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      <title>Walking de Music～ジャズ・フュージョンCDのレビュー・ブログ</title>
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      <description>『ウォーキングdeミュージック』ウォーキングをしながら音楽CDを聴く・・・ジャズ・フュージョンを中心としたCDレビューブログです。</description>
      <language>ja</language>
      <copyright>Copyright 2009</copyright>
      <lastBuildDate>Sat, 26 Dec 2009 17:39:28 +0900</lastBuildDate>
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      <docs>http://blogs.law.harvard.edu/tech/rss</docs> 

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         <title>エレガント・ジプシー【2】・アル・ディメオラ</title>
         <description><![CDATA[<a href="http://www.amazon.co.jp/Blu-spec-CD-%E3%82%A8%E3%83%AC%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%83%97%E3%82%B7%E3%83%BC-%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BB%E3%83%A1%E3%82%AA%E3%83%A9/dp/B001J8NQBM%3FSubscriptionId%3D15SMZCTB9V8NGR2TW082%26tag%3Dshokunowaon-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3DB001J8NQBM" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51AM2SPIvPL._SL160_.jpg" alt="Blu-spec CD エレガント・ジプシー" border="0" /></a><img src='http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=shokunowaon-22&l=ur2&o=9' width='1' height='1' border='0' alt='' />
<br clear="left">

今日のwalking Musicは<span style="color: #ff6600;"><strong>アル・ディメオラ</strong></span>さんの<span style="color: #ff6600;"><strong>エレガント・ジプシー</strong></span>です。

先日の続きで5曲目からです。


☆★☆★☆★☆★☆★☆★


<FONT color="#009999" size="-1"><strong>05:レース・ウィズ・デビル・オン・スパニッシュ・ハイウェイ</strong></font>
とにかくスピード感とスパニッシュな雰囲気。さらに少しダークな感じを『これでもか！』という感じでタイトルの言葉に織り込んだ曲ですね。

スタートの<strong>アンソニー・ジャクソン</strong>さんのベースと<strong>レニ―・ホワイト</strong>さんのハイハットでの16ビートがスピード感の触手をくすぐります。
そして、<strong>アル・ディメオラ</strong>さんのハードなギターがユニゾンで入ってくると、いやでも盛りあがってきます。
さらに、ここでは<strong>アル・ディメオラ</strong>さんと同時に<strong>ミンゴ・ルイス</strong>さんのコンガが左チャンネルに入ってきます。このコンガがさらに盛り上がる要因で<strong>肝！</strong>です。想わず腰とアゴが動いてリズムを取ってしまう！そんな感じでしょうか・・・。

曲が進むとCD Time=0:23から突然のユニゾン。しかもとても速いパッセージ。2回目のユニゾンはもっと複雑さを増して襲いかかってくる感じです。さらに3回目のユニゾンは、まるでデビルが覆いかぶさってくる恐怖すら覚えます・・・。

そのユニゾンの恐怖から、スーッと解き放たれるようにCD Time=1:05からハーフテンポに落ちます。ここはデビルから逃れて一瞬ホッとする展開。しかし、コード進行などはまだまだ近くに潜んでいるのでは？と想わせる暗鬱なコードが続く・・・。

そしてCD Time=2:06からの<strong>アル・ディメオラ</strong>さんのミュートを上手く挟み込んだ16ビートの単音バッキングを合図に再びデビルが登場します。

アップテンポのままブレイクを上手く使用したリフに<strong>アル・ディメオラ</strong>さんのミュート・ギターが重なってきてCD Time=2:53から短いソロに突入です。

ここでは、エフェクトとしてセンターチャンネルを中心に右、左に音を動かしています。<strong>アル・ディメオラ</strong>さんのフレーズは高速フレーズを弾きまくっているので、このエフェクトの効果もあってまさに頭の中を音が駆け巡る感じ。少し、頭がフラッとするくらい強烈な部分で<strong>肝！</strong>です。デビル再登場という感じでしょうか？

そして、ストップモーションからハーフテンポに変わって展開していきます。

そしてさらに高速に再び展開して・・・。


とにかく目まぐるしくテンポが展開していき、その合間合間には高速のユニゾンや短いソロなどが組み込まれていて劇的な展開を持った曲に仕上がっています。

エンディング部分のCD Time=5:49からの<strong>アル・ディメオラ</strong>さんの速いパッセージが凄いです。デビル降臨という感じかと・・・。この粒揃いな連続技は・・・ためいきですね。


<FONT color="#009999" size="-1"><strong>06:レディ・オヴ・ローマ、シスター・オヴ・ブラジル</strong></font>
今度は一転してスチールのアコギでの軽いボッサのリズムの<strong>アル・ディメオラ</strong>さんのオーバーダビングによるデュオ曲。

トレモロを上手く使用したフレーズで、前の曲とは全く違うリリカルな展開でフレーズを決めます。１分強と短い曲ですが、ＣＤ全体の流れの中で、バラエティーに富んだ展開に想わずうなずいてしまいます。


<FONT color="#009999" size="-1"><strong>07：エレガントジプシー組曲</strong></font>
曲はゆったりと進んでいくラテンというかメランコリックな色を持っています。曲調は少し<strong>チック・コリア</strong>さんの影響を感じるような展開です。

CD Time=1:33が最初のキメとユニゾン。ここではドラムの<strong>スティーヴ・ガッド</strong>さんのユニゾンしていない、いわゆる合間を埋める部分のドラミングが効いています。
それまでの曲のビートを継続しつつ、ここでリズムが少し跳ねて、4ビート的なリズムパターンを匂わせていきます。これは<strong>肝！</strong>です。

エフェクトされた<strong>アル・ディメオラ</strong>さんのミュートした速いパッセージが続く部分が終わったCD Time=4:21から静かな展開へ。

ここから、<strong>ヤン・ハマー</strong>さんのミニ・ムーグのソロ。
この<strong>ヤン・ハマー</strong>さんの硬質な音の感じは、前の<strong>アル・ディメオラ</strong>さんのミュートの部分と良く似ていて上手く雰囲気を合わせた仕上がりになっています。ボーッと聴いていると<strong>アル・ディメオラ</strong>さんのギターにも聴こえてくるのが技と言ったら良いでしょうか。
また、ここのバックの<strong>アル・ディメオラ</strong>さんのアコギのバッキングが美しい響きで奏でられています。

CD Time=8:00過ぎくらいから、曲はだんだんとエンディングに向かっていくという感じで、今まで出てこなかったモチーフなども登場してきます。

これだけ目まぐるしく曲が展開していくと、演奏している方も大変かと。まあ、そつなくこなしているのが当たり前ですが、流石と言えばさすが。


☆★☆★☆★☆★☆★☆★


<strong>アル・ディメオラ</strong>さんというギタリストは、非常にワールドワイドな感じがします。この時期の作品ではラテンやブラジル的な方向が強いのですが、その基本はそのままに近年はもっとワールドワイドな世界を展開しています。そのルーツ的な作品ですので、ファンに愛される作品と言えますね。

<strong>アル・ディメオラ</strong>さんのギターは基本的に、今でも大きなアプローチの違いはない感じがしますがやはり超絶、そして粒揃いなのが凄い。
使用しているスケールなどは比較的オーソドックスで、スケールのお手本のようなフレーズも多いのですが、それでも、壮大で雄大で迫力のあるパッセージを弾くことができるのはやはり流石。並のギタリストだったら陳腐なフレーズのオンパレードになりかねないスケールをときに速く、そしてミュートを入れたりしながらバリエーションをつけています。
また、16分音符がだんだんとその倍になったり、戻ったり。16分音符の連続フレーズの中にときどきアクセントをつけるために3連の速いフレーズを挟みこんだり。しかもそれらが実にスムーズに繋がっていくところが最大の魅力で<strong>肝！</strong>な部分であります。

そんな、<strong>アル・ディメオ</strong>ラさんのルーツ的な作品ですので、ギター弾きにとっても楽しい作品であることは間違いないです。

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<table  border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/Blu-spec-CD-%E3%82%A8%E3%83%AC%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%83%97%E3%82%B7%E3%83%BC-%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BB%E3%83%A1%E3%82%AA%E3%83%A9/dp/B001J8NQBM%3FSubscriptionId%3D15SMZCTB9V8NGR2TW082%26tag%3Dshokunowaon-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3DB001J8NQBM" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51AM2SPIvPL._SL160_.jpg" border="0" alt="Blu-spec CD エレガント・ジプシー" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/Blu-spec-CD-%E3%82%A8%E3%83%AC%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%83%97%E3%82%B7%E3%83%BC-%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BB%E3%83%A1%E3%82%AA%E3%83%A9/dp/B001J8NQBM%3FSubscriptionId%3D15SMZCTB9V8NGR2TW082%26tag%3Dshokunowaon-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3DB001J8NQBM" target="_blank">Blu-spec CD エレガント・ジプシー</a><img src='http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=shokunowaon-22&l=ur2&o=9' width='1' height='1' border='0' alt='' /><br />アル・ディ・メオラ <br /><br />曲名リスト<br />1. フライト・オーヴァー・リオ<br />2. ミッドナイト・タンゴ<br />3. 地中海の舞踏<br />4. レース・ウィズ・デヴィル・オン・スパニッシュ・ハイウェイ<br />5. レディ・オブ・ローマ,シスター・オブ・ブラジル<br />6. エレガント・ジプシー組曲<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/Blu-spec-CD-%E3%82%A8%E3%83%AC%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%83%97%E3%82%B7%E3%83%BC-%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BB%E3%83%A1%E3%82%AA%E3%83%A9/dp/B001J8NQBM%3FSubscriptionId%3D15SMZCTB9V8NGR2TW082%26tag%3Dshokunowaon-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3DB001J8NQBM" target="_blank">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table>

<strong>（*）本文に登場したCD･DVD</strong>
<table  border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/Blu-spec-%E3%83%95%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%87%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%82%B3%7E%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%AE%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%AA%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B4-%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%B3-%E3%83%91%E3%82%B3%E3%83%BB%E3%83%87%E3%83%BB%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%82%A2-%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BB%E3%83%A1%E3%82%AA%E3%83%A9/dp/B001J8NQAS%3FSubscriptionId%3D15SMZCTB9V8NGR2TW082%26tag%3Dshokunowaon-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3DB001J8NQAS" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/514XRjl%2BwkL._SL75_.jpg" border="0" alt="Blu-spec CD フライデイ・ナイト・イン・サンフランシスコ~スーパー・ギター・トリオ・ライヴ!" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/Blu-spec-%E3%83%95%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%87%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%82%B3%7E%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%AE%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%AA%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B4-%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%B3-%E3%83%91%E3%82%B3%E3%83%BB%E3%83%87%E3%83%BB%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%82%A2-%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BB%E3%83%A1%E3%82%AA%E3%83%A9/dp/B001J8NQAS%3FSubscriptionId%3D15SMZCTB9V8NGR2TW082%26tag%3Dshokunowaon-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3DB001J8NQAS" target="_blank">Blu-spec CD フライデイ・ナイト・イン・サンフランシスコ~スーパー・ギター・トリオ・ライヴ!</a><img src='http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=shokunowaon-22&l=ur2&o=9' width='1' height='1' border='0' alt='' /><br />アル・ディ・メオラ ジョン・マクラフリン,パコ・デ・ルシア アル・ディ・メオラ <br /><br /></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table>

<table  border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/Land-Midnight-Sun-Al-Meola/dp/B0012GMYXC%3FSubscriptionId%3D15SMZCTB9V8NGR2TW082%26tag%3Dshokunowaon-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3DB0012GMYXC" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/41PlvwQIvyL._SL75_.jpg" border="0" alt="Land of the Midnight Sun" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/Land-Midnight-Sun-Al-Meola/dp/B0012GMYXC%3FSubscriptionId%3D15SMZCTB9V8NGR2TW082%26tag%3Dshokunowaon-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3DB0012GMYXC" target="_blank">Land of the Midnight Sun</a><img src='http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=shokunowaon-22&l=ur2&o=9' width='1' height='1' border='0' alt='' /><br />Al di Meola <br /><br /></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table>

<table  border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%82%B9%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%9B%E3%83%86%E3%83%AB-%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BB%E3%83%A1%E3%82%AA%E3%83%A9/dp/B000025NM3%3FSubscriptionId%3D15SMZCTB9V8NGR2TW082%26tag%3Dshokunowaon-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3DB000025NM3" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/41Chqk8WZuL._SL75_.jpg" border="0" alt="スプレンディド・ホテル" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%82%B9%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%9B%E3%83%86%E3%83%AB-%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BB%E3%83%A1%E3%82%AA%E3%83%A9/dp/B000025NM3%3FSubscriptionId%3D15SMZCTB9V8NGR2TW082%26tag%3Dshokunowaon-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3DB000025NM3" target="_blank">スプレンディド・ホテル</a><img src='http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=shokunowaon-22&l=ur2&o=9' width='1' height='1' border='0' alt='' /><br />アル・ディ・メオラ <br /><br /></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table>

■myspaceでオリジナル曲を公開しています。
まあ、レビューは偉そうに書かせていただいていますが
自分の作品が伴っていない部分も多いにありますので・・・
その辺は聴き流してください！ということで・・・
興味のある方はのぞいてみてくださいませ。
　>>>　<a href="http://www.myspace.com/ayukimeyourwalk"target="_blank">http://www.myspace.com/ayukimeyourwalk</a>

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<strong>あとがき</strong></br>
★トラックバック、コメント歓迎いたします。</br>
★ギター好き・音楽好きの為のサイトも運営しています。お暇なら遊びに来てください。
<a href="http://www.gitahibi.com/"target="_blank"></br>>>>ギターの響き・ソロギターを中心とした”ギター好き・音楽好き”のサイト</a>
</div>
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]]></description>
         <link>http://walking.gitahibi.com/2009/12/2.html</link>
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                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">010)CD ｒｅｖｉｅｗ</category>
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         <pubDate>Sat, 26 Dec 2009 17:39:28 +0900</pubDate>
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         <title>SUPER FOLK SONG～ピアノが愛した女・矢野顕子</title>
         <description><![CDATA[<a href="http://music.blogmura.com/jazz/"target="_blank"><img src="http://music.blogmura.com/jazz/img/jazz80_15.gif" width="80" height="15" border="0" alt="にほんブログ村 音楽ブログ ジャズ・フュージョンへ" /></a>　<A HREF="http://blog.with2.net/link.php?389465"target="_blank"><img src="http://walking.gitahibi.com/images/blogranking.gif"alt="人気ブログランキングへ"></A>

先日のウォーキングで聴いたCDが<strong>矢野顕子</strong>さんの<strong>ウェルカム・バック</strong>。かなり久し振りに聴いたのですがやはり名盤ですね。
レビューはまた後日にさせていただく予定ですが、聴いていて、無性に観たくなったのが<strong>矢野顕子</strong>さんDVD作品<strong>SUPER FOLK SONG～ピアノが愛した女</strong>。

これはご存じ、CD作品の<strong>SUPER FOLK SONG</strong>の録音風景を収録して、1992年に劇場公開されたドキュメンタリー作品です。

この作品が公開される前に、けっこう深夜のTV番組などでその一部が放送されていて、それを観て衝撃を受けて、この作品やCDを買いました。

とにかく一発録りの緊張感が漂っていて、かつ、上手く演奏や歌ができた部分のテープをつなぎ合わせて完成させる「つなぎ」をしない<strong>矢野顕子</strong>さんのこだわり。（映像を観るとまだテープを使用しています。今ならPCでより簡単に「つなぎ」ができますね。）

さらに、ピアノのテクニックと歌が見事に融合して上に、心を込めて、まさに全身全霊で歌っている姿に物凄く引き込まれる作品です。

また、単に完成した曲をビデオクリップ風に並べる作りではなくて、間違えたところや、リハ、指ならしだったり、機材のトラブルで機械音が入ってしまったり、食事のシーンだったり、そんな部分が多く収録されているのがまさにドキュメンタリー。

特に、<strong>宮沢和史</strong>さんの曲<strong>中央線</strong>は、最後の最後でのピアノのミストーンでそれまで完璧な出来のテイクだっただけに、ガックリとうな垂れる<strong>矢野顕子</strong>さんの姿など観ると、まるでレコーディングに立ち会っているような錯覚さえ覚えて、レコーディング中なので音を立ててはいけない！というような緊張した気分にもさせてくれます。


<strong>ウェルカム・バック</strong>を聴いていてこの作品を観たくなったのは、もちろん<strong>矢野顕子</strong>さんの作品だ、という当たり前の流れはあるのですが、<strong>パット・メセニー</strong>さんとの関係でちょっと観たい部分があったからなんです・・・。

観たことがある方やCDを聴いた方はお解りだと想うのですが、<strong>パット・メセニー</strong>さんの作曲した<strong>PRAYER</strong>という曲を演奏しています。この曲は確かCMにも使用されていましたね。

ライナーノーツによると・・・

「ある日パット・メセニーと電話で話していたとき
『ねえ、ぜひ聴いて欲しい曲があるんだ。だって君の歌を聴いていたらできた曲だもん』
というので私にくれたのがこの曲・・・」

だとか・・・。
まあ、何ともうらやましい話ですね。何が？と言うと、電話で話せるということ自体がうらやましい・・・。

このDVDの中でこの曲に詞をつけているシーンがあります。
手元の紙には、書いては横線で消した言葉が数々・・・。このシーンは緊張したシーンの多い中で、ちょっとホッとするような静かなシーンで個人的にはけっこう好きなシーンです。


<strong>PRAYER</strong>はもちろん<strong>パット・メセニー</strong>さんの関連ということですが、実はもうひとつ<strong>パット・メセニー</strong>さんと関連するシーンがあります。

ご覧になった方はご存じだと想いますが、冒頭のクレジットが出ているシーンで<strong>矢野顕子</strong>さんが<strong>鈴木慶一</strong>さん作曲の<strong>塀の上で</strong>を歌っているのですが、途中で指ならしのためにポロポロと即興で演奏を始めます。

そして、ある曲を弾き始めるのですがその曲が<strong>パット・メセニー・グループ</strong>の名曲<strong>ハヴ・ユー・ハード</strong>。実はこのシーンを観たかったのです。


もちろんピアノを弾きながらのスキャットでの弾き語り。これが実に良い感じ・・・。そしてしっかり<strong>矢野顕子</strong>ワールドに曲を変化させています。

練習のショットですので、途中で、とまったり、繰り返して歌ったりしている部分もありますが、それでも聴きごたえのあるシーンになっています。この曲も完成させて収録して欲しかったと想うくらい良い感じです。

<strong>矢野顕子</strong>さんは<strong>ウェルカム・バック</strong>を聴いても、そうそうたるメンバーをバックに歌っているのですがどんな曲も自分の世界にしてしまう強烈な個性、ひと声発しただけでその世界にすべてを変えてしまう個性、これが非常に強烈で稀有な存在。
こんなミュージシャンはなかなかいないと、私が言うまでもなく改めて想いました。

<table  border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/SUPER-FOLK-SONG%7E%E3%83%94%E3%82%A2%E3%83%8E%E3%81%8C%E6%84%9B%E3%81%97%E3%81%9F%E5%A5%B3%7E-DVD-%E7%9F%A2%E9%87%8E%E9%A1%95%E5%AD%90/dp/B0000QX22M%3FSubscriptionId%3D15SMZCTB9V8NGR2TW082%26tag%3Dshokunowaon-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3DB0000QX22M" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/511p487eNKL._SL160_.jpg" border="0" alt="SUPER FOLK SONG~ピアノが愛した女~ [DVD]" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/SUPER-FOLK-SONG%7E%E3%83%94%E3%82%A2%E3%83%8E%E3%81%8C%E6%84%9B%E3%81%97%E3%81%9F%E5%A5%B3%7E-DVD-%E7%9F%A2%E9%87%8E%E9%A1%95%E5%AD%90/dp/B0000QX22M%3FSubscriptionId%3D15SMZCTB9V8NGR2TW082%26tag%3Dshokunowaon-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3DB0000QX22M" target="_blank">SUPER FOLK SONG~ピアノが愛した女~ [DVD]</a><img src='http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=shokunowaon-22&l=ur2&o=9' width='1' height='1' border='0' alt='' /><br />矢野顕子 <br /><br />曲名リスト<br />1. 塀の上で<br />2. 横顔<br />3. それだけでうれしい<br />4. 夏が終わる<br />5. SUPER FOLK SONG<br />6. 中央線<br />7. PRAYER<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/SUPER-FOLK-SONG%7E%E3%83%94%E3%82%A2%E3%83%8E%E3%81%8C%E6%84%9B%E3%81%97%E3%81%9F%E5%A5%B3%7E-DVD-%E7%9F%A2%E9%87%8E%E9%A1%95%E5%AD%90/dp/B0000QX22M%3FSubscriptionId%3D15SMZCTB9V8NGR2TW082%26tag%3Dshokunowaon-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3DB0000QX22M" target="_blank">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table>

