Walking de Music

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2007年06月Archives

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2007年06月15日

イースト・コースト、ウェスト・コースト/トゥーツ・シールマンス
EAST COAST WEST COAST/TOOTS THIELEMANS

梅雨に入ったと言うことらしいのですが、今日は薄曇。いきなり中休みでしょうか・・・。今年の梅雨は前半が小雨らしいのでwalkingにも支障がなさそうです。今日はトゥーツ・シールマンスさんのイースト・コースト、ウェストコーストwalkingをしました。

トゥーツ・シールマンスさんと言えば「ミスター・ハーモニカ」と言われているジャズ・ハーモニカの第一人者ですね。私もジャズ・ハーモニカにチャレンジしたことがありますのでその難易度の高さは一応知っています。ハーモニカでここまでインプロビゼーションをすると言うのは後進のミュージシャンがあまり出てこないことからも、いかに難しいかと言うことが解ります。トゥーツ・シールマンスさんは自らのルーツをビーバップと言っているようにジャズにあります。結構ポピュラーな作品のセッションに参加していることが多いのですがこれはジャズ作品です。

1曲目はジョン・コルトレーンさんのネイマ
ものすごくリリカルで美しいピアノから始まります。ピアノはスタンダードは珍しいライル・メイズさん。そのピアノを受けて、クリスチャン・マクブライドさんのボウでのベースとジョシュア・レッドマンさんのテナーサックスが重なってきます。そしてトゥーツ・シールマンスさんのハーモニカ。このあたりの美しさはビル・エヴァンスさんとの名作、アフィニティ(*)を想いだします。
ライル・メイズさんのピアノソロのバックでギターのなにやら特徴のあるバッキングが聴こえます。そしてギターソロ。その音、フレーズ!ライナーを読まなくてもはっきりと解る個性の塊!ジョン・スコフィールドさんです。そして、トゥーツ・シールマンスさんのソロに引きずられるようにサックス、ギター、ピアノが静かにインタープレイをしていきます。本当に美しいと言うのがぴったりの演奏です。

2曲目はアップテンポでセロニアス・モンクさんのイン・ウォークト・バド
ファーストソロはテレス・ブランチャードさんのトランペットソロ。そしてトゥーツ・シールマンスさんのソロ。まさにジャズフレーズ満載です。雰囲気的にはやっぱり管楽器、サックスなどと近いようなフレーズが多いです。でも、口からダイレクトに音が出るような感じの楽器ですので、そのアーティキュレーションはサックス以上のものがありますね。

3曲目はディア・オールド・ストックホルム
ライル・メイズさんの綺麗なピアノから始まります。トゥーツ・シールマンスさんのソロが堪能できるバラードです。ライル・メイズさんのソロもかなり渋いです。

4曲目はデジー・ガレスビーさんのグルーヴィン・ハイ
ジョシュアレッドマンさんのテナーサックスとテレス・ブランチャードさんのトランペットのツインリードでテーマです。2コーラス目からトゥーツ・シールマンスさんも入り3管?になり、一気に音が厚くなります。ファーストソロはトゥーツ・シールマンスさん。軽快なリズムに乗って実にスイングしています。続いて、ジョシュア・レッドマンさんのソロ。スタンダード!と言う感じがするオーソドックスで丁寧なソロです。

5曲目はコン・アルマ
今度はジョン・スコフィールドさんのギターソロからトゥーツ・シールマンスさんとのデュオになります。そして、しばらくするとヴァイヴの綺麗な和音が入ってきて曲はインテンポのワルツになります。ここもまた綺麗な、ため息がでるような展開です。続けてヴァイブのソロ。ヴァイブはマイク・マエニエリさん。続いて、トゥーツ・シールマンスさんのソロがワルツに乗ってスイングします。

