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   <title>Walking de Music</title>
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   <updated>2008-07-06T00:10:58Z</updated>
   <subtitle>『ウォーキングdeミュージック』ウォーキングをしながら音楽CDを聴く・・・ジャズ・フュージョンを中心としたCDレビューブログです。</subtitle>
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   <title>セイリング・ワンダー／増尾好秋　【２】</title>
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   <published>2008-07-05T23:55:16Z</published>
   <updated>2008-07-06T00:10:58Z</updated>
   
   <summary> 増尾好秋さんのセイリング・ワンダーのTrack05から先日の続きのレビューです...</summary>
   <author>
      <name>ayuki</name>
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   </author>
         <category term="CD ｒｅｖｉｅｗ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
         <category term="JAZZ/FUSION-J" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
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      <![CDATA[<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00004W9XA/walking-gitahibi-22/" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/61j0Q%2Ba4-CL._SL160_.jpg" alt="セイリング・ワンダー" border="0" width="150" height="150"/></a>
<br clear="left">

<span style="color: #ff6600;"><strong>増尾好秋</strong></span>さんの<span style="color: #ff6600;"><strong>セイリング・ワンダー</strong></span>のTrack05から先日の続きのレビューです・・・。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★

<FONT color="#009999" size="-1"><strong>05：カーク船長</strong></font>
ファンファーレ的と言うか出航の為のイントロダクション的なシンセから、雨の音のようなSEが左から右に流れると、それを裂くように<strong>T.Mスティーヴンス</strong>さんのベースの激しいリフ。続いてギターとのユニゾン・・・。そのまま、<strong>増尾好秋</strong>さんの短いソロに入っていきます。
フュージョンらしい攻撃的なサウンドのこの曲はテーマらしいテーマが無く、短いユニゾンの部分を介して<strong>増尾好秋</strong>さんのソロが続いていきます。

ここでの<strong>増尾好秋</strong>さんは歪んだギターの音でフレーズをドライヴさせています。また、この曲は<strong>T.Mスティーヴンス</strong>さんのベースが強烈で、やはり曲をグイグイと牽引していきます。


<FONT color="#009999" size="-1"><strong>06：クラッカー・ジャック</strong></font>
<strong>増尾好秋</strong>さんのカウントからゆったりとしたファンクビートで奏でられていく曲です。
とにかくビートがグルービーで抜群の乗りがあります。ドラムの<strong>スティーヴ・ガッド</strong>さんの重い２拍４拍のアクセントに<strong>T.Mスティーヴンス</strong>さんの細かいパッセージを挟んだフレーズ。そして、右チャンネルの<strong>エリック・ゲイル</strong>さんのカッティングに左チャンネルの<strong>リチャード・ティー</strong>さんのクラビのバッキング。
その強烈なリズムに乗ってクリアトーンでややファニーな中にも、綺麗なサビメロのテーマを<strong>増尾好秋</strong>さんが奏でていきます。

ギターソロは少し特殊な音。ライナーノーツからギターシンセを使用しているようです。種類等は良く解りませんが、音としてはワウがきつく掛っているような感じの音。細かいフレーズにもクリアに追従していますので、当時としてはかなりクオリティの高いものだった言えるのではないでしょうか。フレーズも丁寧に音を選択していてメロディアスな展開で聴かせてくれます。


<FONT color="#009999" size="-1"><strong>07：豪風（ロリンズに捧ぐ）</strong></font>
<strong>T.Mスティーヴンス</strong>さんの印象的なラテン調のベースラインからスタートする曲。タイトルらしい激しい風のような雰囲気が伝わります。サブタイトルのロリンズは、ご存知<strong>ソニー・ロリンズ</strong>さんのこと。
先日レビューをした<strong>MASUOライヴ</strong>(*)でも、エンディング曲として怒涛の演奏がありますが、それよりはいくぶんかスマートな感じのテイクに仕上がっています。

テーマはナチュラルに歪んだ音でこれまた印象的なメロディを奏でていきます。ギター弾きが好みそうなメロディで、想わずコピーをしたくなるラインを持っています。

最初のテーマ部分はセンターにメロディが定位していますが、サビの部分でセンターが休み、左右のギターに変わります。ここでも、一貫した3ポイントのトライアングルギターを聴くことができます。

このサビのメロディですが、5音で出来たフレーズをわずかのブレイクを創りながら連続していく、と言うラインなんですが、良く聴くとそのブレイクの部分にB＝「シ」の音がアクセントとして入っています。この音はギターで言う2弦の解放の音で、ワンフレーズごとに解放の音を鳴らしていると言うフレーズです。
簡単そうに聴こえるのですが、ちょっとコピーをしてみたらタイミングが実に難しい。しかもさり気無く解放弦の音を入れるのはさらに難易度を増しています。弾いているとちょっとグッとくるギタリスト好みのフレーズに想わず<strong>肝！</strong>ですね。

とにかくドラムの<strong>アル・マック</strong>さんとベースの<strong>T.Mスティーヴンス</strong>さんのバッキングリズムが強力。その上、両方ともにセンターに定位しているので、モノラル的にごちゃっとしているのですが豪風と言うタイトルに相応しい荒々しさを醸し出しています。

そのリズムに乗って<strong>増尾好秋</strong>さんはハードに攻めるソロを展開します。それでも、やはりナチュラル。無理なフレーズは無くてシンプルなラインを奏でていきます。

そんな豪風の中、海をテーマにしたこの作品はエンディングをむかえていきます・・・。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★

walkingを終えて聴き終えたときの印象はひと言で言うと
『海が見たくなった・・・』

海をひとつのテーマにして全体を構成しているのですが、前半はやや緩やかなリゾート気分で爽やかさが漂うサウンドなのに対して、後半はやや荒波の激しい海の表情を捉えています。
個人的には、最後に激しい<strong>豪風</strong>でエンディングではなくて4曲目の<strong>自然への賛歌</strong>あたりで爽やかさを持って終わった方が全体の構成としてはより好みだったと言えます。激しい航海で終わっていて、最後は無事に帰路についたのか？などと言う余計な心配もしたりしてしまいますので・・・。

<strong>増尾好秋</strong>さんのギタープレイは、超絶な速弾きや凝ったフレーズ展開はあまりなく、いたって解りやすくシンプル。先ほどからそれをナチュラルと言わせていただいていますが、まさにそんな言葉が似合います。

この作品にも参加している<strong>エリック・ゲイル</strong>さんのことを良く、『ヘタウマギタリスト』などと言ったりしますが、<strong>増尾好秋</strong>さんもどちらかと言うとそんな感じでしょうか。
決して技巧派ではないのですが、それでもフレーズの素直さなどはアマチュアも参考にするところが大きいと想います。
まさにそれは心からナチュラルに出た1音の重みとでも言ったら良いでしょうか・・・。

この作品は、聴くと言うよりは、感じると言う作品で、ただ音に身をゆだねていくのが一番いい感じ・・・。
目の前に夏の景色が広がって来たら、気分はリゾート。
やっぱり、海が見たくなった・・・。

(CD TOTALTIME:37:37/ Walking消費カロリー：153.48kcal）

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<strong>（*）本文に登場したCD･DVD</strong>
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<center>
<div id="ato"align="left">
<strong>あとがき</strong></br>
★トラックバック、コメント歓迎いたします。</br>
★ギター好き・音楽好きの為のサイトも運営しています。お暇なら遊びに来てください。
<a href="http://www.gitahibi.com/"target="_blank"></br>>>>ギターの響き・ソロギターを中心とした”ギター好き・音楽好き”のサイト</a>
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   </content>
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   <title>セイリング・ワンダー／増尾好秋　【１】</title>
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   <id>tag:walking.gitahibi.com,2008://1.240</id>
   
   <published>2008-07-05T08:39:10Z</published>
   <updated>2008-07-05T09:01:11Z</updated>
   
   <summary> 今日は大変暑く、まさにリゾート的な穏やかさの中でwalkingをしました。と言...</summary>
   <author>
      <name>ayuki</name>
      <uri>http://www.gitahibi.com</uri>
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   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://walking.gitahibi.com/">
      <![CDATA[<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00004W9XA/walking-gitahibi-22/" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/61j0Q%2Ba4-CL._SL160_.jpg" alt="セイリング・ワンダー" border="0" width="150" height="150"/></a>
<br clear="left">

今日は大変暑く、まさにリゾート的な穏やかさの中で<strong>walking</strong>をしました。と言うことで<span style="color: #ff6600;"><strong>増尾好秋</strong></span>さんの<span style="color: #ff6600;"><strong>セイリング・ワンダー</strong></span>で<strong>walking</strong>をしました・・・。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★

この作品は1978年のリリース。<strong>増尾好秋</strong>さんのリーダー作としては4作目にあたるのですが、フュージョンサウンドを全面に出したものとしては最初の作品になります。
先日も<strong>MASUOライヴ</strong>(*)のレビューで書きましたが、この作品はあのハードで熱いライヴ盤の後に聴いた作品となります。当時はそのあまりにも大きいギャップに戸惑ったのですが、結局それが、<strong>増尾好秋</strong>さんの作品が個人的にお蔵に入ってしまった理由にもなっていましたが・・・。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★

<strong>walking</strong>を終えて聴き終えたときの印象はひと言で言うと
『海が見たくなった・・・』

少々センチメンタルな感傷に浸ってしまうくらい、とにかく爽やかなサウンドです。
この作品はタイトルからもお解かりだと想いますが、海をひとつのコンセプトにして全曲が仕上げられています。聴いていると想わずリゾートに行きたくなります。上手くその雰囲気を出していて、見事な統一感がある作品になっています。

細かく聴いていくと、また違った感覚になるかも知れませんので、1曲つづ細かく聴いていきます・・・。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★

<FONT color="#009999" size="-1"><strong>01:セイリング・ワンダー</strong></font>
とても涼しそうな波のSEからスタートします。しばらくするとピアノの何とも言えない爽やかなリフがスタートします。このピアノのリフのポイントは左手のベースライン。このラインが既に<strong>肝！</strong>
ちなみにこの作品では、今をときめくフュージョン界の凄腕ミュージシャンがたくさん参加しています。この曲は、鍵盤だけでも、<strong>デイヴ・グルーシン</strong>さん、<strong>リチャード・ティー</strong>さん、そして<strong>マイク・ノック</strong>さんの3人が参加しています。ライナーノーツからするとこの心地よいピアノのリフは<strong>リチャード・ティー</strong>さんのプレイだと想われます。

テーマは<strong>増尾好秋</strong>さんのクリアトーンで優しく奏でられていきます。
ここで使用しているギターは<strong>増尾好秋</strong>さんのHP（http://www.ymasuo.com/top.htm）にインタビューがありましたが、ギブソンのレスポールのようです。

ここでのテーマは何故か右チャンネルに定位しています。左チャンネルにはピアノがイントロのパターンを刻んでいます。流れるようなリズムの中でのプイレです。
でも、何故に右チャンネルにてテーマなの？
と想っていると、入ってきました！左チャンネルでも<strong>増尾好秋</strong>さんのテーマが重なっている部分があります。さらに、その中心、つまりセンターで歯切れの良いカッティングが聴こえます。このプレイは<strong>エリック・ゲイル</strong>さん。

実はこのギターの定位がこの作品のひとつの特徴になっていて、ギターがセンターでメロディが基本なんですが、左右に振られている部分があります。この3ポイントでのギターを中心にして創られています。ですから物凄くギターがフュ－チャ－されていて、まさにギターサウンドと言うのに相応しい仕上がりになっています。

