Walking de Music

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マイケル・ブレッカー

          

マイケル・ブレッカー/マイケル・ブレッカー 
MICHAEL BRECKER/MICHAEL BRECKER

Michael Brecker


クリスマスも終り後は年末になだれ込んで行くだけですね。この時期になると必ず今年を振り返って・・・と言うことになりますがこれも恒例。と言うことで今年を振り返る意味も込めつつ、今日はマイケル・ブレッカーさんのマイケル・ブレッカーwalkingです・・・。


今年のジャズ・フュージョン界で一番大きかった出来事と言えば、個人的にはマイケル・ブレッカーさんのこと・・・。
ですから、どうしても年内に一度は聴きたかったと言う訳です。そこで、どの作品にしようか?と考えましたが、約1年前にレビューさせていただきましたこの作品を再度聴いてみることにしました。
その時は細かいレビューではありませんでしたので、今回はじっくりと聴いてみました・・・。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★

01:シー・グラス
シンセのまるで賛美歌の様なコードが響く中、マイケル・ブレッカーさんのテーマがゆったりと始まります。
ドラムのジャック・ディジョネットさんのサイドシンバルが3/4拍子のリズムを刻み始めて、そこに絶妙なタイミングでスネアが絡み、さらに3連4分音符でポリリズム的なフレーズを刻むと、待っていたかのようにマイケル・ブレッカーさんが低い音のブロウからソロを奏でます。

曲はあくまでもスロー。そのテンポにノッて朗々と歌い上げていきます。
そのゆったりとしたフレーズの合い間を繋いでいる速いパッセージが、滑らかでよりスローなフレーズを引き立てています。
CD Time=3:22からの独特な奇数音列のフレーズから、CD Time=3:28の駆け上がりフレーズに続くタイムを少しずらした様なスタッカートなライン、CD Time=3:34のフラジオを使った雄叫びフレーズで登りつめ、低い音から駆け上がってフラジオを叫ぶフレーズを2連続。この流れは肝!です。
特に、駆け上がり2連続フレーズは、どこかで聴いたことがあるようなフレーズ・・・。そう、パット・メセニーさんが名曲ついておいででも使っていたギター・シンセで良く使用するフレーズです。
想わぬ2人の共通フレーズを聴いて、何か嬉しくなりました。

その後は、マイケル爆発!と言う感じで速いパッセージを中心としたフレーズで攻め込んできます。
CD Time=3:55からやCD Time=4:06からのポリリズム的なフレーズは、繰り返しのシーケンスなんですが、まさにマイケル節!CD Time=4:00の息切れしているような高音のひと吹きは、完全にイってしまった!と言う感じさえします。
また、このマイケル・ブレッカーさんの攻めに対して、シンセは悠々と奏でられていて、さらにピアノのケニー・カークランドさんも綺麗に、冷静に絡んでいますが、ドラムのジャック・ディジョネットさんはかなり応戦しています。これが絶妙なコントラストを描いていて、この曲の持っている『マイナーな感じですが綺麗な響き』の中に聴こえる『熱いもの』を醸し出しています。

02:シズィジー
一転してアップテンポの4ビートの曲。マイケル・ブレッカーさんの怒涛のジャズラインに絡むのはジャック・ディジョネットさん。最初の部分は2人のデュオで曲が進んでいきます。
ここでの2人のプレイは驚愕のものがあって凄いです!基本的にはマイケル・ブレッカーさんの『しかけ』にジャック・ディジョネットさんが応戦すると言う形に聴こえます。しかしその応戦フレーズの中に忍ばせている『次なるフレーズ』を、ジャック・ディジョネットさんが『しかけている』のも事実で、このあたりのインタープレイの妙はまさに肝!です。

マイケル・ブレッカーさんがテーマに入ると、ベースのチャーリー・ヘイデンさんがややファニーなベースラインを刻み始めます。
しかし、テーマが少し始まると、間には相変わらずマイケル・ブレッカーさんがソロを続ける・・・この感じを繰り返しながらも曲のメロディーは進んで行くと言う展開。まるで波の様にスーッと戻されるようなこの感覚が実にいいですね。

そして、そこから抜け出すようにケニー・カークランドさんのソロがスタートします。
このソロ部分の4ビートのグルーヴは物凄いスウィング感。これは今まで『波の様な感じ』があったから、より感じると言うアレンジの仕掛け。見事ですね。

そのスウィング感を引きずりつつ、マイケル・ブレッカーさんのEWIでのソロがスタートします。
ここでは微妙ながらも良く考えられている音の重なりで、独特の浮遊感と不安定さをもったソロラインを奏でていきます。