6曲目はイン・ユア・オウン・スウィート・ウェイ
今度はマイク・マエニエリさんのヴァイブのソロから始まります。そしてトゥーツ・シールマンスさんとデュオ。この展開も前の曲のギターとの展開と同じで美しい!この曲は最後まで2人のデュオになります。
ところで、この曲ではわずかにベースらしき音が聴こえるのですが、クレジットにはベースがありません。でも考えてみればマイク・マエニエリさんなのでMIDIでヴァイブがつながっていてベース音を重ねることは容易ですね。ヴァイブと演奏が連動しているので多分そうではないかと想いますが・・・。まあ、この美しさの前ではどうでもよいことですが・・・。

7曲目コルトレーンさんの名曲ジャイアント・ステップス
ブルース・バースさんのソロピアノからテンポアップしてスインギーな演奏です。オーソドックスに演奏しているトゥーツ・シールマンスさんのテーマからファーストソロはジョン・スコフィールドさん。そしてトゥーツ・シールマンスさんのソロに続いてテレス・ブランチャートさんのソロへ。さらにベースのクリスチャン・マクブライドさんのソロまで。ソロはそれぞれワンコーラスなんですが、これまたオーソドックスにまとまっている演奏です。

8曲目はビル・エヴァンスさんの名曲ワルツ・フォー・デビー
ハーモニカのテーマも綺麗です。哀愁があってなかなか良いワルツ・フォー・デビーですね。トゥーツ・シールマンスさんのソロの後はジェリー・グッドマンさんのヴァイオリンソロです。ジャズヴァイオリンもそんなにミュージシャンが多くありませんし、あまり私は馴染みがないのでかなり新鮮に聴こえます。テンポがワルツだから良く合いますね。

9曲目はチャイルド・イズ・ボーン
何が始まるのか!と言う感じの楽器を使った恐ろしげなSEから綺麗なピアノへ。ハービー・ハンコックさんです。この曲は2人のデュオになります。もともとメロディが綺麗な曲に加えて2人の演奏がさらに美しく仕上ています。中間部分では少し熱めのインタープレイも・・・。涙が出そうなくらい美しい!

10曲目はテイク・ファイブ
この演奏もオーソドックスな演奏なんですが、実にスイングしています。特にリズムが淡々としている中にも熱い感じが伝わってきます。リズム隊はドラムがピーター・アースキンさん、ベースがチャーリー・ヘイデンさん。イブシ銀の様な渋プレイです。

11曲目は春が来たのに
ピアノとベースだけと言う編成。トゥーツ・シールマンスさんの歌心を満喫できます。実に良く歌っています。本当に歌っていると言う表現がぴったり来る演奏で、ハーモニカならではの味ですね。優しさと温かさに満ち溢れたソロでこの作品の中ではベストだと個人的には想います。地味ですが、チャーリー・ヘイデンさんのベースが実にそれを良くサポートしています。

12曲目はチャーリー・パーカーさんのオーニソロジー
少しテンポを落としてあくまでもお洒落に仕上ています。この曲でのトゥーツ・シールマンスさんのソロを聴くとまさにルーツがビーバップにあることが良くわかります。実にオーソドックスでありながらもバップ的フレーズを織り込んで、さらにはハーモニカ独特のベンドなど、実に表現が豊な演奏です。そして、サックスソロはアーニー・ワッツさん。かなり速いパッセージでチャーリー・パーカーさんを意識したソロになっています。フュージョン系のソロを聴く機会がほとんどなんですが、このようなジャズもかなり良いですね。

13曲目はブルー・イン・グリーン
ご存知マイルス・デイビスさんですね。最後にマイルスさんの曲でエンディングです。このあたりの選曲にもトゥーツ・シールマンスさんのルーツを感じることができます。


数々のセッションをこなしてきたトゥーツ・シールマンスさんだからこそ集まったメンバーは、考えてみるとかなり豪華ですね。
ハーモニカと言う楽器は音量的にも、見た目にもその他の楽器に圧倒されてしまうのですが、この作品では全く負けていません。完全な主役です。しかも、ハーモニカはほぼ口からダイレクトに音が出ている?と言うかなりヒューマンな楽器だと想います。
ですから、逆にサックスやピアノ、ギターなど、普段何気なく聴いている楽器がこの作品では、もちろんアコースティックなんだけど、極めて機械的に聴こえる部分があります。録音の仕方もあると想いますが、その大半はトゥーツ・シールマンスさんの演奏が実にヒューマンで美しいからだと想います。