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■誠にせんえつながら
myspaceでオリジナル曲を公開しています。
まあ、レビューは偉そうに書かせていただいていますが
自分の作品が伴っていない部分も多いにありますので・・・
その辺は聴き流してください！ということで・・・
興味のある方はのぞいてみてくださいませ。
　>>>　<a href="http://www.myspace.com/ayukimeyourwalk"target="_blank">http://www.myspace.com/ayukimeyourwalk</a>

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<strong>あとがき</strong></br>
★トラックバック、コメント歓迎いたします。</br>
★ギター好き・音楽好きの為のサイトも運営しています。お暇なら遊びに来てください。
<a href="http://www.gitahibi.com/"target="_blank"></br>>>>ギターの響き・ソロギターを中心とした”ギター好き・音楽好き”のサイト</a>
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]]></description>
         <link>http://walking.gitahibi.com/2009/12/post_53.html</link>
         <guid>http://walking.gitahibi.com/2009/12/post_53.html</guid>
                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">005)CD・DVDのご紹介</category>
        
        
         <pubDate>Sat, 19 Dec 2009 11:35:34 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>エレガント・ジプシー／アル・ディメオラ</title>
         <description><![CDATA[<a href="http://www.amazon.co.jp/Blu-spec-CD-%E3%82%A8%E3%83%AC%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%83%97%E3%82%B7%E3%83%BC-%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BB%E3%83%A1%E3%82%AA%E3%83%A9/dp/B001J8NQBM%3FSubscriptionId%3D15SMZCTB9V8NGR2TW082%26tag%3Dshokunowaon-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3DB001J8NQBM" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51AM2SPIvPL._SL160_.jpg" alt="Blu-spec CD エレガント・ジプシー" border="0" /></a><img src='http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=shokunowaon-22&l=ur2&o=9' width='1' height='1' border='0' alt='' />
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今日のwalking Musicは<span style="color: #ff6600;"><strong>アル・ディメオラ</strong></span>さんの<span style="color: #ff6600;"><strong>エレガント・ジプシー</strong></span>です。


この作品は1977年の作品で、<strong>アル・ディメオラ</strong>さんの「<strong>白夜の大地</strong>」に続く2枚目のリーダー作品になります。

<strong>アル・ディメオラ</strong>さんの作品は、「<strong>スーパー・ギタートリオ</strong>」に代表されるアコースティックものが個人的には好きですが、近年のワールドミュージック指向の作品も好きで良く聴いています。
<strong>エレガント・ジプシー</strong>を聴くのはかなり久しぶりです・・・。


☆★☆★☆★☆★☆★☆★


<FONT color="#009999" size="-1"><strong>01:フライト・オーヴァー・リオ</strong></font>
何とも言えない、スパニッシュというかエスニックと言うか・・・。何とも重厚な雰囲気で曲はスタートします。

かなり硬質な音でチューンされたベースは<strong>アンソニー・ジャクソン</strong>さんのプレイ。そこに、<strong>ヤン・ハマー</strong>さんのシンセが重なってくると<strong>マハヴィッシュヌ・オーケストラ</strong>的と言ったら良いか、<strong>ジェフ・ベック</strong>さんの世界と言ったら良いか。
その感じを打ち破るのが、CD Time=1:28からのアップテンポ。
ここで<strong>肝！</strong>になっているのがドラムの<strong>スティーヴ・ガッド</strong>さんのドラムワーク。
最初はパーカッションに絡みながらハイハットのオープンでリズムを牽引していきますが、CD Time=2:07からは、8分音符の裏で奏でられるトップシンバルを3拍、そして4拍めのハイハット・オープン・クローズ。このリズムが全体のラテン調のアップテンポをグイグイと引っ張っていきます。


CD Time=2:33からが<strong>アル・ディメオラ</strong>さんのソロ。
当時は、ジャケットにあるように、黒のレスポールを使用していたのでしょうか？強力な歪音なんですが、芯がハッキリと聴きとれる音。ピッキングのごまかしがしにくい音と言ったら良いでしょうか。
それは音符の粒が正確に揃っている冒頭のCD Time=2:45からいきなり解ります。
まるで、ご挨拶のように、しかも簡単そうに超速いパッセージをキッチリ決めます。
基本的に16分音符での連続したパッセージなんですが、CD Time=2:46にさりげなく入る倍の6連フレーズが強烈なスピード感をかも出しています。しかもスムーズな繋がり。そして正確な粒。ピッキング・・・。


CD Time=2:52からはフランジャー（当時だったらジェット・マシーン）でスぺーシーな浮遊感を演出しています。そして、<strong>ヤン・ハマー</strong>さんとの掛け合いに入ります。
この2人の『高速掛け合い』は言うまでもなく凄いのですが、そのバックで掛け合いの微妙な隙間を、奪うわけでもなく、出しゃばることもなく、見事に埋めている<strong>アンソニー・ジャクソン</strong>さんのベースが<strong>肝！</strong>です。
2人の掛け合いのバックですので、つい聴きそびれてしまうのですが、この、「聴こえているはずだけど、耳に入ってこない・・・」でも、「しっかりと曲を構成していて、かつじっくり聴くと凄いことをプレイしている・・・」、まさに、ベーシストの極みと言ったらよいでしょうか。


<FONT color="#009999" size="-1"><strong>02:ミッドナイト・タンゴ</strong></font>
今度は一転してクリアトーンで<strong>アル・ディメオラ</strong>さんがメロディを奏でていきます。このようなリズムをタンゴというのかどうか、専門的なことはわかりませんが、ちょっとアルバムタイトルのようにエレガントな感じで曲はスタートします。


リズムを牽引しているのが、ドラムのハイハットワーク。これは、<strong>レニ―・ホワイト</strong>さんのプレイ。そこに、<strong>アンソニー・ジャクソン</strong>さんの、エフェクトされた、やはり硬質な音色のベースが長めの音符でゆったりと乗ってきます。


曲は途中で展開をして、歪系の音色で奏でられたギターが入ってきます。・・・と想ったら、アコースティックギターのリフからアコースティック・ピアノのソロへと。さらに、ベースソロに繋がっていきます。

複雑な展開部分や楽器選択を持った曲で、このあたりの作曲とアレンジはまさに<strong>アル・ディメオラ</strong>さんの真骨頂と言えますね。


<FONT color="#009999" size="-1"><strong>03：パーカッションイントロ </strong></font>
<strong>ミンゴ・ルイス</strong>さんのパーカッションと<strong>レニ―・ホワイト</strong>さんのテンパレスのソロ。1分強と短い曲ですが、次の曲へのイントロということでしょうか。
でも、このワンポイントがあるとないのとでは、次の曲のスタートのインパクトが違うように想います・・・。


<FONT color="#009999" size="-1"><strong>04：地中海の舞踏</strong></font>
パーカッションイントロを経てこの作品の大きな聴きどころである<strong>地中海の舞踏</strong>がスタートします。
個人的には、「アル・ディメオラさん＝地中海の舞踏」という感じのときがあったくらい大好きな曲です。これは、別の言い方をすると「アコギバトル＝地中海の舞踏」とも言えますね。
この曲がいきなり始まるよりは、3曲目のパーカッションイントロがあった方が最初のギターでのアルペジオが冴えて聴こえるような気がしませんか？その意味では3曲目のパーカッションイントロは、アルバムの構成、流れとして一味効いていると想うのです。


曲はご存じフラメンコ・ギタリストの<strong>パコ・デ・ルシア</strong>さんとのデュオ。
イントロのアルペジオを聴くだけでもわくわくしてくる！そしてギターを弾きたくなる！ギター弾きにはたまらないアルペジオです。
イントロの部分での<strong>肝！</strong>は<strong>パコ・デ・ルシア</strong>さんのアルペジオ。
1小節めの2拍裏に入る3連符や2小節めの3,4拍部分の3連が実に効いています。
これは1弦から3弦に向かって、一本の指で引っ掻くように弾く奏法で奏でています。基本のアルペジオが8分音符なので単純に聴こえてしまいかねないところを、<strong>アル・ディメオラ</strong>さんと同じようにアルペジオをするのではなく、この3連符を入れるだけで、物凄いビート感、スピード感があると想いませんか？
また、この<strong>パコ・デ・ルシア</strong>さんのアルペジオは弾いてみると想ったより難しいです。フラメンコギターでは良くある奏法ですが、これは指弾きの成せる技と言えますね。
そう、<strong>パコ・デ・ルシア</strong>さんは当たり前ですが指弾きです。
基本的には、フラメンコギターですので、人差し指と中指で弾いていると想うのですが、それにしてはイントロ部分のCD Time=0:28のユニゾンなどは、ピック弾きに負けないスピードと正確さ奏でています。このスピードで指で弾くのはかなり難しいですね。
以前、<strong>パコ・デ・ルシア</strong>さんのフラメンコ音楽のライブを観たことがありますが、それはそれは、物凄く速いパッセージをバシバシ決めていたことを想い出しました。


ファーストソロは<strong>アル・ディメオラ</strong>さん。
トレモロ奏法からゆったりとしたフレーズまわして展開していきます。

CD Time=1:09から8分音符の3連符でややゆったりめの速弾きを決めて、そのまま倍速になる・・・かと想っているといったんゆったりとしたフレーズをはさんでから、CD Time=1:16で倍速の16分音符フレーズに突入していきます。
このブレイクとも言えるワンフレーズが実に効いている見事な組み立てと流れだと想います。


そして<strong>アル・ディメオラ</strong>さんのソロのハイライトはCD Time=1:37からの連続フレーズ。スタートはミュート奏法。これは右手の腹の部分をギターのブリッジの部分にのせてミュートしています。
16分音符でのフレーズを連続して奏でて、CD Time=1:43で8分音符の3連符に速度ダウンしてしばらくフレーズを続けたあと、CD Time=1:46で一瞬倍速の32分音符の3連に入りすぐに16分音符での連続フレーズから8分音符の3連、そしてフレーズ終わりは4分音符の3連で締めています。
この自在な速度変化が滞りなく、綺麗に、しかも粒揃いで、さらにテンポの乱れなく連続するところはまさに<strong>肝！</strong>
<strong>アル・ディメオラ</strong>さんのフレーズの特徴であり、唯一無二のもので大好きなパターンです。
このフレーズはコピーをしましたが、まあ、そのまま演奏するには難易度が高すぎて・・・。仕方がないので、CD Time=1:55のような<strong>パコ・デ・ルシア</strong>さんの掛声を完璧にコピーして、勝手に盛り上がっていたことを想い出します・・・。


続いては<strong>パコ・デ・ルシア</strong>さんのソロ。
スタートから、アル・ディメオラさんのソロにインスパイアされたのか高速フレーズで飛ばしていきます。それにしても、まるでピックを使用していいるかのようなアタックの強さと正確なテンポキープ。
ソロのスタートから2小節めの終わりの同じ音を連続して16分音符で奏でるところなどは、常人が指で弾くにはかなりの難易度です。まあ、クラシック系のギタリストであれば何とかなるのかな、とも想いますが・・・。

CD Time=2:42からの少しトリッキーなフレーズから和音でのフレーズ、そして8分音符のゆるやかなフレーズに流れていくところはグッときます。

CD Time=3:06からが個人的には<strong>肝！</strong>
速いソロラインではないのですが、<strong>アル・ディメオラ</strong>さんの超絶フレーズとの対比として、個性が出ているゆったりとした和音を使用したラインです。特にCD Time=3:08のコード「D」の部分が非常に綺麗な和音になっていますね。

そして、開放弦を絡めたCD Time=3:17のフレーズ。
これを見事に決めて、フレーズ終わりの6弦の解放の「E」を一発。
そして、それにすかさず反応してカッティングを入れる<strong>アル・ディメオラ</strong>さん。
無茶苦茶カッコイイ部分で<strong>肝！</strong>です。

そしてここから、お互いにフラメンコ的なカッティングで呼応しながら、段々とソロの掛け合いに突入していきます。まさに、ギターバトルに突入です。


ここはただただ息を飲んで聴き入るのみですね。


それにしてもフレーズが良く呼応しています。お互いの音やフレーズをしっかり聴いていて、ギター同士の会話が物凄く雄弁に活発にディベートしています。
バトルの終わりは、搔きむしり奏法をお互いに負けずと奏で、そしてテーマに戻り、まるでバトルが嘘だったかのように静かめに終わっていきます。


ギターのロングトーンが終わるか終らないかくらいのところで、<strong>パコ・デ・ルシア</strong>さんのため息とも口笛とも聴こえる歓喜の声が・・・。
ここで、リスナーも、あのバトルが嘘ではなくかなり激しかったことを再認識することになるわけです・・・。


☆★☆★☆★☆★☆★☆★


続きは次回に・・・。

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<table  border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/Blu-spec-CD-%E3%82%A8%E3%83%AC%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%83%97%E3%82%B7%E3%83%BC-%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BB%E3%83%A1%E3%82%AA%E3%83%A9/dp/B001J8NQBM%3FSubscriptionId%3D15SMZCTB9V8NGR2TW082%26tag%3Dshokunowaon-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3DB001J8NQBM" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51AM2SPIvPL._SL160_.jpg" border="0" alt="Blu-spec CD エレガント・ジプシー" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/Blu-spec-CD-%E3%82%A8%E3%83%AC%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%83%97%E3%82%B7%E3%83%BC-%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BB%E3%83%A1%E3%82%AA%E3%83%A9/dp/B001J8NQBM%3FSubscriptionId%3D15SMZCTB9V8NGR2TW082%26tag%3Dshokunowaon-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3DB001J8NQBM" target="_blank">Blu-spec CD エレガント・ジプシー</a><img src='http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=shokunowaon-22&l=ur2&o=9' width='1' height='1' border='0' alt='' /><br />アル・ディ・メオラ <br /><br />曲名リスト<br />1. フライト・オーヴァー・リオ<br />2. ミッドナイト・タンゴ<br />3. 地中海の舞踏<br />4. レース・ウィズ・デヴィル・オン・スパニッシュ・ハイウェイ<br />5. レディ・オブ・ローマ,シスター・オブ・ブラジル<br />6. エレガント・ジプシー組曲<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/Blu-spec-CD-%E3%82%A8%E3%83%AC%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%83%97%E3%82%B7%E3%83%BC-%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BB%E3%83%A1%E3%82%AA%E3%83%A9/dp/B001J8NQBM%3FSubscriptionId%3D15SMZCTB9V8NGR2TW082%26tag%3Dshokunowaon-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3DB001J8NQBM" target="_blank">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table>

<strong>（*）本文に登場したCD･DVD</strong>
<table  border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/Blu-spec-%E3%83%95%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%87%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%82%B3%7E%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%AE%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%AA%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B4-%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%B3-%E3%83%91%E3%82%B3%E3%83%BB%E3%83%87%E3%83%BB%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%82%A2-%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BB%E3%83%A1%E3%82%AA%E3%83%A9/dp/B001J8NQAS%3FSubscriptionId%3D15SMZCTB9V8NGR2TW082%26tag%3Dshokunowaon-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3DB001J8NQAS" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/514XRjl%2BwkL._SL75_.jpg" border="0" alt="Blu-spec CD フライデイ・ナイト・イン・サンフランシスコ~スーパー・ギター・トリオ・ライヴ!" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/Blu-spec-%E3%83%95%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%87%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%82%B3%7E%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%AE%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%AA%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B4-%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%B3-%E3%83%91%E3%82%B3%E3%83%BB%E3%83%87%E3%83%BB%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%82%A2-%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BB%E3%83%A1%E3%82%AA%E3%83%A9/dp/B001J8NQAS%3FSubscriptionId%3D15SMZCTB9V8NGR2TW082%26tag%3Dshokunowaon-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3DB001J8NQAS" target="_blank">Blu-spec CD フライデイ・ナイト・イン・サンフランシスコ~スーパー・ギター・トリオ・ライヴ!</a><img src='http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=shokunowaon-22&l=ur2&o=9' width='1' height='1' border='0' alt='' /><br />アル・ディ・メオラ ジョン・マクラフリン,パコ・デ・ルシア アル・ディ・メオラ <br /><br /></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table>

<table  border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/Land-Midnight-Sun-Al-Meola/dp/B0012GMYXC%3FSubscriptionId%3D15SMZCTB9V8NGR2TW082%26tag%3Dshokunowaon-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3DB0012GMYXC" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/41PlvwQIvyL._SL75_.jpg" border="0" alt="Land of the Midnight Sun" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/Land-Midnight-Sun-Al-Meola/dp/B0012GMYXC%3FSubscriptionId%3D15SMZCTB9V8NGR2TW082%26tag%3Dshokunowaon-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3DB0012GMYXC" target="_blank">Land of the Midnight Sun</a><img src='http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=shokunowaon-22&l=ur2&o=9' width='1' height='1' border='0' alt='' /><br />Al di Meola <br /><br /></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table>

<table  border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%82%B9%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%9B%E3%83%86%E3%83%AB-%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BB%E3%83%A1%E3%82%AA%E3%83%A9/dp/B000025NM3%3FSubscriptionId%3D15SMZCTB9V8NGR2TW082%26tag%3Dshokunowaon-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3DB000025NM3" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/41Chqk8WZuL._SL75_.jpg" border="0" alt="スプレンディド・ホテル" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%82%B9%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%9B%E3%83%86%E3%83%AB-%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BB%E3%83%A1%E3%82%AA%E3%83%A9/dp/B000025NM3%3FSubscriptionId%3D15SMZCTB9V8NGR2TW082%26tag%3Dshokunowaon-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3DB000025NM3" target="_blank">スプレンディド・ホテル</a><img src='http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=shokunowaon-22&l=ur2&o=9' width='1' height='1' border='0' alt='' /><br />アル・ディ・メオラ <br /><br /></font><font size="-2"> by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table>

■myspaceでオリジナル曲を公開しています。
まあ、レビューは偉そうに書かせていただいていますが
自分の作品が伴っていない部分も多いにありますので・・・
その辺は聴き流してください！ということで・・・
興味のある方はのぞいてみてくださいませ。
　>>>　<a href="http://www.myspace.com/ayukimeyourwalk"target="_blank">http://www.myspace.com/ayukimeyourwalk</a>

<center>
<div id="ato"align="left">
<strong>あとがき</strong></br>
★トラックバック、コメント歓迎いたします。</br>
★ギター好き・音楽好きの為のサイトも運営しています。お暇なら遊びに来てください。
<a href="http://www.gitahibi.com/"target="_blank"></br>>>>ギターの響き・ソロギターを中心とした”ギター好き・音楽好き”のサイト</a>
</div>
</center>
<br/>
]]></description>
         <link>http://walking.gitahibi.com/2009/12/post_52.html</link>
         <guid>http://walking.gitahibi.com/2009/12/post_52.html</guid>
                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">010)CD ｒｅｖｉｅｗ</category>
                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">011)JAZZ/FUSION-洋</category>
                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">150)アル・ディメオラ</category>
        
        
         <pubDate>Sun, 13 Dec 2009 15:35:47 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>ケビン・ユー・バンクス・Kevin Eubanks</title>
         <description><![CDATA[<a href="http://music.blogmura.com/jazz/"target="_blank"><img src="http://music.blogmura.com/jazz/img/jazz80_15.gif" width="80" height="15" border="0" alt="にほんブログ村 音楽ブログ ジャズ・フュージョンへ" /></a>　<A HREF="http://blog.with2.net/link.php?389465"target="_blank"><img src="http://walking.gitahibi.com/images/blogranking.gif"alt="人気ブログランキングへ"></A>