そして曲はベースのチャーリー・ヘイデンさんが2分音符のラインに切り替わり、さらにシンセも白球で2分音符のラインに。ドラムのジャック・ディジョネットさんが押さえ気味に4ビートを刻んでいき、少し静かな中にも先ほどのグルーヴがまだ継続しているような感じのパータンへ・・・。パット・メセニーさんのソロがスタートします。

ここでのパット・メセニーさんのソロは、この部分のテーマのモチーフを上手く使用しながらも得意のメセニーフレーズを連発しています。しかしあくまでも冷静に、必要以上に熱くならずに、と言う感じ。いつも以上に正確なピッキングとタイム感が溢れています。テーマとテーマが持っている雰囲気を完全に意識した奏で方で、淡々と綺麗な中にも、『らしさ』が出ている見事なソロだと想います。

03:チョイセズ
ダークな曲調のスローなナンバーです。
ここでのマイケル・ブレッカーさんは、曲調に合わせてかなりダークなフレーズを奏でていきます。速いパッセージはもちろん魅力があって凄いと想うのですが、この曲のソロのように強いタンギングでのフレーズと朗々と歌うメロディや絶妙なアーティキュレーションのニュアンスを聴かせてくれるソロもなかなか良い味を感じます。逆に速いだけではない上手さを聴くことができます。まあ後半のソロ・エンド近くからは、かなり速いパッセージが炸裂してはいるのですが。

04:ナッシング・パーソナル
軽快な4ビートにノッてケニー・カークランドさんのちょっとしたソロからスタートします。ユニゾンのテーマとテーマの間のピアノのフレーズが良いアクセントになっていますね。

ファーストソロはパット・メセニーさん。
ここでのコード進行はブルース進行。チャーリー・ヘイデンさんとジャック・ディジョネットさんの軽快な4ビートにノッてブルースラインを奏でていきます。
CD Time=1:59からはひとつの音、D=「レ」のみで8小節弾き切ってしまうと言う得意技のフレーズ。特にブルースを弾く時には良く出てきますね。
これは1弦と2弦で同じ音、D=「レ」の音を使って奏でます。同じ音を別のポジションでも奏でることが出来ると言うギターならではの奏法ですね。特にアクセントをつけるときに2弦をスライドさせてDの音を出します。フレーズ的には簡単に弾く事が出来るのですが、誰が弾いても『さまになる』と言うものではない、絶妙なアーティキュレーションの技を聴かせてくれます。

続いてマイケル・ブレッカーさんのソロ。
同じくブルース進行なんですが、あまりブルースらしさを感じない洗練されたソロラインを奏でていきます。
CD Time=3:45からの歯切れの良いスタッカートな8分音符の下降していく機械的なフレーズから、CD Time=3:52から始まる16分音符での繰り返しフレーズへ。この繰り返しのフレーズの始まりが小節の頭からではなくて、実に微妙な拍からスタートしているために、ポリリズム的に聴こえる感じが肝!ですね。また、このフレーズに対するジャック・ディジョネットさんの反応も流石です。

05:ザ・コスト・オヴ・リヴィング
マイナーなテーマを持つスローバラードです。哀愁の漂うメロディラインは演歌的とは言いませんが、けっこう日本人好みの感じがするラインですね。パット・メセニーさんのナイロン弦のギターが所々で際立って聴こえて、いい感じを演出しています。

ファーストソロはチャーリー・ヘイデンさん。
スローなテンポに合わせたリリカルなラインでメロディアスに奏でていきます。このような感じは一聴地味なソロなんですが、速いだけではないと言う典型的な円熟のラインだと想います。

そのチャーリー・ヘイデンさんの気を受けてマイケル・ブレッカーさんも前半はリリカルに奏でていくのですが、後半は効果的に速いパッセージを入れたソロを奏でます。

06:オリジナル・レイズ
EWIの多重奏法からスタートします。それにしても何とも言えない音の重なりです。合っていないようで、聴いていても違和感の無いと言う不思議な感覚のラインです。

インテンポになってからはステップス・アヘッドの曲の様な感じで進んでいきます。ずっとEWIでの多重奏法で奏でられていたメロディが途中からサックスに変わります。この部分になると個人的にはホッとします。やはりサックスの方がいいですね。急にヒューマンな感じが漂ってきます。

ファーストソロはパット・メセニーさん。
曲調がおおらかで、ややカントリー的な感じもあるので、パット・メセニーさんの世界にマッチしています。ソロラインもそれに準じたフレーズで、おおらかに歌います。