全体の演奏はオーソドックスで、変わったアレンジやインタープレイなどはほとんど無いので、熱くなるジャズ!とは少し違いますが
夜、お酒と共に味わいたい作品です。とにかく美しいのひと言ですね。
(CD TOTALTIME:55:09 / Walking消費カロリー:221.7kcal)
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Noimage-amazonに画像がありません・・・ イースト・コースト,ウエスト・コーストイースト・コースト,ウエスト・コースト
トゥーツ・シールマンス ジョシュア・レッドマン アーニー・ワッツ

曲名リスト
1. Naima
2. In Walked Bud
3. Dear Old Stockholm
4. Groovin' High
5. Con Alma
6. In Your Own Sweet Way
7. Giant Steps
8. Waltz for Debby
9. Child Is Born
10. Take Five
11. Spring Can Really Hang You up the Most
12. Ornithology
13. Blue in Green

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(*)本文に登場したCD

アフィニティアフィニティ
ビル・エヴァンス トゥーツ・シールマンス マーク・ジョンソン
by G-Tools

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2007年06月14日

Column:演歌は心!と言ってしまえば・・・

少し前になりますが、TVでテレサ・テンさんの生涯を描いたドラマを観ました。
主演の木村佳乃さんの口パクの部分はいただけなかったのですが、歌は本物のテレサ・テンさんのものでしたのでじっくりと聴いたと言うわけです。

このドラマを観ながら、ふっと想ったのが
何で、曲を知っているんだろう?と言うこと。
さらに、知っているだけではなくて
歌うことが出来る!
と言うレベルまで知っていると言うことです。

音楽はジャンルを問わず、全般的にいろいろ聴きますが、この、演歌と言うか、歌謡曲と言うジャンルは、CDはもちろん持っていませんし、ほぼ私のオーディオセットから流れたことはないハズです。
さらに、テレサ・テンさんのファンと言うわけでもないので、積極的に聴いた覚えは全く無いのですが・・・。

耳に入る機会として考えられるのが

TVの歌番組を観た?
TVで、歌番組以外でイメージ的に流れてくるものを聴いた?
CMソングとして聴いた?
ラジオで聴いた?
カラオケで誰かが歌ったものを聴いた?

これぐらいでしょうか。

いずれにしても、積極的に聴いた覚えはなく、おそらくごく自然に耳に入って、知らず知らずのうちに覚えてしまっていたと言うのが真相かなと・・・。

確かに「別れの予感」や「空港」「つぐない」「時の流れに身をまかせ」など良い曲ですしメロディも解りやすいのですが・・・。

このように知らず知らずのうちにじんわりと染みてきて、いつのまにか口ずさめるまで覚えてしまう曲ってある意味において名曲と言えないこともないかなと・・・。

もう少しマーケット的に考えてみると
今のJ-POP系は、まず歌詞が難しいし、TVやラジオでは正確に歌詞が掴めないところがあります。(私だけ?)
また、サイクルが短いので一人のシンガーが気がつくと新曲を歌っていたりします。

ところが演歌・歌謡曲系は1曲を何年も歌っていたりします。
そのため、この人は、この曲みたいなイメージが強烈につくのだと想います。
まあ、考えてみれば同じ回数のTV出演であれば、1曲を長く歌っている人は、ずっとその曲を歌うわけですので耳に入る機会も多くなるわけですよね。

さらには、メロディが解りやすいと言うこと、歌詞が解りやすいと言うことも要因のひとつでしょうか・・・。

でも、演歌は心に染みる!と言います。
日本人のメンタルな部分で考えてみると・・・。
『演歌は心!日本人の心の奥底にフィットするから・・・』
と言ってしまえば、いかにも演歌的なんですが・・・。

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2007年06月13日

ディープ・シティー・トラベラー/鳥山雄司

DEEP CITY TRAVELLER

大分暑くなってきて、少しwalkingしただけでも汗がにじむ季節になってきました。と言うわけでもないんですが、時々無性に聴きたくなるお気に入りの作品、鳥山雄司さんのディープ・シティー・トラベラーwalkingをしました。