最近、walking以外にも筋トレなどをしています。
いまでこそ健康的なミュージシャンも多くいますが
その昔、若かりし頃何故か
「ミュージシャンは健康的ではダメ！不健康でなければ・・・」
などというイメージを勝手に持っていました・・・。

漂う煙草のけむり・・・
薄暗いライヴハウス・・・


特にギタリストはやせ型で
見るからに不健康そうな感じが逆にカッコ良く
どちらかと言うとやや太めの私には
そんなギタリストがうらやましく想えたものです・・・。

ですから、初めてこのジャケットを見たときに
とてもギタリストらしからぬマッチョな体形に
驚いたというか・・・違和感というか・・・。

そのギタリストは<strong>ケビン・ユー・バンクス</strong>さん。
そしてそのジャケットは↓↓↓

<img alt="kevin.jpg" src="http://walking.gitahibi.com/images/kevin.jpg" width="200" height="199" />

このマッチョな感じが
当時の私の個人的な感覚

「ミュージシャンは健康的ではダメ！」

に合わなくて、
食わず嫌いならぬ、聴かず嫌いで
あまり聴かなかったというのが実際です。

ところが、今回改めて聴いてみたら・・・
これが良いサウンド。もちろんギターも良い！
また、機会をみて細かく聴いてみたいと想っています。


それにしても、最近の<strong>ケビン・ユー・バンクス</strong>さんは？
と想って、いろいろと調べてみたのですが
ジャズ的なセッションをいろいろとしている様子。
また、アコギなども弾いているようで
<strong>ケビン・ユー・バンクス</strong>さんのHPで
その映像を観ることができます。

今でもマッチョ感はありますが
それでも、渋く年を重ねた感じで
まさに「渋い！」。

ギターは当然ながらこれまた凄い。
そして姿と同じように「渋い！」。
特にアコギのソロナンバーは聴き入ってしまいます。

<strong>ケビン・ユー・バンクス</strong>さんのかもし出す「いぶし銀の趣」が、
聴き込んでみたい衝動を駆りたててくれます・・・。

<a href="http://www.kevineubanks.com/default.aspx"target="_blank"><<<  ケビン・ユー・バンクスさんのHP</a>


■誠にせんえつながら
myspaceでオリジナル曲を公開しています。
まあ、レビューは偉そうに書かせていただいていますが
自分の作品が伴っていない部分も多いにありますので・・・
その辺は聴き流してください！ということで・・・
興味のある方はのぞいてみてくださいませ。
　>>>　<a href="http://www.myspace.com/ayukimeyourwalk"target="_blank">http://www.myspace.com/ayukimeyourwalk</a>

<center>
<div id="ato"align="left">
<strong>あとがき</strong></br>
★トラックバック、コメント歓迎いたします。</br>
★ギター好き・音楽好きの為のサイトも運営しています。お暇なら遊びに来てください。
<a href="http://www.gitahibi.com/"target="_blank"></br>>>>ギターの響き・ソロギターを中心とした”ギター好き・音楽好き”のサイト</a>
</div>
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<br/>
]]></description>
         <link>http://walking.gitahibi.com/2009/12/kevin_eubanks.html</link>
         <guid>http://walking.gitahibi.com/2009/12/kevin_eubanks.html</guid>
                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">300)Column</category>
        
        
         <pubDate>Sat, 05 Dec 2009 16:55:47 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>ワン・クワイエット・ナイト／パット・メセニー</title>
         <description><![CDATA[<a href="http://music.blogmura.com/jazz/"target="_blank"><img src="http://music.blogmura.com/jazz/img/jazz80_15.gif" width="80" height="15" border="0" alt="にほんブログ村 音楽ブログ ジャズ・フュージョンへ" /></a>　<A HREF="http://blog.with2.net/link.php?389465"target="_blank"><img src="http://walking.gitahibi.com/images/blogranking.gif"alt="人気ブログランキングへ"></A>

今までレビューはかなり細かく聴いていたのですが
もっとライトにCDを紹介するカテゴリーを・・・と想いまして
「CDのご紹介」というスタイルを作ってみました。

ということで今回のご紹介CDはこれです。

<table  border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%83%AF%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%83%88-%E3%83%91%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%A1%E3%82%BB%E3%83%8B%E3%83%BC/dp/B000094JA9%3FSubscriptionId%3D15SMZCTB9V8NGR2TW082%26tag%3Dshokunowaon-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3DB000094JA9" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/31Z2G1YB4YL._SL160_.jpg" border="0" alt="B000094JA9" /></a></td><td valign="top"><font size="-1"><a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%83%AF%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%83%88-%E3%83%91%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%A1%E3%82%BB%E3%83%8B%E3%83%BC/dp/B000094JA9%3FSubscriptionId%3D15SMZCTB9V8NGR2TW082%26tag%3Dshokunowaon-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3DB000094JA9" target="_blank">ワン・クワイエット・ナイト</a><img src='http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=shokunowaon-22&l=ur2&o=9' width='1' height='1' border='0' alt='' /><br />パット・メセニー <br />ワーナーミュージックジャパン  2003-05-28<br /><br /></font><font size="-2">by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table>

<strong>パット・メセニー</strong>さんの2003年の作品
<strong>ワン・クワイエット・ナイト</strong>です。

この作品では、スチール弦のアコギでソロギターを奏でています。
そのギターもバリトンギターという特殊なギターを使用していて
低音部分が物凄くキレイです。
バリトン・ギターというのは通常のギターの低音弦（太い弦）を、
より低い音でチューニングをする特殊なギター。
その低音が高音のスチール弦のきらびやかさと相まって
実に美しい世界を広げています。

さらに、<strong>パット・メセニー</strong>さんは
ナッシュビルチューニングという
特殊なチューニング方法を基本にセットして演奏をしているので
なんともいえない独特の世界をかもしだしています。
それがまたここち良かったりします！

さらに驚異的なのは、ほとんどの演奏が即興で
しかもテイク１で録音されていることです。

即興でこれだけのギターハーモニーを瞬時に展開して演奏できるのは
まさに、クラシックギタリストや
その他の音楽ジャンルのギタリストでは難しいと想われる
ジャズならでは即興、アドリブのなせる技。

とは言っても全編ソロギターですので、
じっくりと集中して聴いていると
ギター好きの私でも少々飽きる・・・眠く・・・
なるときがあります。
ですから、BGMとして聴くのがよろしいかと。
CDのタイトルが「<strong>ワン・クワイエット・ナイト</strong>」ですので
もちろん夜聴くとしっくりくるのですが
夕闇迫る薄暮に聴くのがおすすめ・・・。

なぜ、夜ではなくて薄暮？

夕闇迫るころにBGM的に聴いていると
気が付くと、すっかり
「静かなある夜が生んだ<strong>パット・メセニー</strong>さんの
いたってパーソナルな世界」
に囲まれて
平穏で心が休まる時間を過ごしている自分が
その中に居ることに気が付きます・・・。

それがちょうど、気がついたらあたりが暗くなっている・・・
という薄暮の時間にマッチするんです・・・。

<table  border="0" cellpadding="5"><tr><td colspan="2"><a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%83%AF%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%83%88-%E3%83%91%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%A1%E3%82%BB%E3%83%8B%E3%83%BC/dp/B000094JA9%3FSubscriptionId%3D15SMZCTB9V8NGR2TW082%26tag%3Dshokunowaon-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3DB000094JA9" target="_blank">ワン・クワイエット・ナイト</a><img src='http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=shokunowaon-22&l=ur2&o=9' width='1' height='1' border='0' alt='' /></td></tr><tr><td valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%83%AF%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%83%88-%E3%83%91%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%A1%E3%82%BB%E3%83%8B%E3%83%BC/dp/B000094JA9%3FSubscriptionId%3D15SMZCTB9V8NGR2TW082%26tag%3Dshokunowaon-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3DB000094JA9" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/31Z2G1YB4YL._SL160_.jpg" border="0" alt="ワン・クワイエット・ナイト" /></a></td><td valign="top"><font size="-1">パット・メセニー <br /><br />ワーナーミュージックジャパン  2003-05-28<br />売り上げランキング : 90789<br /><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%83%AF%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%83%88-%E3%83%91%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%A1%E3%82%BB%E3%83%8B%E3%83%BC/dp/B000094JA9%3FSubscriptionId%3D15SMZCTB9V8NGR2TW082%26tag%3Dshokunowaon-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3DB000094JA9" target="_blank">Amazonで詳しく見る</a></font><font size="-2">by <a href="http://www.goodpic.com/mt/aws/index.html" >G-Tools</a></font></td></tr></table><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005FK5I/shokunowaon-22/ref=nosim/" target="_blank"><img src="http://images.amazon.com/images/P/B00005FK5I.09._SCTHUMBZZZ_.jpg" border="0" alt="ミズーリの空高く" /></a> <a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000CZ0Q5W/shokunowaon-22/ref=nosim/" target="_blank"><img src="http://images.amazon.com/images/P/B000CZ0Q5W.09._SCTHUMBZZZ_.jpg" border="0" alt="Still Life (Talking)" /></a> <a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001ECE6C6/shokunowaon-22/ref=nosim/" target="_blank"><img src="http://images.amazon.com/images/P/B001ECE6C6.09._SCTHUMBZZZ_.jpg" border="0" alt="Upojenie" /></a> <a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00024Z8YM/shokunowaon-22/ref=nosim/" target="_blank"><img src="http://images.amazon.com/images/P/B00024Z8YM.09._SCTHUMBZZZ_.jpg" border="0" alt="ブライト・サイズ・ライフ" /></a> <a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0634066633/shokunowaon-22/ref=nosim/" target="_blank"><img src="http://images.amazon.com/images/P/0634066633.09._SCTHUMBZZZ_.jpg" border="0" alt="Pat Metheny - One Quiet Night (Pvg)" /></a> <br />


■誠にせんえつながら
myspaceでオリジナル曲を公開しています。
まあ、レビューは偉そうに書かせていただいていますが
自分の作品が伴っていない部分も多いにありますので・・・
その辺は聴き流してください！ということで・・・
興味のある方はのぞいてみてくださいませ。
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<strong>あとがき</strong></br>
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                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">005)CD・DVDのご紹介</category>
        
        
         <pubDate>Sun, 22 Nov 2009 10:17:04 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>お久しぶりです・・・</title>
         <description><![CDATA[<a href="http://music.blogmura.com/jazz/"target="_blank"><img src="http://music.blogmura.com/jazz/img/jazz80_15.gif" width="80" height="15" border="0" alt="にほんブログ村 音楽ブログ ジャズ・フュージョンへ" /></a>　<A HREF="http://blog.with2.net/link.php?389465"target="_blank"><img src="http://walking.gitahibi.com/images/blogranking.gif"alt="人気ブログランキングへ"></A>

皆様ご無沙汰しています。
かなり、かなり久しぶりの更新になります。
にも関わらず多くのアクセスをいつもいただいて
重ねて感謝いたします。
また、コメントをいただいてご返事していない方へ
今さら・・・という感じもありますので
この場をお借りしてご返事とさせていただきたいと想います。
ありがとうございました。


walkingは健康のために続けていますが
音楽としては、最近はギターを弾くことや
自分の音楽的なことに集中していて
音楽にはどっぷりと浸かっていますが
あまりCDなどは聴いていないという感じです。


先日こちらもかなり久しぶりなんですが
ライヴを聴きに行きました。
セミプロの方のソロギター・ライブだったのですが
それでも、生の音楽に触れるのはやはり良いですね。
ギター魂がかなり触発されました・・・。


ということでこのブログも少しスタイルを変えつつ
継続をしていきたいと想いますので
今後もよろしくお願いします。

■誠にせんえつながら
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まあ、レビューは偉そうに書かせていただいていますが
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                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">301)お知らせ・他</category>
        
        
         <pubDate>Sun, 22 Nov 2009 09:49:57 +0900</pubDate>
      </item>
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         <title>南から来た十字軍　【２】／クルセイダーズ</title>
         <description><![CDATA[<a href="http://music.blogmura.com/jazz/"target="_blank"><img src="http://music.blogmura.com/jazz/img/jazz80_15.gif" width="80" height="15" border="0" alt="にほんブログ村 音楽ブログ ジャズ・フュージョンへ" /></a>　<A HREF="http://blog.with2.net/link.php?389465"target="_blank"><img src="http://walking.gitahibi.com/images/blogranking.gif"alt="人気ブログランキングへ"></A>

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<br clear="left">

今日のwalking Musicは<span style="color: #ff6600;"><strong>クルセイダーズ</strong></span>の<span style="color: #ff6600;"><strong>南から来た十字軍</strong></span>Track05からトータル・レビューです。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★

<FONT color="#009999" size="-1"><strong>05：アンド・ゼン・ゼア・ウォズ・ザ・ブルース</strong></font>
いきなり<strong>ラリー・カールトン</strong>さんのゆったりとしたチョーキングにゆったりとしたテンポの引きずるようなアフタービートが襲いかかってきます。ビートを生み出しているのは、<strong>スティックス・フーパー</strong>さんのバスドラムと<strong>ロバート・ポップス・ポップウェル</strong>さんのベースがきっちりと連動しているところ。
さらに、その上にノッている<strong>アーサー・アダムス</strong>さんの歯切れの良いギターカッティングと<strong>ジョー・サンプル</strong>さんの、こちらも歯切れの良いエレピ。何とも言えない心地よいビート感がハマります。

そのグルーヴの上で<strong>ラリー・カールトン</strong>さんはいきなりのチョーキングから絶妙なロングトーンを押さえた左手のビブラートのみで聴かせてくれさらに、CD Time=0:08で一音半チョーキングをビシッと決めます。この最初の部分だけですでに<strong>肝！</strong>

テーマは2管。それに絡むように<strong>ラリー・カールトン</strong>さんがカウンター・メロディーを仕掛けていきます。

ファーストソロは<strong>ウィルトン・フェルダー</strong>さんのサックス。
ソロのスタートから少しルーズにフレーズに間を置いたアプローチは<strong>ウィルトン・フェルダー</strong>さんの特徴。これが、アフタービートの感じに良く合います。

CD Time=2：02からの2音づつのアップフレーズでスケールチェンジ。これもお馴染みのフレーズ。ややルーズに吹いているところがまた良かったりします。

CD Time=2：42からは2コーラスめ。高音のフレーズで攻めてきます。ここは、<strong>ラリー・カールトン</strong>さんの絡みが最高です。CD Time=2：50のウィルトン・フェルダーさんのフレーズに対しての反応などは流石です。ここは<strong>肝！</strong>

CD Time=3：24で叫びのひと吹きから静かに次のソリストに引き渡していきます。


次は<strong>ジョー・サンプル</strong>さんのエレピ。
静かなソロの入りに<strong>ラリー・カールトン</strong>さんがヴォリューム奏法で絡みます。この反応も流石ですね。

前半は鍵盤の狭い範囲での引きずったようなグルーブを持ったフレーズまわしをしていきます。展開をしてからのCD Time=4：10で今まで鍵盤の狭い範囲から飛び出して高音へスパークしていきアウトフレーズで弾き抜けます。

CD Time=4：22で歯切れの良いリズム的なリックが<strong>ロバート・ポップス・ポップウェル</strong>さんのベースと強烈に絡みあいます。そしてブルージーなフレーズからの速いパッセージで2コーラスめへ。

CD Time=4：42からの2コーラスめは、8分音符の和音に半音で細かいグリッサンドを入れてアクセントをつける典型的なブルースフレーズを2小節。その後の2小節で速いパッセージをかまします。

そして再び同じブルースフレーズを2小節奏でてCD Time=5：00で速い機械的なシーケンスでアップフレーズを奏でます。そのままフレーズは上がり続けて展開部分に突入。CD Time=5：08では、エレピの最高音で耳に少々痛いキンッとしたところまで上がっていきます。この流れはまさに<strong>肝！</strong>です。

さらにこの部分で<strong>ラリー・カールトン</strong>さんのバッキング反応が見事でCD Time=5：02などは<strong>ジョー・サンプル</strong>さんのアップフレーズに合わせてアップしていくバッキングで答えています。

ソロエンドに向けては、ブルージーなフレーズ展開で次のソリストに引き継いでいきます。


3番手は<strong>ウェイン・ヘンダーソン</strong>さんのトロンボーン。
2小節のフレーズをモチーフにして繰り返します。わかりやすいフレーズは非常にメロディアスです。その後も丁寧なフレーズまわしでしっかりと歌っていきます。

展開後のCD Time=6：17から、歯切れの良いフレーズまわしからCD Time=6：21のブレイクダウンしたようなフレーズ。そしてCD Time=6：23のトロンボーンならではのゆったりとアップするベンドフレーズ。ものすごくいい雰囲気に包まれます。

そして、タンギングで聴かせてくれる細かいフレーズからゆったりと次のソリストに引き継ぎます。CD Time=6：39の<strong>ロバート・ポップス・ポップウェル</strong>さんの細かいアクセントフレーズも引き継ぎを後押しします。


4番手は<strong>ラリー・カールトン</strong>さんのギター。
SE的なチョップと言う、音をミュートして弾きおろす奏法からチョーキングをキメます。そしてブルージーにフレーズを展開していきます。CD Time=6：46のアウト１音がいかにも<strong>ラリー・カールトン</strong>さんらしい一撃でこの音の選択はいつ聴いても見事。この部分ですでに<strong>肝！</strong>です。

そのアウト1音からロングトーンでのビブラートを決めて少し引っかけるようなアクセントのフレーズから、CD Time=6：53で絶妙なアーティキュレーションのフレーズまわしを決めます。ここからCD Time=6：56までのフレーズも<strong>ラリー・カールトン</strong>さんの得意節で好きな私などはたまらない部分です。ここもやはり<strong>肝！</strong>

展開部分に入るとCD Time=7：09で1音半チョーキングを決め、そして、想わず一緒にタメを作って聴いてしまうアップフレーズから高音でのチョーキング一発。

あくまでもブルージーにしっかりとアフタービートの感じを出しながらソロを終えていきます。


曲はテーマに戻り心地よいビートを残してフェードアウト。

この曲での<strong>ラリー・カールトン</strong>さんのソロは1曲目の<strong>スパイラル</strong>と双璧の出来です。悩みますが・・・こちらの方が個人的にはベスト・トラックですね。

さらに、ソロプレイだけではなくてバッキングが実に見事です。TPOをわきまえて、すぐにいろいろなサウンドに反応するスタイルは<strong>ラリー・カールトン</strong>のギターテクニックだけでは測れないすご技。一度、<strong>ラリー・カールトン</strong>さんのバッキングプレイだけに耳を傾けて聴いてみても面白いと想います。

全体のリズムがまったりしているので10分近い長さは飽きも出そうですが、それでもじっくりとこのビートに沈み込んで、トリップして聴くと・・・これが快感なんです。


<FONT color="#009999" size="-1"><strong>06：セレニティー</strong></font>
<strong>ロバート・ポップス・ポップウェル</strong>さんの8分音符でのゆるやかなラインに、印象的なギターフレーズを<strong>アーサー・アダムス</strong>さんが繰り返して進んでいく、何とも言えない陰鬱なムードもあるバラードです。

<strong>ジョー・サンプル</strong>さんのエレピが散りばめられて星のように輝いたフレーズに<strong>ラリー・カールトン</strong>さんのハーモニクス奏法が、さらにきらびやかな感じを演出しています。

テーマは<strong>ウィルトン・フェルダー</strong>さんのサックス。これが、今までの曲とは全く違った綺麗な音。どちらかというと今までの曲はやや引いた音質で録音されていましたが、ここは全面に少しエフェクトを強くかけて演奏されます。

曲は印象的な繰り返しの中<strong>ウィルトンフェルダー</strong>さんのサックスがささやくように奏でられながら、そしてその周りを取り囲むバッキングがきらびやかに。さらに<strong>ウェインヘンダーソン</strong>さんのトロンボーンも登場して、幻想的でやや陰鬱なムードの中エンディングを迎えます。