続くマイケル・ブレッカーさんのソロも前半は同じように、カントリフレーバーの少しあるラインをおおらかに奏でていきます。途中から段々と激しさを増していき、CD Time=5:22では再び16分音符の繰り返しフレーズ。それにジャック・ディジョネットさんが素早い反応で絡んでいきます。盛り上がったところでマイケル・ブレッカーさんの怒涛のパッセージ。CD Time=5:31からの明るいコード進行の部分でのメジャーなラインからラウドなフラジオで次のコーラスへ。見事な流れを持ったラインでいい感じです。
その後も激しさとメロディアスな部分を上手くミックスしながらソロを奏で、悟ったかのように静かにテーマに戻っていきます・・・。

07:マイ・ワン・アンド・オンリー・ラヴ
マイケル・ブレッカーさんのカデンツァでスタートする超有名なスタンダードナンバー。
速いパッセージの連続からお馴染みのテーマへ。それでも絶妙なフェイクと時折挟む速いパッセージが見事です。
CD Time=1:00からの速いダウンフレーズからスタッカートで上昇していってテーマへ。そしてCD Time=1:09のラウドなフラジオのロングトーンに続いて、すかさずピアニシモのひと吹き・・・。このメリハリは凄い!のひと言です。
この後に続く、ラインの強弱を含めたアーティキュレーション、テーマとインプロヴィゼーションラインの融合は、言葉にならないくらい美しいラインです。

ドラムとベース、そしてギターでのバッキングでインテンポに。
この部分はカデンツァの部分と同じように、テーマなのか、アドリブなのか良く解らないくらいに、テーマのメロディとソロラインをミックスして奏でていきます。
テーマとして聴くならば、その絶妙なフェイクとアーティキュレーションにため息が出ます。
ソロとして聴くならば、そのテーマラインの使い方と全体の曲調を損なわない見事なラインに感動します。
まあどちらにしても凄い言うことで、まさに肝!です。

CD Time=3:28のサビ前の、コードトーンを的確に捉えたラインから、いわゆる艶のあるメロディを奏で、そして、CD Time=3:48の気だるく息を抜いた感じのダウンブロウから、CD Time=3:51からの少し詰まったような音を効果的に織り込んだラインを奏で、CD Time=3:59からの絶妙な音運びのラインで繋いでテーマに再び戻るところは、まさにサックスの色気を感じるプレイだと想います。

マイケル・ブレッカーさんの色気を感じるソロに続いてパット・メセニーさんのソロです。
なかなかこの様な『超』が付くスタンダードでのパット・メセニーさんのプレイを聴くことは少ないのですが、そのオーソドックスなコード進行に対してのアプローチに際立つものを感じ取れる演奏です。
ギターの場合、この様なスタンダードなコード進行に対してはどちらかと言うと、ギターの上下方向、つまり1弦から6弦に向かって、あるいは逆のパターンを使用したようなラインが弾きやすいラインと言えます。
これはコードを押さえた時に、それを分散してメロディを弾くことが出来ますし、コードトーンも捉えやすいと言えるからです。
しかし、パット・メセニーさんのこのソロはどちらかと言うと左右、つまりフレット間の横の動きでメロディを組み立てている感じがします。
この場合には、横方向でのコードトーンを理解していないと弾けないのは前提ですが、メロディが自由に選択できる分、よりメロディアスに弾けると言うことになります。

CD Time=4:51から連続するメロディは、まさにメロディが縦横無尽の特に横の動きに連動した音の移動のバリエーションを感じる演奏ですし、その反面CD Time=5:49の同じパターンを繰り返してグルーヴしていくと言う、ある意味ノンコード的なラインまで見事な演奏です。またソロエンド部分のコード奏法などは、完全に横の動きと言える珠玉のフレーズです。この演奏はまさに肝!個人的には名演と言いたい演奏です。

ソロの後のテーマは、解りやすくシンプルにメロディを奏でます。
そして、再びマイケル・ブレッカーさんの短いカデンツァがあって静かにエンディングを迎えます・・・。

この演奏がベストテイクだと想います。前回レビューしたジョン・スコフィールドさんの作品で電気が走ったと言う感覚を覚えたことを書きました。しかしこの演奏はその上をいきました。何回も聴いている演奏なんですが多分『今の私』に相当マッチしたのだと想います。
綺麗な言葉を選んで書くよりも、ストレートの方が伝わり易いでしょうか・・・体の中心から下のほうにかけて震えが来る感覚・・・。言葉にはし難いのですが、男性諸氏ならばお解かりいただけるであろう感覚と言いますか・・・。

いい演奏です。本当に・・・。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★

それにしても凄い作品です。今までに何回も聴いていますが、今回改めてじっくりと聴いてみて、まさに名盤と言うのに相応しい作品だと想いました。
マイケル・ブレッカーさんのプレイは近作の方がテクニック的なことに加えて、『極めたオーラ』の様なものがバンバン出ていて円熟の域に達していると想うのですが、熱さとエネルギーと言う点においては、この作品の方に軍配をあげます。

