とにかく暑い・・・。少しでも回避するために時間を早くしたりしてwalkingをしましたがやはり汗だく・・・。暑い日には熱い音楽を!と言うことで今日はTOTOのTOTOⅣ~聖なる剣でwalkingをしました・・・。
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この作品は1982年のリリース。ご存知の通りグラミー賞6部門受賞の名作です。収録されている曲はシングルとしてリリースもされている曲も多いので、どちらかと言うとラジオやTVで聴いたと言う印象が強くて一枚通して聴いたと言う記憶はあまりありないんです・・・。
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walkingを終えて聴き終えたときの印象はひと言で言うと
『良く出来ている作品・・・』
とにかく丁寧に創られていると言う印象です。
曲の良さはもちろんなんですが、それぞれの音質や録音での定位、さらに音のマテリアルも豊富で、聴いていて飽きがあまりこない作品です。
それでもスリリングな感じや熱さと言うものはあまり表面に出てきていなくて、あくまでも売れ線を狙ったまとまりと感じます。
実際のプレイなど演奏と言う面から聴くと、非常に無難にこなしていると言う感じもするのですが、テクニック的な余裕の上に立っての演奏で、TOTOのメンバーのキャリアに裏打ちされたテクニックを逆に感じることができますね。
細かく聴いていくと、また違った感覚になるかも知れませんので、1曲つづ聴いていきます・・・。
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01:ロザーナ
全米で2位になった言わずと知れたTOTOの代表的な曲。
ドラムのジェフ・ポーカロさんのリズムからスタートするのですが、このリズムがいいですね。
シャッフルを刻んでいるのですが、必要以上に跳ねていなくて、逆にどっしりとした8ビートを感じることが出来るドラミングだと想います。これはスネアのタイミングにあるかと。
少しアフタービート気味に後ろに引きずっている感じがします。その為、前のめりになりそうなシャッフルビートのブレーキのような役割をしている感じがするのです。
そのビートにスティーヴ・ルカサーさんの単音でのバッキングが右チャンネルで、デヴィッド・ペイチさんのピアノが左チャンネルでインしてきます。
最初にリードヴォーカルをとるのはスティーヴ・ルカサーさん。
イメージ的に歌があまり上手くないと言う印象があるのですが、今回聴いてみて、それなりに上手い感じがしたのが不思議でした。それは味と言ったら良いでしょうか、少し鼻にかかってこもったような声が曲に良く合っています。
8分音符での『キメ』の部分を挟んで、ヴォーカルがボビー・キンボールさんに交代します。
この『キメ』の部分で、右チャンネルにスティーヴ・ルカサーさんのかなり歪んだギターリフが重なってくるのですが、これが実にいいインパクトになっています。
そして、中サビ前のワンコードとその後のカッティングを右チャンネルのノーマルトーンのギターと一緒に奏でます。
この様な音の重ね方や使い方が作品全体にあって、非常に丁寧な印象を受けたわけです。
中サビは想わず指を鳴らしたくなるような印象的なメロディとコーラスなんですが、この部分では、スティーヴ・ポーカロさんのオルガンがいい味を出しています。
そしてカッコ良い『キメ』めからサビに入ります。
この決めの部分はシンセブラスがこれまた印象的なラインで入ります。ここにブラスが入ることで楽曲がものすごく垢抜けた感じに聴こえます。さらにここでもスティーヴ・ルカサーさんの歪みギターでのバッキングが効いています。
また、この『キメ』はサビのメロディとバッキングパターンをモチーフにしてブラスサウンドを重ねたフレーズ。これを頭にしてサビに入ると言うアレンジが実にいいです。
サビのメロディはどちらかと言うとバッキングに乗ってのものなので、メロディ自体はそれほど印象的ではありません。むしろ、このバッキングパターンがあってこそのメロディと言う感じさえします。
このサビのバッキング部分の演奏には細かい技とアレンジが効いています。
メロディは、前小節の4拍めから入るのですが、メロディの空間の部分であるCD Time=1:11の2小節めに細かく、ベースのデヴィッド・ハンゲイトさんのスラップとジェフ・ポーカロさんの絶妙なバスドラが入り、続けてギターとピアノのバッキングが入ります。
つまり、コーラス、ドラムとベース、ギターとピアノ、と言う流れがあって、これが実に心地よい流れになっているのです。そしてCD Time=1:18で歪みギターが重なると更に流れは加速していきます。この繰り返しと言う単純なサビなんですが実にカッコ良いと想います。
シンセとブラスの織り成すしっかりとアレンジされたメロディに続いて、スティーヴ・ルカサーさんのソロに入ります。
短いソロなんですが、実に中身の濃いソロラインを展開しています。