<FONT color="#009999" size="-1"><strong>07：フィーリング・ファンキー  </strong></font>
<strong>ロバート・ポップス・ポップウェル</strong>さんのスラップからスタートするノリの良いファンキーなナンバーです。想わず、あごと腰が動いてしまうグルーヴを持っています。<strong>ジョー・サンプル</strong>さんのクラビのバッキングがまたいいです。

テーマは<strong>ウェイルトンフェルダー</strong>さんのサックスと<strong>ラリー・カールトン</strong>さんのギターのユニゾンで奏でられていきます。

中サビ部分は、<strong>ジョー・サンプル</strong>さんのバッキング的なコードメロディでリズム重視で流れていきます。そしてCD Time=0：59のブレイクで<strong>ロバート・ポップス・ポップウェル</strong>さんのスラップワンポイント。これがカッコいい。

ファーストソロは、<strong>ウェイルトンフェルダー</strong>さんのサックス。ブルージーでファンキーで丁寧なラインを聴かせてくれます。

再び中サビ、そしてテーマを経てエンディングです。

かなり短い曲なので少し欲求不満になりそうですが、このファンキーさには変えられません。

エンディングとしては、前の2曲が結構長く聴くのにも気合が必要な部分がありましたので、このさっぱりとした構成は逆に良かったりもします。

★☆<span style="color: #ff6600;"><strong>南から来た十字軍</strong></span>・トータルレビュー★☆

walkingを終えて聴き終えたときの印象はひと言で言うと
『ご機嫌だぜ！』

・・・

細かく聴いてみた後でもやはり『ご機嫌だせ！』です。

<strong>クルセーダーズ</strong>の場合は、そのキャリアが物凄く長いので、ジャズ時代を含めると、すべてを網羅して聴くのは結構大変だと想っています。

個人的には80年代の、3人のユニットの時代が実は好きでその頃の<strong>ジョー・サンプル</strong>色が入った良い意味でのあかぬけた感じと、もともと持っている泥臭い感じのミックス具合が個人的にはちょうど良かったわけです。

まあ、それ以前の作品はそれほど聴きこんだ感じもないので多くは語ることができないのですが、この作品はやっぱりいいですね。

何と言っても、1曲目<strong>スパイラル</strong>の出来の良さは特筆するものがあります。この1曲を聴くためだけでもこの作品に触れる価値は十分にありますね。

さらに、<strong>ラリー・カールトン</strong>さんのソロプレイ以外のバッキングプレイも同じく特筆すべきものがあります。バッキングとは言っても、コードを刻むのは<strong>アーサー・アダムス</strong>さんにまかせているようなので、あくまでもフロントとしてのバッキングと言ったらよいでしょうか。

テーマメロディに絶妙に絡んだり、時にソリストへ仕掛けたり、また、ソリストのフレーズに素早く反応したり・・・

作品を通して、ずっとメロディを弾いているという感じもしますが、これが決して邪魔になっていないところが見事。管楽器的なフロントをギターが奏でている作品、という意味でも貴重であり、ギター弾きにとってはかなり参考になる作品と言えます。

まあ、いろいろなことを考えずにとにかくそのリズムに心と体を傾ける・・・。そうすると、何故か心も晴れて気持ちがファンキーになるから不思議。そして『ご機嫌だぜ！』と想わず叫んでしまうのです。

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                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">010)CD ｒｅｖｉｅｗ</category>
                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">011)JAZZ/FUSION-洋</category>
                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">100)クルセイダーズ</category>
        
        
         <pubDate>Thu, 09 Apr 2009 17:11:30 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>南から来た十字軍　【１】／クルセイダーズ</title>
         <description><![CDATA[<a href="http://music.blogmura.com/jazz/"target="_blank"><img src="http://music.blogmura.com/jazz/img/jazz80_15.gif" width="80" height="15" border="0" alt="にほんブログ村 音楽ブログ ジャズ・フュージョンへ" /></a>　<A HREF="http://blog.with2.net/link.php?389465"target="_blank"><img src="http://walking.gitahibi.com/images/blogranking.gif"alt="人気ブログランキングへ"></A>

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<br clear="left">

今日のwalking Musicは<span style="color: #ff6600;"><strong>クルセイダーズ</strong></span>の<span style="color: #ff6600;"><strong>南から来た十字軍</strong></span>です。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★

この作品は1976年の作品で、言うまでもなく<strong>クルセイダーズ</strong>の代表作です。個人的には名作・<strong>ストリート・ライフ</strong>以降の<strong>クルセイダーズ</strong>が好きでしたので、この作品の頃のものはそれほど突っ込んで聴いた記憶があまりないのです。ですから、この作品も前に聴いたのはいつだっけ？というくらい記憶がない・・・。

ということで、かなり久し振りに聴きました・・・。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★

walkingを終えて聴き終えたときの印象はひと言で言うと

『ご機嫌だぜ！』

細かく聴いていくと、また違った感覚になるかも知れませんので、1曲つづ聴いていきます・・・。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★

<FONT color="#009999" size="-1"><strong>01:スパイラル</strong></font>
シンセの奏でるややテンション感のあるメロディに、<strong>ラリー・カールトン</strong>さんのギターが対旋律で絡んでくるともうそれだけで盛り上がってしまう大好きな曲です。<strong>クルセイダーズ</strong>の楽曲の中でも1、2を争うくらいの名曲だと想います。

ドラムの<strong>スティックス・フーパー</strong>さんのタムをきっかけにファンキーなビートに突入します。少し跳ねた16ビート風の8ビートで軽快に曲が進んでいきます。ここでのビートの肝はやはりベースの<strong>ロバート・ポップス・ポップウェル</strong>さんの強力なビート感。

テーマはおなじみの2管。<strong>ウェイン・ヘンダーソン</strong>さんのトロンボーンと<strong>ウィルトン・フェルダー</strong>さんのサックスが奏でていきます。その合間を埋めるようにフェンダー・ローズで入る<strong>ジョー・サンプル</strong>さんのバッキングが絶妙です。

2コーラスめからは<strong>ラリー・カールトン</strong>さんがテーマの2管に対旋律を仕掛けてきます。この瞬間に、強力な3フロントになって、まさにこの頃の<strong>クルセイダーズ</strong>の真骨頂と言えるアンサンブルに進化します。

そして、<strong>ラリー・カールトン</strong>さんのギター・ユニゾンでの短い間奏。ここで効いているのが、2コーラスめから薄らと入っていたストリングス。それが、ここで大きくなっていきギターのメロディを包むように盛り上げてソロまわしに突入していきます。

ソロのコード進行は、基本的にテーマのコード進行を元にした16小節とイントロのコード進行の8小節。そして再びテーマのコード進行を元にした8小節の合計32小節になっています。ポイントは、4小節と8小節の2拍目のコード。これは、テーマのコード進行にはなく、基本のコードB♭m7の半音上のセブンスコードになっています。ですから、印象的な部分であり、スケールチェンジの妙を聴くことができる部分になっています。

ファーストソロはCD Time=1：30から<strong>ラリー・カールトン</strong>さんのギター。
ゆるやかなチョーキング・ダウンからスタートしてスタッカートで決めます。そしてブルージーなフレーズからチョーキングを絡めて、4小節・2拍め、CD Time=1：37のスケールチェンジの部分をクオーター・チョーキングの微妙な音程ニュアンスで弾き抜けます。そしてブルース・フレーズの連発でたたみかけて、再びスケールチェンジの部分、CD Time=1：54で、今度はハイノートのチョーキングをきっちりと決めます。

この2つのスケールチェンジ部分は、両方ともにチョーキングで音を上げてコード・トーンまで持っていくというアプローチですが、2つのフレーズのニュアンスの違いはそのまま多彩なチョーキング・テクニックを感じることができるよい対比になっていて面白いですね。

さらにこの部分では、イントロのコード進行に入る前のCD Time=2：00からのロング・トリルが見事です。トリルというのは、右手は弾かないで左手の指で押さえて離すときに弦を少しはじいて再び押さえる・・・これを高速で繰り返して左手だけでフレーズを奏でるテクニックです。一聴簡単そうな感じもするのですが、ここでの<strong>ラリー・カールトン</strong>さんは、段々とイントロのパターンへのコード進行に向かって薬指の引っ掛かりとニュアンス、強さを換えて、音色を明るく、クリアにしていくというテクニックを聴かせてくれます。

CD Time=2：04からイントロのコード進行になります。
ここはコードがけっこう変わっていくので、当然使用するスケールも変わっていきます。<strong>ラリー・カールトン</strong>さんは、絶妙な音運びで難なくここを弾き抜けていきます。特にCD Time=2：13のチョーキング終わりのフレーズと次のCD Time=2：15のチョーキング終わりのフレーズは、まるで呼応しているかのように見事な掛け合いになっていて<strong>肝！</strong>
そして、チョーキングでブルージーなフレーズから、<strong>ラリー・カールトン</strong>さんらしいペンタトニックなフレーズ、そしてクロマティックなラインで締めて再びテーマのコード進行に戻ります。

今度は、8分音符の連続パッセージでブルース的なフレーズに時折、ジャージーな音を混ぜながらソロエンドまで弾き抜けていきます。

ソロのフレーズ自体は、もう少しジャズ的な要素が入っている方が個人的には好みなんですが、曲調やノリを考えるとまさにハマっているソロ。全体の構成も見事ですが、ブルージーでありながら、実に丁寧なラインがまさに<strong>肝！</strong>です。


続いては<strong>ジョー・サンプル</strong>さんのソロ。
いつもながらのコロコロと歯切れよく回る節が心地よいです。4小節・2拍め、CD Time=2：45のスケールチェンジの部分は、それほど大きくアウトをしていなくて左手のコード・バッキングでスケール・チェンジ感を出しています。CD Time=2：55からは、リズムをモチーフにした展開で奏で、そしてスケール・チェンジの部分を単音のジャズ的なフレーズで弾き抜けます。

CD Time=3：12からのイントロのコード進行部分では、流れるようなフレージングからバックのリズムに合わせたフレーズ展開をするというパターンで駆け抜けます。

そして、再びテーマのコード進行に戻り、CD Time=3：36のスケール・チェンジの部分を最も印象的と想われる絶妙なフレーズで決めます。このフレーズは個人的に<strong>肝！</strong>

残念なのは、ソロエンド部分。テーマに戻るCD Time=3：46で「ソ♯」の音がミストーンとして鳴ってしまっています。テーマのメロディの頭が「ラ♯」ですからぶつかっていますね。ですから、ソロの締めの部分が少し中途半端に聴こえてしまっています・・・。


テーマをワンコーラス奏でた後、<strong>ラリー・カールトン</strong>さんの、ロング・トーンでのフレーズをきっかけにロ<strong>バート・ポップス・ポップウェル</strong>さんのベースがはじけ出します。
続くテーマの部分で、ソロ的なフレーズを絡めながらバッキング。そして、CD Time=4：45からソロへ突入します。
16分音符で歯切れの良いパッセージを連続していきます。しかし、メロディを弾いているという感じよりはむしろ、バッキングのリズムを派手に刻んでいるという感じのプレイです。でも、しっかりとソロとしてのラインを弾いていつつ、全体のグルーヴをキープしているのが見事。

このソロからさらに盛り上がってきて、<strong>ラリー・カールトン</strong>さんの絡みから、<strong>ウェインヘンダーソン</strong>さんと<strong>ウィルトン・フェルダー</strong>さんの掛け合いに突入していきます。誰のソロとも言えない、全体がリズムの塊になったような怒涛のグルーヴが押し寄せてくるのがここです。

そして、<strong>ラリー・カールトン</strong>さんもソロラインで参加をし始めたところでフェードアウト。これは実に残念。もっと聴きたいところですね。

とにかくノリが良く、ご機嫌なナンバーです。

曲としては、いたって単純な構成になっているのですが、アレンジは単純なものを感じさせない匠さがあります。その中でもイントロのコード進行のパターンをソロの美味しい展開部分に使用しているのがかなり<strong>肝！</strong>だと想います。

ライヴなどでは、各人がこのパターンでソロまわしをするのでしょうから物凄く長い曲になると想うのですが、後半の部分はベースソロをかわきりに、掛け合いというパターンを取って盛り上げていくというアレンジも良いですね。またこれが、怒涛のグルーヴを生み出していて曲全体を上手くまとめて、コンパクトになるように長さのコントロールをしているわけです。このアレンジはまさに<strong>肝！</strong>です。

この曲を聴くだけでも、この作品を聴く価値がある！まさに、名曲であり、名演奏だと想います。


<FONT color="#009999" size="-1"><strong>02:キープ・ザット・セイム・オールド・フィーリング</strong></font>
1曲目の興奮をさましてくれるかのような爽やかさのある16ビートナンバー。コーラスが入っているのですが、これはクレジットでは<strong>クルセイダーズ</strong>となっているので皆で歌っているということでしょうか？スタートの爽やかさと比べると、少々いかつい感じもするのですが、これはこれでファンキーだったりします。

このコーラスのバックでの<strong>ラリー・カールトン</strong>さんのヴォリューム奏法を使用したバッキングラインが実にいいですね。

コーラスに続いて、CD Time=0：40の<strong>ラリー・カールトン</strong>さんのバッキングに答えるように2管が奏で、そしてCD Time=0：44でギターと共に3管のようになって、CD Time=0：46で<strong>ジョー・サンプル</strong>さんのエレピがメロディを追いかける・・・。この部分のアレンジと雰囲気が<strong>肝！</strong>です。

CD Time=1：15の展開部分は、<strong>ロバート・ポップス・ポップウェル</strong>さんのベースラインが軽快さを醸し出しています。そしてCD Time=1：22の部分のリズム・ユニゾンフレーズもグッときます。

ファーストソロは<strong>ウェイン・ヘンダーソン</strong>さんのトロンボーン。じっくりと聴かせてくれるソロラインで展開をしていきます。

続いて<strong>ジョー・サンプル</strong>さんのソロ。感じは近年の<strong>ジョー・サンプル</strong>さんに近い感じのソロ展開でメロディアスに弾き抜けています。


<FONT color="#009999" size="-1"><strong>03：マイ・ママ・トールド・ミー・ソー </strong></font>
<strong>ロバート・ポップス・ポップウェル</strong>さんのスラップ・ベースが、少し跳ねたミディアムテンポのリズムにのってスタートします。良いですね、ファンキーテイストが溢れています。

テーマは<strong>ラリー・カールトン</strong>さんのギター。ブルージーなメロディラインで良く歌っています。２コーラスめからは<strong>ウィルトン・フェルダー</strong>さんのサックスとのユニゾンになります。サックスとギターは相性が良く、このようなユニゾンには持ってこいですね。

左チャンネルでは、このリズムにノッた軽快なギターカッティングが奏でられていますがこれは、<strong>アーサー・アダムス</strong>さんのプレイだと想います。

ファーストソロは<strong>ウィルトン・フェルダー</strong>さん。
少し遅れてソロをスタートさせる感じがいかにも<strong>ウィルトン・フェルダー</strong>節という感じです。かなりブルージーに奏でていきますが、いつ聴いても強力な個性で、唯一無二のフレーズという感じがして好きです。さらに、必要以上に速いパッセージなどに依存しないて、悠々と奏でる感じも好きです。

続いては<strong>ジョー・サンプル</strong>さん。ここでは、ファンキーなリズムにノッて歯切れ良いラグ的なフレーズを奏でていきます。

エンディング部分では、<strong>ラリー・カールトン</strong>さんと<strong>ウィルトン・フェルダー</strong>さんが掛け合いをしながらフェードアウトしていきます。これも、もうちょっと聴きたい！という感じですね。


<FONT color="#009999" size="-1"><strong>04：太陽の輝き</strong></font>
<strong>ラリー・カールトン</strong>さんの絶妙なアーティキュレーションのヴォリューム奏法を聴くことができるバラードです。
<strong>ウィルトン・フェルダー</strong>さんのリリカルなサックスに絡むように奏でられる<strong>ラリー・カールトン</strong>さんのフレーズが実にいい感じです。

曲は3分弱と短いのですが、逆にこの短さが密度の高さで、印象に残るトラックに仕上がっていると想います。

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続きのTrackはまた後日・・・。

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<strong>あとがき</strong></br>
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                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">010)CD ｒｅｖｉｅｗ</category>
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         <pubDate>Wed, 01 Apr 2009 18:15:05 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>ダブルフェイス／青木智仁</title>
         <description><![CDATA[<a href="http://music.blogmura.com/jazz/"target="_blank"><img src="http://music.blogmura.com/jazz/img/jazz80_15.gif" width="80" height="15" border="0" alt="にほんブログ村 音楽ブログ ジャズ・フュージョンへ" /></a>　<A HREF="http://blog.with2.net/link.php?389465"target="_blank"><img src="http://walking.gitahibi.com/images/blogranking.gif"alt="人気ブログランキングへ"></A>

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今日のwalking Musicは<span style="color: #ff6600;"><strong>
青木智仁</strong></span>さんの<span style="color: #ff6600;"><strong>ダブル・フェイス</strong></span>です。

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この作品は1989年の作品。今は亡きベーシスト・<strong>青木智仁</strong>さんのフェースト・リーダー作品になります。

青木智仁さんの印象は非常に器用というイメージがあります。それはプレイが丁寧で、まじめな感じと言ったらよいでしょうか。さらにライナーノーツに名前が載っているだけで、勝手に期待してしまうという抜群の信頼感と安心感がありますね。ベース界のイチローさんと言ったら・・・言いすぎですね。
でも、なかなかこのようなベーシストは日本にはいないので、その意味では、新作を聴くことができないのが非常に残念です・・・。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★

walkingを終えて聴き終えたときの印象はひと言で言うと
『ベースという面では印象が薄い・・・』

細かく聴いていくと、また違った感覚になるかも知れませんので
1曲つづ聴いていきます・・・。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★

<FONT color="#009999" size="-1"><strong>01:Triboro Bridge～Memories of M.K.</strong></font>

ドラムの打ち込みときつい音のスラップ・ベースが交互に奏でられてスタート。SE的な始まり方で、面白そうな感じをかもし出しています。

リズムがインして<strong>青木智仁</strong>さんのスラップに重なって、自身のフレットレスベースがメロディを奏でます。
この曲は、打ち込みを中心としたサウンドで、プロデュースもしている<strong>角松敏生</strong>さんの作曲になります。

ミディアムテンポに乗ったテーマは厚めにエフェクト処理された<strong>小池修</strong>さんのサックスが奏でます。サックス自体のサウンドや全体の感じ、またメロディのラインは<strong>デイヴィッド・サンボーン</strong>さんの曲のような感じでなかなかカッコ良いです。

しかし、テーマの端々を聴くと、段々と角松カラーが出てきて、それは中サビの部分を経て確信的なものに変わり、さらにCD Time=1:51からのサビに入るとまさに、「夏の角松メロディー！」という感じで全面にあふれてきます。

CD Time=2:49からはピアノソロ。たぶん<strong>小林信吾</strong>さんだと想います。そのまま続けて、ピアノの音を奪い取るようにシンセソロに入ります。

CD Time=3:30から<strong>青木智仁</strong>さんのソロです。
やや全体が静かになるアレンジですので、ここではフレットレス・ベースでメロディラインを奏でます。しかし、バックではスラップをバシバシとキメています。
CD Time=3:41からは歯切れの良いスラップをリズムカルに奏でます。そして次のCD Time=3:52からはフレットレス・ベースにひずみ系のエフェクトをかけてヘビーに奏でます。ちょっといろいろとやりすぎという感じもしますが・・・。

続いては、ギターソロです。これは<strong>今剛</strong>さん。
チョーキング・モチーフを上手く使用して華麗に弾き抜けています。ひずみ音がクリアで、空間系のエフェクトのかけ方が上手いので、非常にいい感じのソロに仕上がっていますね。

CD Time=5:18からは、<strong>小池修</strong>さんのサックスと<strong>今剛</strong>さんのギターの掛け合いです。
曲は、そのままフェードアウトしていきます。