それにしても、聴くたびに新しい感動を与えてくれるマイケル・ブレッカーさんはまさに恐るべし!です。
この作品に対して本人曰く
「5年経っても新鮮さの感じられる上質なジャズレコードを作りたかった・・・」
と言っていますが5年どころではありませんね。多分いつまでたっても新鮮さは失われない作品だと想います。

この作品に限らず、マイケル・ブレッカーさんの作品は
『現実にはありえない新作』がリリースされるのと同じように
聴くたびにニュー・リリース作品として自分の中では聴いていくことができる・・・
この作品を聴いてそんな風に想ったのです・・・。

まだまだ聴いたことの無い作品も沢山ありますので
私の中のマイケル・ブレッカーさんのニュー・リリースは多分永遠に続くのだろうと想います・・・。

(CD TOTALTIME:54:29 / Walking消費カロリー:219.02kcal)

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Michael BreckerMichael Brecker
Michael Brecker

曲名リスト
1. Sea Glass
2. Syzygy
3. Choices
4. Nothing Personal
5. Cost of Living
6. Original Rays
7. My One and Only Love [*]

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あとがき
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ストラップハンギン/ブレッカー・ブラザーズ 
STRAPHANGIN'/THE BRECKER BROS.

ストラップハンギン

だいぶ爽やかな気候になってきました。陽射しも強くなく、どちらかと言うと心地よい感じ。運動には最適な季節です。と言うことで今日はブレッカー・ブラザーズストラップハンギンwalkingしました・・・。


ブレッカー・ブラザーズの6作目で1981年録音の作品です。この作品を最後に一端活動を休止するわけですが、ライナーノーツを読むと、すでにこのユニットの終末を決めていたようで、どうせ最後なら今までしていなかったアンサンブル重視のグループサウンドに・・・と言うコンセプトのもとに創った作品と言うことのようです。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★

01:ストラップハンギン
マーチング風のイントロダクション。最初マイケル・ブレッカーさんがテーマを奏で、2コーラス目ではランディ・ブレッカーさんが前半を吹き、そのバックではマイケル・ブレッカーさんがロングトーンで対旋律。
そして後半はマイケル・ブレッカーさんが再びテーマでランディ・ブレッカーさんがハーモニーをつける・・・。
短いテーマの中で実に華麗な2管のアンサンブルを聴く事が出来ます。

そしてマイケル・ブレッカーさんの”これから行くぜ!”と言うような、ちょっとしたフレーズに続いて3拍目のスネアの“ひと叩き”。そして印象的なユニゾンからファンクっぽい少し跳ねたリズムへ・・・。この流れ・・・すでに肝!です。

ドラムが大きなノリで8ビートを少し跳ねたリズムで刻んで行きます。そこにギターとシンセがクリアトーンで16分音符のスタッカートでコード進行を刻みます。更にベースとギターのユニゾンで1、2拍目を中心とした細かいラインを奏でます。
この3つの流れは8小節ワンパターンで進み、それぞれは独立して進んで行きますが、流れが重なる4小節目や6小節目の3、4拍目では強烈なグルーヴが生まれています。
そしてテーマはもちろんブラザーズのユニゾン。テーマのメロディが入ると更にもうひとつの流れが生まれて、さらにメロディのリズムがバックと絡んで行きます。
実に見事なアレンジとアンサンブルです。この最初の部分を聴いただけで、この作品のコンセプトである“アンサンブル重視のグループサウンド”が炸裂しています!

ファーストソロはマイケル・ブレッカーさん。
ソロのパターンは静かで優しい感じのバッキングとマーカス・ミラーさんのスラップが効いているファンキーな部分を繰り返して行きます。
当然マイケル・ブレッカーさんのソロもそのバックに上手く合わせて、静かな部分ではコード進行を捉えたジャズ的なフレーズで、ファンキーな部分ではややラウドな雄叫び風のフレーズを展開しています。2つのバックパターンをそれぞれに合った雰囲気で奏でているにも関わらず、実に自然で流れるようにソロが連続して行くところはすごいですね。
またつい速いパッセージに耳が行くのですが、個人的に好きなのは最初のワンコーラス目、CD Time=2:18からのフレーズ。コードトーンを的確に捉えつつ、実にメロディアスで優しさに満ちているフレーズです。多くを語らなくてもマイケル・ブレッカーさんのオーラをバンバン感じるのですが・・・。

次ぎはランディ・ブレッカーさん。
マイケル・ブレッカーさんと基本的に同じ様に、2つのパターンを吹き分けているのですが、特に静かな部分でのラインは綺麗で流れるようなラインです。少しテンポをずらし気味に16分音符のラインを吹くところは何とも言えない味があります。

