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ストリート・ライフ/クルセイダーズ
STREET LIFE/CRUSADERS




walkingコースにある梅の花が散り、桜の花がそろそろ満開。暖かな今日は
クルセイダーズストリート・ライフwalkingです・・・
個人的には、初期の頃のクルセイダーズのファンクの泥臭い感じがあまり好きではありません。ですから、このストリート・ライフあたりからの洗練されてきたクルセイダーズが実は好みなんです。もちろん賛否両論、好み様々ですので、あくまで個人的な感覚ですが・・・。南から来た十字軍(*)や、旋風に舞う(*)などの70年代の名作を経て、商業ベースにのったのか、時代の風が吹いたのか、セールス的には大成功を収めた作品です。
このCD全体を、サタディナイト・フィーバーに代表されるような当時のディスコ調の様な雰囲気と言われることがあるようです。今までは全くそんなことは感じたことはなかったのですが、確かにそう言われればベースのフレーズが全体的にそれっぽいですし、ドラムのスティックス・フーパーさんがバスドラムを1拍づつ刻んでいる曲が多く、2拍4拍のビートがけっこうキツイので、そんな感じがしないでもないですね。その意味ではwalkingには合います!ってことになります・・・。
この作品のベストテイクは、1曲目のストリート・ライフだと想います。
ウィルトン・フェルダーさんのムーディーなサックスからスタートして、続いてランディ・クロフォードさんの歌。ドラムのスティックス・フーパーさんの「タ・タン」と言うスネアから1拍づつユニゾンで音程が上がっていってイン・リズムになるところは、肝!です。
この作品から、80年代のクルセイダーズが始まりました。新作にゲストヴォーカルを1曲ないしは2曲入れると言う展開はこの曲からですね。
この曲、良く聴くと実にメロディアスだと想いませんか?特にサビの部分でのコード進行は抜群ですね。「♪That’s how the life is played・・♪」と言う部分のコードがGメジャーからGマイナーに替わるところは、ありふれているけど、カッコ良いです!
まず、最近ジョー・サンプルさんと作品をリリースして久しぶりにその名前を聞いたランディ・クロフォードさんの歌が実に良いですね。
ファーストソロはジョー・サンプルさん。楽器はもちろんフェンダーローズ。
独特の響きがまさにクロスオーヴァーって感じです。文句なしのフレーズ。効果的に6連符をつかっていて、より強いビートを感じるソロです。
続いてはサックスのウィルトン・フェルダーさんのソロ。ペンタトニックと言うスケールを中心にしていますが、それでもメロディアスです。特に、ワンコーラス目の終り4小節あたりから、2コーラス目に入って5連符のフレーズから6連符で下降するところはぐっときます!
エンディングはランディ・クロフォードさんのシャウトをフリーではさみつつだんだんフェードアウトして行くのですが、終り近くではスティックス・フーパーさんのスネアでのちょっとしたリフが歯切れ良いです。静かに終わるところもなかなかぐっときます。
2曲目はマイ・レディウィルトン・フェルダーさんのテナーサックスにエフェクトでワウをかけたような音のテーマが面白いです。そしてサビの女性コーラスもなかなか良い感じです。そして、ジョー・サンプルさんのソロからウィルトン・フェルダーさんのソロ。エフェクトでかかっているのはワウだけだと想っていたのですが、ここでオクターバーでオクターブ下の音を重ねていることが解ります。ですから全体的に独特の雰囲気が漂っています。
ベースのアルフォンソ・ジョンソンさんのグリッサンドから入って爽やかなイントロのロデオ・ドライヴが3曲目です。テンポが良いのでwalkingにも合います。
この曲は大好きな曲なんです。クルセイダーズの中で、もっとも好きな曲のひとつです。
まずは、メロディが実に良いですね。テーマのバックでかなり薄く奏でているストリングスもテーマを盛り立てています。特にテーマのラスト4小節のテナーサックスが高音のフレーズに息切れ?しているような感じのフレーズ(お解かりでしょうか?)はかなり肝!なんです!
そしてアルフォンソ・ジョンソンさんの短かいリフをはさんでギターのバリー・フィナティーさんのソロへ。
クルセイダーズにおいてのギターソロのひとつのスタイルは以前メンバーだったラリー・カールトンさんが創り上げた世界と言われます。ここでのバリー・フィナティーさんのソロもその世界観を十分継承していてかなり、メロディアスに歌っているソロです。音的にもラリー・カールトンさんっぽいですし・・・。
