Walking de Music

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ルーム335・ラリーが噛んだ小指が痛い!/Column

前回、前々回とラリー・カールトンさんの夜の彷徨を聴いて2回に渡っての長文のレビューとなった訳ですが、それだけ想い入れも強い作品なんです。

特にルーム335と言う曲はギター人生の中でも別格な想い入れがあります。
今回はレビュー上では書きませんでしたが、改めて聴くと完成度が高すぎ・・・と想いました。以前のインタビューでスティーリー・ダン滅びゆく英雄の名演奏のソロがパンチインして録音しているということを読みました。
ですから今回聴いて、このルーム335もかなり継ぎはぎだったのかな・・・と。
でも楽曲の完成度と言うプロデュース面から見ると、それも解るし、それもたいした問題ではないな・・・と想ったわけです。

でも、このルーム335はやはり名演!
当時、何気にエアチェックをしていてカセットテープに録音しました。
もちろんロック少年でしたので、あまり聴かずとりあえずそのまま・・・。
ある日、当時買っていたヤング・ギターと言う雑誌にコピー譜が・・・。
聴いた感じが超絶の速弾きでは無いように想えたので何気にコピー・・・
でも上手く弾けなかったんです・・・。

ロックのフィンガリングは当時はオルタネイトピッキングと言うアップダウンを繰り返す奏法が主流。
また、当時のロックフレーズは今ほど多様化していなくて、リッチ―・ブラックモアさんやジミー・ペイジさんに代表されるように
例えば、16分音符でもひとつの弦で
「1弦・1弦・1弦・1弦・・・」とか
「1弦・1弦・2弦・1弦・・・」のような弾き方が多かったのです。
でもこのルーム335で出会ったのは、特にサビパターン部分の
「1弦・2弦・2弦・3弦・・・」とか
「4弦・3弦・2弦・2弦・1弦・2弦・1弦・2弦・・・」とか
弦が他弦に渡って飛ぶんです!

さらに左手の小指の使い方が重要で
絶対的に左手の小指を鍛えないと成立し得ないフレーズなんです。
これはロック少年にはきつかった・・・。

ここで鍛えた為かわかりませんが
成長期に左手の小指はかなりの運動を強いられたので
右手の小指に比べると、今でもはるかに長くそして太いんです。

久しぶりにこの曲を聴くとやはり弾いて見たくなるのが心情で・・・弾いて見ました。
これが覚えているんですね・・・かなり弾いていないのに・・・。
もちろん細部ではおぼつかないところはありますが・・・。
このような曲はあまりなくて、この曲の他にはディープ・パープルハイウェイ・スターバーンでのリッチ―・ブラックモアさんのソロくらいです・・・。

でも久しぶりに弾くとその当時小指がかなりきつかったのを想い出します。
そして小指の痛みも想いだされて・・つい懐かしく小指をさすってみたり・・・。
「ラリーが噛んだ小指が痛い・・・」って洒落にもなりませんが・・・。

数年したらまたじっくり聴いて見たいと想います。
そして弾いて見たいと想います。
その時に果たして弾けるかどうか、覚えているかどうか・・・。

でも作品自体は多分新しい発見や感動を与えてくれるのではないかと想います。

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夜の彷徨(さまよい)夜の彷徨(さまよい)
ラリー・カールトン グレッグ・マティソン ポーリニョ・ダ・コスタ

曲名リスト
1. ルーム335
2. 彼女はミステリー
3. ナイト・クロウラー
4. ポイント・イット・アップ
5. リオのサンバ
6. 恋のあやまち
7. 希望の光
8. 昨日の夢

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あとがき
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