曲が終わったときの感じは・・・<strong>角松敏生</strong>さんの作品？と錯覚をしてしまうくらいの角松ワールド全開の曲でした。でも、この曲では一応ソロなどもとっていますが、<strong>青木智仁</strong>さんの、ある意味真骨頂である安定感と信頼感のあるバッキングプレイを、あくまでも地味に堪能できるという感じに仕上がっています。


<FONT color="#009999" size="-1"><strong>02:Mr.J.F.P</strong></font>
フレットレス・ベースでの速いパッセージからオーバーダビングで和音などを重ねてスタートします。曲調はまさに<strong>ジャコ・パストリアス</strong>さんの感じ。それもそのはずで、これは<strong>青木智仁</strong>さんが<strong>ジャコ・パストリアス</strong>さんに捧げた曲ということのようです。

個人的には、どうも<strong>青木智仁</strong>さんと<strong>ジャコ・パストリアス</strong>さんってしっくりと来ない感じがします。どうしても<strong>青木智仁</strong>さんはスラップというイメージが強烈で・・・。

ここでの<strong>青木智仁</strong>さんのプレイは、いわゆる<strong>ジャコ・パストリアス</strong>さんの強烈なビート感をリスペクトしているような感じです。ですから、<strong>ジャコ・パストリアス</strong>さん風なバッキング・フレーズを弾いています。

もうちょっと暴れても良かったようにも想いますが、このあたりが<strong>青木智仁</strong>さんの堅実さと言えるのでしょうか。逆に、<strong>ジャコ・パストリアス</strong>さんの場合は、派手で狂気的な部分に耳が行きがちなんですが、このようなグルーヴとビート感の部分をリスペクトしてプレイをするあたりが流石と言えますね。

ちなみにCD Time=1:30からのギターソロは<strong>布川俊樹</strong>さん。そして、バスドラがバシバシ決まっているドラムは<strong>村上“ポンタ”秀一</strong>さんのプレイです。


<FONT color="#009999" size="-1"><strong>03:Forgive Me</strong></font>
エレピの綺麗なメロディがフェードインしてくるバラードです。そしてそのエレピの静寂さに、波紋を創るように<strong>本田雅人</strong>さんのサックスがハイトーンのフラジオで入ってきます。

エレピがメロディを奏でていくのですが、そのバックで心地よいリズムを生み出しているのは<strong>梶原順</strong>さんのミュートでのギター。そしてそれに絡むようにバッキングやカウンターメロディを奏でている<strong>松木恒秀</strong>さんのギター。

ファーストソロは<strong>本田雅人</strong>さん。切れの良い音で吹き抜けていきます。そして、<strong>松木恒秀</strong>さんのギターソロ。こちらは渋いトーンでジャージーに決めます。

この曲での<strong>青木智仁</strong>さんは、プルをアクセントにしながら細かいサムを決めるスラップでのプレイです。出過ぎず、かといって引っこみすぎない、バラード曲におけるスラップの教科書みたいな演奏です。

曲は一度終わる形になるのですが、続けてコーラスパートが入ってきます。これはどちらかと言うと、次の曲へのイントロダクション。このあたりの構成も<strong>角松敏生</strong>さんらしい演出と言えますね。


<FONT color="#009999" size="-1"><strong>04:Don't Ever Hurt Me</strong></font>
この曲はオールド・アメリカンな雰囲気のあるヴォーカル曲。創ったのは<strong>青木智仁</strong>さんですが、歌っているのは「おかざわあきら」というクレジットですがこれはベーシストの<strong>岡沢 章</strong>さんでしょうか？

ブロードウェイでショウを観ているような雰囲気になりますが、<strong>青木智仁</strong>さんはこんな感じの音楽も好きなんだと単純に驚いた次第です。


<FONT color="#009999" size="-1"><strong>05:Linda</strong></font>
とても爽やかでいかにもフュージョンという感じのこの曲は<strong>梶原順</strong>さんと今は亡き、<strong>浅野 祥之</strong>さんの2人。いかにもギタリストが好きそうな曲でテーマのメロディが心地よく、まさにギター向きの曲です。もう一人ここでは<strong>松原正樹</strong>さんがギターで参加をしています。

ギターは3台なんですが、さらに面白いのがドラム。
ドラムは<strong>村上“ポンタ”秀一</strong>さんと<strong>島村 英二</strong>さんが叩いています。左右で別れているようで、特に4拍目のアクセントが微妙にずれているのが逆に良いビートになっています。

エンディング部分は<strong>梶原順</strong>さんと<strong>浅野 祥之</strong>さんのソロの掛け合いです。もうちょっと聴きたい！という欲求不満を残しつつ、フェードアウトしていきます。

ここでの<strong>青木智仁</strong>さんは、ある意味定番とも言えるスラップベースでのプレイ。16ビートフュージョンのこれまた教科書みたいなプレイです。


<FONT color="#009999" size="-1"><strong>06:Amboseli</strong></font>
ここで再び作品の最初のSE的なドラムと<strong>青木智仁</strong>さんのスラップが入ります。どう展開していくのか？と想っていると曲は一転して4ビートに突入します。この曲は<strong>村上“ポンタ”秀一</strong>さんと<strong>水野 正敏</strong>さんの作曲です。

<strong>村上“ポンタ”秀一</strong>さんのドラムを左チャンネルのみ、<strong>水野 正敏</strong>さんのアコースティック・ベースを右チャンネルのみにしてセンターでシンセが難解なメロディを奏でていきます。

<strong>青木智仁</strong>さんの登場はCD Time=2:00過ぎから。
フレットレス・ベースのソロに強烈なリヴァーヴをかけて、空間的な演出をしています。一緒に奏でられているのはトランペット。これは<strong>日野 皓正</strong>さんのプレイ。
<strong>日野 皓正</strong>さんのトランペットもかなり強いエフェクトでリバーヴをかけていて、ちょっと幻想的な雰囲気で掛け合います。

途中から<strong>青木智仁</strong>さんはスラップに移行して、その激しいスラッピングに乗せて<strong>日野 皓正</strong>さんのソロラインが加速していきます。

エンディングでは、<strong>日野 皓正</strong>さんと<strong>水野 正敏</strong>さんと<strong>村上“ポンタ”秀一</strong>さんが掛け合います。途中、ジャズスタンダードでお馴染みのメロディなども飛び出してきて、楽しげな中にもスピード感がある掛け合いでエンディングです。


<FONT color="#009999" size="-1"><strong>07:Risa</strong></font>
ストリングスからスタートして軽やかなギターがメロディを奏でます。少し跳ねたリズムのバラードですが、楽しく優しげな曲調です。これは<strong>青木智仁</strong>さんの作曲。

ギターは<strong>幾見雅博</strong>さん。また、<strong>八木のぶお</strong>さんのブルースハープがいい感じですね。午後の陽だまりという感じで好感が持てる曲です。


<FONT color="#009999" size="-1"><strong>08:砂の女</strong></font>
軽いボサノバのリズムからコンピューターでコントロールされたサウンドが重なり、そして<strong>角松敏生</strong>さんのヴォイスが重なってくると、もうここは角松サウンド。
さらに日本語で歌詞がついていて、さらに<strong>角松敏生</strong>さんが歌うという、まさに角松ワールドに支配されます。

ここでの<strong>青木智仁</strong>さんは、歌ものバックというスタンスで、歌を邪魔しないスラップの絶妙なバランスを聴かせてくれます。


<FONT color="#009999" size="-1"><strong>09:Manhattan Love Affair</strong></font>
少し引きづるようなリズムを持ったアップテンポの曲です。この曲も<strong>角松敏生</strong>さんの曲。今度は角松インストワールドです。ギターでのメロディはもちろん<strong>角松敏生</strong>さん。

この曲での<strong>青木智仁</strong>さんは少し激しめにスラップを奏でます。前の曲でのヴォーカルと溶け込んだバランスのあるスラップとは違って、グイグイと打ち込みに対抗して攻めていくようなサウンド。多彩なスラップのアーティキュレーションが見事です。

<strong>小林信吾</strong>さんのシンセソロから<strong>角松敏生</strong>さんのギターソロの後、CD Time=2:23からは<strong>青木智仁</strong>さんの強烈なスラップでのソロ的なリズム流しが始まります。時折入れる細かいサムのアクセントが見事です。
途中で、アコースティック・ベースなどのソロも挟みながらのパフォーマンス。何と言ってもリズム感が抜群ですね。このようなスラップの切れはまさに<strong>青木智仁</strong>さんの独壇場だと想います。

エンディングではフレットレス・ベースで、ちょっと<strong>ジャコ・パストリアス</strong>さんが入ったフレーズで締めくくっています。


<FONT color="#009999" size="-1"><strong>10:With A Little Help From My Friends</strong></font>
ご存じ、<strong>ジョン・レノン</strong>さんと<strong>ポール・マッカートニー</strong>さんの曲。歌っているのは<strong>青木智仁</strong>さん。
まあ、上手とは言えませんが、2コーラスめからサビに<strong>角松敏生</strong>さんのバックコーラスが入ると、それなりに聴こえてくるから不思議です。

そして、この曲ではベースは打ち込みで青木智仁さんはベースを弾いていません。


<FONT color="#009999" size="-1"><strong>11:Risa　Reprise</strong></font>
最後の曲は7曲目の<strong>Rise</strong>のリプライズ。ここではフレットレス・ベースでリリカルに<strong>青木智仁</strong>さんがメロディを奏でていきます。

バックコーラスでは<strong>ハイ・ファイ・セット</strong>の3人が歌い、フレットレス・ベースの音色を一層綺麗な響きにしています。


★☆<span style="color: #ff6600;"><strong>ダブル・フェイス</strong></span>・トータルレビュー★☆★☆★☆★☆★☆★

walkingを終えて聴き終えたときの印象はひと言で言うと
『ベースという面では印象が薄い・・・』

ベーシストである<strong>青木智仁</strong>さんのソロ作品ですので、ベースが全面に出ていて、いかにも美味しいスラップのパターン！や強烈なソロ！などを期待していたのですが、それは見事に裏切られたという感じがしました。それが、walkingを終えたときの印象『ベースという面では印象が薄い・・・』になってしまったのだと想います。

でも、改めて聴いてみるとこれは、ベーシストのソロ作品なのでベースという楽器が全面に出ている！という想いこみにすぎないということを感じました。

そこには、ベースという楽器の本来の使命とも言える、バックとしてのベーシストという姿があったわけです。

つまり、リズム楽器としての本質をとらえつつ、楽曲のコードの重要なファクターであるベース音というものを正確に奏で、そして、ソリストや他のバッキング楽器が気持ち良くその上に乗る・・・という使命。

そう考えるとベースは、聴こえているけど、決して意識することなく、耳と心にしっかり届いている・・・というのが最良かと。

『ベースという面では印象が薄い・・・』というのは逆に、見事にバンドの要としてのベーシストの仕事を聴かせてくれている作品だから、とも言えるわけですね。

作品全体的にはプロデューサーである<strong>角松敏生</strong>さんの色が濃くでている作品になっていますが、<strong>角松敏生</strong>さんがあえてこのスタイルで、ベーシスト・<strong>青木智仁</strong>をプロデュースしたとすれば、やはり流石だと想うわけです。

バリエーション豊富な楽曲がある中で、一聴ソロ作品としては地味ですがしっかりとバンドの要としてのベーシストの役割を聴かせるために、あえて<strong>角松敏生</strong>さんが自分色に染めた作品にした？というのもあながち間違っていないかな、と想ったりするわけです。

その意味では、バンドの要としてのベーシスト・<strong>青木智仁</strong>さんのバックミュージシャンとしての力を感じとれる作品に仕上がっていると想います。

ベースプレイということを期待して聴くと少々コケますが、角松ワールドが好きな方には、自然に聴き心地の良い作品です。

また、不思議なことに何回か聴いているうちに、段々とハマってくるんです・・・個人的には、ちょっとハマっています。

そこには、<strong>青木智仁</strong>さんのバンドの要としてのベーシスト以外のもう一つのフェイスが見え隠れしている感じです。ダブル・フェイスのもうひとつ、隠れている顔を覗きに、また、CDプレイヤーにかけてしまう作品ですね。

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                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">010)CD ｒｅｖｉｅｗ</category>
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         <pubDate>Sun, 22 Mar 2009 09:51:45 +0900</pubDate>
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         <title>テイルズ・フロム・ザ・ハドソン【３】／マイケル・ブレッカー</title>
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今日のwalking Musicは<span style="color: #ff6600;"><strong>マイケル・ブレッカー</strong></span>さんの<span style="color: #ff6600;"><strong>テイルズ・フロム・ザ・ハドソン</strong></span>・Track06からトータルレヴューです。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★

<FONT color="#009999" size="-1"><strong>06：イントロダクション・トゥ・ネイキッド・ソウル</strong></font>
<strong>マイケル・ブレッカー</strong>さんと<strong>デイヴ・ホランド</strong>さんのデュオで奏でられる次の曲へのイントロダクション。
約1分くらいの短い演奏ですが、情緒的に奏でる<strong>マイケル・ブレッカー</strong>さんに答えるようなベースワークの<strong>デイヴ・ホランド</strong>さんのプレイが光っています。


<FONT color="#009999" size="-1"><strong>07：ネイキッド・ソウル</strong></font>
バラードですが、やはり綺麗な曲というよりは都会の片隅でしっとり奏でられるという感じの曲で、どこか陰鬱なムードが漂っています。

ファーストソロは<strong>マイケル・ブレッカー</strong>さん。ここでもプレイも壮絶なソロです。

前半は静かなアプローチなんですが、段々と盛り上がっていく感じが見事な構成。CD Time=3:40あたりから段々と速いパッセージや感情をさらけだしたフラジオなどが飛び出し始めます。それはCD Time=4:21からのポリリズムフレーズなどを頂点にして盛り上げていきます。

そしてだんだんと静かなフレーズを展開していって、次のソリスト、<strong>デイヴ・ホランド</strong>さんに渡していきます。

<strong>アフリカンズ・スカイ</strong>もそうでしたが、<strong>マイケル・ブレッカー</strong>さんのソロはもちろんフレーズの巧みさもありますが、全体の構成が実にいいですね。盛り上がり部分を真ん中よりやや後半に持っていって、ソロエンド部分では少し抑え気味にフレーズを展開して次のソリストに引き渡す・・・。
プロの演奏でも、けっこう感情で演奏してしまって、ソロのエンドが唐突だったり、尻切れだったりするのは良くあることです。そう考えるとソロの終わりをきちんと終止する形にもっていくのは実はなかなか難しいことです。
その意味でもこの曲と<strong>アフリカンズ・スカイ</strong>での<strong>マイケル・ブレッカー</strong>さんのソロは見事と言えますね。<strong>アフリカンズ・スカイ</strong>でのソロとともに作品中でも、双璧のベスト・プレイであると想います。


<FONT color="#009999" size="-1"><strong>08：ウィリー・T.</strong></font>
イントロダクションに続いてスローミディアムでスウィングするマイナー調の曲。淡々としている<strong>ジャック・ディジョネット</strong>さんのビートが心地よいです。

ファーストソロは<strong>マイケル・ブレッカー</strong>さん。
ソロ前の部分からの約8秒間くらいの長いロングトーンでスタートします。全体的には、テンポに乗ってブルージーに奏でていきます。まったりとしたテンポに最初はまったりとしたフレーズを展開しますが、後半は歯切れの良いパッセージで攻めてきます。それに伴ってバックのビートも一気に締まるのが聴いていて心地よく、引きずり込まれます。

続いては<strong>パット・メセニー</strong>さん。
かなりブルージーなトーン選択で、ゆったりと演奏をスタートします。その後もクロマティックなラインを挟みながらも、基本的にはブルースラインを中心にして弾き抜けていきます。

そして<strong>ジョーイ・カルデラッツォ</strong>さんのピアノソロ。
左手のコードワークをあまり使用しないで、右手のメロディラインで牽引していくソロです。曲調にあったムーディーな展開で上手くまとめています。


<FONT color="#009999" size="-1"><strong>09：キャビン・フィーヴァー</strong></font>
アップテンポのユニゾンでのテーマ。そのバックで奏でられている<strong>ジャック・ディジョネット</strong>さんのシンバルワークと細かいスネアワークが効いているスタートです。

2コーラスめはユニゾンから外れて、インテンポで同じテーマになります。ベースの<strong>デイヴ・ホランド</strong>さんのラインが今度は効いています。なかなか凝ったアレンジでいい感じですね。

ソロのコード進行は16小節のブルース進行です。ブルース進行の曲は初めての登場になります。
ブルース進行でのソロはある意味、単純なコード進行であるために、逆に難しく、ソリストの腕やセンスが顕著に現れると想っています。ですから、そのあたりが聴きどころと言えます。

一番手の<strong>マイケル・ブレッカー</strong>さんも続く<strong>パット・メセニー</strong>さんも、独自のオリジナリティあふれるソロを展開しているのですが、最後の<strong>ジョーイ・カルデラッツォ</strong>さんのピアノソロが抜群に良いラインを奏でていて、個人的には<strong>肝！</strong>です。
また、ピアノソロのバックでは強烈にバックがスウィングしています。もちろん、前のソリスト2人にインプロヴァイズされた結果ともいえますが・・・。特に、CD Time=5:35の一曲目のモチーフを使っているところなどは渋いですね。そしてCD Time=5:58からのコードワークは絶妙です。ブルース進行はいずこへ？という感じでアウトしています。これは<strong>肝！</strong>です。

高速で駆け抜ける曲ですが、最後のパフォーマンスにしては少しあっけなく終わってしまう感じもするのですが、それでも最後にブルースを持ってくるところがいかにもジャズメンという感じですね。


★☆<span style="color: #ff6600;"><strong>テイルズ・フロム・ザ・ハドソン</strong></span>・トータルレビュー★☆

walkingを終えて聴き終えたときの印象はひと言で言うと
『全編に広がるテンションが快感・・・親しき中にもテンションあり！』

・・・

<strong>マイケル・ブレッカー</strong>さんのストレイト・ア・ヘッドなジャズとして注目された作品ですがやっぱりいいですね。いつ聴いても、ほぼ間違えなく感動をしてしまうという、自分にとっては稀有な作品と言えます。

今回に限らずいつも聴いて想うのが全編に漂っている緊張感。このテンションが実に快感だったりするわけです。

また、<strong>マイケル・ブレッカー</strong>さんのリーダー作にも関わらず、単にサックスを吹きまくっていないのが良いところ。
例えばテーマはほとんど<strong>パット・メセニー</strong>さんとユニゾンですし、ソロのサイズも特別多いというわけではなくて、きちんと別のソリストを立てているのが、サックス吹きまくりの場合に起こる可能性のある『聴き慣れ』を防いでいて、バリエーションに富んだ音を楽しめて、さらにジャズ作品として全体のクオリティをあげていると想います。

当然リーダーでありつつ、いちソリストですから<strong>マイケル・ブレッカー</strong>さんのソロも一発勝負的で、特に5曲目の<strong>アフリカンズ・スカイ</strong>や7曲目の<strong>ネイキッド・ソウル</strong>では見事で熱いソロを展開してくれています。

ですから、この作品は、<strong>マイケル・ブレッカー</strong>さんのリーダー作ではありますが、間違いなく各人のソロまわしが最大の聴きどころ。まあ、考えてみたらこれがジャズの醍醐味の大きな部分でもあるわけですね。その意味でも<strong>マイケル・ブレッカー</strong>さんが仕掛けた、まさにストレイト・ア・ヘッドなジャズ作品と言えます。

また、ソリストとして<strong>マイケル・ブレッカー</strong>さんと戦うためには、それなりのプレイヤーが必要ですが、この作品では、私が言うまでもない凄腕ミュージシャンを起用しています。

ともすれば、共演も多く、互いに手の内をよく知っていると想われるので、ファミリー的な雰囲気でテンションも薄くなるところ。でも、慣れ合い的なムードは一切なくて、逆に、真剣勝負的なムードがひしひしと伝わってきます。