それからこの曲の底を上げているのがベースのアルフォンソ・ジョンソンさんのプレイ。多少、ベタな感じもしますが、個人的にはけっこう好きなベースラインです。
この曲では、最後にウィルトン・フェルダーさんのソロがフェードアウトされるのみでジョー・サンプルさんのソロはありません。この曲の綺麗なコード進行でのフェンダーローズの音。聴いてみたかったです・・・。
4曲目はカーニバル・オヴ・ザ・ナイト
ちょっとテンポアップした、ジェームス・ジェマーソン・ジュニアさんのスラップベースとポウリ―ニョ・ダ・コスタさんのパーカッションが効いている曲。
テーマはウィルトン・フェルダーさんのテナーサックスとギターのユニゾン。この曲にはギターが4人参加しています。どれが誰か良く解りませんがファーストソロはバリー・フィナティーさん。その直前のギターの目立つカッティングは多分、ローランド・パティスタさんだと想うのですが・・・。ここでも、ラリー・カールトンばりのフレーズをバリー・フィナティーさんは奏でています。
続いて、ジョー・サンプルさんのソロ。言うこと無しです!
5曲目はザ・ハスラー
スティックス・フーパーさんのイントロの1拍目にスネアとシンパルを入れて、2拍4拍のリズムはリムショットで叩くフレーズと、この部分のコード進行のなにやら怪しげな感じが、強いインパクト。テーマはこのCDの中でもけっこう泥臭さのある感じです。クルセイダーズらしいと言えばらしい曲です。
全体的に、スカスカした感じの録音なんですが多分これは、強いインパクトのイントロ部分でのジョー・サンプルさんのフェンダーローズの煌びやかな和音をより際立たせてコード感をより出すために、その他の部分では極力控えめに地味にバッキングしているためだと想います。このあたりの演出はさすがジョー・サンプルさんと言う感じがするのですが・・・。
6曲目はナイト・フェイセズ
この曲でのアルフォンソ・ジョンソンさんのベースも良いですね。
前の曲のザ・ハスラーと同じくウィルトン・フェルダーさんのアルトサックスでのテーマです。ファーストソロはジョー・サンプルさん。やっぱり言うこと無しです!
個人的にこの作品は大好きで、特にストリートライフは好きなんです。想い入れも多々あるので、久しぶりに聴いてもやっぱり良いです。特にジョー・サンプルさんはもっとも好きなキーボーディストのひとり。何も言う事はなくて、ただ良い!ってことなんです。
クルセイダーズの魅力のひとつにソロ回しがあります。これは、イントロがあってテーマがあってサビへ、そしてテーマとサビのコード進行でソロを順番に回す、そしてエンディングへ・・・と言う流れ。スタンダードなジャズでは極めて普通の構成なんですが、これをフュージョンの世界でしていると言うことです。
とかく、フュージョンは決めや、ソロの部分のコードを変えたり、さらには少しロックと言うよりはプログレ的な展開をしたり・・・これはこれで大好きなのですが・・・。
カシオペアプリズムなどを中心に聴いていて、ジャズも好きだけどジャズを演奏するにはフュージョンにまだまだ未練のあった当時のわたしにとって、クルセイダーズとの出会い、特にこの作品との出会いはかなり衝撃で、大人の音楽!って言う感じがしました。
高校を卒業した頃が一番クルセイダーズにはまっていて、こんなバンドが本当はやりたかったのですが、なかなか周りにはこんな渋めのバンドをしたい人がいなくて・・・。そのためバンドは組まず、ひたすらギターのジャズ的勉強をしていました。
その意味でもこの作品からは大きく影響を受けていて、大好きな一枚になっているんです。
(CD TOTALTIME:39:20 / Walking消費カロリー:158.12 kcal)

ストリート・ライフ ストリート・ライフ
ザ・クルセイダーズ

曲名リスト
1. ストリート・ライフ
2. マイ・レディ
3. ロデオ・ドライヴ
4. 夜のカーニヴァル
5. ハスラー
6. ナイト・フェイセズ

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(*)本文に登場したCD

旋風に舞う 旋風に舞う
クルセイダーズ

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南から来た十字軍 南から来た十字軍
クルセイダーズ

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あとがき

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