曲は、サビに入ります。
このサビのメロディが実にいいです。何と爽やか！そして哀愁もほのかに漂っていてまさに<strong>肝！</strong>
実はこのサビを印象的にしている要因としてサビ前のリフがあります。このリフは明確なメロディはなくて
分数コードの流れで聴かすリフになっています。正確にはベース音をE=「ミ」に固定したペダルトーン。その上に微妙にメジャーコード、マナーコード、そしてデミニッシュコードを重ねています。この少し不安な感じがまさに風で波が少し立ってきた荒めの感じを醸し出しています。その後のサビのメロディは、それを抜けた後の爽やかな海が広がっている大海原と言う感じで一気に世界を広げてくれるのです。さらに、このサビの部分でかすかに聴こえるオルガンの音がまたいいんです。

<strong>増尾好秋</strong>さんのソロは、緩やかに刻まれていきます。音は右チャンネルのみなんですが、そのすぐ横のセンターでの<strong>エリック・ゲイル</strong>さんのバッキングが絶妙に絡んでいます。そして展開部分でそのまま<strong>エリック・ゲイル</strong>さんがいぶし銀の短いソロを聴かせてくれます。

再びテーマに戻ってサビのコード進行で<strong>増尾好秋</strong>さんのソロが、今度はセンターに定位して繰り広げられていきます。

そして、エンディング近くに<strong>シャーリー</strong>さんと<strong>ジュディ・アントン</strong>さんのコーラスが絡んできます。ちなみに<strong>シャーリー</strong>さんは<strong>増尾好秋</strong>さんの奥様で<strong>ジュディ・アントン</strong>さんは<strong>シャーリー</strong>さんのお姉さんだそうです。さらに<strong>ジュディ・アントン</strong>さんはこの作品の前に日本にいた時に、11PMや天気予報に出たりしていたそうです・・・。

そのまま航海は静かにフェードアウトしていきます。そして再び波の音が広がって周りを包み込みます・・・。


<FONT color="#009999" size="-1"><strong>02：トレジャー・アイランド</strong></font>
1曲目の波の音を聞いていると少しレゲエのリズムを持ったこの曲がフェードインしてきます。航海から早くも2曲目でトレジャー・アイランド＝宝島についてしまいました。穏やかで楽しいムードでテーマが流れていきます。この曲は歌詞つき。歌うのは<strong>シャーリー</strong>さんと<strong>ジュディ・アントン</strong>さん。

この曲でのギターも3ポイントでの定位になっています。
右チャンネルはこの曲を特徴付けているレゲエと言うかカリプソと言うか。アルペジオを刻んでいます。そして左チャンネルは歌と一緒にテーマを奏でます。記載が無いので何とも言えないのですが音的にこちらが<strong>エリック・ゲイル</strong>さんではないかと想いますが・・・。そしてセンターで時々カッティングが入ります。
とにかく左右のギターと女性2人の歌声で進んで行く感じが楽しそうです。

CD Time=1:44のソロ前のちょっとしたブレイクに入るドラムのリフが凄い切れ味。これは<strong>スティーヴ・ガッド</strong>さんのリフ。ここまでゆったりとしたカリプソ風のリズムを静かに奏でているのですがワンポイントで聴かせるところは流石です。

そして、それに続いてパーカッションとベースがリズムを刻みます。パーカッションは<strong>ウォーレン・スミス</strong>さん。そしてベースは<strong>T.M.スティーヴンス</strong>さん。シェーカーとアフロ風のベースラインが夏っぽくていい感じです。

しばらくすると、左チャンネルからギターのカッティング、そしてそれに少し遅れてセンターからもギターのカッティングが聴こえてきます。そしてさらに遅れて右チャンネルでアルペジオが重ねて奏でられます。

<strong>スティーヴ・ガッド</strong>さんのおかずを合図に、全体がリズムインをしてギターソロに入ります。この部分は静かですが、段々と盛り上がっていく音の重なり方がいい感じです。また、先ほどのギターの3ポイントの定位がはっきりわかる部分になっています。

あくまでの爽やかに、そしてリラックスした雰囲気。夏の陽射しが目に眩しい感じとのんびりしたムードが心和む曲です。


<FONT color="#009999" size="-1"><strong>03：シューティン・ザ・ブリーズ</strong></font>
のんびりとしたムードから、アップテンポのラテンのリズムの曲です。それでもリゾート風の楽しい雰囲気が漂っています。

テーマはセンター定位で<strong>増尾好秋</strong>さんがやや固めのコンプレッサーが良く効いたクリアトーンで奏でます。音を良く聴くとオクターバーもかかっていてオクターブ下の音をかすかに重ねています。

印象的で明るいテーマから<strong>増尾好秋</strong>さんがそのままソロへなだれ込んでいきます。
ここでもセンターにて定位しているのですが、ギターのカッティングが同じくセンターで奏でられています。ど真ん中にギターが寄っている感じが、モノラル的で逆にいい感じに聴こえてくるので不思議とレトロな感じのサウンドになっています。
それにあわせてか、ドラムやベースもかなりセンター寄りのサウンド。かなりノリノリのリズムを刻んでいますが、ベースの<strong>T.Mスティーヴンス</strong>さんがグイグイ引っぱっていく感じがいいですね。パーカッションの<strong>バシリ</strong>さんと<strong>ウォーレン・スミス</strong>さんもいい味です。

ここでの<strong>増尾好秋</strong>さんのソロは見事のひと言です。

CD Time=1:06からはひとつの簡単なモチーフを繰り返しながらも、コード進行によってノートを微妙に変えていくというフレーズ。単純なんですが、しっかりとワンコーラスそれだけで奏でていきます。

CD Time=1:44からはメロディアスな高い音でのフレーズ回しから、パーカッシブなリズムアプローチで弾き抜けていきます。

CD Time=2:11からも簡単なモチーフをコード進行にあわせて変えてていくアプローチです。単純なんですがここでも本当に良くギターが歌っています。

速いパッセージやフレーズ、ジャズ的なテンションノートを多用したフレーズやクロマティックなアプローチはありませんが、メロディアスでしっかりと歌っていますし、ジャズ的なテンションが溢れています。
ラインがシンプルで実にナチュラルなフレーズ回しで、ある意味素直で誠実な感じが伝わってきます。これは<strong>増尾好秋</strong>さんの底力と言うか強烈な個性。このナチュラルと言うキーワードは物凄くギター弾きにとっては参考になるソロでまさに<strong>肝！</strong>です。

後テーマは、カッティングをしていたギターがそのままテーマを一緒に奏でていきます。ですから最初のテーマから更に音の輪郭が増して、丁度コーラスのエフェクトをかけたような効果が出ていて、より華やかな感じに仕上がっています。


<FONT color="#009999" size="-1"><strong>04：自然への賛歌</strong></font>
<strong>増尾好秋</strong>さんのナイロン弦のアコギのソロからスタートします。
ミディアムテンポに乗ってコード奏法で楽しい中にも美しいメロディを奏でていきます。
この部分はセンター定位の音なんですが、その後で、ベースがインしてくるとギターは一気に右と左に分かれて奏でられていきます。もちろん別々に録音をしているので、ここでも3ポイントのトライアングルギターを味わうことができます。ちなみにこの部分はセンターのギターはお休みです。

さらにドラムがインしてくると、今度は左のギターが休んでセンターと右のギターがメロディを奏でていきます。この部分ではドラムのスネアのロールが絶妙なビートとアクセントを創っています。見事なロールは<strong>スティーヴ・ガッド</strong>さん。

さらにサビに入ると今度はセンターのギターが休んで右と左のギターがメロディを奏でます。

CD Time=1:51からはギターソロです。
センターのギターのみになって奏でられていきます。単音でのプレイではなくてコードソロになっています。リリカルでリズミカルなソロラインを展開します。

3ポイントで鳴るギターが実に綺麗です。メロディも美しいので聴いていると段々と吸い込まれていくような感覚になります。不思議な魅力を持った楽曲に仕上がっていますね。


☆★☆★☆★☆★☆★☆★

と言うことで
続きのトラックは次回に・・・。

(CD TOTALTIME:37:37/ Walking消費カロリー：153.48kcal）

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<strong>（*）本文に登場したCD･DVD</strong>
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<strong>あとがき</strong></br>
★トラックバック、コメント歓迎いたします。</br>
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   <title>NEW-S／T-スクェア　【2】</title>
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   <id>tag:walking.gitahibi.com,2008://1.239</id>
   
   <published>2008-07-02T09:30:01Z</published>
   <updated>2008-07-02T09:47:18Z</updated>
   
   <summary> T-スクェアのNEW-SのTrack06から細かく聴いてみます・・・。 ☆★☆...</summary>
   <author>
      <name>ayuki</name>
      <uri>http://www.gitahibi.com</uri>
   </author>
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<span style="color: #ff6600;"><strong>T-スクェア</strong></span>の<span style="color: #ff6600;"><strong>NEW-S</strong></span>のTrack06から細かく聴いてみます・・・。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★

<FONT color="#009999" size="-1"><strong>06：MIDNIGHT CIRCLE</strong></font>
ミディアムシャッフルの<strong>和泉宏隆</strong>さんの曲。ドラムの<strong>則竹裕之</strong>さんのバスドラとベースの<strong>須藤満</strong>さんのラインがここでも絶妙に決まっていて良いビート感が溢れています。

テーマはピアノで奏でられていきます。
このライトな感じは<strong>シャカタク</strong>的と言うか、少し古いトレンディー・ドラマの挿入曲の感じと言ったら良いでしょうか。

ファーストソロは<strong>須藤満</strong>さんのベース。
バックの難しいリズムの決めの間を縫うように速いパッセージで駆け抜けていきます。

つづいて<strong>本田雅人</strong>さんのソロなんですが、この頭の部分がかなり入り難いリズムになっています。<strong>T-スクェア</strong>の曲には、このような一瞬迷ってしまいそうなリズム的なトリックがけっこうたくさんあります。

<strong>本田雅人</strong>さんのソロはオーソドックスなフレーズ展開で、曲の持っているトレンディな雰囲気をムーディに奏でていきます。

CD Time=3:44からの展開部分は、今までの感じとは少し違って単調になりやす曲調にいい変化をつけます。ここでは、綺麗なコード進行とそれに乗る<strong>本田雅人</strong>さんのサックスのメロディが聴き所ではありますが、そのバックでの<strong>則竹裕之</strong>さんのトップシンバルワークが強烈な細かさと正確さで叩きだされます。ただでさえ細かいトップシンバルワークなのに、さらにCD Time=4:02からはタムが切れ目無く絡んでくるというテクニックを聴かせてくれます。

テーマのパターンに戻ってからは、<strong>和泉宏隆</strong>さんのソロです。
今までのソロの中では、テーマの持っているスタッカートなメロディを上手く使用しているので、比較的歯切れの良いフレーズを展開しています。そして、<strong>則竹裕之</strong>さんが絡んできて、クラシカルなコード奏法に入ったところでフェードアウトとなります。


<FONT color="#009999" size="-1"><strong>07：THE SUMMER OF '68</strong></font>
鳥の声など幻想的なSEをバックに、シンセ・ストリングとともに<strong>安藤まさひろ</strong>さんがナイロン弦のアコギでメロディを奏でていきます。

このSEはアマゾンか何か森の深いところでの鳥と言うか獣の叫びのようなものなんですが、ナイロン弦のアコギとのイメージがぴったりくるのでしょうか。<strong>パット・メセニー</strong>さんの<strong>ファーマーズ・トラスト</strong>でも同じようなSEでした。