気持ち的にはリラックスして演奏をしていると想いますが、親しい仲だからこその『かけ引き』、手の内を知っているからこその『かけ引き』・・・。そんな、眼に見えないものが作品全体の緊張感を生んでいるのだと想います。まさに、親しき仲にもテンションあり！ですね。

それぞれがスポーツで言うとアスリートだからこそ出来る、名人芸の集大成と言える作品でそのにじみ出るテンションに浸っているとやっぱり快感なんです・・・。

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<strong>あとがき</strong></br>
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                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">090)マイケル・ブレッカー</category>
        
        
         <pubDate>Fri, 20 Mar 2009 12:05:18 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>テイルズ・フロム・ザ・ハドソン【２】／マイケル・ブレッカー</title>
         <description><![CDATA[<a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%83%86%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%83%95%E3%83%AD%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%82%B6%E3%83%BB%E3%83%8F%E3%83%89%E3%82%BD%E3%83%B3-%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%B1%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%96%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC/dp/B000O78XJE%3FSubscriptionId%3D0G91FPYVW6ZGWBH4Y9G2%26tag%3Dwalking-gitahibi-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3DB000O78XJE" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/61xu2Jbr9SL._SL160_.jpg" alt="テイルズ・フロム・ザ・ハドソン" border="0" /></a><img src='http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=walking-gitahibi-22&l=ur2&o=9' width='1' height='1' border='0' alt='' />
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今日のwalking Musicは<span style="color: #ff6600;"><strong>マイケル・ブレッカー</strong></span>さんの<span style="color: #ff6600;"><strong>テイルズ・フロム・ザ・ハドソン</strong></span>・Track04から05です。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★

<FONT color="#009999" size="-1"><strong>04：ボー・リバージュ</strong></font>
基本的には綺麗なバラードなんですが、マイナー調であることと、適度な展開があるために少し陰鬱なムードの漂っている曲になっています。

ファーストソロは、<strong>パット・メセニー</strong>さん。
その曲の持っているムードをそのまま展開します。時々フレーズの合間に挟まれている、CD Time=2:52やCD Time=3:27のようにクロマティックから高速にダウンするフレーズが、ちょっとやるせなさのような気だるいムードを醸し出していて効果的だと想います。

続いては<strong>マイケル・ブレッカー</strong>さんのソロ。
前半はロングトーンを中心として、朗々と歌い上げていきます。このようなフレーズはものすごくセクシーと言うか艶のある音色とフレーズでかなりムーディですね。そして、CD Time=5:07のような一瞬の速いパッセージからCD Time=5:12のロングトーンでのフラジオなどが入ると、これはもう感じざるを得ない！
まさに艶の極みだと想います。

バックがインテンポになり4つを刻み始めると、さらに<strong>マイケル・ブレッカー</strong>さんはブロウしていき、CD Time=6:00からを頂点にして、先ほどの艶から今度は荒々しく吹き抜けていきます。


<FONT color="#009999" size="-1"><strong>05：アフリカンズ・スカイ</strong></font>
この曲では、3曲目の<strong>ソング・フォー・ビルバオ</strong>に続いて再び<strong>マッコイ・タイナー</strong>さんが参加しています。
<strong>マッコイ・タイナー</strong>さんの参加ということで、3曲めとこの曲がチョイスされたそうですが、<strong>ソング・フォー・ビルバオ</strong>がスパニッシュなムードがあるのに対して同じ様なラテン系のリズムですが、こちらはかなりアフリカン・テイストが溢れています。
その違いは、あまり目立っていませんが<strong>ドン・アライアス</strong>さんのパーカッションにあるかなと。
<strong>ソング・フォー・ビルバオ</strong>でも<strong>ドン・アライアス</strong>さんは参加していますが、この曲でのプレイの方が、低めの音のパーカッションを使用してよりアフリカンなムードを漂わせていると想います。

テーマははじめ<strong>マイケル・ブレッカー</strong>さんが一人で奏で、次に<strong>パット・メセニー</strong>さんがユニゾンで参入してきます。

CD Time=0:45のサビはわかりやすいメロディと加速していくようなリズムが非常に心地よいです。
その後、パット・メセニーさんのギターがメロディを奏でる間奏部分に入ります。CD Time=1:25で入ってくる<strong>マイケル・ブレッカー</strong>さんのテーマメロディを奪い取るような感じがいいですね。

CD Time=1:37からは<strong>マッコイ・タイナー</strong>さんのソロがスタートします。
最初は、スタッカートなフレーズを展開してきます。そしてコードをいろいろとフェイクしながら、少し不安定な要素を盛り込んだフレーズを入れて曲の展開部分に突入していきます。

やはりここでも、コードをいろいろに変化させながらクラシカルに弾き抜けていきます。もうこの感じは止めることができなくなり、CD Time=2:20からのコーラスでは、まさにアウトなコード進行でフレーズをつなげていきますので、絶妙な浮遊感と不安定感があって、ものすごくテンションが高いプレイになっています。

そして展開部分では、細かいロールを使用したフレーズまわしからコード和音で朗々と歌い上げる感じでエンドしていきます。かなりカッコ良いソロフレーズの連発は、もちろん<strong>肝！</strong>

続いては、<strong>マイケル・ブレッカー</strong>さんのソロ。
ロングトーンを中心にしたフレーズで入ります。この部分ではバックのグルーブが際立っています。特にベースの<strong>デイブ・ホランド</strong>さんのビートが抜群ですね。これはまさしく、<strong>マッコイ・タイナー</strong>さんのソロを受けてインプロヴァイズされた結果。
ですから、<strong>マイケル・ブレッカー</strong>さんも段々と熱くなっていくという相乗効果を生み出しています。

CD Time=3:47の細かいトレモロフレーズから続くラインはアウトフレーズの連発です。どう考えても音があちらこちらに飛びまわっています。しかも、合っていないような、いるような・・・。この浮遊感がたまりませんね。その後もアウトラインをなぞって吹き続けますが、フレーズ的には8分音符をややルーズに吹き続けている感じです。

これが、CD Time=4:16の2コーラスめからはスイッチが入ったかのように激変していきます。
歯切れの良い短音を、そのタンギングの強さで聴かせて、CD Time=4;26あたりから段々と速いパッセージで攻めてきます。

CD Time=4:30のロングトーンから、ダウンフレーズを匠なアーティキュレーションと絶妙なタイミングで連続して奏で、CD Time=4:45の駆け上がりフレーズから完全にスイッチオンになります。

4音で構成されたポリリズムフレーズを高速で連続的に決めて、さらに、CD Time=4:49で今度は7音で構成されたフレーズで段々とダウンしていく・・・これがまた歯切れ良い！

そしてCD Time=4:53の速いパッセージからCD Time=4:54のひと鳴き。続けてフラジオでの、さらに高い音でのふた鳴きめ。
<strong>マイケル・ブレッカー</strong>さんのスイッチオンとともに、抜群のテンションと興奮で迫ってきて、こちらもスイッチがオンになってしまいます。この部分はまさに<strong>肝！</strong>

CD Time=5:00からはさらに追い打ちをかけるように見事なフレーズが続きます。
CD Time=5:00からCD Time=5:06までのフレーズはメロディアスでサックスが実に良く歌っていて<strong>肝！</strong>
続けて、今度は5音で構成されたポリリズムフレーズの連発。CD Time=5:12での、叫びのようなロングトーン。こちらも<strong>肝！</strong>です。

そして、CD Time=5:14のややラウドなフラジオから、8分音符で歌うアウトフレーズを奏でていき、その後は、だんだんとスイッチをオフにするかのようにサビの部分につなぐために静かなフレーズに回帰していきます。

この曲での<strong>マイケル・ブレッカー</strong>さんのソロは作品中でもベスト・プレイだと想います。構成といい、フレーズといい、文句なしの名演です。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★

続きはまた後日・・・。

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                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">010)CD ｒｅｖｉｅｗ</category>
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                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">090)マイケル・ブレッカー</category>
        
        
         <pubDate>Fri, 13 Mar 2009 16:03:08 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>テイルズ・フロム・ザ・ハドソン【１】／マイケル・ブレッカー</title>
         <description><![CDATA[<a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%83%86%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%83%95%E3%83%AD%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%82%B6%E3%83%BB%E3%83%8F%E3%83%89%E3%82%BD%E3%83%B3-%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%B1%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%96%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC/dp/B000O78XJE%3FSubscriptionId%3D0G91FPYVW6ZGWBH4Y9G2%26tag%3Dwalking-gitahibi-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3DB000O78XJE" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/61xu2Jbr9SL._SL160_.jpg" alt="テイルズ・フロム・ザ・ハドソン" border="0" /></a><img src='http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=walking-gitahibi-22&l=ur2&o=9' width='1' height='1' border='0' alt='' />
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今日のwalking Musicは<span style="color: #ff6600;"><strong>マイケル・ブレッカー</strong></span>さんの<span style="color: #ff6600;"><strong>テイルズ・フロム・ザ・ハドソン</strong></span>です。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★

<strong>テイルズ・フロム・ザ・ハドソン</strong>は1996年のリリースの作品です。この作品の前までとは違って、打ち込みなどのエレクトリックなサウンドから一変したピュアなアコースティック・ジャズ作品です。
以前にレビューをしたのですが、それから何回となく聴いています。久し振りにwalkingのお伴として持ち出しました。以前にレビューしたときは、ちょうど<strong>マイケル・ブレッカー</strong>さんが亡くなったときでしたのでだいぶん感傷に浸っていたような感じがありました。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★

walkingを終えて聴き終えたときの印象はひと言で言うと
『全編に広がるテンションが快感・・・親しき中にもテンションあり！』

細かく聴いていくと、また違った感覚になるかも知れませんので、1曲つづ聴いていきます・・・。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★

<FONT color="#009999" size="-1"><strong>01:スリングス・アンド・アローズ</strong></font>
リズム的なユニゾン・フレーズからスタート。テーマに入ると<strong>マイケル・ブレッカー</strong>さんのテナーサックスと<strong>パット・メセニー</strong>さんクリア・トーンのギターのユニゾンがメロディを奏で、そのユニゾンのバックで、<strong>ジャック・ディジョネット</strong>さんのドラムがアップテンポに乗った細かいサイド・シンバル・ワークでリズムを刻みます。

このテーマの部分はちょうど2対2の会話のようになっていて、<strong>マイケル・ブレッカー</strong>さんと<strong>パット・メセニー</strong>さんのメロディに喰い込んで、奪い取るように<strong>デイヴ・ホランド</strong>さんのベースと<strong>ジョーイ・カルデラッツォ</strong>さんのピアノが喰ったフレーズでユニゾンを重ねます。これは1小節づつ交互に演奏されていて、何とも言えない緊張感のあるテーマに仕上がっています。ちなみにこの曲は、<strong>マイケル・ブレッカー</strong>さんの作曲。

サビの部分は一瞬スローになります。今度はお互いに相手を交換して、<strong>マイケル・ブレッカー</strong>さんが<strong>ジョーイ・カルデラッツォ</strong>さんのピアノとメロディを奏でます。そのバックで、<strong>パット・メセニー</strong>さんと<strong>デイヴ・ホランド</strong>さんが少しアウトなコードでバッキングを奏でます。
再びテーマに戻ってから、全体の流しフレーズで一瞬のブレイクの後ソロがスタートします。


このソロの部分を聴いていつも想っていたのが、ソリストの3人とも、フレーズが終わりそうでつながっていたり・・・展開しそうなフレーズだけど2小節分くらい余分に長く感じがしたり・・・聴いていてもコーラスの切れ目がわかりにくいソロだと・・・。

今回しっかり聴いてみたら、このソロ部分のコード進行は、どうも36小節でワンコーラスになっているようですね。そして、コーラス間の切れ目が同じコード進行でつながっていて、ソリストの3人ともにコーラスを『意識していません！』　という感じでフレーズをつなげているので、よりわかりにくかったのだと。

でも、このために、演奏全体にものすごい緊張感があるのと同時に、聴いているリスナーもそのテンションをビシビシと感じることができる　『ソロまわし』　になっていますね。

聴きどころはコーラスの17小節目にあたるコードの展開部分。この部分でスケールをチェンジしますが、そのチェンジへの導入のフレーズとチェンジ後のフレーズをどう奏でているか？ちょっと拍を失うような緊張感が漂っているだけに、この部分でどうやってフレーズをきっちりと決めるか？というのが、ソロ全体をぼけたものしないで　『キッ』　としめる急所だったりするわけです。

ファーストソロは<strong>パット・メセニー</strong>さん。

スタートはゆっくりと入り、そして飛び出すようなCD Time=0：54の高音にまずはグッときます。すかさずCD Time=0：59から速いクロマティックなパッセージで一聴で<strong>パット・メセニー</strong>さんと解る展開を聴かせてくれます。
CD Time=1：05でワンコーラスめのスケールチェンジ。ここでは、比較的ゆったりとしたフレーズで入り、そして弾き抜けていきます。

CD Time=1:23から2コーラスめに入りますが、ここは完全につながっていますね。そしてCD Time=1：36のスケールチェンジでは、その前から得意技のアップフレーズを導入として、そのまま見事にスケールチェンジをして、さらにアップフレーズをソロエンド近くまで連続していきます。これはまさに<strong>パット・メセニー</strong>さんの真骨頂。聴きなれたフレーズですが、やっぱりため息が出る見事な展開です。

続くソロはマイケル・ブレッカーさん。
導入は、単純なモチーフを展開してつなげていくというフレーズ。そして、速いパッセージからCD Time=2：06のスケールチェンジへ。コードが変わった瞬間に速いパッセージから強いタンギングの歯切れ良いフレーズ展開。

その後は速いパッセージで切れ目なく2コーラスめまで突入していきます。そしてCD Time=2:35のスケールチェンジ。ここでも歯切れの良いフレーズを展開していますがややラウドに決めていきます。また、この部分に入る前のCD Time=2：34のクロマティックな2小節のフレーズが
実に<strong>肝！</strong>見事な導入フレーズでこの展開部分につないでいます。

<strong>マイケル・ブレッカー</strong>さんのソロは3コーラス。3コーラスめの展開部分はCD Time=3:04の駆けあがるような速いパッセージから入り、今度はポリリズム的なフラジオを挟み込んだ得意技フレーズを聴かせてくれます。このあたりではバックの演奏も含めて、最高の緊張感が漂っていてまさに<strong>肝！</strong>
そしてその緊張感をそのままつないで、次の<strong>ジョーイ・カルデラッツォ</strong>さんのソロに引き渡されていきます。

左手でのバッキングを歯切れよく演奏して、それが右手を牽引するように最初は細かくフレーズを展開しますが段々と速くクロマティックなフレーズ展開に変わっていきます。CD Time=3:33のスケールチェンジ部分は左手のコードワークがソロを牽引します。

その後から2コーラスめは、左手のバッキングワークが細かくなっていき、段々と左手主導から右手の速いパッセージが主導権を握っていくような感じのフレーズ展開をしていきます。そしてCD Time=4:01のスケールチェンジ部分は、その前の導入部分のモチーフをそのまま使用してつなげていますのでスケールの変化をさりげない感じで奏でています。

さらにCD Time=4:30の3コーラスめのスケールチェンジ部分。ここではイントロとテーマ部分のミックスしたようなフレーズをモチーフにしてからスケールチェンジ部分に突入しています。これは実に見事です。まさに<strong>肝！</strong>

ソロまわしの緊張感がいったんサビに入って落ち着いてからテーマに戻ってエンディングへ。

エンディングは<strong>ジャック・ディジョネット</strong>さんのソロに<strong>マイケル・ブレッカー</strong>さんがソロをからめながらフェードアウトしていきます。2人のからみがフェードアウト近くになってかなり面白いので、このままエンディングまで聴きたいところですが・・・残念ながらのフェードアウト。

いつ聴いても実にテンションがアップする演奏でまさに<strong>肝！</strong>です。完全ノックアウトと言って良い、まさに時代の残した名演のひとつだと想います。


<FONT color="#009999" size="-1"><strong>02:ミッドナイト・ヴォヤージ</strong></font>
ミディアムファーストのテンポでゆったりとした流れでスタート。大変心地よいテンポとリズムを持ったマイナー調の曲でブルージーな雰囲気の中にも適度な緊張感があるのは、1曲目のそれをそのまま引き継いでいるためでしょうか。

ファーストソロは<strong>マイケル・ブレッカー</strong>さん。
コード進行はセブンスコードを中心としたブルース的なもの。ですから、ここでの<strong>マイケル・ブレッカー</strong>さんは、1曲目とは違ったオーソドックスなジャズ・フレーズを中心に展開しています。これが実にいい感じです。

続く<strong>パット・メセニー</strong>さんのソロもブルージーに奏でていて、フレーズとしては<strong>マイケル・ブレッカー</strong>さんと同じ様に比較的オーソドックスなラインです。しかし、教科書的ではなくてあくまでもメセニー的オーソドックスフレーズ。

その分<strong>パット・メセニー</strong>さんのフレーズがわかりやすくなっていますので、フレーズ研究やギター・コピーにはもってこいのソロだと想います。組み立ても良くて、まとまったソロだと想います。

エンディングはテーマの初めのメロディをリフレインしていく中で<strong>ジョーイ・カルデラッツォ</strong>さんがピアノソロを重ねていき、最後はブルージーにエンディングを迎えます。


<FONT color="#009999" size="-1"><strong>03：ソング・フォー・ビルバオ</strong></font>
いわずと知れた<strong>パット・メセニー・グループ</strong>の名曲です。
テーマは、<strong>マイケル・ブレッカー</strong>さんと<strong>パット・メセニー</strong>さんのギターシンセがユニゾンで奏でます。この曲は特にソロまわしが聴きどころの曲ですね。まさに、セッションに最適です。

ソロのコード進行はテーマ部分と同じです。テーマ自体は短いのですが、実に上手く演奏ポイントが組み込まれています。

24小節でワンコーラスになりますが、まずは5小節めでC7sus4からG♭maj7♯11にかわる部分のスケールチェンジ。そして17小節めのポリリズム的な部分。ここは3/4拍子に変わるのですが、ここの弾き抜け、吹き抜け方がポイント。

ファーストソロは<strong>マイケル・ブレッカー</strong>さん。
静かな入りのワンコーラスめ。曲のリズムがアフロ・キューバン的なラテン・リズムですので、それに乗るように短い音符をつないだフレーズでスタートします。CD Time=1:15の流れるような8分音符のフレーズから連続してスケールチェンジ部分に入り、そのままCD Time=1:22まで吹き抜けます。ここはひと呼吸で一気にという感じでしょうか。
そしてワンコーラスめの展開部分。ここでは、サビのメロディを少しだけフェイクして吹き抜けています。

2コーラスめは途中から、倍速の速いパッセージに段々と変わっていきます。そしてCD Time=1:49からフラジオを組み込んだポリリズムでの得意技フレーズに突入。フレーズの音を微妙な変えながら、CD Time=1:15のスケールチェンジ部分になだれ込み、CD Time=1:56のロングトーンまで怒涛のごとく吹き抜けます。この部分は見事な展開で<strong>肝！</strong>です。その後も、速いパッセージで攻めてCD Time=02:03の低い音での「ブォ」のひと吹き。そして展開部分へ。
1小節目はコード「F」のトーンを分散的に使用して、次の「E」のコードトーンにつないでいます。そして後半は喰った短い音符でコードの3度とルートの音をアクセントフレーズにして吹き抜けています。単純なラインで無難な音の選択をアーティキュレーションとリズム・センスで吹き抜けている感じです。

続いてピアノソロ。この曲では<strong>マッコイ・タイナー</strong>さんがプレイをしています。
スタートはラテンのリズムに乗った展開でブルージーに奏でます。最初の展開部分は、そのままコード和音をフォルテシモでクラシカルに弾き抜けます。そして、その後はそのクラシカルな雰囲気でワンコーラスを終わらせて2コーラスめへ。

