Walking de Music

2007年07月14日 17:59にアップしたエントリーです。

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Column:テンポの乱れは気持ち悪いが・・・

先日、クラシックギターの村治奏一さんのコンサートを聴きに行きました。
村治奏一さんは村治佳織さんの弟さんで4枚ほどの作品をリリースしている若手ギタリストです。

私も過去のロックやジャズ・フュージョンギターとは別に
クラシックギターをここ数年独学で練習してるのですが
最近ようやくなんとなく理解することが出来てきた、弾き方に対するアプローチがあります。
村治奏一さんのコンサートでも少し気になったと言えば気になったのですが・・・。

それはテンポのことなんです。
テンポと言っても、速い、遅いと言うことではなくて、
一定のリズムをキープして弾くと言うことにおいて
クラシックギターの場合、多少の感覚的なテンポの乱れ、と言うかルバートと言うのは
どうやらOKなのだと言うことなんです。

解り難いですね・・・。

例えばジャズギターのヴァチュオーゾ、ジョー・パスさん。
ソロギターを弾く時に、テンポを無視して弾く、ルバートと言う弾き方があります。
このような弾き方は良くバラード曲などでギターに限らず使いますね。
ところが一端インテンポになると、これが実に正確にテンポを刻んで演奏します。

クラシックギターの場合、これは今回聴いた村治奏一さんに限らず
CD録音であっても、インテンポの途中で難しいフレーズや高揚するようなフレーズが出てくると
一定のテンポから外れるんです。
これは、クラシック・ソロの表現のひとつでもあるんですが
ジャズ・フュージョンのインテンポで、テンポが乱れることを悪!とするような
中で育って?きた私の音楽生活においては、聴いていて一緒にテンポを取っていても
突然合わなくなることが、非常に気持ち悪かったんです。

今回の村治奏一さんのコンサートで
「A列車で行こう」をクラシックギター用にアレンジしたプログラムがありましたが
途中でやっぱりテンポが狂うんです。
ですから結果的に全くスイングしていないんですね。これが・・・。

実際にクラシックギターの奏者は、今回の村治奏一さんもそうでしたが
足などでテンポをほとんど刻みません。

それに対し、先ほどのジョー・パスさんなどは、足でテンポを刻みます。
ジョー・パスさんのソロギター作品にはそのストンピングの音が入っていて
なおかつ、非常に正確だったので、メトロノームを使用しているのでは?と言う疑惑さえあったほど・・・。

このテンポの考え方は
クラシックギターにおける表現方法のひとつなんだと最近解ってきた、と言うか
聴いていて気持ちの悪さが少なくなってきたと言う話でした。

ジャズのように、オーディエンスがテンポを一緒に取ってスウィングすると言うようなスタイルは
クラシックの世界ではあまり無いんですね。

でも、村治奏一さんの演奏は素晴らしかったです。
ジャズ好きの私がクラシックの世界を理解するには
まだまだ修行が足りないと言うことも・・・自覚しています・・・。
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コメント (4)

ayukiさん,コメントありがとうございます♪
コメント届いていないようでした。せっかく投稿していただいたのに…。
“眼力の鋭い”ayukiさんのVOE批評,読んでみたいです。気が向いたら是非ご意見ください。うむ。何て書いたんだろう…。

ジャズとクラシックのテンポの違いとは深いですね。私はまだまだ勉強不足です。

セラピーさん
コメントありがとうございます。今一度コメントさせていただきました。
考えてみればクラシックの場合はコンダクターがテンポを握っていますが、ジャズの場合は一応ドラマーですが、全体でテンポを創っていきますよね。私もまだまだ勉強中です・・・。

ayukiさん,コメントありがとうございます♪
VOEへの愛溢れるコメントに感激&反省させられました。

さて,ジャズはドラマーは至言ですね。というか「ジャズの肝=ドラマー」はパット・メセニー&ウイントン・マルサリスの大御所が述べていたので,私もそう思うだけですが…。
やっぱり勉強しようと思いました。

PS アイドルを実力で打ち破った村治佳織さんが好きです。

セラピーさん
コメントありがとうございます。
パット・メセニーさんは、実際に前回のツアーでドラムとデュオでアップテンポのブルースを演奏しましたね。やっぱり肝!なんだと私も想います。

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