん。ベースはトム・バーニーさん。特にトム・バーニーさんのベースラインはかなり強力。
ウォルター・ベッカーさんの歌へ絡むギターがいい感じです。ファーストソロはギターのドゥルー・ジングさん。それを受けてのウォーレン・バーンハートさんのエレピソロが心地よいです。

3曲目は切れ目なく菩薩。イントロ部分で厚いブラスとギターのユニゾンから歌に入り、ジョージ・ティニアスさんのギターソロへ。特にブラスセクションとの掛け合いは絶妙なビート感があります。

4曲目はリーリング・イン・ジ・イヤーズ。軽快なテンポからのドナルド・フェイゲンさんの早口?の歌がいつ聴いてもカッコ良いです。ウォルター・ベッカーさんの渋いギターソロからクリス・ポッターさんのサックスソロへ。このあたりのソロの流れも良いですね。この曲でもベースのトム・バーニーさんがなかなか良いグルーブ感を出しています。相棒のドラムはデニス・チェンバースさん。

5曲目は名曲ジョー・ジー。この曲は大好きなのでイントロの怪しげなコード進行を聴いただけで感動的ですらあります。ウォルター・ベッカーさんがドナルド・フェイゲンさんの歌にずっと絡んで演奏していきます。なにか息の合った掛け合いの様な感じで良いですね。そして後半の聴き所はドラムのデニス・チェンバースさんのソロ。スネアで16ビートをキープしながらのインテンポソロです。もう少し重い感じのプレイヤーと言うイメージがあったのですが軽快な中にも重さのあるソロです。

6曲目はブック・オフ・ライアーズウォルター・ベッカーさんのソロアルバムからのナンバーです。歌もウォルター・ベッカーさん。このソロアルバムは聴いていないので実際は、ウォルター・ベッカーさんの歌ってあまり聴いたことがないです。ドナルド・フェイゲンさんに似た感じがあるんですね。

7曲目はこれまた名曲ペグ。ややテンポが速めですが、ここでもデニス・チェンバースさんとトム・バーニーさんのリズム隊が良いですね。レニー・ホワイトさんがレコーディングでスティーリー・ダンの二人に反対されたスラップベースのパターンをしっかり演奏しています。またギターソロの出だしは、この曲にはこれしかない!と言う感じのスティールギター見たいなダブルチョーキングとスライドをミックスしたジェイ・グレドンさんのフレーズをジョージ・ティニアスさんが演奏しているのが面白いです。

ここまでテンポの良い曲が連続していたのでひと休みのバラードサード・ワールド・マンドゥルー・ジングさんのギターソロが良いです。さらには地味ですがピーター・アースキンさんのドラムがいい味です。

9曲目は、これまた名曲滅びゆく英雄ドナルド・フェイゲンさんはややラフに歌っています。それがけっこう良かったりします。ギターソロはオリジナルでの名演ラリー・カールトンさんの雰囲気を持ちつつ、ジョージ・ティニアスさんが頑張っています。でもラリー・カールトンさんのソロがあまりにも完成されすぎていましたので・・・。いっそのことペグの時のようにリスペクトを込めてモチーフを使用すればよかったのに・・・とも想いました。

10曲目は狂った町ビル・ウエアさんのヴァイブが良い味と雰囲気を出しています。

そして最後がエイジャです。イントロが流れるとやっぱりオーディエンスの大歓声!
クリス・ポッターさんのサックスソロとそのバックでのデニス・チェンバースさんのドラムが一瞬ウェイン・ショーターさんとスティーヴ・ガッドさんに重なります。この絡みは肝!です。


考えてみれば、再現不可能!と言われていた楽曲を再現するには、かなりのリハーサルが必要だったと・・・。実は、この作品の曲は1993年のツアーと1994年のツアーの曲が混ざっています。しかも同じ年でも同じ日の演奏はほとんど無くて、さらに曲の順番も年代、日付がバラバラ。
普通ならば、1曲ごと単独のトラックに聴こえるのでしょうけれどもここがスティーリー・ダンのすごいところで、全く同じ日のステージのように聴こえるんです。しかも曲の流れがひとつのプログラムのような感じがして、さらにはオーディエンスの反応も同じような感じに聴こえるんです。
ミュージシャンもドラムのピーター・アースキンさんとギターのドゥルー・ジングさんが途中で変わったりしているのですが・・・。

