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キャプテンズ・ジャーニー/リー・リトナー
THE CAPTAIN'S JOURNEY/LEE RITENOUR

キャプテンズ・ジャーニー

たいぶご無沙汰してしまいました。なにせ猛暑のために・・・walking出来る状態ではなかった!と言うのが真相?でもなく単に怠けてた?と言うことも真相?
今日はリー・リトナーさんの名作キャプテンズ・ジャーニーwalkingです。

今回リリースされたFUSION MASTERPIECEの中で、実は一番欲しかったのがこの作品なんです。あとのリリース作品は持っているものが多かったので・・・。この作品は1978年のリー・リトナーさんの3枚目のリーダー作です。

1曲目はキャプテンズ・ジャーニー パート1:静かな海
この作品はカッセトで持っていたので、次第にCD時代になるに連れて聴かなくなってしまったのです。と言うか存在すら想い出さない状態・・・。でもこの1曲目のイントロのリー・リトナーさんのボトルネック奏法を聴いた瞬間に急激にそのサウンドが蘇ってきました。カッティング3本とテーマの4種類のギターを弾いているのは今回改めて解ったと言うか、気がつきました。
リー・リトナーさんのギターソロが始まった瞬間にまた記憶が蘇って・・・。歌えるんです・・・しかも指使いもなんとなく解る感じ・・・。そう言えばこの作品の曲のソロに関してはほとんどコピーしたのだと言うことをことを想い出した訳です。それだけ聴き込んだ作品にも関わらず、今まで存在すら想い出さなかったのはなんとも言えない感じがしました。

続いて難しいユニゾンと決めのキャプテンズ・ジャーニー パート2:嵐
それにしても複雑な曲です。コピーも難しかったことを想い出します。でもその複雑な感じの中にかなりメロディアスだったり、クラシカルな展開だったり・・・。完成度もかなり高い曲ですね。エンディングでのテンポアップしたユニゾンがかなりカッコ良いです。

2曲目はモーニング・グローリー
一転してソウルフルでファンキーなナンバー。コーラスがフェードインしてきて、そこに重なるようにリー・リトナーさんの通称”チャカポーン”と言うカッティングが入ってくるところはかなり肝!です。
テーマ部分のメロディアスな優しい感じとサビからイントロのパターンのファンキーさの対比が面白い曲です。

3曲目はシュガーローフ・エクスプレス
問答無用のクロスオーヴァーの名曲ですね。個人的には後のベストでのヴァージョンの方が好みなんですが、こちらのオリジナルの方がエネルギッシュな感じがします。また、ライナーノーツを見て初めて知ったのですがこの曲はトレードマークのES-335では無くて、同じくギブソンのジャズギターの名器L-5で弾いています。実に綺麗な音だと想います。
また、中間部分のパーカッションとベースのラテンのリズムからピアノが入ってくるところは肝!です。パーカッションはアレックス・アカーニャさん。この曲ではドラムも叩いています。そして特徴的な和音を使ったベースのラテンフレーズはエイブラハム・ラボリエルさん。ピアノはリー・リトナーさんの作品では御馴染みのデイヴ・グルーシンさん。

4曲目はマッチ・メイカーズ
イントロのギターのカッティングが印象的な曲です。このカッティングをそつなく?こなすのは結構たいへんなんです。指使いは難しくないんですが、テンポキープと歯切れよさを出すのが難しいのです。
この作品を先に聴いたのかどうか忘れましたが、この曲は「プロポーズ大作戦」のスターフーズ・フーと言うコーナーで使われていた・・・と記憶してます。(自信・・・あまりなしですが・・・)
この作品全体的にそうなんですが、リー・リトナーさんはボトルネック奏法を多用しています。特にこの曲での使い方は絶妙だと想います。
もちろんギターソロでも使用しています。1:40過ぎのアップフレーズなどはセンスの良さを感じますね。このソロは全体的にすごいまとまっていてベストテイクだと個人的には想います。1:58過ぎの速いパッセーなどは絶妙の粒揃いです。またサビのパターンでのボトルネックの使い方も絶妙です。
ところで、この曲を聴くとプリズムバック・ストリート・ジャイブと言う曲を想い出します。ギターソロの出だしなんかは和田アキラさんが影響を受けているらしい感じが伺えますね。