<strong>安藤まさひろ</strong>さんが緩やかなリズムに乗って優しいテーマを奏でていきます。
サビに入ると更に幻想的なムードは増していきます。この部分はちょっと<strong>パット・メセニー・グループ</strong>を想い起こさせる感じです。創ったのは<strong>和泉宏隆</strong>さん。そう言えばいつかは忘れましたが<strong>パット・メセニー・グループ</strong>のライヴを観に行った時に、前列の方で<strong>和泉宏隆</strong>さんを見かけたことがありました。


<FONT color="#009999" size="-1"><strong>08：NAB THAT CHAP!!</strong></font>
やや長めのラテンパーカッションのパフォーマンスからスタートして、ベースとドラムのユニゾンのフレーズへ。ベースがポリリズム的なフレーズなのでとにかく拍頭が取り難いです。このような難しいリックでは2人の息の合ったところを聴かせてくれます。

テーマは<strong>安藤まさひろ</strong>さんの歪みギターと<strong>本田雅人</strong>さんのサックスが奏でていきます。
中サビに入ると<strong>安藤まさひろ</strong>さんのギターのみになりますが、この音は良く歪んでいるのですが、ハードロックとかのそれとは違って聴き易く、何と言うか、品のある音と言ったら良いでしょうか。とてもいい音だと想います。

サビは派手派手で元気の出る<strong>T-スクェア</strong>節でまとめられていきます。イントロからテーマの部分とのイメージギャップがこれまた<strong>T-スクェア</strong>らしいですね。

このように発展を次第にさせていくのは曲を創っていく中でも比較的簡単なアレンジなんですが、実は展開したところから元に戻るのが難しいんです。極端に変化をさせてしまうと、最初のイメージに戻るアレンジがやや強引になることがあるのですが、この曲の場合は派手派手で盛り上がった決めを介して最初のベースパターンへ戻ります。非常に練られた曲だと想います。

ファーストソロは<strong>則竹裕之</strong>さん。
戻った拍の取り難いベースラインをバックに短いのですが見事にソロを決めます。

つづいては<strong>安藤まさひろ</strong>さんと<strong>本田雅人</strong>さんの掛け合いになります。
最初の8小節はお互いにバックの決めの間をソロで駆け抜けていきます。リズムがインしてからCD Time=3:15の<strong>安藤まさひろ</strong>さんのアーミングとライトハンドの連続技は流石の上手さがありますね。

後半はサビのパターンで<strong>本田雅人</strong>さんのソロ。コード進行がいいのでフレーズも走っています。ライヴだったら長尺で吹きまくると言うような部分ですが、ここでは短めにまとめて、最後にあのベースラインでエンディングになります。

非常にいいアレンジで良くまとまっている楽曲に仕上がっていると想います。


<FONT color="#009999" size="-1"><strong>09：ロマンティック・シティ</strong></font>
アップテンポのボサノバのリズムに印象的なメロディでスタートします。このスタート部分はサビ。サビスタートと言うアレンジの方法で構成されていますが、短いセンテンスが集合した部分ですので、イントロと言えばそうともとれる絶妙なメロディで出来ています。

テーマは<strong>安藤まさひろ</strong>さんのナイロン弦のアコギが奏でていきます。
ドラムのスネアワークと細かいベースラインがいい流れを創っていますね。

ファーストソロは<strong>本田雅人</strong>さんのソプラノサックス。テーマのコード進行でのソロになります。
このコードは基本的にマイナーコードでスケールも一発で行こうと想えば行けないこともないのですが、テーマのメロディの音をどうやってチョイスするかとか、CD Time=0:32の音が下がっていくクリシェの部分とか、CD Time=0:43の1小節入るメジャーの部分をどのように奏でて行くかが聴き所になります。

<strong>本田雅人</strong>さんはCD Time=1:52のクリシェの部分を音数を減らして、最後の部分にフレーズを重ねます。CD Time=2:03のメジャーの部分もいいフレーズで吹き抜けています。CD Time=2:10ではテーマのメロディをフェイクして奏で2コーラスめにつないでいます。

CD Time=2:19の2回目のクリシェの部分は絶妙なフレーズで下がっていく音をポイントにフレーズを重ねてその感じを上手く出しています。CD Time=2:30の2回目のメジャーの部分では、前半をメジャーフレーズで決めて、そのままつながったマイナーフレーズに以降してつぎのコードに解決していきます。

このソロは<strong>肝！</strong>で個人的にはベストプレイだと想います。

つづけて同じパターンで<strong>和泉宏隆</strong>さんのピアノソロです。
クリシェの部分は1回目が流れるようなラインで逆にあまりそれを感じさせないフレーズで弾き抜けます。そして2回目は高い音で引っ掛けるような節回しをして、今度はそれを意識させるような展開をしています。

メジャーになる部分は、1回目はけっこうストレートにフレーズを奏で、2回目はアクセントをつけたフレーズで綺麗にまとめて、瞬間、ひと呼吸おいて次ぎのフレーズにつないでいます。

この<strong>和泉宏隆</strong>さんのソロも見事な構成と流れでやはりベストプレイで<strong>肝！</strong>です。

そして続くは<strong>安藤まさひろ</strong>さんのソロ・・・と行くかと想うとテーマに戻ります。<strong>安藤まさひろ</strong>さんのソロはこの曲では無いので、物凄く残念です。

この曲も非常にコンパクトにまとまっていて、なお且つ、ジャズ的なソロまわしがあって非常にいい曲だと想います。セッション向きの楽曲とも言えますね。


<FONT color="#009999" size="-1"><strong>10：WHEN I THINK OF YOU</strong></font>
<strong>本田雅人</strong>さんのアルトサックスが叫ぶ、渾身のバラードです。テーマももちろん綺麗なメロディなんですが、やはりここは<strong>本田雅人</strong>さんのソロが聴き所。

テーマのコード進行で、静かなフレーズを中心にサックスのタンギングと息使いでブルージーに奏でていきます。

そしてサビを挟んでピアノとのデュオになる部分では、静かながら、これまた絶妙なアーティキュレーションで朗々と歌い上げていきます。それにしてもニュアンスの付けかたが見事です。音がクネっていると言うか、波があると言うか。それが抑揚と言うことで、しっかりとした基本が出来ているからこそのアーティキュレーションと言えますね。

そのまま、静かにこの曲は幕を閉じていきます・・・。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★

walkingを終えて聴き終えたときの印象はひと言で言うと
『非常にまとまりがあってバランスがいい』

やはり細かく聴いて見ても同じ印象で、とにかく聴きやすい作品に仕上がっています。
全体を見ると、フューチャーリング<strong>本田雅人</strong>さんと言う感じもするのですが、これはジャケットを見ても同じで、<strong>本田雅人</strong>さんが他のメンバーより大きく写っています。

<strong>T-スクェア</strong>の屋台骨を支えてきた<strong>伊東たけし</strong>さんが脱退して、ある意味ピンチに登場した<strong>本田雅人</strong>さん。当時は、そのルックスからジャニーズ系などとも言われていたことを思い出しました。

だから、それだけでは無いと言う実力の部分をやはり全面にプッシュする必要があったと言うことでしょうか。<strong>安藤まさひろ</strong>さんも少し引いていて、ある意味プロデュース的な役割をしているかのようにも想いました。

また、リズム隊の2人もタイトなリズムに徹してして、出すぎず、引きすぎずと言う、いい塩梅のところでのプレイが光っています。

このあたりの部分と、<strong>本田雅人</strong>さんのジャズ的な部分と、更に楽曲の良さが重なって、少しアダルトで聴きやすい良質な作品に仕上がったのではないかと想うのです。

(CD TOTALTIME:55:32/ Walking消費カロリー：223.24kcal）

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<center>
<div id="ato"align="left">
<strong>あとがき</strong></br>
★トラックバック、コメント歓迎いたします。</br>
★ギター好き・音楽好きの為のサイトも運営しています。お暇なら遊びに来てください。
<a href="http://www.gitahibi.com/"target="_blank"></br>>>>ギターの響き・ソロギターを中心とした”ギター好き・音楽好き”のサイト</a>
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   <title>NEW-S／T-スクェア　【1】</title>
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   <published>2008-06-28T06:50:51Z</published>
   <updated>2008-06-28T07:37:57Z</updated>
   
   <summary> 梅雨なんですが、あまり雨も降らないのでwalkingは順調・・・ですがアップは...</summary>
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<br clear="left">

梅雨なんですが、あまり雨も降らないのでwalkingは順調・・・ですがアップは久しぶりになります。と言うことで昨日は<span style="color: #ff6600;"><strong>T-スクェア</strong></span>の<span style="color: #ff6600;"><strong>NEW-S</strong></span>でwalkingをしました・・・。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★

この作品は1991年のリリース。サックスの<strong>伊東たけし</strong>さんの脱退後、<strong>本田雅人</strong>さんが加入しての最初の作品になります。
当時は、ポップテイストからかなりジャズ的な側面が押し出されたような印象でしたが、とにかく、1曲目の<strong>MEGALITH</strong>のインパクトがかなり強くありました。
個人的には丁度、<strong>T-スクェア</strong>のコピーバンドに加入したか、しないかくらいの時期でその意味でも<strong>T-スクェア</strong>をしっかりと聴いた最初の作品とも言えます。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★

walkingを終えて聴き終えたときの印象はひと言で言うと
『非常にまとまりがあってバランスがいい』

通して聴いた時に、非常にすんなりとスムーズに聴くことができました。

まずは全体的なサウンドが解りやすく音が良いと言うこと。
突飛な音や攻撃的な音はほとんど無くて、全体的な統一感のあるサウンドに仕上がっています。また、音のバランスや定位も綺麗にまとまっているのでヘッドフォンでもかなりの広がりを聴かせてくれます。

そして、楽曲のよさ。
全体的には、もう少し激しい感じのイメージがあったのですが、どちらかと言うと落ち着いていて、1曲目から最後の10曲目までの流れと構成がスムーズで飽きがきません。かといってBGM的かと言うとそうではなくて、1曲ごとのクオリティが高く、バリエーションに富んでいて適度なテンションも感じることができます。

コピーバンドをしていた関係で、通して聴くことはほとんどなく、聴く曲はそれこそ隅々まで聴きましたが、聴かない曲は全く聴かないと言うのが当時。ですから、この全体の完成度には少々驚いたと言うか、こんなに良い作品だったっけ？と言うのが正直な部分です。

さらに、<strong>本田雅人</strong>さんが当時新加入と言うことで、全面的なフューチャーと言う感じがあるのですが、EWIが意外に少なかったです。もっとたくさん吹いていたような感覚があったのですが。これは『サックス本田雅人』を押していた私としては嬉しい気付きでした。
その分、ギターの<strong>安藤まさひろ</strong>さんのソロ・プレイやリリカルな<strong>和泉宏隆</strong>さんのピアノ・ソロなどが少ないのがマイナスと言えばマイナスかなと。

細かく聴いていくと、また違った感覚になるかも知れませんので、1曲つづ細かく聴いていきます・・・。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★

<FONT color="#009999" size="-1"><strong>01:MEGALITH</strong></font>
1小節目のいきなりのホーンセクションから、シンセベースの16分音符のライン。シンセベースが曲中は終止流れていて、それをコアに楽器を重ねていくと言うような楽曲の構成。そのために打ち込み色が強いのですが、とにかく曲がカッコ良い！
実はこの曲は、コピーバンドでも一番演奏したかった曲。しかし、私には曲決めの決定権がなかったのでいつも却下されていた曲なんです。その意味では、<strong>T-スクェア</strong>の楽曲の中での1、2番を争うくらい好きな曲です。