この作品は鳥山雄司さんの7枚目の作品でコンセプトアルバムとして発売されました。ライナーノーツにも曲の紹介や鳥山雄司さんの紹介は一切ありません。掲載されているのはショートストーリー。このストーリーとコンセプトを考えたのは作家の保前信英さん。保前信英さんは建築家から作家になった理工学部出身と言う珍しい作家です。この保前信英さんの近未来トリップ小説がコンセプトになっています。小説の内容については、ネタばらしはしませんが、不思議さが漂っていて結構いい感じです。このようなコンセプトアルバムは、実際にコンセプトと楽曲がマッチしていないと、とんでもないものになってしまいます。結構ありますよね、そんな感じの作品は・・・。この作品においては実にマッチしているんです・・・。

スタートは近未来的なSEに英語のナレーション。そしてヴォイスの感じが印象的なスタートの1曲目SOMETHING IN THE WIND
かなり重い16ビートで曲は進んでいきます。エフェクターで歪ませたギターのテーマがなんとも言えずカッコ良いんです。さらに、ドラムのリフからのサビの部分はそのコード進行の良さと、いかにも気持ち良さそうなギターのメロディが肝!です。walkingしていても想わずエアギター状態になってしまいそうな感じ・・・。ギターソロは短いのですが、よくまとまっています。さらにいろいろなマテリアルが入っていて一見複雑そうな感じなんですが、アレンジがしっかりしているので実に完成度の高い楽曲、録音になっていると想います。このあたりを聴くと、鳥山雄司さんはただのギタリストではない!と言う感じが伝わってきます。

2曲目はスクラッチノイズが入って、懐かしいレコードを聴いている様な雰囲気ではじまるA POINT OF LAND
テーマは1曲目と同じく歪み系のギター。さらに左右のチャンネルで別々のギターのリフという具合にギターを上手く使用しています。ややテンポが遅くゆったりとした8ビートなのでギターソロはかなりハードなロック的なフレーズで攻めています。また、ハモンドオルガンが良い味を出しています。

3曲目は言わずと知れた名曲THE SONG OF LIFE
ご存知TV番組・世界遺産のテーマです。今のTVオンエアのものとは少し違っていて一番最初のバージョンです。(だと想います・・・。)この曲はTVの効果で聴いているだけでいろいろな世界の遺産が浮かんできますね。このCDでは、まさに近未来都市の風景を表していると言う感じで聴こえてきます。遺産と近未来都市。対極にあるのですが・・・。面白い感じですね。
曲としても良い曲だと想います。雄大で壮大で。ストリングスのアレンジが良いので、歪み系のギターに良くマッチしています。現代の名曲だと想うのですが・・・。

4曲目のSEのみのCLOSING TOYSに続いて5曲目はWHAT HAPPEND
リズムと雰囲気、それからテーマも含めて、ベンチャーズって言う感じの曲です。この曲でも左右のチャンネルで別々のギターバッキングを演奏しています。それぞれに集中して聴くとなかなか面白い演奏をしています。バッキングセンスが良いんですね。アコギのソロの部分は何故か、それまでのベンチャーズ風アメリカンサウンドが、中近東と言うか、スパニッシュ風になり、ソロもそんな感じをよく出したものになっています。そしてエンディング部分で再度アコギのソロがありますが、この部分ではバックがアメリカン、けれどもソロはスパニッシュと言う少し入り乱れた雰囲気がかえって近未来の混乱ぶりを表現していてなかなかコンセプトに合った感じで肝!の部分です。

6曲目はATE SABER
ヴォーカル入りのナンバーです。ウォーカルは山根麻衣さん。この曲でも左右のギターの16ビートのカッティングがファンキーで想わず腰が動きそう!な感じです。山根麻衣さんの歌も艶があって良いです。さらに短めのコーラスとディレイがかかっているため、震えた感じの効果が出ていてさらに良くなっています。鳥山雄司さんのソロは短いんですが、ロングトーンを中心にフィードバックやアームを絡めて効果的で広がりのあるソロを展開しています。前半のノリの良さと対比して、後半のコーラスは、ゴスペルの様な、子ども合唱団の様な・・・。でもけっこう自然なつながりなので、不思議な中にもアレンジセンスの良さを感じます。