これは、ある意味、スタジオ録音の場合のミュージシャンを、自分達の納得の行くまで演奏してもらうと言うスタイルのライヴ版と言いますか・・・かなりのリハーサルをしたのだろうと想像できます。

いたってラフにバンド的な感じにも聴こえるのですが、実際はけっこう忠実にオリジナル録音を再現しているようなところもあって、このあたりのバランスはさすが!と言うか絶妙!な感じがします。

また、このライブを聴くとギターの役割がスティーリー・ダンの音楽にはかなりのウェイトをしめていると言うことが良く解ります。ほとんどの曲が左右のギターのカッティングで進行している感じがするのです。

スタジオ録音でも基本はそうなんでしょうけれども、スタジオではさりげなくそれをしているために、あまり意識せずにとてもスマートな感じに仕上がっています。
逆にライヴでは、やや全面にそれを押し出してライヴ感とバンド感を出しているのだと想います。このあたりはウォルター・ベッカーさんの存在が効いているのでしょう。

それにしても、2人の好みに耐えるだけのテクニックを持ったミュージシャンを良く集めたものだと感心します。
(CD TOTALTIME:66:42 / Walking消費カロリー:268.13kcal)

Alive in AmericaAlive in America
Steely Dan

曲名リスト
1. Babylon Sisters
2. Green Earrings
3. Bodhisattva
4. Reelin' in the Years
5. Josie
6. Book of Lairs
7. Peg
8. Third World Man
9. Kid Charlemagne
10. Sign in Stranger
11. Aja

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(*)本文に登場したCD・DVD

ナイトフライナイトフライ
ドナルド・フェイゲン
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ガウチョ(紙ジャケット仕様)ガウチョ(紙ジャケット仕様)
スティーリー・ダン ウォルター・ベッカー ドナルド・フェイゲン
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あとがき
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2007年04月14日

Column:世界的な歌には世界的なアニメが合う?

考えてみたら、毎日walkingしているわけではないですし
疲れが溜まったり、忙しかったりして間があく時もあるでしょうし
さらに梅雨にでも入れば全く出来ないときも在りそうです。

基本的にはwalkingCDレビューは必ず連動させています。まあ健康を考えてwalkingすることが本来、主と言えばそうなんです。でも、たまにはレビュー以外のことも書きたいときがあるし・・・。

と言うわけで、Columnと言うカテゴリーを作って
気ままに、気軽に、書きたいことを書いてみたいなあ、と想ったというわけです。
最近、レビューについ力が入って長文になる傾向がありますので・・・。


今日、ニュースを見ていたら、サラ・ブライトマンさんがポケモンの映画の主題歌を歌うとか・・・。
サラ・ブライトマンさんはそんなに聴いたことは無いのですが
以前に、良く入り浸っているオーディオショップでサラ・ブライトマンさんのライヴ・DVDハレム・ワールド・ツアー(*)が流れていました。なんと言うか幻想的と言うか・・・。想わず終りまで観てしまって、さらにその後、すかさずCDハレム(*)を買ってしまったと言うことがありました。

内容についてはまたの機会に書きますが、世界で一番美しい歌、そして歌声と言われているサラ・ブライトマンさんとやっぱりポケモンって、あまりにもイメージが違いすぎます!共通点が見出せません!って想いました。

どのような歌なのか?是非聴いて見たいのですが、ふと・・・
「そう言えばポケモンって世界的に人気だったっけ・・・」
と想い出したと同時に、世界的な・・・と言う意味での共通点。
言われてみれば納得かなと・・・。

(*)本文に登場したCD・DVD

ハレム アルティメイト・エディション(CCCD)ハレム アルティメイト・エディション(CCCD)
サラ・ブライトマン
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ハレム・ワールド・ツアーハレム・ワールド・ツアー
サラ・ブライトマン
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あとがき
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2007年04月12日