テーマは<strong>安藤まさひろ</strong>さんのギターと<strong>本田雅人</strong>さんのサックスがユニゾンで奏でていきます。

ファーストソロはドラムの<strong>則竹裕之</strong>さん。
シンセベースの16ビートに乗って、スネアとタムまわしを中心に奏でていきます。
そのラインを奪い取るように<strong>本田雅人</strong>さんのソロがスタートします。
老舗バンド、新加入一発目のソロ！と言うことで聴く方も当時気合いが入ったと想うのですが、もともとが実力者ですので、全く問題なかったと言うソロを展開します。
CD Time=2:27からのポリリズム的なフレーズは音の選択が見事で、その後でドラムの<strong>則竹裕之</strong>さんが絡んでくるところは、打ち込み色が濃いアレンジなのに、とてもバンド的でヒューマンな感じがします。

再びサビに戻り、CD Time=2:38からはユニゾンに入ります。
このユニゾンの部分ではシンセベースの16分音符での打ち込みがありません。その代わりにベースの<strong>須藤満</strong>さんが、おしん的な16分音符を刻みます。そのために、この部分が曲にアクセントをつけて、単調な雰囲気から救いつつも今までの流れを継続させていると言う見事なアレンジになっています。
そして、ユニゾンの最後の部分が拍の取り難いシンコペーションになっていて、そのリズムを持った全体のシンコペーション・パターンに入ります。
この部分で絡んでくる<strong>本田雅人</strong>さんのソロ・ラインと拍頭を混乱させるような則竹裕之さんのおかずがやはり効いています。

エンディングはサビのパターンで、最初はフレーズ間に短いソロを絡めていた<strong>本田雅人</strong>さんが、CD Time=4:00からさらに強烈なソロを展開します。
スタート部分の超高音でのベンドを使用したフレーズは凄いですね。さらにCD Time=4:17の絶妙なアーティキュレーションのフレーズからCD Time=4:21の高音でのロング・トーン。つづけてCD Time=4:23までのフレーズまわしは<strong>肝！</strong>です。

再びユニゾンに入るのですが、今度はドラムの則竹裕之さんがタムで暴れていますので、中間の部分にはない華やかさを醸し出しています。

そしてエンディング・・・その後も5秒くらい飛行機のエンジン音が遠のいていくようなエフェクトがなり続け、次第にフェードアウトされていきます。

やはりいい曲だと想います。
曲としては、メロディがそれほど良いと想わないので、いい曲と言うのは少し違う感じもするのですが・・・。単にメロディやコードと言うことでは無くて、アレンジや演奏も含めた全体の創りが見事だと想うのです。
私が個人的にいい曲と想うかどうかには、『メロディやコードが単純に良い曲』と『この演奏、録音だから良い曲』と『単に想い入れがあるので良い曲』と言う3つのパターンがあります。この曲はまさにその真ん中の良い曲と言えます。


<FONT color="#009999" size="-1"><strong>02：ガーティーの夢</strong></font>
<strong>安藤まさひろ</strong>さんのアコギが効いているイントロに<strong>本田雅人</strong>さんの鳥のさえずりを想い起こさせるようなソプラノサックスの綺麗な音が絡みます。
軽いボサノバのリズムに乗ってリリカルにテーマを<strong>本田雅人</strong>さんが奏でていきます。テーマの最初のメロディの4音目の音が素早くスラーされているのですが、このニュアンスが絶妙ですね。

ファーストソロは<strong>和泉宏隆</strong>さんのピアノ。
クラシカルにリリカルに奏でられていきます。CD Time=2:17からのフレーズは同系の短いフレーズが段々と低い音へ下がっていくフレーズ。その後やや速めのパッセージでソロを閉めます。特に激しいアクセントやスタッカートなフーレズは無くて、あくまでも流れる様にクラシカルに展開していきます。

CD Time=3:12からイントロのパターンに絡んで<strong>本田雅人</strong>さんのソロなんですが、テーマの終りの部分からロングトーンを続けてソロにそのまま入ります。そして緩やかな波のようなアーティキュレーションでつないでいきます。この部分のソプラノサックスの音がとても綺麗です。
テンポが戻ってソロはつづきますが、ここではゆったりとしたフレーズを前半は奏でて、後半になってくると速いパッセージやフラジオなどが段々と出てきて盛り上がってくるところで残念ながらフェードアウト。

1曲目がアルトサックスで聴かせて、そして今度はソプラノサックスと当時新加入の<strong>本田雅人</strong>さんの力を十分に聴かせてくれる構成になっています。多分、<strong>伊東たけし</strong>さんの脱退で心配をしていたファンにも納得の構成だったのではないかと想います。


<FONT color="#009999" size="-1"><strong>03：真夏のため息</strong></font>
重めのビートの中にも少し跳ねたリズムが夏らしさとため息が出るような憂鬱な感じを出しています。
夏らしいライトな感じは、ドラムの則竹裕之さんの軽いスネアとハイハットの8ビート。そしてため息の部分は、5弦ベースの一番低い弦をD＝「レ」にチューニングした<strong>須藤満</strong>さんのラインが醸し出しています。

テーマは<strong>安藤まさひろ</strong>さんのアコギが奏でていきます。
先ほどはナイロン弦でのプレイでしたが今度はスチール弦でのプレイ。ギターの音色の元をしっかりとセンターに定位させつつ、スチール弦のでのプレイによって生まれる金属的なフィンガーノイズをわずかに右側に響かせると言うエフェクト処理をしていて音に広がりをもたらしています。

CD Time=0:56はサビ前のブレイク部分。則竹裕之さんのバスドラがいい響きのゲートリバーヴに乗っていてアクセントになっています。

つづくサビは<strong>本田雅人</strong>さんのサックスと<strong>安藤まさひろ</strong>さんのギターでのユニゾンでメロディが奏でられていきます。CD Time=1:10のブラスの入り方が絶妙なタイミングですね。

ベースとのユニゾンフレーズを挟んで<strong>安藤まさひろ</strong>さんのソロです。
CD Time=1:58からのフレーズはジャズ的なライン。そのままジャージーに奏で、CD Time=2:12のスケールチェンジへ。実はソロ前のユニゾンの部分を演奏することで、このソロはD♯m7で前半は進みます。このコードは曲のキーの半音上がりと言うことになります。ですから、この部分が際立つと言うことになるわけです。そしてスケールチェンジは半音下がると言う展開。<strong>安藤まさひろ</strong>さんはごく自然にフレーズをつないでいます。

そして<strong>本田雅人</strong>さんのソロ。
こちらもジャージーに決めます。同じくスケールチェンジはスムーズで余裕のあるまとまったソロを展開しています。

エンディングではイントロのパターンで再び<strong>本田雅人</strong>さんのソロです。
こちらは先ほどの曲中でのソロとは違ってだいぶ熱いソロを回していきます。そして、タンギングでの短いフレーズの連続に則竹裕之さんが絡んでいく部分はグルーヴが加速していきます。しかし残念ながら程なくしてフェードアウトしていってしまうのです・・・。


<FONT color="#009999" size="-1"><strong>04：LITTLE LEAGUE STAR</strong></font>
<strong>T-スクェア</strong>らしさのある元気の出るロックテイストの8ビートの曲です。ここでテーマを奏でるのが<strong>本田雅人</strong>さんのEWI。
今やEWIとのイメージも合っているのですが、当時は<strong>本田雅人</strong>さんはEWIはどのくらい使っていたのでしょうか。どうしても、EWI＝<strong>伊東たけし</strong>さんと言うイメージが強いので、さぞ吹きにくかったと想うのですが。ちなみに個人的にはEWI＝<strong>マイケル・ブレッカー</strong>さんなんです・・・。

この曲は<strong>安藤まさひろ</strong>さんか<strong>和泉宏隆</strong>さんの曲だと想っていたのですが、今回ライナーノーツを見たら<strong>本田雅人</strong>さんの作曲なんですね。CD Time=1:32からの中サビの部分のコード進行が結構いい感じで<strong>T-スクェア</strong>らしさが出ています。

ソロは激しく歪んだ音での<strong>安藤まさひろ</strong>さんと<strong>本田雅人</strong>さんのEWIの掛け合いになっています。
<strong>安藤まさひろ</strong>さんがアーミングとライトハンド奏法を多用したロック的なフレーズで先行します。それに対して<strong>本田雅人</strong>さんも似た3連のフレーズを出して応戦します。さらに、お互いに速いパッセージの応酬になって、短いながらも聴き応えのある掛け合いを展開します。

テーマを挟んで<strong>須藤満</strong>さんのソロ。
スラップではなくてピチカートで劇的でコード進行に乗って速いパッセージを奏でます。


<FONT color="#009999" size="-1"><strong>05：YOUR RESTLESS EYES</strong></font>
ミディアム・ビートのバラードです。ここでも<strong>須藤満</strong>さんが低い音のベースラインで陰鬱なコードの雰囲気を出しています。

テーマは<strong>本田雅人</strong>さんのソプラノサックス。
サビ前からサビに入ると、曲は一転して親しみ易く解り易いメロディになります。少し情緒的で、悪く言えば歌謡曲の香りがするメロディは<strong>安藤まさひろ</strong>さんのある意味得意技。少々陳腐な香りもするメロディなんですが妙に印象に残るラインに仕上がっています。

ファーストソロは<strong>和泉宏隆</strong>さん。
ここでもフレーズはいたってレガート。流れる様に綺麗なメロディを奏でていきます。かなりクラシカルな展開が曲調にも合っています。

エンディングは<strong>本田雅人</strong>さんのソプラノサックスソロ。
全体的に速いパッセージを控えて音数を少なくして、朗々と歌い上げていくと言う感じのフレーズ展開です。ソプラノサックスのロングトーンが非常に綺麗です。そのまま曲はフェードアウトしていきます。

実はこの曲でもうひとつ凄いと想ったのが、<strong>須藤満</strong>さんのベースラインと<strong>則竹裕之</strong>さんのバスドラ。少しルーズな感じのラインなんですが、これが乱れなくピッタリとあっています。そのために凄いビート感が出ていますね。しかも、単に譜面上あっていると言うことだけではない、何かもっと奥の深い、凄みを感じてしまいました。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★

と言うことで続きのトラックは次回に・・・。

(CD TOTALTIME:55:32/ Walking消費カロリー：223.24kcal）

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<strong>あとがき</strong></br>
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   <title>フューズ／フューズ・ワン　FUSE/FUSE ONE</title>
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   <id>tag:walking.gitahibi.com,2008://1.237</id>
   
   <published>2008-06-12T20:35:01Z</published>
   <updated>2008-06-12T21:21:14Z</updated>
   
   <summary> 梅雨に入ったのですが、何故か雨が私のwalking場所では降らないのです。です...</summary>
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      <name>ayuki</name>
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<br clear="left">

梅雨に入ったのですが、何故か雨が私の<strong>walking</strong>場所では降らないのです。ですからいたって順調に運動をしていると言うわけです。と言うことで昨日は<span style="color: #ff6600;"><strong>フューズ・ワン</strong></span>の<span style="color: #ff6600;"><strong>フューズ</strong></span>で<strong>walking</strong>をしました・・・。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★