ランディ・ブレッカーさんのソロをスッと持っていくようにマイケル・ブレッカーさんがサビのメロディに戻ります。そしてエンディグに再びイントロのマーチング風のパターンへ。最後に鐘の音の様な、半鐘の様な音が数発鳴って終わります・・・。

全体を通して見事なアレンジとアンサンブルで、全てが計算されていると言う感じがします。しかし、その中にもインプロビゼーションでの即興性や各ミュージシャンの小技など、盛りだくさんで、8分強の曲なんですが、全く飽きない名曲、名演、そして完成度だと想います。

02:スリーサム
大きなノリの3/4拍子の曲です。コード進行が印象的で明るいメジャーな曲かと想いきや、不穏なコードを間に挟んでいたり・・・。メジャーなのかマイナーなのか不安定な感じですがそれが逆に良い感じです。

ファーストソロはランディ・ブレッカーさん。
ミュートを使用したソロがなかなかグルービーで良いです。その後のマイケル・ブレッカーさんも負けずにブルージーなソロを展開しています。

03:バスシバ
これから始まる!と言うような感じが伝わってくるイントロダクションからスタートです。1曲目のストラップハンギンもそうだったのですが、このようにイントロダクションをつけるとその後の曲の展開がドラマティックにスタートして効果的ですね。

ドラムのリッチー・モラレスさんのタムの流しからサンバ調のリズムで曲が進んでいきます。左チャンネルのコンガと右チャンネルのカウベルが更にスピード感を増幅させていますね。パーカッションのクレジットが無いので誰が演奏しているか解りませんが・・・。

ファーストソロはマイケル・ブレッカーさん。
リズムに乗って速い16分音符で、たたみ掛ける様にフレーズを奏でていきます。マイケル・ブレッカーさんの速いパッセージの中にある華麗なメロディラインとコード進行に巧みに従った絶妙なトーン選択を味わえるソロです。

次ぎはシンセのソロ。
マーク・グレイさんのソロと言うことになるのでしょうか?クレジットが無いので良く解りませんが、フレーズはなかなかのラインを奏でています。

その後でパーカッションとドラムのリフが入ってテーマに戻ります。
また、この曲でのマーカス・ミラーさんのラテンラインも絶妙にグルーブを出しています。ベーシックな部分はもちろんなんですが、テーマの頭の部分のみをユニゾンで弾くアイデアはかなり肝!です。

04:ジャックナイフ
シンセベースとマーカス・ミラーさんのベースラインのユニゾンが特徴的なファンクテイストのナンバーです。ギターのカッティングが歯切れ良く響いています。ギターはバリー・フィナティーさん。この曲ではテーマ部分もギターでユニゾンしています。

ファーストソロはランディ・ブレッカーさん。
途中4ビートになるのですが、個人的にはあまり聴き慣れていないマーカス・ミラーさんのランニング・ベースをバックにジャズテイストのソロを奏でていきます。

そしてマイケル・ブレッカーさんのソロ。
CD Time=3:54でマーカス・ミラーさんの細かいバッキングとマイケル・ブレッカーさんの細かいフレーズが絶妙に絡み合っているところや、CD Time=4:34の6連符の連続からそのまま4ビートパターンへ突入するところは、言葉に出来ないほどカッコ良い!まさに肝!です。

05:ホワイ・キャント・アイ・ビー・ゼア
全体の中でも何かほっと緊張感がとけるミディアムテンポの柔らかい曲です。ブラザーズのテーマは良く練られたハーモニーで綺麗ですね。

ランディ・ブレッカーさんのソロは、ゆったりとした暖かい感じのフレーズで前半は展開していきますが、途中マーナーコードで展開されるパターンの部分では、単にのんびりしているだけではなく緊張感のあるソロを展開して聴き所を創ります。

06:ノット・エチオピア
ラテンテイストでアップテンポの曲。前の曲はブラザーズとギターのユニゾンでしたが、この曲はマーク・グレイさんのアコースティック・ピアノとのユニゾンで、細かい譜割でテーマを奏でています。

ファーストソロはマイケル・ブレッカーさん。
スタートこそゆったりと、マーカス・ミラーさんと掛け合うように進んでいきますが、それもつかの間、次第に熱くなっていきます。CD Time=1:46でのポリリズム的な得意フレーズが飛び出し始めるともう止められません。マイケル節大爆発です!
特に好きなのはCD Time=2:05から。少し跳ねたリズムをバックに細かいスタッカートのフレーズを挟みながら流れるフレーズを展開していく様子は、タンギングの上手さについ聴き入ってしまいます。この作品でのマイケル・ベストプレイだと個人的には想います。

