Walking de Music

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ノア/Noa
Noa/Noa

Noa

久しぶりのwalkingです。季節的にはたいぶ暑く特にここ最近はかなり暑い!
と言うことで、少し癒しと和みを期待してNoaさんの
ファーストアルバムNoa
walkingしました。

この作品は1994年のNoaさんのデビュー作です。パット・メセニーさんとスティーブ・ロドビーさんのプロデュースで、さらに演奏ではスティーブ・ロドビーさんだけではなくライル・メイズさんが参加していると言うパット・メセニー・グループの隠れた名盤?と言われているかは解りませんが、その香りが随所に漂っています。残念ながらパット・メセニーさんは一部コーラス?で参加していますが、ギターは演奏していません。

アコギとピアノそしてベースで始まる1曲目はI don't know
曲の感じがミディアムテンポで曲の感じが東洋系の神秘的な感じです。Noaさんはイスラエル出身。独特の粘り気のある歌い方もその雰囲気を増幅させています。
3コーラス目で転調してドラムの2拍4拍のスネアが入ってくると、あっという間にパット・メセニー・グループの雰囲気へ。そして、パット・メセニー・グループではおなじみの笛と言うか尺八と言うか・・・シンセの音が入ってきて、さらに転調してしていくところのコードやライル・メイズさんのピアノのフレーズなどはまさにそのもの。好きな私にはたまらない展開です。

アコギのアルペジオが綺麗な2曲目Wildflower
アコギはギル・ドールさん。バークリー音楽院出身でこの時にパット・メセニーさんと知り合いでその縁が今回の作品になったと言うことのようです。
コード進行が綺麗で語るように歌っています。コンパクトにまとまっていて、心が和むような綺麗な曲です。最後の部分で民謡で言うところのコブシを回しているところがありますが、このあたりのコントロールは歌の実力を感じます。

3曲目はMishaela
アカペラでスタートします。綺麗な声と上手いヴォイスコントロールです。聴いていてどうもなじみのない言葉だと想っていたら英語ではありませんでした。このあたり知識がないのでわかりませんが、ヘブライ語でしょうか?サビの部分がなかなかグッとくるメロディーラインとコード進行です。この曲も良い曲です。

4曲目はマイナーなアコギのアルペジオでスタートのPath to follow
パット・メセニーさんが書きそうな感じの曲です。さらにはパット・メセニー・グループ的なアレンジがピッタリはまっている曲です。

5曲目はアコギの細かいアルペジオで始まるややアップテンポで明るいChild of man
2コーラス目からアコギのいわゆるかきむしり的な奏法が心地よいです。パット・メセニーさんの好みの感じです。ここでは、パット・メセニーさんのコーラスを聴くことができます。とは言っても何人も歌っているので良く解りませんけれども・・・。あまり長くない曲なのですが、ドラマティックな展開をしていきます。アレンジが実に良く秀作にまとまっています。

6曲目はEye Opener
この曲も英語ではありません。歌詞のニュアンスがやっぱり新鮮で特に音として聴いているとかなり面白い感じのイントネーションです。

7曲目はLady Night
夜のムードを持った曲です。Noaさんの歌い方もその雰囲気が良く出ています。前の曲の歌い方とは明らかに違う感じでバリエーションの豊富さとテクニックを感じます。この曲も本当にまとまっています。でも最後の部分では少し雄大な感じの展開があったりして・・・。このあたりはライル・メイズさんの見事なアレンジです。

8曲目はUri
優しいバラードです。パット・メセニー・グループの名作バラードの各曲に通じる感じのある綺麗な曲です。先ほどのヘブライ語?の優しい感じのニュアンスを味わうことが出来ます。

9曲目はIt's Obvious
サビ部分のコード進行それから全体のアコギとピアノのアルペジオをベースにした優しい展開です。個人的には一番好きな曲です。サビの『Do you Know・・・』と言う歌詞からのメロディとコード進行はまさに個人的には肝!です。グッと来る!と言う感じです。名曲だと想います。

10曲目はDesire
9曲目のIt's Obviousを少しマイナーにした感じの曲です。この曲も良いので、この2曲の連続は結構肝!ですね。さりげなくインしてくるビル・エヴァンスさんのソプラノサックスソロはこの作品の中でも唯一のソロらしきソロプレイ。もう少し長く聴きたかったのですが結構早くフェードアウトしているのが残念です。

最後はAve Maria
言わずと知れたバッハさんの名曲です。朗々と歌い上げています。綺麗な澄んだ歌声、というよりはやや粘りがあって内から来るようなパッションを感じる歌です。名演と言う感じです。


パット・メセニー・グループのアレンジやコード進行などが好きな私にはかなりはまる作品です。でも、パット・メセニーさんのギターが好きな私には多少もの足りない感じもあります。
『この展開なら、ここでパット・メセニーさんのソロだ!』
と言う場面がけっこうあります。でもギターのギル・ドールさんのアコギはさりげなく、高等テクニック!という感じでかなり良いです。

さらに全曲が良くまとまっていて、その中でも大きな展開や劇的なアレンジがある秀作が揃っています。このあたりのライル・メイズさんのアレンジとプレイ、そしてスティーブ・ロドビーさんのプレイとプロデュースにパット・メセニーさんのプロデュース。
曲はNoaさんが書いているのですが、この3人がいるだけでまさにパット・メセニー・グループになってしまうと言う強烈な個性のかたまりには脱帽です。

それに応えるように、時に粘り気のある、時に朗々と、そして優しく歌うNoaさんがピッタリはまっていると言う名作です。
(CD TOTALTIME:39:23 / Walking消費カロリー:158.32kcal)

NoaNoa
Noa

曲名リスト
1. I don't know
2. Wildflower
3. Mishaela
4. Path to follow
5. Child of man
6. Eye Opener
7. Lady Night
8. Uri
9. It's Obvious
10. Desire
11. Ave Maria

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あとがき
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