CD Time=2:57からのフレーズは、よりラテン的な感じになります。右手のメロディ・パターンを統一して流しそれに、左手のバッキングの音を少しづつ変えながら流麗に奏でます。この部分のソロラインのため、曲全体の雰囲気が一瞬変わります。単調になりがちな曲調中で見事なアクセントになっていますね。スケールチェンジのCD Time=3：11はかなりブルージーなフレーズ。
そして展開部分は、一回目と同じ様にコード奏法でクラシカルに奏で次のソリストに渡していきます。

最後はおなじみの音色の<strong>パット・メセニー</strong>さんのギターシンセです。
長めの音符でだんだんと下がっていくフレーズからスタートして、スケールチェンジ部分でブルージーなフレーズを決めます。そして、8分音符でのラインに変わっていき、展開部分に入ります。
CD Time=3：51からの展開部分は、4小節を2つにわけて考えるアプローチで2小節でワンパターンのフレーズをそれぞれのスケールに合わせて弾いています。やはり自分の曲で、何度も演奏をしている曲ですので、このフレーズ展開と構成はやはり前の2人よりも見事ですね。
その後は2コーラスめに向けて、だんだんとハイフレットにフレーズが移っていきます。

CD Time=4:06から2コーラスめ。叫びのような高音でのフレーズがいかにもパット節。ここでギターシンセのオクターヴをフットペダルで切り替えて上げているのではないかと想います。高い叫びの合間をクロマティックでのダウンフレーズの速いパッセージで挟みながら展開部分に向います。

CD Time=4:26からの展開部分は、ややアウトなフレーズにも聴こえるのですが、実はコード進行が動いているのに追従してトーンを選んで奏でています。でもこれが取ってつけたようなフレーズになっていなくて一拍半のリズムにしっかりと乗りながらフレーズが連続して流れているのがさすがですね。続けて、ひとつのモチーフをだんだんと上げていって、最後にスライドを絡めた連続フレーズでエンディングに突入します。

<strong>パット・メセニー</strong>さんの最後のフレーズがずっとテーマ頭まで連続しているのですが、そこに<strong>マイケル・ブレッカー</strong>さんが入ってきてテーマに戻るところは<strong>肝！</strong>ものすごくカッコ良いと想います。無条件にグッとっくる展開ですね。その後のテーマで2人がハモルのもかなりいいです。

そしてエンディングのロール部分で、<strong>パット・メセニー</strong>さんのギターシンセと<strong>マイケル・ブレッカー</strong>さんのサックスが、残響をなごり惜しむように奏でる掛け合い部分が、また良かったりします。

<strong>パット・メセニー・グループ</strong>でのバージョンを含め、いろいろなテイクがある曲ですが、この作品でのテイクは個人的にNO.1、2を争うテイクだと想っています。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★

今回はここまで。続きは後日レビューします。

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         <pubDate>Tue, 10 Mar 2009 17:14:53 +0900</pubDate>
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         <title>宇宙の騎士　【２】／TOTO</title>
         <description><![CDATA[<a href="http://music.blogmura.com/jazz/"target="_blank"><img src="http://music.blogmura.com/jazz/img/jazz80_15.gif" width="80" height="15" border="0" alt="にほんブログ村 音楽ブログ ジャズ・フュージョンへ" /></a>　<A HREF="http://blog.with2.net/link.php?389465"target="_blank"><img src="http://walking.gitahibi.com/images/blogranking.gif"alt="人気ブログランキングへ"></A>

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今日のwalking Musicは<span style="color: #ff6600;"><strong>TOTO</strong></span>の<span style="color: #ff6600;"><strong>宇宙の騎士</strong></span>、Track06からトータル・レビューです。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★

<FONT color="#009999" size="-1"><strong>06:ガール・グッドバイ</strong></font>
久し振りにこの作品の曲リストを見て、実は一番気になったのがこの曲。何故かというと、どんな曲だったのか全く想い出せなかったのです。大好きな曲で、物凄くカッコ良い曲だった・・・ということは想い出したのですが、肝心なメロディなどは全く・・・。ですから、ものすごく期待していて、心待ちにしながらwalkingをしてたのです。

シンセベースの跳ねたビートにEm/B→Bのコードの繰り返しが乗り、さらに、<strong>TOTO</strong>ホーンをはじめに、いろいろなSE的なメロディが重なってきた瞬間に「これだ！」という感じで、一気に想い出しました。まさにパンドラの箱がひも解かれて、何かが一斉に飛び出したかのように一瞬で脳裏に曲の細部まで蘇ったのです。ものすごく不思議な感覚でした・・・。

イントロダクションが最高潮に盛り上がったところで1小節のブレイク。そして、ノリが良く印象的なギターとベースのリフにオルガン・サウンドのシンセがロングトーンで分数コードを流す・・・。

また、ドラムの<strong>ジェフ・ポーカロ</strong>さんのトップシンバルでのリズムとバスドラムのビートが実に<strong>肝！</strong>です。
特にバスドラムのビートは、一聴、ギターやベースと連動しているようですが、実はパータンの4拍めを普通に8分音符で「ドン・ドン」と次の小節の頭につなげて叩いているのがミソ。

歌のバックでは、トップシンバルからハイハットに移り、しかも、トップシンバルでは少し跳ねたリズムでしたが、ここでは完全な8ビートに変わります。

これによって、完全にギターやベースと同期するより、イントロと歌の明確な雰囲気の違いの演出と、歌に入ったときの8ビート感をしっかりと出すことができるわけです。さりげないドラミングですが見事です。

ヴォーカルは<strong>ボビー・キンボール</strong>さん。ややハイトーンを落とした前半ですが、熱く歌い上げています。そして、CD Time=1:23の印象的なアップのユニゾンからサビへ。

サビは<strong>ボビー・キンボール</strong>さんのハイトーンを中心としたいかにも<strong>TOTO</strong>らしいコーラス。

そして、曲のキャッチーなパターンを挟み、次は、<strong>ボビー・キンボール</strong>さんのシングルでのハイトーンのメロディ。その終りのロングトーンに重ねてキャッチーな「ラ」と「シ」を使用したパターンが「レ」と「ミ」を使用したパターンに変わります。つまり曲のキーがBからEに転調します。そして再びBに戻りサビのエンディングからイントロのパターンに突入していきます。

このサビの一連の流れと組立は、個人的には文句なしに盛り上がってしまいます。まさに<strong>肝！</strong>

ギター的には、Eに転調した時のCD Time=1:36での<strong>スティーヴ・ルカサー</strong>さんの微妙なヴィブラートをかけたユニゾン・パターンが見事。このアーティキュレーションは、とても有効に効いていると想います。

2コーラスめが終わりCD Time=3:45から<strong>スティーヴ・ルカサー</strong>さんのソロです。

5曲目では、実にジャズ・フュージョン的なラインで華麗に弾き抜けていましたが、ここでは、ロック調の熱いソロを展開しています。このソロはコピーをしたことがありますが、かなり難しいラインでした。

イントロの8小節のパターンを3回繰り返すコード進行でソロを弾いています。

1回目は、テーマのメロディをモチーフにしています。ここでは、あくまでもメロディのフェイクという感じでコード感をそれほど出していないラインを奏でています。そして、クロマティックなラインを上手く挟んでマイナーコードへの導入を作って2回目に入ります。

2回目は、ペンタトニックというスケールを中心にして、微妙なコントロールのチョーキングを使って組立ていきます。最初の2小節はコード・トーンそのものの「シ」の音の周りを行き来するように、リズムにしっかり乗らずにクネクネとした感じで奏でます。そして、CD Time=4:05からの2小節では、コード感を出して、クオーターチョーキングでさらにクネクネしたようなフレーズ。終わり部分では右手でのタッピング。そして次の2小節ではペンタトニックでストレートにアップしていくフレーズですが、スライドを上手く挟み込んで奏でてからハイトーンのチョーキング。そしてダウンフレーズからCD Time=4:16で大きなヴィブラートをかけての着地。

3回目は、最初の2小節がロックの古典的なラン奏法を超高速に展開する<strong>スティーヴ・ルカサー</strong>さんの得意フレーズ。そして次の2小節の頭、CD Time=4:21に2音チョーキングを決めてスタッカートでダウンしていき、次の2小節のCD Time=4:28でゆっくりとアップするベンド・チョーキングを決め、最後の2小節の終わり、CD Time=4:31でロングトーンにヴィブラートをかけながらイントロダクションのパターンへ曲を引き継いでいきます。

このソロの部分は、バッキングがギターとベースのユニゾンモチーフを繰り返している上でコードがBm→E/B→Em/B→Bと2小節づつ変わっていきます。実は、コードを意識してコード感がでるようにソロ・ラインを弾かないと、ギターとベースのユニゾンが効いているのでコード感がなくなってしまいがちの難しいパターンなんです。

でも、<strong>スティーヴ・ルカサー</strong>さんは、それほど強烈なコード感のあるラインはあまり弾いていなくて、特に後半はスケール一発的なフレーズが多いように想います。

それでも、聴いていて単純なワンコードに聴こえず、しっかりとコードが動いているのを感じることができるように仕上がっているのは、ワンコーラスめをメロディのフェイクで仕上げていることと、2コーラスめの最初の4小節のクネクネフレーズでコード感をしっかりと出しているためだと想います。

メロディをフェイクすることで、リスナーがメロディとコードの関係を再度認識して、さらに2コーラスめの最初でコード感を出すフレーズを弾くことで、よりコード感を頭で捉えることができるわけです。ですから、その後の後半で比較的コード感の少ないロック的なフレーズで攻めても、聴いている方が勝手にコードの流れを感じてしまうわけですね。

これは見事に構成されたソロラインで、全体の組み立てが抜群です。まさに<strong>肝！</strong>であり、この作品のベスト・ソロだと想います。

そしてエンディングがまたカッコ良い！特に、ユニゾンに<strong>ジェフ・ポーカロ</strong>さんのドラムが絡んで盛り上がり、そして一番最後に、拍で上がっていく全体のサウンドに<strong>スティーヴ・ルカサー</strong>さんの速いパッセージが絡んでいくところはこれまた<strong>肝！</strong>です。

まさにハード・フュージョンといったら良いでしょうか。かなり洗練されているので、ハードAORでしょうか。何と言っても、個人的にはベスト・トラックです。


<FONT color="#009999" size="-1"><strong>07:ふりだしの恋</strong></font>
一転してアダルトでポップなナンバーです。この曲は、お恥ずかしながらずっと<strong>スティーヴ・ルカサー</strong>さんのリードヴォーカルだと想っていたのですが、これは<strong>スティーヴ・ポーカロ</strong>さんのリードだったんですね。

そう言われると、<strong>TOTO</strong>は4人のシンガーがいるという非常に稀有なバンドでした。ちょっと<strong>スティーヴ・ポーカロ</strong>さんの存在を忘れていた感がありますが・・・。

この曲を聴くと<strong>ラリー・カールトン</strong>さんを想い出します。<strong>ラリー・カールトン</strong>さんの声に似ていることと、<strong>夜の彷徨</strong>のヴォーカル曲に似た雰囲気がありませんか？

CD Time=1:55から<strong>スティーヴ・ルカサー</strong>さんのギターソロ。ここではナイロン弦のアコギでリリカルに決めます。音はお世辞にも良い音とは言えないのですが、それでも、曲の雰囲気にあったラインを奏でます。

そして、途中からナイロン弦に重なるようにひずんだギター音がソロを奪い取ります。個人的には、そのままナイロン弦で盛り上げた方が良かったと想うのですが・・・。


<FONT color="#009999" size="-1"><strong>08:ロック・メーカー</strong></font>
<strong>デヴィッド・ペイチ</strong>さんの明るく、前向きで、楽しい曲。このテイストも<strong>TOTO</strong>には欠かせない部分だと想いますのでけっこう好きな曲です。

特にサビの部分のコード進行とメロディ、そしてハーモニーが個人的には<strong>肝！</strong>

ここでの、<strong>スティーヴ・ルカサー</strong>さんは、少しひずみを抑えた音で全体的に奏でています。

CD Time=2:34からのエンディング・ソロは、ちょっとシングルコイルの音のようにも感じますね。この頃の<strong>スティーヴ・ルカサー</strong>さんのイメージは、レスポールという感じがあるのですが・・・ということで、<strong>愛する君に</strong>と<strong>ホールド・ザ・ライン</strong>のビデオクリップをちょっと見てみたら、ゴールドのレスポールを弾いていますね。


<FONT color="#009999" size="-1"><strong>09:ホールド・ザ・ライン</strong></font>
米ヒットチャート5位になった<strong>TOTO</strong>の代表的な曲でありデビューシングル曲。ピアノにハードな音でのギターリフというスタイル。

このギターリフは難しくはないのですが、それでも印象的。弾いてみるとさらにいい感じのリフです。

また、<strong>ジェフ・ポーカロ</strong>さんの8ビートと16ビートの中間で少しシャッフルテイストのドラミングが良いですね。しかも、しっかりと2、4拍のビートが効いていて、重いリズムになっているのもさすがです。

曲も複雑な展開はなくて、かなりストレートなサウンドに仕上げています。このあたりが大ヒットした理由の一つでしょうか。

CD Time=1:48からは<strong>スティーヴ・ルカサー</strong>さんのソロです。ディレイを深くかけて、良くひずんでいる音なんですが、曲に上手く溶け込んでいて、耳ざわりではない音に仕上げています。

ソロスタート直後のCD Time=1:51ではいきなりの強烈なチョーキング・ヴィブラート。ディレイの効果と相まってさらに強烈になっています。続いての速いダウンパッセージからCD Time=1:54のヴィブラートも強烈です。

後半になるとさらに強烈なチョーキングとヴィブラートを適格にビシビシ決めます。CD Time=2:11の一音半チョーキングから大きなヴィブラートやCD Time=2:21の速いパッセージからの終始のヴィブラートなどはホントにアーティキュレーションが見事だと想います。

速弾きはもちろんですが、このようなチョーキングニュアンスとヴィブラートの妙が聴きどころのソロになっています。


<FONT color="#009999" size="-1"><strong>10:アンジェラ</strong></font>
リコーダーのさみしげな旋律から、ピアノをバックに<strong>スティーヴ・ルカサー</strong>さんが、ささやくように歌うバラードです。

綺麗なメロディラインや情緒的なコード進行からCD Time=2:02から8ビートに展開をします。そして再び最初の世界へ。

曲に変化があって飽きのこないバラードで作品は幕を閉じていきます・・・。


★☆<span style="color: #ff6600;"><strong>宇宙の騎士</strong></span>・トータルレビュー★☆★☆★☆★☆★☆★

walkingを終えて聴き終えたときの印象はひと言で言うと
『完成度が高く、やっぱり名盤・・・』

一曲目がインスト。そしてキャッチーな2曲目、さらに、アダルトな3曲目。そして楽しいライトな4曲目。そして、フュージョンテイストの5曲目。リード・ヴォーカルを曲調に合わせて変えながら、バラエティーに富んだ構成で楽曲を優先した構成ですね。ここまではレコードで言うとA面。

そして、ややハードなテイストの6曲目。ライトな7曲目。再び楽しいロックの8曲目。そしてハードなテイストの9曲目からクラシカルなテイストの10曲目。ここまでがレコードで言うとB面。

全体の構成や流れが見事です。それはレコード文化の遺産でもあるA面、B面という聴き方を意識すると、なおさら顕著にわかります。

また、聴き終えた後で想ったのが、ギターが全面に出ている作品ということです。もちろん承知はしていたのですが、改めて聴いてみると、イメージ的にはもっとピアノやシンセのソロなども含めて楽器の演奏バランスが良いバンドのような気がしていましたが、ギター作品と言っても過言ではないくらい、ギターがフューチャーされているということを再認識しました。

とにかく、通して聴いても飽きのこない作品の構成が見事だと想います。また各曲のクオリティが高く、どの曲も秀作なのも特徴。
まさに、ロック、ポップス、そしてジャズなどのエッセンスを散りばめた作品で、これはまさに違う意味でのフュージョンと言えますね。
だいたい、ひとつの作品で最低でも一曲くらいは駄作のものがあるのが普通なんですが、それが無いのもある意味奇跡的かと。ですから、そのことも作品全体の完成度をのもすごく高くしている要因ですね。

聴いていて「気持が愉快になる」作品。

こういった作品は、自分にとってもあまりないので愛聴盤と言えます。

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<div id="ato"align="left">
<strong>あとがき</strong></br>
★トラックバック、コメント歓迎いたします。</br>
★ギター好き・音楽好きの為のサイトも運営しています。お暇なら遊びに来てください。
<a href="http://www.gitahibi.com/"target="_blank"></br>>>>ギターの響き・ソロギターを中心とした”ギター好き・音楽好き”のサイト</a>
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]]></description>
         <link>http://walking.gitahibi.com/2009/03/_walki_1.html</link>
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                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">010)CD ｒｅｖｉｅｗ</category>
                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">013)洋楽</category>
                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">135)TOTO</category>
        
        
         <pubDate>Fri, 06 Mar 2009 08:20:29 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>宇宙の騎士　【１】／TOTO</title>
         <description><![CDATA[<a href="http://music.blogmura.com/jazz/"target="_blank"><img src="http://music.blogmura.com/jazz/img/jazz80_15.gif" width="80" height="15" border="0" alt="にほんブログ村 音楽ブログ ジャズ・フュージョンへ" /></a>　<A HREF="http://blog.with2.net/link.php?389465"target="_blank"><img src="http://walking.gitahibi.com/images/blogranking.gif"alt="人気ブログランキングへ"></A>

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今日のwalking Musicは<span style="color: #ff6600;"><strong>TOTO</strong></span>の<span style="color: #ff6600;"><strong>宇宙の騎士</strong></span>です。
walkingで通して聴いた印象と、Track01からTrack05までのレヴューです。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★

この作品は1978年の作品。言うまでもなく<strong>TOTO</strong>のデビュー作であり、名盤と呼ばれている作品。実はCDを持っていなくて、長い間聴いていませんでした。先日BOOK OFFでたまたま見つけたので、購入したというわけなんです。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★

walkingを終えて聴き終えたときの印象はひと言で言うと
『完成度が高く、やっぱり名盤・・・』

久しぶりに興奮をしてしまった一枚で、忘れかけていた想いとともに<strong>TOTO</strong>の凄さを改めて感じた一枚です。細かく聴いていくと、また違った感覚になるかも知れませんので、1曲つづ聴いていきます・・・。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★

<FONT color="#009999" size="-1"><strong>01:子供の凱歌</strong></font>
<strong>TOTO</strong>のオープニングには欠かせない定番のインスト。頭のユニゾン部分の3連符フレーズは、休符でスタートをしているのですがそれが頭のようにも聴こえるので、拍を一瞬失うようなスタートになっています。

そして、ピアノで奏でられる3連のアルペジオとTOTOホーンと呼ばれている音色でのシンセがテーマを奏でます。

再びユニゾンからリズムインになり、今度は<strong>スティーヴ・ルカサー</strong>さんのギターとシンセのユニゾンでテーマが引き継がれていきます。

この<strong>スティーヴ・ルカサー</strong>さんの音が実にいいですね。また、アーティキュレーションが良いのでなおさらカッコ良く聴こえます。特に、CD Time=1:04から1:05のチョーキングなどは絶妙です。

<strong>スティーヴ・ルカサー</strong>さんは、つい速弾きや大胆なアーミングなどに耳が行ってしまうのですが、実は、細かいヴィブラートやチョーキングのニュアンスが絶妙で、このようなメロディや間奏部分の旋律などを弾かせると実によく歌っていて、その底力をいつも感じます。

また今回久し振りに聴いてみて想ったのが、やはり<strong>ジェフ・ポーカロ</strong>さんのプレイの華麗さ。ドラムがインしたワンコーラスめのハイハットは単純に叩いているように聴こえるのですが、ゴースト的にリズムが刻まれていてしっかりと3連のリズムになっています。

さらに、2コーラスめは、そのリズムを崩さずに細かくアクセントとしてシンバルワークを加えています。特にCD Time=1:55のさりげなく入れるおかずや、CD Time=2:12からの頭入れシンバルの部分でハイハットのリズムが切れていないのが見事。
淡々とリズムを刻んでいるのですが、この曲のビートを生み出しているのは、まさに<strong>ジェフ・ポーカロ</strong>さんのプレイだと想います。