続いてはマーカス・ミラーさんのソロ。
マーカス・ミラーさんと言えばスラップと言うイメージが強烈なんですが、このソロはピチカートです。どのようなスタイルでもこなしてしまう起用さの中にも、センスの良さを感じます。

続いてランディ・ブレッカーさんのソロ。
細かい音がコロコロと転がっていく様な気持ちの良いフレーズです。ペット特有の高音も綺麗な音です。

このソロのに重ねてマイケル・ブレッカーさんがサビに戻るのですが、この部分でこの作品での唯一とも言える”濁り”を感じてしまいます。
少しマイケル・ブレッカーさんの入りが変な感じですね。またランディ・ブレッカーさんのソロエンドのフレーズも少し慌てた?感じでしょうか。
ライヴ感があると言えば、そうなんですが、個人的には、これだけ計算された作品にしてはちょっと・・・って想ってしまいます。このようにテーマに戻るところはバッチリ決めて欲しかったですし、また決めるべきコンセプトの作品だと想うのですが。ストラップハンギンは見事なテーマ戻りなんですけど・・・。まあアドリブの出来を優先した結果だとは想いますが・・・細かいことですね。

07:スプレッドイーグル
スローテンポのブルースフィーリングの曲です。ブラザーズのテーマが”絶妙”と”微妙”の境の様なハーモニーです。サッと聴き流すと気にならないのですが、よく聴くとやはり微妙?でも計算されたこのハーモニーはもっと突っ込んで聴くとある種のトリップ状態になりそうな、クセになりそうな、そんな不思議な魔力がありますね。さらにそれに輪をかけているのがマーカス・ミラーさんのスラーを使用したベースラインです。

ここではギターのバリー・フィナティーさんが長尺のソロを取っています。
ロック・ブルーステイストのフレーズが中心ですが、途中のパターンが変わるところのコード進行では、ラリー・カールトンさんのテイストを感じるようなメロディアスなラインを奏でています。

曲は不思議なハーモニーから出るその”魔力”を吐きながらフェードアウトしていきます・・・。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★

実は、マイケル・ブレッカーさんは好きですが、ブレッカー・ブラザーズ自体はそんなに聴かない方です。特別な理由はないのですが・・・。それでもこの作品は本当に愛聴しています。

作品のコンセプトが十分に伝わって来るし、またコンセプト通りの仕上がりになっていて、ソロやアレンジ、楽曲、そして全体の演奏のバランスが良く、完成度の非常高い作品だと想います。

この作品を最後にとりあえずブレッカー・ブラザーズは解散的な形に一端なりますが、最後の最後に、このグループとしてのまとまったサウンドと暗黙の了解とも取れる見事なアンサンブルを見せ付ける辺りは、やはりブラザーズと言う“血”のつながりの成せる技でしょうか。

(CD TOTALTIME:42:42 / Walking消費カロリー:171.65kcal
 walkingには・・・バスシバでかなり速足でwalkingするとノリノリですが・・・疲れます。)

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ストラップハンギンストラップハンギン
ブレッカー・ブラザーズ マーカス・ミラー バリー・フィナティ

曲名リスト
1. ストラップハンギン
2. スリーサム
3. バスシバ
4. ジャックナイフ
5. ホワイ・キャント・アイ・ビー・ゼア
6. ノット・エチオピア
7. スプレッドイーグル

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聖地への旅/マイケル・ブレッカー
PILGRIMAGE/MICHAEL BRECKER

聖地への旅

最近ではもっとも発売を楽しみにしていた作品でwalkingです。
マイケル・ブレッカーさんのラストアルバム聖地への旅walkingしました。

マイケル・ブレッカーさんは近年特に好きで作品がリリースされるたびに驚きの連続でした。ラストアルバムがこんなに早くリリースされてしまうのは本当に残念です。ご冥福をお祈りします・・・。

1曲目はザ・ミーン・タイム
パット・メセニーさんとのテーマのユニゾンは相変わらずピッタリ合っていて見事です。しかもこのテーマはかなり複雑な譜割り。なにか凄みさえ感じるユニゾンです。
良く聴いてみるとシンセらしき笛の様な音も一緒にユニゾンしています。パット・メセニーさんがギターシンセで出しているように聴こえるのですが詳細はわかりません。
ファーストソロはマイケル・ブレッカーさん。少しラウドな感じがしますが、それでもかなり速いパッセージを吹きまくっています。そして、パット・メセニーさんのソロからハービー・ハンコックさんのソロへ。再び超絶なユニゾンのテーマでエンディングです。ハービー・ハンコックさんがピアノの音を切らずに延ばしたまま終わるところも些細なことですが良い感じです。