この作品は1980年のリリース。当時CMソングとしても使用されていたので物凄くカッコ良いイメージがあったのですが、ほぼ忘れていると言うのが実際です。
プロデューサー、<strong>クリード・テイラー</strong>さんによるオールスター・セッション・アルバムですがメンバーを見ると確かに凄いメンバーです。超豪華な顔ぶれのこの作品で<strong>walking</strong>をしました・・・。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★

walkingを終えて聴き終えたときの印象はひと言で言うと
『時代を感じるサウンド・・・』

もっと攻撃的なカッコの良いサウンドだったような気がしていたのですが、意外に大人しいサウンドでした。
細かい演奏内容は後述するとして録音があまり良くないのが感想です。
とは言っても、聴いているCDプレイヤー自体があまりいい物ではないのですが、そのあたりを差し引いてもバランスの悪さが目立ちます。古い作品に対して録音のことを言うのは酷な感じもあるのですが・・・。それでも今回のCDはリマスター盤なんです・・・。

細かく聴いていくと、また違った感覚になるかも知れませんので
1曲つづ細かく聴いていきます・・・。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★

<FONT color="#009999" size="-1"><strong>01:グランプリ</strong></font>
スペーシーな<strong>ロニー・フォスター</strong>さんのシンセでのオーケストレーションから、アップテンポのファンキーなリズムが入ります。テーマはそのままシンセで作曲者でもある<strong>ロニー・フォスター</strong>さんが奏でていきます。

そのテーマをセンターにして、左チャンネルがパーカッション、右チャンネルがもうひとつのシンセ、そしてセンターのバックにドラムとベースが定位しています。
さらにセンターでギターの単音カッティングのような音が入っているのですが、どうも音色がやけに太い感じがするのでこれは<strong>スタンリー・クラーク</strong>さんのテナー・ベースでは？と想ったのですが、良く聴くとやはりギターですね。このギターは<strong>ジョン・マクラフリン</strong>さん。
ちなみに、パーカッションは<strong>ポウリーニョ・ダ・コスタ</strong>さん、シンセは<strong>ジェレミー・ウォール</strong>さん、そしてドラムは<strong>レオン・チャンクラー</strong>さん。

サビに入ると<strong>ジョー・ファレル</strong>さんのテナーサックスがリズムリックなテーマに加わります。サックスの音は完全にセンターに定位していて、やや騒がしいようなリバーヴがセンターで響き渡っています。ちょっと線の細い音と言うかモノラル的な音になっています。
同時にサビの終り部分でドラムのタム流しのおかずが入るのですが、これまたモノラル、センター定位。ですからタムの動きがまったく解らないような感じの録音になっています。

ファーストソロは<strong>スタンリー・クラーク</strong>さんのテナー・ベース。
非常に歯切れの良いフレーズで流石の上手さを感じます。
続いて、<strong>ジョー・ファレル</strong>さんのテナー・サックスソロから<strong>ロニー・フォスター</strong>さんのエレピソロへとつながっていきます。

それにしても、ほとんどの楽器がセンターに定位している感じで、ステレオ感があるのはシンセのみと言うサウンドに仕上げています。意図的なことだとは想うのですが、センターによっていることによって、特に<strong>スタンリー・クラーク</strong>さんのベースラインがクリアに聴こえないのが物凄く残念ですね。


<FONT color="#009999" size="-1"><strong>02：ウォーター・サイド</strong></font>
センターのアコギでのやや激しいカッティングは<strong>ラリー・コリエル</strong>さん。そのカッティングを包むようにストリングスがメロディを奏でます。

<strong>ジェレミー・ウォール</strong>さんのエレクトリック・グランド・ピアノでのテーマに入るといきなりギターが綺麗なギターカッティングの音に変化して、さらに左右のチャンネルに振られて一気に広がりを聴かせてくれます。
この<strong>ジェレミー・ウォール</strong>さんの奏でるエレクトリック・グランド・ピアノはクレジットからYAMAHAの製品と言うことがわかります。それにしてもちょっと・・・と言うレトリックな音ですね。当時は最先端の楽器だったのだと想いますが・・・時代を感じます。

ファーストソロは<strong>ラリー・コリエル</strong>さん。
前半はエレクトリックでのソロになります。それにしても、アンプダイレクト！リアピックアップ！そして強いピッキング！でナチュラルに歪んでいると言う、生一本！と言うような音。個人的には少し耳に痛い音でありますが・・・。
後半はアコースティックでのソロに変わるのですが、こちらは、今もあまり変わらない独特のトーン。ナイロン弦ではないのですが、適度な丸さと、いかにも弦が弾けていると言う感じの音で、個人的には結構好きな音色です。
フレーズもまるで別人が弾いているかのような違いがあって、<strong>ラリー・コリエル</strong>さんはそんなに多く聴く方ではないのですが、ボキャブラリーの多さを感じるプレイです。
ちなみに淡々とブラジルテイストのリズムを刻んでいるのは、ドラムの<strong>レニー・ホワイト</strong>さんとベースの<strong>ウィル・リー</strong>さん。


<FONT color="#009999" size="-1"><strong>03：サンシャイン・レディ</strong></font>
綺麗なピアノの音色からスタートする爽やかさの漂うシャッフルのバラードです。
テーマは<strong>ジョー・ファレル</strong>さんのソプラノサックスに<strong>ジョン・マクラフリン</strong>さんのナイロン弦のアコギがユニゾンを奏でていきます。
しかし、若干違和感を感じるのが、ピッチがピッタリと合っていない感じがするためです。私の耳のためか、実際に合っていないのか、それともお互いの個性が強すぎるのか・・・

ファーストソロは<strong>ジョー・ファレル</strong>さん。
今までのテナーサックスとは違って実に綺麗な音で奏でられています。朗々と歌う感じがなかなか良いですね。
それを受けて<strong>ジョン・マクラフリン</strong>さんのソロです。
いたってデッドに録音されているので、音が生々しいです。それでもいい感じのライン展開で、時折聴かせてくれる速いパッセージの粒が見事に揃っているのは流石です。


<FONT color="#009999" size="-1"><strong>04：トゥ・フーム・オール・シングス・コンサーン</strong></font>
シャッフル4ビートと言ったら良いでしょうか。複雑なテーマの流れを持っているフュージョンらしい、攻撃性を持っている曲です。
テーマは前の曲と同く<strong>ジョー・ファレル</strong>さんと<strong>ジョン・マクラフリン</strong>さんが、それぞれテナー・サックスとエレクトリックに持ち替えて奏でていきます。
4ビートになりそうでならない<strong>スタンリー・クラーク</strong>さんの微妙なベースラインに、もどかしさの中にも快感を覚えていましそうです。

ファーストソロは<strong>ジョン・マクラフリン</strong>さん。
クリアトーンでややフレーズをテヌートに奏でていきます。ここは一発速いパッセージを！と想っていると肩透かしを喰らうようなルーズな感じで、続く<strong>ジョー・ファレル</strong>さんのソロに奪い取られていきます。と言うのも、スタートはいきなりの3連16部音符でのポリリズムパターンを高速に決めてきます。相手が<strong>ジョン・マクラフリン</strong>さんだからでしょうか？そんな中にもジャージーさのあるラインで攻めのソロを展開します。

フェードアウト近くで暴れるドラムの<strong>レオンチャンクラー</strong>さんのプレイが結構良いですね。<strong>レオン・チャンクラー</strong>さんのプレイは<strong>クルセイダーズ</strong>時代に聴いたくらいでそんなにお馴染みではないのですが、ファンキーに攻め入ってて、<strong>スタンリー・クラーク</strong>さんが逆に大人しい感じさえ受けてしまうプレイになっています。


<FONT color="#009999" size="-1"><strong>05：ダブル・スチール</strong></font>
この曲は当時TDKのCMソングに使用されていたナンバーです。
今回クレジットでそのこと読んでもどんな曲だったか、はっきり想い出せませんでした。曲がスタートしても？と言う感じでしたが、テーマ前でとても印象的に入るシンセのキメフレーズを聴いてはっきりと想い出しました。

<strong>レオン・チャンクラー</strong>さんの淡々とした8ビートに<strong>ウィル・リー</strong>さんのアフターにビートを引きずるようなスラップのラインが実にいい感のテンポを刻んでいきます。今まで聴いてきた曲とは随分違う感じで、特に録音に広がりを感じます。

聴き所は<strong>ジョー・ファレル</strong>さんのテナーサックスソロ。
ソロスタートは1小節休み2小節めから入ります。そしてワンフレーズ終わって、CD Time=2:32から次ぎのフレーズに入り、さらにそのフレーズを短めにまとめて、CD Time=2:36から次ぎのフレーズに移ります。このフレーズのブレイクが、何とも言えない絶妙なタイミングで<strong>肝！</strong>です。この部分はあくまでもフレーズ間で、実際には音を奏でてはいないのですが、フレーズのつながりが空気感で解る！みたいな、聴こえない音を感じることができますね。


<FONT color="#009999" size="-1"><strong>06：フレンド・シップ</strong></font>
幻想的なストリングスから<strong>ジョー・ファレル</strong>さんのフルートと<strong>ジョン・マクラフリン</strong>のアコギがまさにフレンドと言う感じで絡み始めます。

インテンポになってからフルートの旋律に絶妙に<strong>ジョン・マクラフリン</strong>さんのアコギが絡んでいきます。
さらにその2人の間に時々、それでもさり気なく割って入るエレピが綺麗です。これは<strong>ドン・グルーシン</strong>さんのプレイです。

CD Time=1:45から<strong>ジョン・マクラフリン</strong>さんがソロを奏でるのですが、ここでは、今までささやかに絡んでいた<strong>ドングルーシン</strong>さんのエレピが絡んできます。
すると、それを裂くように今度は<strong>スタンリー・クラーク</strong>さんのベースが割って入ってきます。そして、またしてもエレピはささやかにバッキングに徹していきます。

途中の単音のラインでの<strong>ジョン・マクラフリン</strong>さんのカッティングを合図に曲は一気にテンポアップしていきます。

そのテンポに乗って<strong>ジョン・マクラフリン</strong>さんが速いパッセージでソロを展開します。
そのラインに今度はドラムがタムまわしやバスドラワークで絡んでいきます。これは<strong>トニー・ウィリアムス</strong>さん。その流れは、そのままフルートの<strong>ジョーファレル</strong>さんのソロにつながっていきます。

再び曲はスローな展開に戻ってエンディングに入っていきます。いろいろなインタープレイが楽しめるトラックに仕上がっていてこの作品の中でベストトラックだと想います。


<FONT color="#009999" size="-1"><strong>07：タクシー・ブルース</strong></font>
結構ストレートなブルース進行を持った曲ですが、イントロの部分の<strong>スタンリー・クラーク</strong>さんのスラップを使用したベースラインのグルーヴが凄いです。

テーマはユニゾンでギターが奏でていきます。これは<strong>ラリー・コリエル</strong>さんのオーバーダビングです。そのテーマに乗ってますます<strong>スタンリー・クラーク</strong>さんのスラップは加速していって、今度は和音を混ぜながら抜群のグルーヴを生み出していきます。

ファーストソロは<strong>ラリー・コリエル</strong>さん。
比較的ストレートなフレーズ回しなんですが、CD Time=2:15からのハーモニクスを使用した煌びやかなフレーズに想わずハッとさせられます。

かなりラフな雰囲気で曲は進んでいくのですが、それにしても<strong>スタンリー・クラーク</strong>さんのスラップでのブルース・ラインが見事で、今まで割合に地味めな感じでのプレイだったのですが、最後に爆発と言う感じで<strong>肝！</strong>ですね。


☆★☆★☆★☆★☆★☆★


<strong>walking</strong>を終えて聴き終えたときの印象はひと言で言うと
『時代を感じるサウンド・・・』でした。
実際に細かく聴いていくとやはりその感じはあります。
良し悪しと言うことではなくて、かなりレトロな感じがしました。