そして、ユニゾンに続いてのエンディングのコード。一聴、複雑なコードのようにも想えるのですが、どうもここはG♯mのような感じ・・・。でも、シンセがそのコードの3度の音を中心としたヴォイシングになっているようなのでちょっと不安定なコードにも聴こえます。このアレンジも見事です。


<FONT color="#009999" size="-1"><strong>02:愛する君に</strong></font>
米ヒットチャートで45位になったヒット曲。簡単なコードのギターリフからスタートするのですが、とても印象的なフレーズになっています。単純な方がより印象深いギター・リフになる、という典型的なフレーズと言えます。

そのギターリフに乗ってサビから始まるという曲の構成。特に最近のJ－POPなどには多いパターンですが、曲のキャッチーな部分を先に出してしまうというテクニックとさらにラジオやTVなどを意識したアレンジと言えます。

テーマに入ると、ギターのクリアなカッティングが曲を牽引します。この部分はもう少しハードなイメージがあったのですが、今回改めて聴いてみると意外に可愛らしい感じがしました。テーマを歌う<strong>ボビー・キンボール</strong>さんのシャウトスタイルがいかにも<strong>TOTO</strong>のサウンド・・・。

そしてCD Time=1:32から印象に残る間奏部分へ。今までの曲の雰囲気とは全くと言って良いほど違うムードの間奏をここに持ってくるところが曲全体を物凄く絞めていると想います。もともと、サビとテーマが単純に繰り返されている曲なのでその効果は絶大です。
また、<strong>スティーヴルカサー</strong>さんの弾くメロディが、先ほども書きましたが、やはり上手いですね。特にオクターブ上がってからのCD Time=1:51は、クイックなチョーキングが、正確な音程にビシッと決まってグッとくるものがあります。

再びサビに戻り、繰り返します。ここで、カウンターとして絡む<strong>ボビー・キンボール</strong>さんのシャウトがいい感じです。コーラスのパターンが少し変わったのをサインにして、CD Time=2:40のワンブレイク・コーラス。そして、エンディングへ。
この流れ、短いながらも、良く練られていて、アレンジの巧みさを感じます。

エンディングは再び展開をして、今まで出てこなかったパターンになります。ベースとギターのユニゾンのフレーズをキーにして16ビートのリズムに<strong>TOTO</strong>ホーンが細かいフレーズを奏でます。まさにエンディングという感じでこの曲をさらに絞めていて、まるで組曲のようにさえ感じさせてくれます。特に、ドラムがツービートになるCD Time=3:21からはかなりカッコ良いですね。

4分弱の短い曲ですが、それでもバリエーションが豊富で曲が変化に富んでいて、アレンジの妙を楽しめる名曲です。


<FONT color="#009999" size="-1"><strong>03:ジョージー・ポーギー</strong></font>
この曲も<strong>TOTO</strong>ではお馴染みの大ヒット曲。米ヒットチャートで48位になった曲です。
前の2曲は少し派手めの曲でしたので、このアダルトな雰囲気は少し落ち着く感じがします。さらに、この曲はピアノとドラムのバッキングがフェードインしてくるというアレンジ。これも、作品の流れから言うと実に、洒落た、そしてワンパンチ効いているアレンジだと想います。

ヴォーカルは、TOTOのバラード系担当とも言える<strong>スティーヴ・ルカサー</strong>さん。決して技巧的ではないのですが、何とも味がある声と歌い方だと想います。<strong>スティーヴ・ルカサー</strong>さんが歌えてさらに<strong>デヴィッド・ペイチ</strong>さん、そしてメイン・ヴォーカルの<strong>ボビー・キンボール</strong>さんと、3人のヴォーカリストがそれぞれの特徴を出して曲を振り分けて歌っているのが<strong>TOTO</strong>の魅力のひとつですね。

CD Time=0:31からのギターのバッキングはクリアトーンで歌に絡みます。このバッキングセンスはスタジオワークでつちかったもの。とても、いい感じですね。

そして、タイトルを歌う印象的な部分に入ります。この部分は<strong>デヴィッド・ペイチ</strong>さんが歌っていると想っていたのですが、ライナーノーツで、<strong>シェリル・リン</strong>さんのヴォーカルのようなことが書いてあります。確かにライナーノーツに名前がクレジットされていますし、<strong>デヴィッド・ペイチ</strong>さんが<strong>シェリル・リン</strong>さんの作品をプロデュースをしたという縁もあるようですが。詳しいことは良く解りません・・・。

ブリッジのユニゾンを挟んで<strong>スティーヴ・ルカサー</strong>さんの間奏です。ここでは、ボトルネックを使用してプレイをしています。特に最後に上がっていく高音はとても丁寧でさらに綺麗な音です。

全体にさらりと駆け抜けていくような曲ですが、非常に印象深い名曲です。


<FONT color="#009999" size="-1"><strong>04:マヌエラ・ラン</strong></font>
作品のスタートからインスト、<strong>ボビー・キンボール</strong>さん、<strong>スティーヴ・ルカサー</strong>さんとメインヴォーカルを取ってきて、この曲は3人目のヴォーカルである<strong>デヴィッド・ペイチ</strong>さんがリードを歌います。ここまでの作品の流れは本当によく考えられていると想います。

曲はいかにも<strong>TOTO</strong>らしい曲です。ピアノとハードな音のギターという取り合わせはこの時代のAORでの定番のパターンとも言えます。明るい雰囲気で曲は進んで行きます。

CD Time=0:37からの中サビの部分は、まさに<strong>TOTO</strong>らしい厚いコーラス。さらにCD Time=0:42の<strong>スティーヴ・ルカサー</strong>さんのワンポイント・フレーズが良い味です。のようなワンポイントでは本当に絶妙なアーティキュレーションを聴かせてくれますね。

サビの部分は少しカントリーの雰囲気を持った、聴いていて想わず口ずさんでしまう楽しいメロディに仕上がっています。

CD Time=2;03からは間奏で、<strong>スティーヴ・ルカサー</strong>さんのギターがメロディを奏でます。このメロディの歌い方も上手いです。特に、ヴィヴラート・ニュアンスの使いわけが聴きどころ。

CD Time=2:08はロングトーンですのでほとんどヴィヴラートが掛かっているか、掛かっていないか、という感じ。そしてCD Time=2:17は短い音符ですので、やや大きめのヴィヴラートでつないで、CD Time=2:18の速いパッセージからCD Time=2:20でかなり大きめにヴィヴラートをかけてサビにつないでいます。単純なメロディとパッセージですが、このようなギターの歌わせ方は見事です。まさに<strong>肝！</strong>です。

エンディング近くでは<strong>ボビー・キンボール</strong>さんがシャウトで仕掛けます。このあたりも<strong>TOTO</strong>の真骨頂でグッときます。

そして、エンディングはスぺーシーなSEにピアノがポロリと。そしてドアの閉まる音で終わる・・・。
この演出は次の曲へのプロローグというか、ごく短い曲間で次の曲が始まりますので効果的だと想います。少し<strong>宇宙の彼方へ</strong>などが大ヒットしたバンド・<strong>ボストン</strong>の楽曲のような雰囲気もありますね。

ここまでの作品の流れはまさに<strong>肝！</strong>。想わずのめり込んでしまう絶妙な流れを持っていると想います。


<FONT color="#009999" size="-1"><strong>05:ユー・アー・ザ・フラワー</strong></font>
前の曲を受けて間髪入れずにピアノのブルージーなフレーズからスタートします。フルートなども入っていて今までの曲の雰囲気とはずいぶん違う感じのアダルトなナンバーです。前の4曲はすべて<strong>デヴィッド・ペイチ</strong>さんの作曲ですが、この曲は<strong>ボビー・キンボール</strong>さんの曲。

この曲での<strong>ボビー・キンボール</strong>さんは、シャウトスタイルではなくて地声で歌っています。<strong>ボビー・キンボール</strong>さんのシャウトスタイルの歌ももちろん良いのですが、この地声も個人的には結構味があって好きです。

サビの部分はつながりの綺麗なコード進行で印象深い部分です。コーラスも綺麗にハマっていますね。また、テーマから左右のチャンネルでかなり渋いカッティングをしていた<strong>スティーヴ・ルカサー</strong>さんのバッキングプレイが光っています。

基本的には、左チャンネルが少しひずんだ音でミュートや短音を中心にして奏でて、右チャンネルはコードカッティングを中心としています。CD Time=1:01では、ほんのわずか全体がブレイクするのですが、それを絶妙に埋める短音バッキングを聴かせてくれます。
2回目のサビでは、さらにバッキングの妙を聴くことができて、CD Time=1:52での両チャンネルでのクリアなカッティングやCD Time=1:58の右チャンネルのブレイクを埋めるカッティングなど・・・。このあたりは単なる『ロック野郎』ではないまさに『セッション・マン』という感じのセンスの良さですね。

さらに、そのセンスの良さを聴かせてくれるのがCD Time=2:09からのギターソロ。サビのコード進行はけっこう複雑な展開をしているのですが、このサビのパターンで<strong>スティーヴ・ルカサー</strong>さんはソロを奏でます。

まずは、サビのメロディをフェイクしたフレーズでスタート。CD Time=2:11の終わりのチョーキング、さらに1音挟んでチョーキング・・・そして大きめのヴィヴラート。このチョーキングした音は両方とも同じ音。最初は、少し喰ってコード・D/Cの3度の音に解決し、再びクイックに3度の音を奏でています。このあたりのニュアンスは絶妙ですね。

続けて、3度の音そして5度の音を経て、次のコードのDmaj7の3度の音に向けてCD Time=2:15でハイノートのチョーキングを決めます。そのチョーキングがそのままスケールのチェンジを牽引します。それぞれのコードトーンを上手くとらえて、自然でありながら、スケール感を十分感じさせてくれるフレーズになっていると想います。この部分はまさに<strong>肝！</strong>

続くアウト風のフレーズからCD Time=2:17のチョーキングを絡めたフレーズでいったん閉めて、さらに、CD Time=2:20からのアップしていくメロディアスなラインでワンコーラスを終えます。

そしてこのソロの一番の聴きどころである2コーラスめのスケールチェンジ後のフレーズへ。

CD Time=2:36からCD Time=2:40までのフレーズがそれで、絶妙な音の選択とアーティキュレーションで再び<strong>肝！</strong>です。この部分はまさにジャズ的というかフュージョン的と言ったらよいでしょうか。CD Time=2:36から2;37あたりでの高音の使い方や歌い方などは、<strong>ラリー・カールトン</strong>さんの影響をもろに感じるフレーズです。

実は一曲目から<strong>スティーヴ・ルカサー</strong>さんのソロらしいソロ・プレイはないんですね。ですから5曲目のこのソロが一番初めのソロになるわけです。ロックフレーバーで派手なプレイも多い<strong>スティーヴ・ルカサー</strong>さんが、デビュー作品でこのような渋いソロが最初のお披露目ソロだったというのは、今回聴いて改めて気がついたことです。

この曲までが、作品が創られた当時のレコードではA面ということになります。まさにA面は楽曲優先という色合いで創られている感じがしますね。
ですから<strong>スティーヴ・ルカサー</strong>さんのソロもあえて派手なものは入れずに、間奏的なメロディのみで収めたということでしょうか。
このあたりのソロサイズへのチョイスも、全体のバランスと流れが上手く仕上がっている要因になっている、という感じがするのです。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★

続きは後日に・・・
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                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">135)TOTO</category>
        
        
         <pubDate>Sat, 28 Feb 2009 17:25:46 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>ゼロ・トレランス・フォー・サイレンス【２】／パット・メセニー</title>
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今日のwalking Musicは<span style="color: #ff6600;"><strong>パット・メセニー</strong></span>さんの<span style="color: #ff6600;"><strong>ゼロ・トレランス・フォー・サイレンス</strong></span>の続き、Track04からトータルレビューです。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★

<FONT color="#009999" size="-1"><strong>04：PART 4</strong></font>
センター・チャンネルで、まるで<strong>ジミ・ヘンドリックス</strong>さんのようなギターリフから
左チャンネルのギターがディレイのように絡んできます。
しばらくして右チャンネルのギターが絡んでくると
世界は再び不思議な世界に突入します。

しかし、今までの3曲ほど『ピッチずれ』を演出している感じはなくて
比較的ストレートにロックしている感じ。

基本的にEｍのコード進行でペンタトニックという
いたってロック的なスケールを使用していきます。

今までの曲と比べるとかなりまとまっていますね。
特に、CD Time=3：30過ぎからは
センターと右チャンネルのギターがバッキングに入り
左チャンネルのギターがソロを奏でる感じは
強烈なビート感とグルーヴ感があってけっこう好きな世界です。

個人的にはこの曲がベストトラックです。


<FONT color="#009999" size="-1"><strong>05：PART 5</strong></font>
2曲目に近いテイストのバラード風の曲です。
この曲は4つのギターがオーバーダビングされています。

左右のチャンネルでスチール弦のアコギがバッキングをして
さらにそれに重なるように左チャンネルでひずみ音でバッキング。
そして右チャンネルでソロラインを
やはり、ひずんだトーンで奏でます。

ここでも、『ピッチずれ』の演出があって
ムードは今まで通りの不思議な世界。

それでも、曲としての構成やアレンジは
一番練ってあるという感じがします。

独特のムードのままこの作品は幕を閉じていきます・・・。


★☆<span style="color: #ff6600;"><strong>ゼロ・トレランス・フォー・サイレンス</strong></span>・トータルレビュー★☆

walkingを終えて聴き終えたときの印象はひと言で言うと
『ある疑問の答えが見えたような気が・・・』

・・・

<strong>パット・メセニー</strong>さんはこの作品について

『このようなギターサウンドが使われるときには
ほとんどの場合、月並みなビートに彩られてきた。
そのビートに飽きてしまい、その抑圧感のないピュアなサウンドが欲しかった・・・』

と言っています。
これは、言葉をそのままに受け取ると・・・

『このような、ひずみ系の音を使用して
月並みなビートにのって奏でられるギターサウンドに飽きた。
だから、まずはビートをはずしてみた・・・』

ということかと。
さらにこれを私流に解釈すると・・・

『ロック系のビートをもった音楽はつまらない・・・。
俺がギターのひずんだ音からインスパイアされたことを
ピュアに表現するとこうなるぜ！』

ということかと。

・・・

まずは、『月並みなビート』ですが
確かに作品としては、ビートを言うものを排除していますが
それは、あくまでもドラムとかベースによる
一定のテンポを刻むという作業においてで
実際は、ギターが奏でるビート感が十分にあります。

その意味では、<strong>パット・メセニー</strong>さんが言っている『月並みなビート』というのは
あくまでも楽器的、音楽的な部分においてだと想われるわけです。
それが、ときに抑圧感をもたらすということですね。
つまり、ひずみ音でギターを弾く時に邪魔になることがある・・・と。

もうひとつの『ピュアなサウンド』ということですが
これは、あくまでも『ひずんだギター音』に対して。
さらに、ここでキーポイントになるのは
微妙な『ピッチずれ』。

これを意図的に演出しているところを聴くと
<strong>パット・メセニー</strong>さんの中には
ひずみ系の音から受けるイメージに
『ピッチずれ』という感覚があるのかと。
もしくは、微妙に『ピッチずれ』をもたらすことで
よりピュアにギターのひずみ音が生きてくる・・・と。

そう言えば、
名盤・<strong>ファースト・サークル</strong>の1曲目の<strong>フォワード・マーチ</strong>での『ピッチずれ』や
ギター・シンセのやや浮遊した、ピッチが若干高めの設定－など
ピッチずれの感覚がありますよね。

これは、もともと<strong>パット・メセニー</strong>さんの音楽的感覚の中の
ひとつの基本ファクターになっているのではないか？

この作品を聴くとそう想うわけです。

ですから、ギターのひずみ音からインスパイアされたこの作品のサウンドは
<strong>パット・メセニー</strong>さんのきわめてピュアな感覚。
それは、カッコ良く言うと
『魂の叫び』とでも言ったら良いでしょうか。

実はこの部分が一番<strong>パット・メセニー</strong>さんのサウンドに
魅かれる部分なのかな？
と想ったのです。

つまり、普通のギタープレイの端々にこのようなピュアな感覚が
ときに狂気のように、ときに危なく・・・
醸し出されているのではないかと想ったのです。

たとえ、綺麗で情緒的なバラードをアコギで奏でるときも
メロディラインの裏側に、そのフレーズの合間に
聴こえないけれども、感じている・・・。
そんな感覚にさせてくれる
『何か』がにじみ出ているのではないかと。

・・・

そこで、walkingを終えて聴き終えたときの印象
『ある疑問の答えが見えたような気が・・・』
ということですが・・・。

ある疑問・・・というのは

『日本のジャズ、フュージョンのミュージシャンに対して
何かもの足りなさを感じてしまうのはなぜだろう？』

ということです。

これはまさに『この』こと。

解り易く言い換えると・・・
例えば、公衆の前で話をするときに
当然、たくさんの人の前ですので
言葉に気をつけたり、（もちろん泥酔を連想させるようなシドロモドロな話は論外ですが）一定のルールがあります。

ですから、言いたいことを自分の言葉で
心のままに独り言のように話したり
急にシャウトしたり・・・
これは、許されないですし
ちょっとおかしい？と想われてしまうこともありますね。

ですから、それをオブラートに包んだり
または比ゆなどを使用したり
いわゆるテクニックで表現するわけです。

しかし、本当に胸を打つ話って
そのテクニックだけではない
もっと熱いものや、ときに危なげなものなどが
にじみ出ていると想いませんか？
それは言葉とか話し方ではなくて
もっと感覚的な部分においてですが・・・。

音楽的に言うと
コードやスケールやリズムまたは、ピッチがルールであり
自分の主張などは
演奏をするときのテクニックになるわけです。

それが日本のミュージシャンは圧倒的に上手いと想うのです。
それは器用貧乏と言ったらよいでしょうか。

ですが、その反面
本当に胸を打つ話が持っている
テクニックだけではない部分が
にじみ出ている人が少ない・・・と個人的には想うのです。

それは
『危なさ』だったり
『はじけちゃう危険』だったり
『あっちの方へ行ってしまう感じ』だったり
『昇天してしまう感じ』だったり・・・

この<strong>パット・メセニー</strong>さんの作品を聴いて
そのピュアなアプローチと感覚が
「普段の演奏や音楽にも表れている？」
と想ったときに
「日本のジャズ、フュージョンのミュージシャンに対して
何か足りなさを感じてしまうのはなぜだろう？」
と私が個人的に感じる疑問の
答えが少し見えたような気がしたわけです・・・。

かなり解りにくい話で上手く表現できないのですが・・・。

もちろん、日本のジャズ、フュージョンのミュージシャンでも
このあたりが「爆発」している人も大勢いますので
そこは誤解のないように・・・。

何となく解っていただけますか？

・・・

ということでこの作品。
ひとつの音楽作品として聴くと
はっきり言って『駄作』だと想います。

<strong>パット・メセニー</strong>さんは
『芸術は爆破だ！』とか
『どんな作品でも創造するだけでOK！』
という認識が一般的に通用するだけの芸術家ではないと想いますし・・・。

また、かなりフリーに弾いているようでいて
練った部分もかなり感じるところがあるのが
残念と言えば残念。

『イッてしまう・・・』なら
とことん
『イッてしまった・・・』方がよかった！
と想います。

でも、
ピュアな感覚、魂の叫び
を感じるのに、これほど素直な作品はないと想うのです。
その意味では

<strong>パット・メセニー</strong>さんを追い続けるファンの方・・・
そして
『パット教』の信者・・・
そして
マインドコントロールされた人・・・

にとっては
この前作のソロ作品である
<strong>シークレット・ストーリー</strong>などの王道に対して
アナザーバイブルになる名作だと想うのです。

もちろん、私も信者のひとりではあるのですが・・・。

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<strong>あとがき</strong></br>
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         <pubDate>Mon, 23 Feb 2009 06:35:03 +0900</pubDate>
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