リット/リー・リトナー
RIT/LEE RITENOUR




けっこう悩むんです、どのCDでwalkingしようかと・・・。別にこれが最後!と言う訳ではないのですが、それでもこの貴重な時間を・・・と想うとやっぱりあれこれと。と言う訳で今日は悩んだ末・・・と言う程でもありませんが、リー・リトナーさんのRITwalkingです・・・

この作品は1981年のリリースです。ついにリー・リトナーさん売れ筋路線、軟弱路線へ!などと言われたりもしましたが、AORサウンドと言うことで大々的にヴォーカルを入れた作品です。個人的には、全く売れ線、軟弱とは想いませんでした。むしろかなり好きなサウンドで良く聴いていた作品です。

walkingは1曲目の、ミスター・ブリーフケースでスタートです。
TOTOホーンのようなシンセとシンセベースが印象的な、COプロデューサーでこの作品に大きな影響を与えているデヴィッド・フォスターさんのイントロから、スラップベースと独特の3連のハイハットワークが聴こえてきます。ベースはデヴィッド・ハンゲイトさん、そしてドラムはジェフ・ポーカロさん。TOTOのリズム隊です。かなり極力なリズムですね。walkingにはもちろん良く合います。
歌はエリック・タッグさん。技巧的という感じよりは、かなりソフトな感じの声です。少し鼻がつまったような感じもかなり個性的ですね。
ワンコーラスのあとはリー・リトナーさんのソロ。かなり強力なソロです。このソロはコピーをしましたが、技術的なことももちろんですが、この雰囲気がなかなか出ずに苦労した覚えがあります。それにしても、ベースのデヴィッド・ハンゲイトさんのベースはかなり良いですね。TOTOではなかなか聴くことが出来なかったスラッププレイです。さすがと言う感じです。

2曲目は、リー・リトナーさんらしい感じのメロディーとリズム、テル・ミー・プリティ・ライズ
リズム隊も、もう一人のプロデューサーハービー・メイソンさんとエイブラハム・ラボリエルさんのコンビ。後半のエリック・タッグさんの歌にリー・リトナーさんが絡むところと、歌を邪魔しないで存在感をアピールすると言う感じは、抜群の上手さがありますね。

3曲目はバラード、ノー・シンパシー。メロディの綺麗な曲です。

4曲目はビルボードで15位まで行ったイズ・イット・ユー。爽やかな曲です。
リー・リトナーさんは3種類のギターを弾いています。左がカッティング。主にコードを綺麗に出している感じ。右はオクターブを使用してのオブリガート的な感じ。センターではミュートを使用したカッティングを終りまで弾いています。このセンターのカッティングがこの曲の特徴的な部分でもありますね。歌はエリック・タッグさんなのですが、もうひとりビル・チャップマンさんが歌っています。2人とも上手い歌い分けをしていますし、こうやって改めて聴いてみると、チャッチーなメロディでもあるし、ヒットしたのもわかる気がします。

ナイロンギターのアルペジオにエレクトリックでリリカルにテーマを弾いているちょっと休憩的な曲・ドリーム・ウォークを挟んで、6曲目はカウント・ダウン
この曲にはサブタイトルでキャプテン・フィンガースとクレジットされています。意味合いは良く解らないのですが、リー・リトナーさんのお気に入りだったと言うことでしょうか・・・。言われてみれば、このRITのリリースされた前の年の1980年に渡辺貞夫さんが名作ライヴ作品ハウズ・エヴリシング(*)をリリースしています。その中のノー・プロブレムと言う曲でリー・リトナーさんがバックにドラムだけを残してソロに入るのですが、この時のフレーズがこのカウントダウンのモチーフだったと記憶しています。(ハウズ・エヴリシングだったか記憶に自信がありませんが・・・ノー・プロブレムであったことは間違えないと想います。)
ですから、きっとお気に入りのフレーズだったんだと・・・。そしてこの作品で曲にしたと言う意味でリー・リトナーさんのキャッチフレーズのキャプテン・フィンガースなのかなと・・・。このお気に入りのフレーズはけっこう難しいフレーズなんです。粒をそろえるのがポイントです。もちろんリー・リトナーさんの演奏はまさに粒揃い!
ボコーダーを使用したコーラスがスぺーシーな感じを良く出しています。ギターソロの終り部分のライトハンドを使った短いフレーズもインパクトがありますね。
ここでの演奏も良いのですが、デイヴ・グルーシンさんとのDVDGRPオールスターズ・ライブ・フィーチャリング・ダイアン・シューア(*)のカウントダウンがものすごくカッコ良いです!もう少しテンポアップされていてまさに、スピード、スリル、って言う感じのフュージョンサウンドです。先日のクルセイダーズの話とは全く逆の感じのスタイルですね。