<strong>walking</strong>を終えた時は、録音自体があまり良くないと言う感じを持ったのですが、それぞれの楽器の音色や時代と言うことを考慮して、細かく聴いてみるとそれほど悪いと言うことではありませんでした。
しかし、楽器間のバランスと定位については、あまり良くないと言うか、好みではないので、やはり気になりました。

鍵盤楽器は綺麗に広がりを持っているのですが、その他の楽器についてはとにかくセンターに集中をしているので音がゴチャッとした感じがあります。
特にドラムについてはほぼモノラル的な感じがします。その為かどうか解りませんが、ベースがあまりクリアに聴こえません。
さらにギターをはじめにデッドな音で耳に痛い感じがしました。

ジャケットのデザイン、メンバー、それからTDKのCMと言うところから、非常に音の良い洗練されたカッコ良いサウンドと言うイメージが頭な中で出来ていましたので、少し肩透かしを喰った感じがありますね。
そのギャップの大きさがよりレトロな雰囲気を感じさせたのだと想います。

(CD TOTALTIME:37:38/ Walking消費カロリー：151.29kcal）

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<div id="ato"align="left">
<strong>あとがき</strong></br>
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   </content>
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   <title>MASUOライヴ【その２】／増尾好秋</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://walking.gitahibi.com/2008/06/masuo_1.html" />
   <id>tag:walking.gitahibi.com,2008://1.236</id>
   
   <published>2008-06-10T08:00:38Z</published>
   <updated>2008-06-10T08:08:17Z</updated>
   
   <summary> 増尾好秋さんのMASUOライヴのTrack05から先回の続きです・・・。 ☆★...</summary>
   <author>
      <name>ayuki</name>
      <uri>http://www.gitahibi.com</uri>
   </author>
         <category term="CD ｒｅｖｉｅｗ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
         <category term="JAZZ/FUSION-J" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
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<br clear="left">

<span style="color: #ff6600;"><strong>増尾好秋</strong></span>さんの<span style="color: #ff6600;"><strong>MASUOライヴ</strong></span>のTrack05から先回の続きです・・・。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★

<FONT color="#009999" size="-1"><strong>05：アイ・ウィル・ファインド・ア・プレイス</strong></font>
サンバのリズムに乗って歪んだギターのトーンでカッコ良いメロディを<strong>増尾好秋</strong>さんが刻んでいく曲。コード進行や途中のリズムのシンコペーションなどが攻撃的でこの曲も時代のフュージョンサウンドと言う感じがします。

ファーストソロは軽快に<strong>ヴィクター・ブルース・ゴッジー</strong>さんがエレピで奏でていきます。
コードが結構変わっていってスケールの選択も難しいのですが、流れるようなフレーズ回しで、バックのビートと合体して想わず体が動きます。

再びテーマを奏でた後のCD Time=2:22から曲はさらに展開していきます。
<strong>増尾好秋</strong>さんのローコードを使用したロングトーンに<strong>ヴィクター・ブルース・ゴッジー</strong>さんのアフロキューバン的なエレピが重なるブリッジを経て、曲はさらにラテンのフレーバーを加速させていきます。
そのリズムを加速させるのに一役かっているのが<strong>増尾好秋</strong>さんのフィードバック。
今はエフェクターで簡単にフェードバックをかけることが出来ますが、多分この時代はストレートにアンプを使用していたと想います。綺麗に掛っていますね。

そのまま<strong>増尾好秋</strong>さんのソロに入っていきます。
前半はロングトーンをひとつのキーとしてその周りにスパニッシュと言うかラテンの小フレーズを展開します。

CD Time=4:44からのフレーズはちょっと理解が難しい音の選択。この合っているようで微妙にアウトしているのが実に心地よいです。

後半になるにしたがって次第に音数が増えて言って速いパッセージが飛び出し始めます。
CD Time=7:00からはクロマティックに下がっていって、アウトしている音での5連符のポリリズムの連続フレーズに入ります。このフレーズはちょっと宙に舞っているような感じがして結構好きです。

ちょっとしたキメのフレーズを挟んでCD Time=7:34からはサンバのリズムに乗せて<strong>ロビー・ゴンザレス</strong>さんのドラムソロです。

細かいスネアワークからスタートして、段々とタムを絡めていき、そしてシンバルとスネアのアクセントでフレーズを広げていきます。再度キメを挟んで、今度は単独のドラムソロに入ります。
CD Time=9:00からのスネアワークが絶妙に上手いです。途中に入るハイハットのオープンがいいアクセントになっていますね。
ソロの後半はドラムの音が左右に行ったり来たりするエフェクトに、フランジャーなどで創り出したジェットマシーンのような効果が加わります。多少時代を感じる演出ではありますが、迫力のある展開になっています。

エンディングで<strong>増尾好秋</strong>さんの<strong>ロビー・ゴンザレス</strong>さん紹介のMCが入ると、繋がったまま次ぎの曲へ入っていきます。


<FONT color="#009999" size="-1"><strong>06：豪風</strong></font>
前のドラムソロから引き続いて、この曲はベースの<strong>T.M.スティーヴンス</strong>さんのソロフォーマンスからスタートします。ですから正確には5曲目と6曲目はドラムソロとベースソロを挟んでメドレーになっていると言うことになります。ライヴの演出上、なかなか盛り上がる構成です。

スペーシーなエフェクトをバックにしてベースでのロングトーンでのラインがスタートします。
しばらくしてそれを断ち切るようにヴォイスでの叫びが入ります。誰の叫びかの明確なクレジットはありませんが<strong>T.M.スティーヴンス</strong>さんのでしょうね。流れから・・・。

CD Time=2:40からは和音とハーモニクスを絡めた奏法で静かに奏でます。このあたりのハーモニクスセンスはちょっと<strong>ジャコ・パストリアス</strong>さんを想い起こさせてくれます。

と、それを裂くように超スピードの速弾き6連符のダウンフレーズへ。これには想わずオーディエンスも手拍子を打ちます。

凄いのはこの後のCD Time=3:23のりズミックなフレーズ。
2拍4拍でアクセントを入れて和音でのフレーズを奏でていきます。この感じは<strong>エイブラハム・ラボリエル</strong>さんが得意としているようなファンキーなフレーズをもっとマイナーにして攻撃的にした感じと言えば良いでしょうか。この様なフレーズを聴いていると、単なる超絶ベーシストではない部分を物凄く感じます。

ドラムも入ったCD Time=3:52からのスラップフレーズは、<strong>櫻井哲夫</strong>さん的フレーズ。と言ったら<strong>T.M.スティーヴンス</strong>さんに申し訳ないのですが、<strong>櫻井哲夫</strong>さんの方が馴染みがありますので・・・。<strong>カシオペア</strong>の<strong>サンダーライヴ</strong>のベースソロの終りに演奏しているフレーズですね。
先ほどのドミノ倒しと言い、この作品を<strong>カシオペア</strong>のメンバーは良く聴いていたのでしょうか・・・。でも時期的にはほとんど同じ時期になりますね。まあ、スラップでは2人に限らず良く使用されるフレーズではありますが。

トリルからドラムが入ってアップテンポになります。そのバックで速いパッセージを連続して奏でていきます。でも、単に速いだけではなくて、フレーズが結構ギター的。そして途中のブレイクや和音などバリエーションに富んでいて、且つ迫力があって・・・やはりボキャブラリーの広いベーシストだと想います。その極めつけが、CD Time=5:56からの4ビートでのランニングベース。

そしてソロのエンディングでは再び超スピードの速弾き6連符のダウンフレーズ。今度はドラムとのユニゾンで決めます。そして、<strong>豪風</strong>に入っていくと同時に<strong>増尾好秋</strong>さんのMCが入ります。この展開も興奮しますね。カッコ良い・・・。

この曲は<strong>セイリング・ワンダー</strong>(*)に収録されていて括弧書きでフォー・ソニーとあります。ソニーと言うのは、<strong>増尾好秋</strong>さんが世界的なギタリストになるきっかけとなったバンドのリーダー、かの<strong>ソニー・ロリンズ</strong>さんのこと。個人的には<strong>ソニー・ロリンズ</strong>さんとこの曲のイメージってあまり合わないのですが・・・。

この曲はテーマ自体が複雑な音の運びとリズムを持っていて、それでいて何ともラテンフレーバーのメロディアスなラインです。特に個人的には、スウィープピッキング的な奏法で効果を出しているCD Time=7:24のピックアップのフレーズが<strong>肝！</strong>です。
またテーマの面白さもありますが、何と言ってもベースのおしん的なラテンのリズムをもったパターンにも魅力があります。これをこのテンポで続けるのは結構大変だと想います。
さらに<strong>T.M.スイティーヴンス</strong>さんは、CD Time=8:15のように先ほどから連発している超スピードの速弾き6連符のダウンフレーズを絡めてアクセントとスピード感を加速させています。これは結構<strong>肝！</strong>です。

CD Time=8:30から<strong>増尾好秋</strong>さんのソロがスタートします。
最初はロングトーンのフレーズをバックの細かいビートに乗っかるように優雅に奏でていきます。CD Time=8:15からはポリリズムのフレーズ。音の選択が見事で機械的なフレーズであるにも関わらず歌っているフレーズに仕上がっています。そして微妙なバックとのズレを生み出していてなかなかグッと来るものがあります。

CD Time=9:47からは3連符とロングトーンに高い少し哀愁のあるような音を絡めたフレーズをモチーフに展開していきます。そして速いパッセージに突入します。やはり音の選択とモチーフの展開が見事で、このようなワンスケールでしかもフリーサイズのソロはネタ切れと言うことが起こりうるのですが、かなり効果的な奏法テクニックだと想います。

このままソロのエンディングに向けて、段々と熱くなっていく<strong>増尾好秋</strong>さんのプレイを聴くことができます。

再びテーマに戻りそして、怒涛のエンディング。オーディエンスの大拍手と大歓声の中、<strong>増尾好秋</strong>さんのお礼のMCでフェードアウトしていきます・・・。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★

walkingを終えて聴き終えたときの印象はひと言で言うと
『やっぱりすげェ・・・これは』
それは細かく聴いた今も全く同じ感想です。

サウンド的に言うと、全体の音がオーバーめでかなり歪んでいます。特にギターの音がハウリングギリギリのような感じの設定で多少聴き難い鋭い音になっています。
また、2曲目では<strong>増尾元章</strong>さんのソロをパンニングしたり、ドラムにジェットマシーンのような効果をエフェクトしたり、4曲目のドミノ倒しの時の<strong>T.M.スティーヴンス</strong>さんの音を唐突にセンターから左チャンネルにふったり・・・。

その意図している効果は良く解るのですが、創りが全体的に粗いというのは確かです。もちろん同時に演奏自体も同じで、細かな部分ではかなり荒削りのところがを感じます。あくまでも今聴くと・・・と言うことなんですが。

それでも、そんなものを全て吹っ飛ばすだけのパフォーマンスとテンション。
そして粗さも味のうち！と言えるライヴ感、臨場感。
さらに迫ってくるようなパワーがあるのが実際で、それだけで名盤と言えるだけの凄さのある『すげェ』作品だと想うのです。