7曲目はWITHOUT A DREAM
いろいろなマテリアルの入った雑然とした曲です。よく聴いてみるとギターもかなりいろいろと入れています。ギターソロの後半部分の駆け上がっていくフレーズは粒が揃っていて見事です。

8曲目はSHINING MONUMENT
アコギのバッキングを中心とした曲ですが、歪み系のギターのテーマが綺麗な曲です。曲調としては、3曲目のTHE SONG OF LIFEに通じるところのある雄大さがあります。

9曲目はLOOKIN' FOR ANOTHER PURE LOVE
軽いボサノバ調で、アコギのバッキングに絡むように、そしてささやくように歌う山根麻衣さんの歌が良い味を出しています。鳥山雄司さんのギターソロはちょっと聴くとラリー・カールトンさんっぽい雰囲気です。

10曲目はESCAPE FROM THE CITY
ブルース調の曲ですが、アコースティックギターが良い音をしています。ワンコーラスは完全なソロギターです。そしてインリズムになってから左右でギターの振り分けたバッキングと一気に音像が広がっていきます。ちょっとアメリカの荒野を古い車で走っている!そんな感じの曲です。

11曲目はBELEZA
6曲目のATE SABERのエンディング部分のゴスペルの様な、子ども合唱団の様な部分をピックアップしてリフレインしている短いSE的な曲です。

12曲目はBEFORE THE SUNRISE
アコギで2拍4拍にミュートカッティングを入れてビートを刻んで行く演奏をバックに、歪み系のギターでのテーマがなかなか哀愁を感じる旋律です。バックのストリングスが良い音ですし、さりげなく入ってくるピアノも良い雰囲気です。

13曲目は"WAS IT ALL A DREAM?"~THE SONG OF LIFE
3曲目のTHE SONG OF LIFEのアコギでテーマを奏でているバージョンです。完全にアコギバージョンとして独立している完成度があります。そして幻想的な雰囲気で幕を閉じます・・・。


この作品を聴き終わるといつも小説を読み終わったような感覚に襲われます。一番この作品の好きな部分はこの感じなんです。

作品を通して一貫したコンセプトが明確になっていて、しかもそれがコンセプト倒れになっていないクオリティのある作品って非常に貴重だと想います。その意味ではコンセプトアルバムとしては成功と言うことでしょうか。

鳥山雄司さんのデビューは1981年。デビュー当時から、知るひとぞ知る、と言う存在でした。ギタリストとしてはそんなに技巧的な感じは無かったのですが、当時結構めずらしかったギターシンセなどを使っていたのを覚えています。わたしも友人に薦められて聴きましたが、結構地味なギターでした。

その頃はまだ、楽曲のアレンジやプロデュース的なことは良く解らなかったので目が行かなかったんですね。派手で技巧的なギターに魅せられていましたので・・・。

でも、この作品を聴いて私の中では
ギタリスト・鳥山雄司さんから
音楽家・鳥山雄司さんになりました。
そのくらい、ギタリストとしてだけではなくて総合的なミュージシャンとして素晴らしい作品になっていると想います。
(CD TOTALTIME:49:08 / Walking消費カロリー:197.52kcal)
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DEEP CITY TRAVELLERDEEP CITY TRAVELLER
鳥山雄司

曲名リスト
1. サムシング・イン・ザ・ウィンド
2. ア・ポイント・オブ・ランド
3. ザ・ソング・オブ・ライフ
4. クロージング・トイズ
5. ホワット・ハプンド?
6. ATE SABER
7. ウィズアウト・ア・ドリーム
8. シャイニング・モニュメント
9. ルッキン・フォー・アナザー・ピュア・ラヴ
10. エスケープ・フロム・ア・シティ
11. ベレザ
12. ビフォー・ザ・サンライズ
13. “ワズ・イット・オール・ア・ドリーム?”~ザ・ソング・オブ・ライフ

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