7曲目はグッド・クエスチョン
イントロあたりの雰囲気はTOTO?って感じもします。ドラムはジェフ・ポーカロさんなんですが、ベースが残念ながらデヴィッド・ハンゲイトさんでは無いんです。TOTOっぽい雰囲気の為かどうかわかりませんが、リー・リトナーさんのフレーズもロック基調でスティーヴ・ルカサーさんを意識している!・・・かどうかは解りませんが・・・。

8曲目はスマイリン
この曲はスライ&ザ・ファミリー・ストーンのカヴァー曲。前半は静かに、後半はブラスセクションも入って盛り上がります。リー・リトナーさんのギターもワウを使ってアグレッシブに弾いています。

9曲目はオン・ザ・スロウ・グライド
テンポがよく歯切れの良いリズムにwalkingも進みます!特にサビは上手くギターのチョーキングを使用したメロディになっていますので、ギタリストが好みそうなメロディです。聴いているだけではなくて、弾いていても気持ちが良いんです。エンディングはだんだんとフェードアウトしていき、ハービー・メイソンさんのドラムだけが残ってさらにフェードアウト。そして替わりにフェードインでノー・シンパシー(リプライズ)が始まり、そしてまたフェードアウト。印象深いCDの締めくくりです。


前半はヴォーカルを中心としたAOR的サウンド。後半はAOR的なんですがフュージョン的なサウンド。リリースされた時はレコードの時代。A面、B面で分けられていたと想います。このわけ方は、古くからのリー・リトナーさんのファンにも、AORのファンの方にも良いですね。レコード時代のメリットとも言えます。今は全部通して聴くことになりますので、個人的には、後半の方がやはり比重が高い感じがして、聴き終わったときに、お尻が重く感じました。(このニュアンス、解りますでしょうか?)

リー・リトナーさんのギターですが、この作品ではボトルネックを多用しています。昔からボトルネックはけっこう使用しているのですが、ほぼ全曲に使用している感じです。これも想像ですが、ロックの感じを出すために、トレモロアーム的な感じで使用したのかなって想わせるフレーズが随所にあります。でも、もっとストレートに弾いても良かったのでは?とも想います。もしそうしていれば、さらに洗練されたAORになったのでは?とも想うのですが・・。
それでも一気に聴いてしまうお気に入りの作品です。
(CD TOTALTIME:37:18 / Walking消費カロリー:149.95kcal)

RITRIT
リー・リトナー

曲名リスト
1. ミスター・ブリーフケース
2. テル・ミー・プリティ・ライズ
3. ノー・シンパシー
4. イズ・イット・ユー
5. ドリームウォーク
6. カウントダウン
7. グッド・クエスチョン
8. スマイリン
9. オン・ザ・スロウ・グライド
10. ノー・シンパシー (リプリーズ)

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(*)本文に登場したCD・DVD

ハウズ・エヴリシングハウズ・エヴリシング
渡辺貞夫
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GRPオールスターズ・ライブ・フィーチャリング・ダイアン・シューアGRPオールスターズ・ライブ・フィーチャリング・ダイアン・シューア
ダイアン・シューア イバン・リンス デイブ・バレンティン
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あとがき
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2007年04月11日