5曲目はホワット・ドゥ・ユー・ウォント
イントロの何とも言えないシンセの音が印象的なスタートです。これはずっとシンセだと想っていたのですがライナーノーツを見るとどうもギターシンセでリー・リトナーさんが弾いているようです。この時代にギターシンセを使用するチャレンジが、いつも良い作品を与えてくれるスピリットになっているんですね。
さらにこの曲ではドラムのスティーヴ・ガッドさんのスネアワークがすごいです。全体を通してこの作品のクオリティをあげているのがスティーヴ・ガッドさんのリズムワークだと想います。
ギターソロは結構熱いソロを展開しています。フレーズはまさにリトナー節!

6曲目はザッツ・イナフ・フォー・ミー
テーマはここでもギブソンのL-5でのクリアトーンです。テーマに重なってイントロのパターンを使用した
ギターカッティングが面白い感じです。上手いですね。このあたりのカッティングセンスは絶妙です。女性コーラスの入った爽やかな曲です。

7曲目はエチュード
クラシカルなギターエチュードにバックの演奏をつけてアレンジしたような感じの曲です。
この曲でのリー・リトナーさんはラミレスのクラシックギター。名器と言われているクラシックギターですね。いい音しています。そう言えばエリック・クラプトンさんもアンプラグドでラミレスを使用していました。
エチュードと言うタイトルだけあって短かい曲なんですが、実にリリカルなバラードに仕上がっています。


改めて聴いて見ると、実に細部まで覚えていると言うか想い出したと言うか・・・。
曲が進んで行くにしたがって、実にリアルに細部を追っかけて、想い出しながら聴いていました。

それは丁度
久しぶりの同級会で学生時代すごく親しかったけど
卒業と同時に疎遠になった友人と
想い出話をしなからだんだんとリアルに細部を想い出して行く・・・
そんな感じに似ています。

でも、すでに卒業して何年も経って、お互いに社会の荒波にもまれて来たので
学生時代には感じなかった周りの環境や全体的な視野を含めた想い出話となっている・・・。

これも似ていて
当時はギターだけ聴いていたのですが、今回初めて、曲全体やアレンジなども含めて聴き取ることが出来たような気がします。
音楽に対して少し大人になった?と言うことでしょうか・・・
(CD TOTALTIME:38:36 / Walking消費カロリー:155.17kcal)
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キャプテンズ・ジャーニーキャプテンズ・ジャーニー
リー・リトナー デヴィッド・フォスター アーニー・ワッツ

曲名リスト
1. キャプテンズ・ジャーニー~パート1:静かな海、パート2:嵐
2. モーニング・グローリー
3. シュガーローフ・エクスプレス
4. マッチメイカーズ
5. ホワット・ドゥ・ユー・ウォント
6. ザッツ・イナフ・フォー・ミー
7. エチュード

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今回紹介するのは、リー・リトナーが1978年にリリースしたソロ名義では3枚目となるアルバム『The Captain's Journey』です。私にFU... [詳しくはこちら]

コメント (4)

こんばんは。
このアルバム、リトナーのソロ名義の作品の中でも大好きな1枚です。
良いアルバムですね。
既に所有したいたので、今回のリイシューは見送りましたが、音はどうですか?

私も最近このアルバムを紹介したんで、TBさせていただきますね。

お邪魔します。
ayukiさんのレヴューを読んでいると音が聴こえて来そうですネ。
このアルバムには私も随分とお世話になりました。仰る様に私にとっても発表当時と今聴いた印象は全く違うアルバムです。あのころはギターにばかり耳が行ってしまい、全体を聴けなかったかな?・・・と言った感じです。今聴くとグルーシンのストリングス・アレンジが実に素晴らしいと思えます。勿論リトナーの演奏も然りですネ。

kaz-shinさん
コメントありがとうございます。
音的には、私は恥ずかしながらカセットのみでしたのでそれよりは良いのは当たり前なんですが・・・特にギターの音の印象は意外にクリアな感じがしました。全体的にはかなり音の分離が良いのでいろいろな音を聴き分けることができます。全体的にもクリアなんですね。

FUSIONさん
コメントありがとうございます。
私も、もちろんギターのみだったので・・・。仰る通りにストリングスがかなり良いですね。ポイントを突いています。これはまさに以前は気がつかなかった!と言う部分です。

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