Walking de Music

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ファインディング・アンド・ビリーヴィング
【シークレット・ストーリー/パット・メセニー】

今日のwalking Musicはパット・メセニーさんのシークレット・ストーリーのトラック04です。

04:ファインディング・アンド・ビリーヴィング
何とも言えない不思議なテイストを持った曲です。一番最初に聴いたときは、あまり受け付けなかったように覚えているのですが、聴き込んでいくうちに段々とその魅力にハマッていってしまう曲です。今では、この作品中でも1番2番を争うくらい好きな曲となってしまいました。

その一番の不思議なテイストはマーク・レッドフォードさんが歌う、というか叫ぶテーマのヴォイス。
歌詞があるわけではなく、何と言っているのかも良く解らないサウンド。
でも、物凄くヒューマンな感じがして、さらに人間の生の叫びというか・・・。
サウンド的には、カンボジアとかそのあたりの感じと言ったら良いでしょうか。

イントロのスラップ・ベースがそのまま曲を牽引していくのですが、これはウィル・リーさんのプレイ。
そのモチーフがギターなどで、まるでエコーのようにズレを生みながらあちらこちらから聴こえてくるという、複雑で不思議なムードで曲が進んでいきます。

CD Time=2:14からのキメ部分はクラシカルな展開。
今までの複雑でごったな感じから、一転ストレートな展開で曲中の印象深い部分になっています。

次のコーラスに入ると、マーク・レッドフォードさんのヴォイス・テーマがさらに複雑になって不思議さを増していきます。

再びキメのクラシカルな部分。
そして、まるで暗転するように、さらにクラシカルで映像的な世界に変わります。

この部分もパット・メセニーさんの世界が爆発していて、パーカッションのリズムが6/8拍子を刻む中でストリングスが拍子を無視するように、ゆったりとしたアンサンブルを奏でていきます。

この部分は本当に良く構成されていて、まるでクラシックの楽曲か映画音楽のようなサウンドになっています。また、メロディも綺麗ですし、ストリングスのアレンジも絶妙ですね。
そのバックで淡々とリズムが刻まれていたり、時折ヘリコプターのようなSEが入っていたりして、個人的には大好きな部分になります。

特にCD Time=6:00の低音ストリングスの対旋律が肝!です。ライヴではこの部分をパット・メセニーさんがギター・シンセで奏でているようでした。

そして、マーク・レッドフォードさんのヴォイスが遠くでリフレンされて、CD Time=6:16のストリングスのエンディング・フレーズが流れます。

SEが静かに聴こえてきて、段々と両耳を塞いでしまうかのようなノイジーサウンドが大きくなり、スパッ!と切れたかと想うとピアノの印象的なフレーズへ入り曲は再び展開していきます。

このピアノはパット・メセニーさんのプレイです。
ベースはスティーブ・ロドビーさんのアコスティック・ベースに替わり、同時にドラムもポール・ワーティコさんが入ります。この部分の雰囲気はパット・メセニー・グループの雰囲気が満載です。

そのままパット・メセニーさんのソロに入っていきます。
ここでも、比較的メロディアスで音数の極端に多くないラインを奏でています。非常に曲調を考えた丁寧なソロという感じがします。

この曲は、不思議なムードで始まって、あややと想っているとクラシカルな展開。そして最後はパット・メセニー・グループのテイストでソロ展開するという、バリエーションに富んだ楽曲です。
約10分近いので長い曲ではありますが、飽きることなく引き込まれてしまうのが、やっぱり不思議・・・。

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Pat Metheny

曲名リスト
1. Above the Treetops
2. Facing West
3. Cathedral in a Suitcase
4. Finding and Believing
5. Longest Summer
6. Sunlight
7. Rain River
8. Always and Forever
9. See the World
10. As a Flower Blossoms (I Am Running to You)
11. Antonia
12. Truth Will Always Be
13. Tell Her You Saw Me
14. Not to Be Forgotten (Our Final Hour) [*]

1. Back in Time
2. Understanding [*]
3. Change in Circumstance [*]
4. Look Ahead [*]
5. Et Si C'Etait La Fin [As If It Were the End]

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