トータルで約50分。切れ目無く繰り広げられるパフォーマンスにしっかりと聴き入ってしまいます。

<strong>増尾好秋</strong>さんのこの作品だけではなくて、この近年にはJ－フュージョンの名作と言えるライヴ作品が生まれています。
1979年の<strong>渡辺香津美</strong>さんの<strong>KYLYN LIVE</strong>。
1979年の<strong>プリズム</strong>の<strong>プリズム・ライヴ</strong>。
1980年の<strong>カシオペア</strong>の<strong>サンダー・ライヴ</strong>。
そして1980年のこの作品・・・。
全て1～2年の期間ですので、リアルタイムで観た方は、本当にうらやましいと想います。

いずれもパワーに溢れていて、J－フュージョンのエポック的な創成期の名作たち。
これらの作品のパワーはまさにあの時代が創ったエネルギーと言う感じがします。

(CD TOTALTIME:48:34/ Walking消費カロリー：195.24kcal）

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<strong>（*）本文に登場したCD･DVD</strong>
<table  border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00004W9XA/walking-gitahibi-22/" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/61j0Q%2Ba4-CL._SL75_.jpg" border="0" alt="セイリング・ワンダー"  width="50" height="50"/></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00004W9XA/walking-gitahibi-22/" target="_blank">セイリング・ワンダー</a><br />増尾好秋<br /></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table>

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<strong>あとがき</strong></br>
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   <title>MASUOライヴ【その１】／増尾好秋</title>
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   <id>tag:walking.gitahibi.com,2008://1.235</id>
   
   <published>2008-06-08T07:30:59Z</published>
   <updated>2008-06-10T07:39:26Z</updated>
   
   <summary> 今年の梅雨は珍事が起こっているようで、関東甲信地方が梅雨に入ったにも関わらず九...</summary>
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      <name>ayuki</name>
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   </author>
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   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://walking.gitahibi.com/">
      <![CDATA[<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00006ITSG/walking-gitahibi-22/" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/31TX9J763TL._SL160_.jpg" alt="Masuo ライブ" border="0"width="150" height="150" /></a>
<br clear="left">

今年の梅雨は珍事が起こっているようで、関東甲信地方が梅雨に入ったにも関わらず九州などではまだ入っていないらしい？そんな梅雨の晴れ間に昨日は<span style="color: #ff6600;"><strong>増尾好秋</strong></span>さんの<span style="color: #ff6600;"><strong>MASUOライヴ</strong></span>でwalkingをしました・・・。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★

この作品は1980年のリリース。ほぼリアルタイムに近い時に本当に良く聴いた作品です。
<strong>増尾好秋</strong>さんの作品はこのライヴが実は最初に聴いた作品で、その後で<strong>セイリング・ワンダー</strong>（*）や<strong>グッド・モーニング</strong>（*）を聴いたと言う逆の流れを辿っていきました。
その為、このライヴでのハードな面とソフト＆メロウな面のギャップに戸惑い、その後ほとんど聴かないままに<strong>増尾好秋</strong>さんの作品は自分の中である意味お蔵入りとなってしまったわけです。
先日、たまたまこのライヴを含めて3枚ほどのCDを手に入れることが出来ました。どの作品をレビューしようか？と考えた時にやはり当時聴いた順番にと言うことで、今回は、下手をしたら20年ぶりくらいに通して聴くことになるであろうこの作品で<strong>walking</strong>をしました・・・。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★

<strong>walking</strong>を終えて聴き終えたときの印象はひと言で言うと
『やっぱりすげェ・・・これは』

『すごい』では無くて『すげェ』と言うニュアンスがミソで、とにかくその圧倒的なパワーがまさに『すげェ』と言う感じでした。さらに細部に渡って覚えているんですね。これが。人間の記憶と言うものは、こちらも『すげェ』と想いました。ソロなどはメロディをしっかりと覚えていて一緒にフレーズを歌うことが出来ました。
特に良く覚えていたのはベースの<strong>T.M.スティーヴンス</strong>さんのプレイ。今聴くと粗さはかなりあるのですが、それでも強烈なパワーとインパクトがやはりありました。

細かく聴いていくと、また違った感覚になるかも知れませんので、1曲つづ細かく聴いていきます・・・。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★

<FONT color="#009999" size="-1"><strong>01:ディーリング・ウィズ・ライフ</strong></font>
ドラムの<strong>ロビー・ゴンザレス</strong>さんのカウントにオーディエンスの拍手と歓声が重なり、1拍早く<strong>増尾好秋</strong>さんのフレーズがスタート。
このイントロの部分をカッコよくしているのは、リズムやメロディもありますが、大きな部分としては分数コードを連続しているところ。分数コードと言うのは、文字通り分数で表示されるコードのことで、例えば、F/GとかG/Aとか。
非常にお洒落なコードで、特に現代のポピュラーソングには欠かせないコードと言えます。この時代のフュージョンはこの分数コードを多用することが多くて、それがひとつのサウンドの特徴になっていたりします。

この後のブレイクでの<strong>T.M.スティーヴンス</strong>さんのベースが無条件にカッコいい！
基本的にはこの曲のベースパターンを刻んでいるのですが、1回目はパターンの後、スラップのかきむしり的な荒々しいフレーズで締め、2回目はパターンの後、ハーモニクスで締めます。
そしてドラムがインして、絶妙にスネアと連動したパターンに変えて、最後は6連符の速いダウンフレーズで締めます。それを受けて、ドラムの<strong>ロビー・ゴンザレス</strong>さんのスネアが同じく6連符で決めて、全体のリズムがインしてきます。
この部分は、本当に<strong>肝！</strong>で、過去に何回となく聴いたのですが、やはり今回も何回か想わずリピートをしてしまいました。・・・無条件降伏です。

リズムが入ってからも超絶なベースパターンは続いているのですが、耳に飛び込んでくるのは左チャンネルの<strong>ヴィクター・ブルース・ゴッジー</strong>さんのエレピバッキング。これはフェンダーローズの音だと想いますが、歯切れの良いバッキングがいかにもこの時代のサウンド。少し歪んでいるところもまた味ですね。
テーマに入る前の<strong>T.M.シティーヴンス</strong>さんのベースパターンが8分音符をルーズめに弾いていて、超絶だけではない絶妙な音運びを聴かせてくれます。

それを受けて<strong>増尾好秋</strong>さんのテーマは良く歪んだギターサウンド。
当時、<strong>増尾好秋</strong>さんがどのような機材だったのか全く解りませんので何とも言えないのですが、ジャケの裏側を見るとセミアコのようですが、表のピンスポが当たっている、実に渋い写真から判断してサンバーストのヤマハのSGでは無いかと想われます・・・。
かなりブーストしているらしく、フィードバックが掛りそう、と言うか少しハウっているのがライヴな感じでいいですね。

CD Time=1:09からのサビの部分は、少しラテンのリズムが入った3連のポリリズム的なパターン。ここで<strong>増尾好秋</strong>さんは、今までの少し甘いフロントピックアップからスイッチングで煌びやかなリアピックアップに切り替えをしていると想われます。それはCD Time=1:20でテーマの戻る部分の音色と比べると良く解ります。細かいところなんですが非常に効果的な選択ですね。
また、このサビの部分のバッキングのベースパターンがこれまた超絶なパターン。

そして転調をして再びテーマのモチーフに入ります。ここでは、テーマのメロディの合い間に入るパーカッションが効果的と言うか、少し唐突な感じもしますが、これはこれでいい感じではあります。パーカッションは<strong>シャーリー</strong>さん。<strong>増尾好秋</strong>さんの奥様ですね。

CD Time=2:22の<strong>増尾好秋</strong>さんのピンポイントの低い音でのスライドをジョイントにしてエレピの<strong>ヴィクター・ブルース・ゴッジー</strong>さんのソロに入ります。
リズム隊の強力なビートに乗って軽快にフレーズを重ねていきます。かなりリズム隊に触発されたのか、CD Time=3:00から後はエレピが歪みまくります。かなり力の入ったソロで<strong>増尾好秋</strong>さんに引継ぎます。

ここでの<strong>増尾好秋</strong>さんのフレーズはブルース・ロック的なフレーズで単純に速弾きでたたみ込むようなフレーズ回しではありません。一聴、もっと激しいフレーズをとか、上手くないじゃん、見たいに感じるところもあると想いますが実はフレーズのひとつひとつがとても丁寧で且つメロディアス。良く聴いて見るとギターが歌っている感じが物凄くします。

CD Time=3:50からは、チョーキングでのフレーズを決めてからCD Time=3:52のブルージーなフレーズへ。さらに、そのブルージーなフレーズをモチーフにしたラインを決めて再び同じフレーズに戻ります。そしてCD Time=3:58とCD Time=4:01でもそのモチーフを決めます。
短い間に4回同じモチーフを決めて、その間をモチーフの展開で繋いでいくと言う流れになっています。計算されつくされたかの様な見事なフレーズ展開で<strong>肝！</strong>です。

CD Time=4:40からはロングトーンのチョーキングフレーズを2回決めてCD Time=4:46から3連の細かいプリングを絡めたフレーズから、エンディングをさらにチョーキングフレーズで見事に閉めます。
ソロの終りをきちんと閉めるって結構プロでも難しいと想います。ライヴだとつい力が入り過ぎて、終わりたくないけど終わってしまい唐突だったり尻切れだったりすることがままあるのですが・・・。キッチリ終わっているフレーズはまさに歌っていると言うことと、組立てがしっかりしていると言うことだと想います。
<strong>増尾好秋</strong>さんの、サウンド全体を見ているプロデューサー的な冷静さが生み出している名演だと想います。
まあ、バッキングが熱いので、逆にこの冷静なソロ回しは効果的ですね。特に<strong>T.M.スティーヴンス</strong>さんは、ちょっと『あっちの方?』へ行ってしまったかの様な迫力のバッキングです。

再びサビに戻ってテーマに入り、CD Time=5:48から<strong>T.M.スティーヴンス</strong>さんのソロです。
このソロの弾き方について、当時組んでいたバンドのベーシストが、これはスラップのプルで弾いていると言っていたのですが、当時それが本当か？と言うちょっとした内輪の論争になっていたことを想い出します。
今回聴いてみて、確かにスラップのプルのようでもありますが、多分、<strong>T.M.スティーヴンス</strong>さんは右手のフィンガリングが物凄く強いのではないかと想います。それこそベースの弦がビビルくらいに強いフィンガリングがプルのような効果をもたらしているのではないかと。普通、スラップとピチカートだと、断然ピチカートの方が弱いので音色やヴォリュームも下がり気味になるのですが・・・。
ですから<strong>T.M.スティーヴンス</strong>さんの場合は、スラップとピチカートを混ぜて弾いていても違和感なく音色が繋がっているのでは無いかと想うのです。

例えばCD Time=6:12は明らかにプルの音だと想いますが、続くCD Time=6:15からのフレーズはプルではかなり難しい速いパッセージ。その後のCD Time=6:18からのフレーズは間違えなくスラップだと想うのですが、その後の3連のポリリズムフレーズから続くCD Time=6:30でのダウンフレーズはピチカートっぽいし・・・。

と言うことでどなたかお解かりの方がいましたら、教えていただきたいところですが・・・。

とにかく荒々しいのですが、猛烈な迫力で迫ってきてまさに<strong>肝！</strong>
実はこの作品を想い出すときには必ずこのソロを想い出していました。それぐらい当時もインパクトがあったソロでした。今回も強烈なインパクトでした。やはり・・・。

それにしても強烈な曲です。この力は当時のフュージョンが持っていたパワーと言ったら良いでしょうか。歴史に残る名演だと想います。やはり・・・無条件降伏です。個人的な想い入れもありますが・・・。