2曲目はファイブ・マンツ・フロム・ミッドナイト
複雑な拍子のマイナーな曲です。ここではテーマをパット・メセニーさんと、時にユニゾンになったり、対旋律になったり、バッキングになったりしながら複雑に、まるでマイケル・ブレッカーさんと会話をしているように進んで行きます。
ファーストソロはパット・メセニーさんとの作品も良かったブラッド・メルドーさんのピアノ。それを受けてパット・メセニーさんのソロへ。ギターの音が若干変わったような気がします。さらにリバーブのかけ方が綺麗になって生音との分離が明確になってより聴きやすくなった感じでしょうか。そして、マイケル・ブレッカーさんのソロです。このソロはフレーズも実に細かくて、さらにタンギングがスムーズなのでまさにコロコロと音が流れて行く感じです。そして時にフラジオやハイトーンのフレーズを挟んでいて見事です。

3曲目はアナグラム
この曲もテーマの複雑なこと。もちろんパット・メセニーさんとユニゾンなんですが譜面を見てみたいですね。またこの曲はテーマのバックもかなり複雑なシンコぺーションです。このような曲を聴くといつもながらマイケル・ブレッカーさんの作曲の力の高さをすごい感じます。
ファーストソロはマイケル・ブレッカーさん。ブレイクや間を効果的に挟んでいるソロです。少しいつもの感じとは違う感じのソロでブレイクや間が結構あります。でもこれが逆に効果的で、意図して演奏したのであれば見事ですね。その間を絶妙にドラムのジャック・ディジョネットさんとベースのジョン・パティトゥッチさんが埋めています。そしてパット・メセニーさんのソロに続けてブラッド・メルドーさんのソロ。このソロの中間部分での右手と左手のフレーズがすごいです。別々の人が弾いてるかのような、それでいて絶妙なハーモニーを出しています。さらに最後にはジャック・ディジョネットさんのソロがあります。印象的ベースラインのバックリフに乗せて怒涛のソロです。

4曲目はタンブルウィード
マイケル・ブレッカーさんのアフリカン・スカイの様な雰囲気をもったラテン色の入った曲です。途中で叫び?と言うか歌?が聴こえるのですが、クレジットにないので誰が歌っているのか・・・。
ファーストソロはパット・メセニーさんのギターシンセ。ソロが始まったとたんに雰囲気がパット・メセニーさんの名曲ソング・フォー・ビルバオの様な感じになります。パット・メセニーさんのソロの終りに少しかぶってマイケル・ブレッカーさんのソロです。この重なり方は結構肝!です。前の曲とは違ってこの曲でのソロは細かいフレーズを連続させて行くというスタイルのソロです。でも、ただ速く吹いているだけではなくて見事なフレーズになっていることはいつも通りです。そしてブラッド・メルドーさんのソロですが、またしても絶妙な右手と左手のハーモニーを聴かせてくれます。このソロもかなり力の入ったソロで前の曲と共に素晴らしいソロです。

5曲目はホエン・キャン・アイ・キス・ユー・アゲイン?
バリトン・サックスのような音が少し入っているのですが、テーマはテナーのバラードです。
ファーストソロはパット・メセニーさん。バラードでのフレーズに適度に速いフレーズを入れて盛り上げていくところはさすがのプレイです。良く歌っているソロでとてもメロディアスです。ソロのエンディング部分でビック・スクラッチ?か指でピックスクラッチの様な効果音を出しているのが感極まった!と言う感じでしょうか・・・。そしてハービー・ハンコックさんのソロです。リリカルで綺麗なソロです。続けてマイケル・ブレッカーさんのソロですが、この曲のタイトルは、無菌室に入っているときに息子さんに言われた言葉だそうです。深い想いが伝わって来るソロです。エンディングは哀しげにフェードアウトしていきます。

6曲目はカーディナル・ルール
ファーストソロはジョン・パティトゥッチさん。ブルージーなソロです。そしてマイケル・ブレッカーさんとブラッド・メルドーさんのソロの掛け合いになります。ブラッド・メルドーさんが終始マイペースと言う感じのソロであまり熱い掛け合いではなくて、マイケル・ブレッカーさんが優しく導いて見守っていると言う感じの掛け合いです。

7曲目はハーフ・ムーン・レーン
あえて言えばボサノバの様な感じのリズムに解りやすく親しみやすいメロディがテーマの曲です。今までかなり譜割りやリズムの難しいテーマが多かっただけに少しほっとする感じがあります。
ファーストソロはマイケル・ブレッカーさん。そしてパット・メセニーさんへ。エンディングはフェードアウトのようにだんだんと静かになっていきますが、この様にサックスでだんだんと小さい音で吹いていくのは簡単なようで難しいです。全体に解りやすく、スマートな感じの曲です。個人的には結構好きです。

