Walking de Music

2007年05月02日 23:40にアップしたエントリーです。

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オーヴァー・ザ・トップ/コージー・パウエル
OVER THE TOP/COZY POWELL

オーヴァー・ザ・トップ

先日のTVでのレインボーライヴの流れで、今日はややハード目にコージー・パウエルさんのソロ作品、オーヴァー・ザ・トップwalkingをしました・・・。

この作品は1979年の作品。丁度レインボーが、名作バビロンの城門(*)の後での相次ぐ脱退劇でコージー・パウエルさんとリッチー・ブラックモアさんしかいなくなった!と言う危機的状況になった時にこの作品のリリースのニュースがあったそうで
『ついにレインボーリッチー・ブラックモアさん一人か!』
と言う話もあったようです。まあ実際には、すぐ後にキーボードのドン・エイリーさん、ベースの元ディープ・パープルロジャー・グローバーさん、そしてヴォーカルにグラハム・ボネットさんが加入と言うことで事なきを得たのですが、そんな中でリリースされた作品です。

当時は、友人からカセットに録音してもらって聴いていましたが、CD化と同時に購入しました。しかし当時はすでにロック系はあまり聴いていなかったのでこの作品も懐かしさ半分と言う感じで、ほとんど聴いていませんでした・・・。先日のNHKでのレインボーのライブにインスパイアされて久しぶりに聴くことにしたわけです。

コージー・パウエルさんのアフリカン?の様なドラムのリフからシンセのテーマがややテクノっぽい感じの1曲目コズミック・ハイウェイ。テンポが良いのでwalkingには良く合います。
シンセは、後にレインボーで一緒になったドン・エイリーさん。そしてベースがジャック・ブルースさん。さらにライナーノーツを見て初めて気がついたギターがバニー・マースデンさん。当時のロック系ではかなりのメンバーです。

ギターとベースがまるでリハーサル前のようにちょっと音を出してからコージー・パウエルさんの2バスを使ったアップテンポのシャッフルでスタートする2曲目キラーです。
この曲が当時大好きで、はっきり言ってこの曲しか聴いていなかったと言う感じでした。これもライナー・ノーツを見て初めて解ったのですが”LIVE”と書いてあるんです。これはスタジオ一発録音と言うことなんでしょうか?そう言われるとそんな感じなんですが、でも演奏は今聴いてもすごい!です。
ベースはジャック・ブルースさん。フレットレスの微妙な感じの音のズレが逆に良いんです。ジャコ・パストリアスさんの様なフレーズもあったりして・・・。
そして、ギターがゲイリー・ムーアさん。当時絶頂のギタリストでした。この曲でも速いテンポにも関わらず、早弾きの連発です。しかもそれを長い小節弾き続けるのがすごい、と言うか忍耐と言うか・・・。普通はチョーキングなんかで一休みするんですけど・・・。
でもなんと言ってもコージー・パウエルさんのリズムが強力です。ずっと2バスをシャッフルで刻んでいるのですが、見事なビートです。こちらも忍耐ですね。
終り部分でテンポを落としてブルースになるのですが、ここでもゲイリー・ムーアさんが爆発しています。

3曲目はハイディ・ゴーズ・トゥ・タウン
かなりポップスっぽいメロディです。コージー・パウエルさんの1拍ごとのスネアが効いています。フュージョン的に言うと、T-スクエアっぽいと言えば雰囲気はお解かりでしょうか?・・・かなり強引ですが。

4曲目はエル・シッド
16ビートな中にも重さがある曲です。こちらの曲はフュージョン的に言うならば、カシオペアザ・パーティー(*)の大世界と言う曲の様な雰囲気・・・これもかなり強引ですが。バニー・マースデンさんのギターが渋いです。

5曲目はスィート・ポイズン
ドン・エイリーさんのフェンダー・ローズのソロにジャック・ブルースさんのフレットレスベースが絡んでかなりフュージョンっぽいスタートの曲です。インテンポでドラム他の楽器が入ってくると一転してローリング・ストーンズ見たいな感じ。さらにテーマのギターが入ってくると、メロディはやっぱりかなりポップな感じです。一番、フュージョンっぽい曲です。個人的に結構好きな感じです。

6曲目はザ・ローナー
コージーパウエルさんはジェフ・ベックさんのバンドにいましたが、この作品でもジェフ・ベックさんが参加する話もあったとか・・・。
この曲は、ジェフ・ベックさんが没にした曲ということです。3/4拍子でのマイナーで
哀愁が漂うメロディラインです。ジェフ・ベックさんが弾いていたらかなり良かったかも・・・。

7曲目はタイトル曲オーヴァー・ザ・トップ
かなりテンポが良く、マイナーとメジャーの中間の様な不思議な雰囲気の曲です。この曲の後半でコージー・パウエルさんのソロを聴くことが出来ます。少しフランジャーをかけたソロはかなり肝!です。そしてなんとなく最近聴いた感じのフレーズが・・・。もしやと想ったら、先日のレインボーのライヴと同じパターンでチャイコフスキーさんの序曲「1812年」でソロを取るパターンに・・・。この作品に入っていたんだと言うことを想い出しました・・・。どうもレインボーのライヴでは定番でそれを自分のソロ作品のエンディングに持ってきたと言うのが真相のようです。


全体的に今回聴いて想ったのは、実にフュージョンしていると言うことでした。逆にハードロックのテイストはあまり感じることが出来ませんでした。

当時カセットテープで聴いていたときはまだロック少年。2曲目のキラーの様なロックテイストがやはり気に入っていて、全体的な雰囲気は好きではなかったのだと想います。ロック少年には少々退屈な感じもありますから・・・。当然クラシックの序曲「1812年」をバックにドラムソロを取ると言うパターンはお好みではなかったのでしょうし、覚えてもいなかったわけです。

その印象があったために、CDをあらためて聴いた時にもやはり懐かしんだだけで、この時はフュージョン青年だったので、ハードロックだと言う先入観で良く聴いていなかったのですね。

ですから、TVのライヴをきっかけに、このように聴き直し?が出来たことは良かったと想いました。それと同時に、数百枚あるCDの中にも聴き直せば、更なる発見や面白い作品があるかも?と想うと、walkingにも力が入ります!
(CD TOTALTIME:38:59 / Walking消費カロリー:156.71kcal)

オーヴァー・ザ・トップオーヴァー・ザ・トップ
コージー・パウエル

曲名リスト
1. コズミック・ハイウェイ
2. キラー
3. ハイディ・ゴーズ・トゥ・タウン
4. エル・シッド
5. スウィート・ポイズン
6. ザ・ローナー(ジェフ・ベックに捧ぐ)
7. オーヴァー・ザ・トップ

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(*)本文に登場したCD

バビロンの城門(アーチ)(紙ジャケット仕様)バビロンの城門(アーチ)(紙ジャケット仕様)
レインボー
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The Party-AUDIO STACK-The Party-AUDIO STACK-
CASIOPEA
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コメント (2)

聖:

何でこんなアルバム知ってんの?
コージーさん死んじゃったもんね。バイクの事故で。

こいつのkillerは最高だよ。
Jack Bruce 最高!

当時高校生だったおじさんでした。

聖さん
コメントありがとうございます。
この作品を聴くきっかけになったのが、もちろんレインボーにコージーさんが居たこともありますが、当時ゲイリー・ムーアさんがけっこう好きだったので・・・。killer 最高だと私も想います!
またコメントくださいませ。

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