CD Time=3:16の直後のチョーキングでのフレーズから、16分音符での速いパッセージへ流れ込んでいくライン。そしてチョーキングでのフレーズで締めて歌にスムーズにつなぐ構成は、かなり肝!なフレーズです。
更にエンディングでのデヴィッド・ペイチさんのピアノソロに絡んで、スティーヴ・ルカサーさんのソロが炸裂しています。
CD Time=4:57のチョーキング2連発のフレーズがまずカッコ良い!さらにCD Time=5:01からのダウンしていくアウトフレーズは、ワンコードの進行でのアウトフレーズとしてギターを弾く方ならコピーしておくと何かにつけて便利で、しかも決まるフレーズ。
そして更に速いパッセージに続いて、ふっと気を抜くようなCD Time=5:09の緩やかなチョーキングダウンは見事なアーティキュレーション。
楽曲がポピュラーで親しみやすい中にも、ギター好きを十分に納得させるような技をさり気無く入れるところは流石だと想います。
02:メイク・ビリーヴ
ピアノの跳ねた3連でのフレーズからスタートする少しアダルトな感じのする曲。
スティーヴ・ルカサーさんのバッキングが良く歪んだ音なんですが、ロザーナとは違った感じで、曲調に合わせた歪みを、きちんと計算してると言う感じがします。
テーマは2声のハモリで進んでいきます。それに絡むようにスティーヴ・ルカサーさんのバッキングが奏でられています。
この曲はロザーナの後にシングルカットされたようですが、30位が最高と言うことで終わったようです。
まあ、曲自体はいい曲だと想いますが、ロザーナの後ではと言う感じでしょうか・・・。
03:ホールド・ユー・バック
TOTOのバラードと言うとスティーヴ・ルカサーさんのリードヴォーカルと言うイメージがありますがこの曲もそうです。綺麗なピアノのバッキングに語るようにスティーヴ・ルカサーさんが歌っていきます。
サビの部分は厚いコーラス。
TOTOはメンバーほとんどが歌うことが出来る人たち。ですからこのようなハーモニーの部分では独特のムードとTOTOらしさが醸し出ています。
コーラスの隙間で、最初はピアノがフレーズを刻みますが、2回目はギターの分厚く歪んだフレーズになります。
この音も耳ざわりが良い割りには良く歪んでいて、また適度な空間と迫力を感じさせてくれる音になっていて、ギターの音は本当に良く練られていると言う感じがここでもしました。
サビ終りから、ホルン風のシンセをメロディにコードに変化を持たせて再びテーマに戻るところは美しい展開です。
2コーラスめが終わってCD Time=3:17からはギターの中間メロディ。メロディ自体は単純なんですが、しっかりとギターが歌っていると想います。
このような、ある種『情緒的なメロディ』を朗々と奏でていくのはスティーヴ・ルカサーさんの得意技とも言えます。
そのギターのトーンといい、細かいアーティキュレーションといい、実にグッと来るものがありますね。
04:グッド・フォー・ユー
ピアノの8分音符でのバッキングに歪んだギターがリフを重ねる、と言う、これもTOTOの名曲ホールド・ザ・ラインに代表される黄金のパターン。
それでもホールド・ザ・ラインとの違いは、ギターの音をいくぶん抑えていること。
ここで主役のバッキングを刻んでいるのがシンセ。特にイントロやサビに絡む音、シンセサイザーのプリセット音としても名前がついている、いわゆるTOTOホーンと言うブラス系の音。
これをどちらかと言うと全面に出して、ギターを少し引くことで、前の曲とのメリハリが付いて、少し優しい感じのロックに仕上がっています。ここでもギターの使い方が実に上手いですね。
しかしCD Time=2:50からのギターソロの音はちょっと唐突な感じのトーンだと・・・。すぐにフェードアウトをしてしまうので良いのですが、曲の感じからするともう少し低音を抑えてクリアにした方がよかったかと
個人的には想うのです。
05:イッツ・ア・フィーリング
今までの曲とは全く違ったタイプの、静かでアダルトな雰囲気を持った曲です。創ったのはスティーヴ・ポーカロさんでリードも取っています。
サビの部分のコード進行などは、ロックとは言えない綺麗さがありTOTOの音楽のボチャブラリーの広さを感じます。
また、この曲ではクリアトーンでギターバッキングが奏でられていて、歪み音の無いギターサウンドはこの作品唯一で、それが作品全体にバリエーションをつけていると想います。
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と言うことで
続きのトラックは次回に・・・。
(CD TOTALTIME:42:12/ Walking消費カロリー:196.74kcal)
![]() | TOTO IV~聖なる剣 TOTO 曲名リスト 1. ロザーナ 2. メイク・ビリーヴ 3. ホールド・ユー・バック 4. グッド・フォー・ユー 5. イッツ・ア・フィーリング 6. アフレイド・オブ・ラヴ 7. ラヴァーズ・イン・ザ・ナイト 8. ウィ・メイド・イット 9. ユア・ラヴ 10. アフリカ Amazonで詳しく見る by G-Tools |
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