ストリート・ライフ/クルセイダーズ
STREET LIFE/CRUSADERS




walkingコースにある梅の花が散り、桜の花がそろそろ満開。暖かな今日は
クルセイダーズストリート・ライフwalkingです・・・

個人的には、初期の頃のクルセイダーズのファンクの泥臭い感じがあまり好きではありません。ですから、このストリート・ライフあたりからの洗練されてきたクルセイダーズが実は好みなんです。もちろん賛否両論、好み様々ですので、あくまで個人的な感覚ですが・・・。南から来た十字軍(*)や、旋風に舞う(*)などの70年代の名作を経て、商業ベースにのったのか、時代の風が吹いたのか、セールス的には大成功を収めた作品です。

このCD全体を、サタディナイト・フィーバーに代表されるような当時のディスコ調の様な雰囲気と言われることがあるようです。今までは全くそんなことは感じたことはなかったのですが、確かにそう言われればベースのフレーズが全体的にそれっぽいですし、ドラムのスティックス・フーパーさんがバスドラムを1拍づつ刻んでいる曲が多く、2拍4拍のビートがけっこうキツイので、そんな感じがしないでもないですね。その意味ではwalkingには合います!ってことになります・・・。

この作品のベストテイクは、1曲目のストリート・ライフだと想います。
ウィルトン・フェルダーさんのムーディーなサックスからスタートして、続いてランディ・クロフォードさんの歌。ドラムのスティックス・フーパーさんの「タ・タン」と言うスネアから1拍づつユニゾンで音程が上がっていってイン・リズムになるところは、肝!です。
この作品から、80年代のクルセイダーズが始まりました。新作にゲストヴォーカルを1曲ないしは2曲入れると言う展開はこの曲からですね。

この曲、良く聴くと実にメロディアスだと想いませんか?特にサビの部分でのコード進行は抜群ですね。「♪That's how the life is played・・♪」と言う部分のコードがGメジャーからGマイナーに替わるところは、ありふれているけど、カッコ良いです!

まず、最近ジョー・サンプルさんと作品をリリースして久しぶりにその名前を聞いたランディ・クロフォードさんの歌が実に良いですね。
ファーストソロはジョー・サンプルさん。楽器はもちろんフェンダーローズ。
独特の響きがまさにクロスオーヴァーって感じです。文句なしのフレーズ。効果的に6連符をつかっていて、より強いビートを感じるソロです。
続いてはサックスのウィルトン・フェルダーさんのソロ。ペンタトニックと言うスケールを中心にしていますが、それでもメロディアスです。特に、ワンコーラス目の終り4小節あたりから、2コーラス目に入って5連符のフレーズから6連符で下降するところはぐっときます!

エンディングはランディ・クロフォードさんのシャウトをフリーではさみつつだんだんフェードアウトして行くのですが、終り近くではスティックス・フーパーさんのスネアでのちょっとしたリフが歯切れ良いです。静かに終わるところもなかなかぐっときます。

2曲目はマイ・レディウィルトン・フェルダーさんのテナーサックスにエフェクトでワウをかけたような音のテーマが面白いです。そしてサビの女性コーラスもなかなか良い感じです。そして、ジョー・サンプルさんのソロからウィルトン・フェルダーさんのソロ。エフェクトでかかっているのはワウだけだと想っていたのですが、ここでオクターバーでオクターブ下の音を重ねていることが解ります。ですから全体的に独特の雰囲気が漂っています。

ベースのアルフォンソ・ジョンソンさんのグリッサンドから入って爽やかなイントロのロデオ・ドライヴが3曲目です。テンポが良いのでwalkingにも合います。
この曲は大好きな曲なんです。クルセイダーズの中で、もっとも好きな曲のひとつです。
まずは、メロディが実に良いですね。テーマのバックでかなり薄く奏でているストリングスもテーマを盛り立てています。特にテーマのラスト4小節のテナーサックスが高音のフレーズに息切れ?しているような感じのフレーズ(お解かりでしょうか?)はかなり肝!なんです!
そしてアルフォンソ・ジョンソンさんの短かいリフをはさんでギターのバリー・フィナティーさんのソロへ。
クルセイダーズにおいてのギターソロのひとつのスタイルは以前メンバーだったラリー・カールトンさんが創り上げた世界と言われます。ここでのバリー・フィナティーさんのソロもその世界観を十分継承していてかなり、メロディアスに歌っているソロです。音的にもラリー・カールトンさんっぽいですし・・・。
それからこの曲の底を上げているのがベースのアルフォンソ・ジョンソンさんのプレイ。多少、ベタな感じもしますが、個人的にはけっこう好きなベースラインです。
この曲では、最後にウィルトン・フェルダーさんのソロがフェードアウトされるのみでジョー・サンプルさんのソロはありません。この曲の綺麗なコード進行でのフェンダーローズの音。聴いてみたかったです・・・。