8曲目はルーズ・スレッズ
前の曲とはうって変わって複雑なメロディとキメの曲です。リズム的にはボサノバ風と言うかラテン色と言うか。
マイケル・ブレッカーさんのソロはかなり気合が入っているのか見事なフレーズを高速で連続させています。途中5分過ぎ位に、かなりフレーズが高音になると想わずサックスを外し一瞬叫ぶマイケル・ブレッカーさんの声が聴こえます。今まであまり聴いたことがないのですが、まさに入魂!と言う感じでしょうか。それを受けてのハービー・ハンコックさんのソロもまさに入魂。かなり力の入った良いソロです。

9曲目は聖地への旅
マイケル・ブレッカーさんがテーマを吹いてそれに牽引されるようにその他の楽器が追従すると言う壮大な感じでスタートします。インテンポになってからのテーマは解りやすく、聴きやすいメロディです。
ファーストソロはハービー・ハンコックさんのエレピのソロ。なんでエレピなの?って想いましたがこの曲の持っている崇高な感じと雄大な感じとある意味神秘的な感じにはエレピが良くあっていることが聴いて行くうちに解ります。このような楽器の選択は誰がしたのか解りませんがベストチョイスですね。続いてパット・メセニーさんのソロの後はシンセの様なソロへ・・・。これはたぶんマイケル・ブレッカーさんのEWIのソロでは無いかと想います。そしてエンディングに向かってパット・メセニーさんのギターシンセとマイケル・ブレッカーさんのサックスがユニゾンで盛り上がって行きます。そして全体がまとまってエンディングへ・・・。


マイケル・ブレッカーさん本人はこの作品を本格的な復帰作として意欲的に取り組んだとのことです。確かに聴き終わって見ると終りと言う感じよりはこれからと言う感じのする作品です。

ただ、体調が悪かったのか、フレーズの特に高音の部分での幅が少なくて、比較的中音でのパッセージが連続しているように感じました。また得意のフラジオを使用したポリリズム的なフレーズがなかったりしますが、それでも多分この時に出来た最高のフレーズ、演奏だと想います。
熱気と意欲は十分に伝わってきてまさに入魂のプレイです。

死して最高傑作と言う評価もあるようですが、あえて感謝の意味と熱烈なファンとして・・・。
これは復帰第一弾で、次ぎの作品ではもっと良いものが出来る!
その前段階の作品と言う気がします。

個人的で勝手な想いですが、
ジャケットのマイケル・ブレッカーさんの笑顔と逆にパット・メセニーさんの悲しげで厳しい感じの表情を見ると、哀しんでいるのは生きている周りの人間でマイケル・ブレッカーさんは眠りながら、多分この作品の反省の部分と次ぎの作品への構想と意欲を持って、期待に胸を膨らませているのではないか・・・と信じます。
ファンとしては是非その構想を聴きたかった部分もあるのですが・・・。

個人的には、次ぎのマイケル・ブレッカーさんの新作を待ち続けたいと想います。
だから、終りではなくて次ぎの作品があると感じさせてくれる本作聖地への旅は、多分私の愛聴盤になると想います。
(CD TOTALTIME:77:46 / Walking消費カロリー:312.62kcal)

聖地への旅聖地への旅
マイケル・ブレッカー パット・メセニー ハービー・ハンコック

曲名リスト
1. ザ・ミーン・タイム
2. ファイブ・マンツ・フロム・ミッドナイト
3. アナグラム
4. タンブルウィード
5. ホエン・キャン・アイ・キス・ユー・アゲイン?
6. カーディナル・ルール
7. ハーフ・ムーン・レーン
8. ルーズ・スレッズ
9. 聖地への旅

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あとがき
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テイルズ・フロム・ザ・ハドソン/マイケル・ブレッカー
Tales from theHudson/Michael Brecker

Tales from the HudsonCD・TOTALTIME:60:27
消費カロリー:243.00 kcal


世界的なテナーサックスプレイヤーのマイケル・ブレッカーさんが亡くなりました・・・。つい最近もこのブログでエールを送ったのですが・・・。白血病、57歳でした・・・。追悼の意味を込めましてわたしが個人的に最高傑作だと想っているテイルズ・フロム・ザ・ハドソンで追悼walkingです・・・その時に少しだけ奇跡が起きました・・・

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MICHAEL BRECKER/マイケル・ブレッカー
MICHAEL BRECKER/MICHAEL BRECKER

マイケル・ブレッカー
CD・TOTALTIME:54:29
消費カロリー:219.02 kcal


昨日の雨はすごかった。でも今日はまだ雲は混沌としていましたがそれでも少しづつ晴れ間が・・・必ず晴れる!そんな想いを込めて、病気と闘っているマイケル・ブレッカーさんのMICHAEL BRECKERwalkingしました・・・

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