<FONT color="#009999" size="-1"><strong>02：グッド・モーニング</strong></font>
いかにも爽やかな雰囲気を持った曲で言わずと知れた<strong>増尾好秋</strong>さんの代表的な曲です。特に印象的なのはサビの部分。コード進行がD/Gと言う分数コードから半音づつ上がっていく感じが非常に朝の陽が昇る時の清々しさがあります。
さらにメロディはコードを分散したアルペジオでメロディが構成されています。ちょっとサビの前半をコピーをして見たら、コードを押さえて少し指を動かすだけでソロギターとしてギター1本でも十分に奏でることができます。ですから、間違いなくこの曲はギターで作曲をしていて、そのメロディとコードを含めてギタリストが創ったギターの為の曲になっていると想います。

ギターソロはレゲエ風のリズムになって、ゆったりとしたメロディを刻んでいきます。このリズムを醸し出しているのは右チャンネルの<strong>増尾元章</strong>さんのギター。<strong>増尾好秋</strong>さんの弟さんですね。

CD Time=3:05からのフレーズはA＝「ラ」の音を連続的に奏でてその上にスタッカートで高い音を細かく変化させていくと言う面白いフレーズ。連続的に奏でている音に微妙にヴィブラートが掛っていて、その感じが少しファニーな雰囲気を出しています。
ピックを高速でトレモロしながらメロディを奏でる奏法をハミング・バードと言うのですが、ここでの<strong>増尾好秋</strong>さんのフレーズも、朝の光の中で、さえずっている鳥の声のように聴こえませんか？

エンディングは増尾兄弟のソロの掛け合い。でもここは掛け合いと言うよりは、<strong>増尾元章</strong>さんのソロに、<strong>増尾好秋</strong>さんがバッキングメロディを奏でていると言う感じ。
<strong>増尾元章</strong>さんの音が右、左にパンされると言うエフェクトが掛っています。これはスタジオでのミキシングの時のエフェクト処理だと想いますが、ちょっと聴きにくいと言うかあまり良い効果とは言えない気がしますけど。


<FONT color="#009999" size="-1"><strong>03：ルック・アウェイ・フロム・ミー</strong></font>
綺麗なピアノの音色からスタートするソロ演奏の曲です。ライナー・ノーツによると、これは<strong>ヴィクター・ブルース・ゴッジー</strong>さんが即興で演奏したものらしいです。

CD Time=2:00過ぎくらいから、今までの美しい雰囲気から段々激しいフリージャズ的なアバンギャルドな雰囲気になっていって、最後は鍵盤をたたき付けたようなダーティーな響きを残したまま、次ぎの曲のイントロのエレピに入っていきます。

<FONT color="#009999" size="-1"><strong>04：ア・スリーサム</strong></font>
タイトル通りにスリー、つまり<strong>増尾好秋</strong>さんと<strong>ヴィクター・ブルース・ゴッジー</strong>さんと<strong>T.M.スティーヴンス</strong>さんのソロの掛け合いを聴き所にした攻撃的な、いかにもフュージョンと言うテンションのあるアップテンポのナンバーです。

ソロの掛け合いはCD Time=1:48から。
Fmで8小節。G♯mで8小節。D7で8小節。この3つのパターンを繰り返していきます。なかなか凝っているのは、単純にこれを均等に分けて3人がソロを取っているのではないところ。
最初はFmでエレピ。そしてG♯mでベース。そしてD7でギター。次ぎは、エレピ・・・と行きそうなところをギターがFmとG♯mの部分を続けてソロを取ります。そして次ぎのD7ではエレピ・・・と言う具合に少しずらしてソロを展開しているので、単調にならずに聴き応えのある掛け合いになっています。

極めつけは最後の部分で、2小節づつの掛け合いから、1小節づつ、2拍づつ、と段々減っていき、最後の1拍つづ、8分音符づつはドラムのスネアも入れて4人で掛け合います。これは、まさに<strong>カシオペア</strong>の『ドミノ倒し』のパターン！
まあ、<strong>カシオペア</strong>の『ドミノ倒し』の場合は、後期になってくると、ほとんどどうやってあわせているのかすら解らない複雑なリズムになっていましたが・・・。

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と言うことで、続きのトラックは次回に・・・。


(CD TOTALTIME:48:34/ Walking消費カロリー：195.24kcal）

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   <title>ラーセン=フェイトン・バンド／ニール・ラーセン＆バジー・フェイトン　LARSEN/FEITEN BAND</title>
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   <published>2008-06-05T06:30:43Z</published>
   <updated>2008-06-05T06:53:48Z</updated>
   
   <summary> いよいよ6月でしかも梅雨。なかなかwalkingも計画通りに行かない季節。昨日...</summary>
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         <category term="JAZZ/FUSION-洋" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
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<br clear="left">

いよいよ6月でしかも梅雨。なかなか<strong>walking</strong>も計画通りに行かない季節。昨日は梅雨の晴れ間を狙って<span style="color: #ff6600;"><strong>ニール・ラーセン＆バジー・フェイトン</strong></span>さんの<span style="color: #ff6600;"><strong>ラーセン＝フェイトン・バンド</strong></span>で<strong>walking</strong>をしました・・・。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★

この作品は1980年のリリース。昨年発売された雑誌<strong>jazzLife特別編・JAZZ GUITAR2007-2008</strong>の中の『70年代ギターアルバム100選』にも入っていましたし、フュージョンの歴史を振り返る時に良く見かける作品です。もちろん、過去にも聴いたのですが・・・ほとんど印象に無いのが実際。今回はたまたま良く行くBOOK OFFで見つけたので久しぶりに聴いて見たと言うわけです。
ほとんど、初めて聴くに等しい感覚のこの作品で<strong>walking</strong>をしました・・・。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★

walkingを終えて聴き終えたときの印象はひと言で言うと
『いいサウンド。だけど・・・』

なかなかいいサウンドで、聴き始めると、やはり聴いた記憶がよみがえってきました。
この音楽を果たしてフュージョンと呼んで良いのかどうか解りませんが、CD帯にもフュージョンと明記されています。
確かに、<strong>ニール・ラーセン</strong>さんの持っているジャズ的なテイストと<strong>バジー・フェイトン</strong>さんの持っているロック、ポップス的なテイストが融合していて、ある意味フュージョンではありますが・・・。
この時代は、<strong>スティーリー・ダン</strong>を初め、例えば<strong>エアプレイ</strong>の<strong>ロマンティック</strong>(*）や<strong>TOTO</strong>の<strong>宇宙の騎士</strong>(*)などの作品がリリースしていますので、AORのさきがけと言うことでのフュージョンと言ったらよいのしょうか。
まあ、ジャンルはとりあえず置いておいて、サウンドのクオリティは流石に高いと言う感じを受けました。

それでも細かく聴いていくと、また違った感覚になるかも知れません・・・。
1曲つづ細かく聴いていきます・・・。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★

<FONT color="#009999" size="-1"><strong>01:今夜はきまぐれ</strong></font>
ややスローめの8ビートでスタートします。ブラスの入り方や<strong>バジー・フェイトン</strong>さんのヴォーカルの感じが<strong>スティーリー・ダン</strong>を少し想い起こさせます。

<strong>バジー・フェイトン</strong>さんのミュート・カッティングがなかなか良い味を醸し出しています。それに加えて、<strong>ニール・ラーセン</strong>さんのオルガンのロングトーンがさらに渋かったりします。

サビの部分に入ると印象的なメロディとコーラスが耳に残ります。この曲はシングルカットされてスマッシュヒットをしました。いかにも売れ線の曲と言ってしまえばそれまでなんですが、このあたりの作曲のセンス、つまり、あくまでも歌ものバンドとして狙って行くと言う部分が上手いですね。リスナーの心をくすぐるようなコード進行とメロディをもっています。ちなみにこの曲は<strong>バジー・フェイトン</strong>さんの曲。

CD Time=2:19から<strong>バジー・フェイトン</strong>さんのギターソロです。
節回しとしてはいたって素直なメロディラインだと想います。それでも曲調やシングルカットと言う部分を考えて短いながらも印象に残るソロに仕上がっていると想います。
CD Time=2:35の3連符を使用したモチーフをソロエンドまで効果的に使用していますね。

また歌に絡むフレーズやエンディングからフェードアウトまでのフレーズなどを聴くとなるほど、ギターアルバム100選に入るのも解りますね。あくまでもメインは歌で、サブのギターをどう際立たせるか？と言う命題の答えと言える典型的なサウンドに仕上がっていると想います。


<FONT color="#009999" size="-1"><strong>02：デインジャー・ゾーン</strong></font>
想わず前のめりになりそうな突っ込んだ重いビートを持っている曲です。<strong>バジー・フェイトン</strong>さんのカッティングがファンキーな味を出しています。

ちなみにこの重いビートのリズム隊はドラムが<strong>アート・ロドリゲス</strong>さんでベースが<strong>ウィリー・ウィークス</strong>さん。さらにパーカッションの<strong>レニー・カストロ</strong>さんが印象的なカウベル・ワークを聴かせてくれます。

CD Time=2:38から6連符の連続した速いパッセージで<strong>バジー・フェイトン</strong>さんのソロがスタートします。CD Time=2:43で元のビートに戻るまで一瞬『何？』と言う感じの強烈なインパクトのあるフレーズです。その後はハードめにソロを決めて行きます。
フレーズ的にはロック的と言う感じ。それでもブルージーな節回しもありますのでブルースもバックボーンにあるのでしょうか。そんな雰囲気も漂っています。


<FONT color="#009999" size="-1"><strong>03：ファーザー・ノーティス</strong></font>
今までの2曲とは雰囲気の違うインスト曲。これは<strong>ニール・ラーセン</strong>さんの曲。
実はこの曲を聴いて今回過去に聴いた記憶がよみがえって来たのです。この曲はCMか何かに使用されていたような気がするのですが・・・。

とにかく印象的なのがテーマ。何とも言えない明るくポップな感じのメロディの中に、少しマイナーな、センチメンタルのかけらのようなテイストがあって後を引くメロディと言えますね。

CD Time=1:28からサンバ風のリズムに乗って軽快に<strong>バジー・フェイトン</strong>さんのソロがスタートします。今までの曲のテイストとは違って、フュージョンサウンドと言うかジャズテイストがあります。CD Time=1:55からの流れるラインは見事でオールマイティな巾の広さを感じるプレイです。

この曲だけを単独で聴くと結構好きなんですが、前の2曲との繋がりと言うことで行くとどうでしょうか？個人的には若干の違和感と言うか唐突さがあるのですが・・・。


<FONT color="#009999" size="-1"><strong>04：オーヴァー</strong></font>
ミディアムテンポのバラード調の<strong>ニール・ラーセン</strong>さんの曲です。はっきり解らないのですが、ここでのヴォーカルは<strong>ニール・ラーセン</strong>さんでしょうか。あまり上手とも言えないのですが、それでも味のある感じで嫌いではないです。
雰囲気、特にサビの雰囲気が、日本のスタジオミュージシャンの集合体のバンド・<strong>ショーグン</strong>に似た感じがします。

この曲での<strong>バジー・フェイトン</strong>さんのプレイは前の曲とはまた違って、チョーキングを多用したロックテイストで攻めのソロを展開しています。


<FONT color="#009999" size="-1"><strong>05：彼女はフリー</strong></font>
拍のビートで前に進む！と言う感じのリズムとサビの部分の軽快なビートの部分の対比が面白い曲。特にテーマからサビに入る部分はスムーズなんですが、サビから拍ビートに戻る方がスパッとしていて途切れる感じが逆に良かったりします。

<strong>バジー・フェイトン</strong