4曲目はカーニバル・オヴ・ザ・ナイト
ちょっとテンポアップした、ジェームス・ジェマーソン・ジュニアさんのスラップベースとポウリ―ニョ・ダ・コスタさんのパーカッションが効いている曲。
テーマはウィルトン・フェルダーさんのテナーサックスとギターのユニゾン。この曲にはギターが4人参加しています。どれが誰か良く解りませんがファーストソロはバリー・フィナティーさん。その直前のギターの目立つカッティングは多分、ローランド・パティスタさんだと想うのですが・・・。ここでも、ラリー・カールトンばりのフレーズをバリー・フィナティーさんは奏でています。
続いて、ジョー・サンプルさんのソロ。言うこと無しです!

5曲目はザ・ハスラー
スティックス・フーパーさんのイントロの1拍目にスネアとシンパルを入れて、2拍4拍のリズムはリムショットで叩くフレーズと、この部分のコード進行のなにやら怪しげな感じが、強いインパクト。テーマはこのCDの中でもけっこう泥臭さのある感じです。クルセイダーズらしいと言えばらしい曲です。
全体的に、スカスカした感じの録音なんですが多分これは、強いインパクトのイントロ部分でのジョー・サンプルさんのフェンダーローズの煌びやかな和音をより際立たせてコード感をより出すために、その他の部分では極力控えめに地味にバッキングしているためだと想います。このあたりの演出はさすがジョー・サンプルさんと言う感じがするのですが・・・。

6曲目はナイト・フェイセズ
この曲でのアルフォンソ・ジョンソンさんのベースも良いですね。
前の曲のザ・ハスラーと同じくウィルトン・フェルダーさんのアルトサックスでのテーマです。ファーストソロはジョー・サンプルさん。やっぱり言うこと無しです!


個人的にこの作品は大好きで、特にストリートライフは好きなんです。想い入れも多々あるので、久しぶりに聴いてもやっぱり良いです。特にジョー・サンプルさんはもっとも好きなキーボーディストのひとり。何も言う事はなくて、ただ良い!ってことなんです。

クルセイダーズの魅力のひとつにソロ回しがあります。これは、イントロがあってテーマがあってサビへ、そしてテーマとサビのコード進行でソロを順番に回す、そしてエンディングへ・・・と言う流れ。スタンダードなジャズでは極めて普通の構成なんですが、これをフュージョンの世界でしていると言うことです。
とかく、フュージョンは決めや、ソロの部分のコードを変えたり、さらには少しロックと言うよりはプログレ的な展開をしたり・・・これはこれで大好きなのですが・・・。
カシオペアプリズムなどを中心に聴いていて、ジャズも好きだけどジャズを演奏するにはフュージョンにまだまだ未練のあった当時のわたしにとって、クルセイダーズとの出会い、特にこの作品との出会いはかなり衝撃で、大人の音楽!って言う感じがしました。
高校を卒業した頃が一番クルセイダーズにはまっていて、こんなバンドが本当はやりたかったのですが、なかなか周りにはこんな渋めのバンドをしたい人がいなくて・・・。そのためバンドは組まず、ひたすらギターのジャズ的勉強をしていました。
その意味でもこの作品からは大きく影響を受けていて、大好きな一枚になっているんです。
(CD TOTALTIME:39:20 / Walking消費カロリー:158.12 kcal)

ストリート・ライフストリート・ライフ
ザ・クルセイダーズ

曲名リスト
1. ストリート・ライフ
2. マイ・レディ
3. ロデオ・ドライヴ
4. 夜のカーニヴァル
5. ハスラー
6. ナイト・フェイセズ